三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【断熱リノベ・これからの施工方法は? 】

2016年11月26日 07時05分40秒 | Weblog
北海道科学大学教授・福島明さんが指導されて、ことし、
北海道仁木町の既存住宅で外壁重ね張りスタイルの「断熱」リフォームを行った。
従来は、結露被害が起こるからと忌避されていたスタイル。
じゃぁ、どんな工事をしたのですか、という現場見学会には参加できなかった。
そうしたところ、時宜を得たイベントのご案内。
この工事についての詳細を福島先生から発表され、
あわせて建築家・山本亜耕さんがいま行っている札幌市西区山の手での
減築・耐震・断熱リノベ工事についての工事内容の発表も行われる。
こっちでは、既存の材を生かして使うのに、解体工事の困難さを指摘されていた。

断熱リノベ、性能向上リノベについては、
いま、住宅金融支援機構でフラット35リノベという新しい金融支援が出て
既存ローンと比較して0.6%安いという金利優遇が図られている。
そういう意味では、事業者側の関心は高まっているけれど、
肝心の工法では当然、よりコスパの高い工法開発が求められている。
そのカギになるのが、福島先生の発表だろうと思われます。
また、山本亜耕さんからの鋭いツッコミも期待できそう(笑)。
いろいろな意味合いで、テーマが煮詰まっているセミナーだと思います。
ぜひ多くのみなさんの参加をオススメいたします。
セミナーでは山本さんがはじめにリノベ事例紹介をして、
その後、福島明先生が、問題の断熱リノベの詳細説明をされますが、
講演終了後、徹底討論会が40分間予定されています。
「ホントに大丈夫なんですか?」など、素朴な疑問大特集の予感。
以下、セミナーの概要です。

【これで良いのか断熱改修】
断熱リノベーションのこれからの施工方法とは?
福島明教授×山本亜耕先生講演対談
ソトダン21オープン研修会・忘年会
○ 日 時 平成28年12月8日(木) 午後2時から5時まで
受付開始 午後1時30分から
○ 会 場 エルプラザ札幌 3階ホール (札幌市北区北8条西3丁目)
○ 定 員 70名
○ 受講料 一般 2,000円 (同一社2名以上からは1名1,000円)

なお、当日はこの研修会の主催であるソトダン21の忘年会も兼ねています。
もっと講演者に突っ込んで聞いてみたいという場合には、
お酒を飲みながらの「チョー徹底討論」会場も準備されているとのこと(笑)。
こっちは参加費6,000円でバスでの送迎までついているそうです。
(会場は、市内南区の真駒内。帰りも送迎してくれる)
あ、もちろんわたしも徹底討論に興味津々で、参加させていただく予定です。
申込みは、ソトダン21事務局(担当/土田)
電話0133-73-9598 FAX 0133-73-9590
メールアドレスは shidayachi2727@gmail.com
以下のPDFに内容の詳細がありますので、ご覧ください。



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