三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

タイガーマスク便乗作戦

2011年02月19日 09時35分12秒 | Weblog





ちょっと前のこと。
会社から戻って、自宅のデスクに座ったら、
目の前に妙なものが置いてある。
わたしの書斎には、坊主のパソコンも一緒にあるので、
どうも坊主の仕業ではないかと思っていた。
でもまぁ、よけりゃぁいいや、ということで
よく見ないで、片付けておきました。

で、それっきり忘れていたら、
ひょんなことから家族での会話にこの写真のものが話題に。
案の定、坊主のものだったようで、
実は学校で作らされたという「貯金箱」なんだそうです。
「え~~~、あれが貯金箱???」
「そうでしょ、へんだよね」
「むむむ、まぁ、いろいろなセンスがあるからなぁ・・・」
「チョー変だべさ、小学生じゃあるまいし」
「うん、まぁ、そうだな」
っていうことで、工作なんですが、
まぁ組み立て式なので、出来上がりデザインは
最初からこの形を学校側が選定している。
どうも、そのセンスに対して、納得できていないようなんですね。
でもまぁ、いい点数を取るためには、
そういう自分の考えは抑えて、迎合的に、その範囲内で努力しなければならない。
そういうのがどうも苦手のようなんですね。

で、完成後、それを持って帰るのがいやだったようで、
かれは一策を思いついた。
それが側面に書かれた先生への通信。
「先生、いつもありがとうございます。だてなおと」
っていうもの。
まぁ、父としては伊達直人くらい、漢字で書けと思うのですが、
アイデアとしては、そうか、その手を考えたか、と
内心、おかしみがこみ上げてくる。
でも待てよ、そうすると教育を否定することになるかも・・・、
などと不埒な俗世間的損得勘定がアタマを駆けめぐらざるを得ない。
で、坊主はこういう作戦で、
こっそりと先生のデスクにこの工作物を置いたそうです。
そうしたら、即、先生から呼ばれて
「はい、これは返しますね。こういうことをするのは、あなたしかいません(笑)」
っていうことだったそうです。
もうここまで来たら、笑うしかない。
「そうか、ダメだったのか(笑)。あははは、残念だったな」であります。

さて、今に至るも、叱るべきなのか、笑って済ませるべきなのか。
この事態に対しての父親としての対処法がわからずに、
明確な判断を示せておりません(笑)。
みなさんなら、いかがされるでしょうか?
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