三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

札幌地方裁判所にて・・・

2012年10月19日 06時10分12秒 | Weblog



あんまりお世話になりたくない場所からの呼び出し。
従わなくても特段の科料は、これではあんまりないのかも知れませんが、
そうするといかめしい制度からは、いろいろに面倒な手続きを迫られることになる。
だったら、さっさと片付けた方がまだマシ。
ということで、顔は神妙そうに、
あ、いや、事実としてもごく神妙に前非を悔いる心境で
こういうことには、坦々と対したほうが心理的健康も保たれると考えて
行って参りました。
さて、上の看板の場所にわたしは、なんのために行ったのでしょうか?
家庭裁判所、というと、なにやら家庭争議、
一般的には夫婦関係に関することが多いのでしょう。
そういうことではありませんので、念のため(笑)。



わたし、恥ずかしながら、
つい最近、早朝出発のクルマでの出張に際して
例の「オービス」にて写真をバッチリと撮影されまして、
やむなく、出頭の顛末となった次第なのであります。
むむむ、こんな事態になったこと、深く反省しております。
なんですが、わたしもこういうのは初めての経験なので、
(って、何回もあったら困りますね(笑)・・・)
いろいろと注意深く、見聞を広めようと考えていたのであります。
とはいっても、大して事前情報を集めていたわけではありません。
で、珍しく公共交通機関・市営地下鉄を利用して
裁判所に向かいました。
午前9時から、と書かれていまして、
お役所だから、その時間にピッタリというのが想定されたので、
地下鉄から降りて、時間あわせに喫茶店でお茶を飲んでから
9時直前に出頭。
そうすると地下の「待合室」はすでにたくさんのみなさんが参集されている。
けっこうな混みようなのであります。
席に座る前に、一番手前の窓口内部から呼び入れられます。
交通違反の赤切符を資料にして、
ここに書かれた事実についての再確認を求められ、
何度目かの事実認定をいたしまして、「自供」したのですね。
この窓口は「警察」のようでして、
最終的に本人意志を再確認して、最終的な「調書」を作成するようなのです。
で、それを認めたら、次には「検察」がとなりの部屋でして、
調書が送付されて、起訴するかどうかを判断するようなのです。
こちらに「移送」されるのと確認されるのに、時間がやたら掛かる。
座っていて、腰が痛いくらいになってしまいました。
で、ようやく呼び出されて、検察からまた再確認させられる。
そうしてようやく、裁判に送致されるのですね。
ここでまた、かなりの時間を待たされる。
わたしは、いくら科料が科されるのか分からなかったので、
ここでおおむねの目安金額を確認させていただいて、
席を離れて、近くの銀行まで現金を下ろしに行って参りました。
しかし、帰ってきてからもまだまだ待たされる。
裁判官のみなさんは、大量な裁判をどんどん裁いていかなければならない。
しかし、やはり法治国家として人権にも配慮は必要。
で、裁判手続きも慎重に進められているということなのですね。
何度も行ったり来たり、裁判官のみなさん4人ひと組のようでしたが、
ご苦労様なことであります。
法による支配を維持するというのは、時間とお金も掛かりますね。
最終的に、法を犯したことに対する「懲罰没収金」名目の
法務省主管の「一般会計」繰り入れの金銭をお支払いして
ようやく帰途につけるようになるわけであります。
そういう意味ではわたしは日本の財政に特別な負担を担ったわけです。
まぁそのように考えれば、ほぼ一日がかりのような時間消費も
国民の特殊な負担として役には立っていたのかも知れません。
そのように前向きに考えることに致しました(笑)。

しかし、二度とこのようなブログをしたためないように
教訓とするように、自分の心に強く叩き込んだところであります。
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