飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

「七走一座」

2019年10月12日 11時10分01秒 | 人生論
日々忙しい毎日を過ごしている。
一見充実しているように思えるが、時間に追われ自分を見失うことが多い。
忙しさを解消するには、無理やムダを省くがことが大事だが、時には一旦立ち止まってこれまでを振り返る時間がないとどこに問題があるのかに気が付かない。

忙しいときにこそ、休息を取ることが必要だ。
休息といっても、どこかに旅行に行くとか、温泉に行かなくても良い。
ほんの数分でもいい、心穏やかにして考えるのである。

「七走一座」という言葉がある。
これは、七回走ったら、一度は座れという意味だ。
ずっと走り続けていないと怠けていたり、人よりも遅れてしまうという気持ちにもなってしまう。

また、「一日一止」という言葉がある。
一日に一度はたいちどまりなさいという意味である。
一日に一回くらいは我が身を振り返り、より良い生き方とは何かを考える。
そうすることにより、正しい判断が導かれるということである。
正しいという字は、一に止まるとかく。
まさに文字が示しているとおりである。

saitani
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