三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

道東・霧多布あやめが原

2014年05月04日 04時58分56秒 | Weblog


さてきのうから連休後半に突入。
子どもたちが不在になったわが家、夫婦ふたりでの連休であります。
楽しい子育て期間がおわって、これからは子ども自身の生き方を見守る時期。
こういうのも楽しいものだと思いつつ、
でもLINEみたいなSNSツールもあるので、いつも家族の会話は可能。
一昨日はわたしは飲み会があって、そっちに行って帰ってきてから
お酒の酔いもあって、楽しく家族全員でLINEで「会話」。
適度な距離感と遮断も可能なコミュニケーションツールとして
なかなか人類の知恵、進んできたのを実感しますね、

で、きのうから夫婦ふたりで遠出して道東へ。
GW、どこへ行こうかなと考えたのですが、
宿がなかなか取れないなかで、昔よく行っていた中標津で
ごく格安で空きがあるホテルを発見。
以前に一度行っていた経験があり、そんなに悪い印象もなく、
まぁ、大して期待もせずに気軽にドライブ出発。
札幌ー高速道東道ー十勝・池田下車ー釧路経由ー
厚岸道の駅コンキリエー霧多布湿原ー根室納沙布岬ー
道の駅44ー標津ー中標津という長距離であります。
総走行距離はたぶん650km程度。
出発が5時過ぎで、最終地ホテル到着が18時でしたので、
13時間の過酷な日程(笑)。
なんですが、夫婦で交互に運転していけるのでそうは疲れない。
基本的には、道東の大自然に抱かれたいという旅です。
で、きのうの一番の感激地は表題の「あやめが原」。
厚岸から、海岸線に沿って太平洋岸を走ったのですが、
どうもこのあたりは、湿原のような海岸線地域の
太平洋との間に高原状の島が接岸したような地形になっている。
で、陸続きなんだけれど、太平洋に浮かぶ島のような自然林が広がっている。
で、霧多布湿原に向かう道の途中に
この「あやめが原」を発見して、寄ってみた次第。
これが大正解。
駐車場から、海岸直前まで2kmくらいの遊歩道が整備されている。
独特の樹林を抜けるとササに覆われたような場所が広がるけれど、
そこが一面の「あやめが原」になるのだそうです。
でもまだ季節は早すぎる。
でもそれはそれで、すばらしい自然の贈り物もある。



行者ニンニク、別名「アイヌネギ」であります。
ここは馬の放牧も行われているそうで、
遊歩道との境にはバラ線による柵もあるのですが、
その柵内で、ひとがうずくまってなにやら、地面を掘っているのです。
声を掛けて聞いてみたら、「アイヌネギさ」という答え。
強烈な春の香りを運んでくる、北国の名物で
わたしは嫌いではないけれど、カミさんはイマイチ。
ということで見学だけにさせてもらいましたが、
まことにのどかで、牧歌的ないっときを堪能させてもらいました。

あ、到着したマルエー温泉俵橋ホテルは
地元のみなさんからも大好評という温泉と
バイキング形式の夕食が名物のようで
まことにコストパフォーマンスがすばらしい。
年を取ってきて、そんなに食べられなくなってきましたが、
家族連れで大混雑して、それぞれが楽しそうな笑顔でした。
オススメ、2重丸ですね。
さて、本日は十勝に向かっていきたいと思います。
みなさん、思い思いの休日をお楽しみください。


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