ちょうど1年前のころにも書いているのを見てびっくり。
やっぱりこの時期になると、クルマを走らせながら
うっとりとしているのは、この花のお陰なんですね。
日本の在来種ではなくて、明治以降、寒冷地に似合う
土壌改善効果のある植物として北海道に植生されたお花なのだそうです。
北海道以外の東北や関東など、
いろんな地域を巡り歩く仕事生活をしていますが、
そんななかで、北海道を巡り歩いていて
いちばん、北海道を意識させてくれる代表選手のような花。
昔取材したお宅で、園芸の専門家がいらしたのですが、
その方が札幌の百合が原公演の植栽を担当されていて、
その百合が原公演で、このルピナスの大群生をみたとき、
「あぁ、北海道らしい」って、感激した記憶があります。
きっと、その方もわたしたちと同年代で、
こどものときの野遊びの記憶の中に
このルピナスの花への愛着が残っていて、
初夏の季節感を彩ってくれる花として採用したものと思います。
写真は、おとといの旭川からの帰路、
普通に高速を利用しないで、富良野まわりで帰ろうと思って
旭川空港付近で、路傍に咲き乱れていた群生を見て、思わずクルマを止めて
撮影してしまっていたものです。
色合いは、その土地の土壌の状態にもよるという話を聞いたことがあります。
さまざまな色のルピナスが咲き乱れていて、色を楽しむことが出来る。
元気に上を向いて、まっすぐに凛としている様にも心引かれる。
この時期には、富良野や美瑛の美しい花畑もいいですが、
でもこういう路傍に元気いっぱい咲き誇っているルピナスって
北海道の透明な季節感に似合っていると思います。
さて、昨日はいろいろな要件が一気に進行。
忙しくあちこちと飛び回っておりました。
で、本日は本州地区からの北海道住宅視察のみなさんが来訪予定。
主に札幌市内の見学なのですが、
ご案内したりする予定です。
近日発売の「200年住宅への挑戦」という特別号も印刷アップしてきました。
こちらのご案内は、明日以降、させていただきます! 乞うご期待!
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