きのうは東北電力さんの工務店さん向けセミナーで講演。
五所川原ははじめて訪問しました。
岩木山の東側に位置するのが弘前で、北側に位置するのが五所川原。
津軽半島の先っぽの竜飛岬までも80kmほど、
また日本海側の深浦などへもほど近い。
ことしは新築需要の落ち込みもあって、リフォームの需要喚起に
ご興味をいただけたようでした。
やはり、しばらくの間は、しのいでいく展開というのが建築業界の
一致した見方のようですね。
それと、やはり国交省の進めている「超長期住宅」政策についての
理解はごく限られた範囲にとどまっているという印象。
北海道庁のように素早い対応ができる自治体という存在がなく
また普段から、行政と業界との付き合いが疎遠、という環境ですね。
こうした時期、やはりリフォーム需要の掘り起こしというのが
住宅業界の課題になっていくものと思います。
次の一手、というところが待望されているように感じます。
主催者の方々と会食後、
一時立ち上がらなくなっていたパソコンをレスキューすべく
ホテルに戻ったのですが、
その目に飛び込んできたのが、ホテル前の廃バス。
で、なんと、これがラーメン屋さんとして開業しているのですね。
まぁ、あやしげ感たっぷりなところが胃袋を刺激する(笑)。
っていうか、これは格好の話のタネ、ということで寄ってみました。
人に聞くと、五所川原は冬、たいへんな横殴りの雪が続く地域。
地吹雪体験ツアーを企画しようという声も出たくらいなのですが(笑)
そういう冬には簡易店舗としては「屋台」のようなものでは太刀打ちできないのですね。
で、いろいろ考えた末に出た結論が
ほとんどタダ同然で入手できるだろうと推測できるこの廃バス。
写真は持って行っていなかったのですが、
今朝になって、部屋の窓から正面に写真のようにありました。
さすがにライトは消えていましたが、
クルマとして移動するような様子はない。
駐車場をほぼ専有していて、長期的に設置しているようですね。
このあたりはどうなるのか、保健所とか、
お堅い筋には、どのように認識されるものだろうと余計な心配。
で、味は、完全に「弘前ラーメン」の魚醤系の濃厚あっさり味。
たぶんいくつかの乾し魚から煮込んだ作ったスープ。
いくつかのメニューがありましたが、しょうゆが正解でしょうね。
麺はややほそめの縮れ系。
麺とスープを吸い上げるように食べる感じがおいしく食べられるようです。
お店の名前は、すいません、あるのやらないものやら・・・。
ホテルサンルートパティオの目の前に駐車しています。
太っちゃいますが、少しお酒が入って小腹が空いたとき、
こういう展開のラーメン店は、なかなか、いい味と言えるのではないでしょうか(笑)。
って、散歩から帰ってきたら、
バスは忽然と消えておりました(笑)。
あれ、動くんだ!
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