三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

銭函にて、ときどき爆食そば

2015年08月01日 08時32分11秒 | Weblog
こういうのって、どう整理したらいい思いなんでしょうか(笑)。
ときどき、無性に爆食したくなる・・・。
どうしても抗いがたい想念が沸き上がってきて、
そうするとクルマのハンドルが、思わず向かってしまうお店があります。
札幌の西隣、小樽市銭函にあるおそば屋さん。
銭函って、地名としても、ちょっと「爆食」とも通ずる。
思いっきり原初的な欲望感がまんま、出ているような気がする(笑)。
そういう地名との連鎖的な発想からこういうことになるのか。
通常のもりそばも量が多いのですが、
「大盛り」を頼むと、ごらんのような爆食がやってまいります。
わたし、絶対につゆと薬味が足りなくなるので、
最初から2人分、お願いしてもらいます。
でも、きのう食べたヤツは、超絶な盛りつけぶりでした。
それこそ、そばの山裾部分から、建物の基礎工事のように
しっかりと据え固められていて、その上の山盛り部分も、
何度もなんども固めて積み上げていったようなみっちり感。
「山盛り」と言っても、いわば「岩石質」感がありありなワケなんです。
箸でそばをつかむにも、ほんの少しにしても
すぐに崩落・脱落気味になってしまう。
それを脱落させないように、繊細に神経を集中しながら、
箸裁きしつつ、丹念に食べ始める。
ようやく山崩れが起きないだろうというあたりまで食べ進んでくると満腹感。
ここらで、なにか水分補給が不可欠になってくる。
で、ここからが本番でして、1杯目のそばつゆは残り少なくなって
2杯目に突入していく。
やや三昧感が疲労感とともに親しく襲ってまいります。
この感覚が、実は本当に味わいたい脳内記憶となっているのでは・・・。
そういった「修行」にも似たものを身に浴びたくなってくる。
食事でそういう克己心を試させてくれる次第です。

お店の名前は、「銭函更科」 小樽市星野町11-9
でありました。

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