災害とコンピュータトラブルは忘れた頃にやってくる。
昨日、スタッフから朝、HDトラブルの知らせ。
大量80G相当の仕事データが入っていた外付けHDがマウントできなくなった・・・。
まっ青、ってところ。
しかし、聞いてみると、編集作業は一段落した時期なので、
いますぐ困ったという状況ではないということ。
その辺が救いだったのですが、
いずれにせよ、復旧が出来ないと、データの確認だけでも相当の時間手間。
ということで、まずマシンを換えて、マウントできないか、試行。
HD起動音はしている。IEEE1394、ファイヤワイヤ接続では、
アクセスを努力しているけれど、マウントに至らない、という状況。
一応、USB2.0でも、アクセスを試みるけれど、こっちのほうがもっと
うんともすんとも言わない。
Macから外して、Winパソコンに接続するが、まったくの無反応。
っていうか、接続認識音はするけれど、マイコンピュータにマウントできない。
HDトラブルって、いろいろ経験してきたけれど、
即、接続できない、っていうのは初めてでした。
そこで、日本NCRさんにレスキューのお願い。
MacのAppleCareでいつもお世話になっていますが、聞いてみたら
HDの復旧についても、窓口があって、時間はかかるけれどけっこう復旧できる可能性はある、
とのご託宣。また、そのまえに対応を試行してみます、ということ。
さっそく、持ち込んで見ていただきました。
最初の接続状況では、同様にマウントできない。
一応念のためと言うことで、外付けHDの筐体をばらして、
はだかのHDにして、アクセス回路を別のものに換えて
接続をトライしてみました。
そうすると、はじめはダメだったのですが、
電源を入切りしていたら、ついにマウントできた!
これは通信系のトラブルらしいと特定できて、
HDのデータ自体は生きている可能性が高まる、やった!
外付け状態だと、通信速度が遅いので、検証用のMacに内蔵させて
その中のデータを、あらたに購入してきた外付けHDにコピー。
しかし、ここで、トラブル警告発生で、コピーできない。
なんどやっても、トラブル。
で、気づいたのが、外付けHDのフォーマット形式。
一般的にはDOSフォーマットしているので、それをMac標準のMac OS 拡張形式でやり直し。
それも、Mac OS X環境と、Mac OS 9環境で、若干違いがある。
まぁ、それもクリアして、コピーを開始。
結局、くだんのHDを入れている検証用のMacを10,000円で
買ってくることにしたのですが、こいつは古いマシンなので、
80Gのデータコピーには時間はかかりましたが、
何とか無事に、データを移管することが出来ました、やれやれ、ふー。
一部のデータは、やはり損傷を受けているようで、
これから細かくチェックしなければなりませんが、
最悪の事態は回避することができました。
コンピュータはトラブルと背中合わせ。
また、ひとつ勉強することが出来ましたが、データバックアップシステム、
本格的に検討していかなければなりませんね。
面倒くさいし、と思っていましたが、不可欠だと再認識した次第。
ということで、久しぶりの情報管理者系の仕事の1日でした。
もう、やりたくないです、こういうの(笑)
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