三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

住宅視察案内

2009年04月21日 17時45分09秒 | Weblog



当社が東北でも事業を展開する中で、
温暖地域のみなさんの北海道住宅視察をアレンジすることが増えています。
きのう・おとといと、今度は新潟県からの来訪。
北海道は住宅性能では日本最先端地域、という認識が広がり、
そういう地域の業界動向が、いわばアンテナ的に未来予測の要素を持っていると
考えられる見方が、多くの住宅関係者に高まってきている。
現実に、「超長期住宅」の実施について、
北海道は100%の実現率だったのに対して
ほかの地域では、予算の未消化が発生してしまったようです。

住宅性能は、それだけの問題ではなく、
当然、デザインというものにも大きな影響を与えていくもの。
きのうも訪れた最後の住宅では、木製サッシと換気の問題にポイントが集中。
機能性と性能の問題が、デザインを
必然的に規定している点をクローズアップした次第。
いずれにせよ、住宅性能を基本的に満たしながら、
ユーザーの生活デザインにどのような提案を行っていけるのか、
北海道は、革新的にこういう領域を探求していると言える。
寒冷地の住宅デザインが、環境問題とか、省エネルギーへの
具体的なライフスタイルの提案というところまで高めて行ければ、
っていうように考えています。

意見交換をいろいろにさせてもらいましたが、
やはり、ビジネスの情報という面では、
本州地域のみなさんの情報力には深く教えられる部分が多い。
さまざまなビジネスの核心的な情報が、ひとの言葉で教えられるというのは
たいへん有意義で、勉強になる部分です。
北海道は、そういう意味では島国であり、
どこかのんびりとした鈍感さを持ってもいると思います。
こういった部分はやはり大きく教えていただきながら、
お互いの地域の住宅がもっと良くなっていくように交流を深めたいところですね。

きのうもおとといも、気持ちのいい晴天が続いて、
屋外の住宅視察でしたので、
帰ってきたら、なんと顔が日焼けしておりました(笑)。
わたし、どっちかというと色白でして、
どうもこの時期、ふと気付くと顔がほてっている、と言うことが多い。
案外、この時期の日射の方がきついんですよね。
まぁ、春がどんどん進んでいる感じで、いいですね~。



北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
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