三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

フェリーから見るニッポン

2015年03月17日 04時54分01秒 | Weblog
先般書いたクルマ、ついに交換ということになったので、
二度手間にはなったのですが、一度仙台へ取りに行って、
札幌までふたたび持ってこなければならない。
っていうことで、秋田からの帰り
天皇陛下も来られていて、警備状況もハンパなく、
戒厳令のような状況の仙台に一度立ち寄って
ふたたび、今度は東北道を北上して八戸からのフェリー利用で
札幌までクルマ陸送しておりました。
仙台からフェリーに乗れれば一番良かったのですが、
時間がタッチの差で間に合わずだったのであります。
仙台からの便は、1日1便で、八戸便は1日4便あるので、
本州ー北海道は、八戸が一番のルートなのですね。
でも疲れるので、仙台から北上まで走って1泊。
翌日、昼13時の便でフェリーに乗った次第です。



フェリーに日中乗船するというのは、たいへん久しぶり。
大体、時間的にもったいないので、前夜に苫小牧を出て
ゆっくり体を休めて就寝するのが常なのです。
なんですが、今回は日曜日の移動だし、
はやく札幌に着きたいということで、天気のいいなか、
のんびりとした船旅を満喫ということに相成ったのです。
・・・っていうか、まったくヒマであります(笑)。
一応、ベッドもあるので寝たりもしたのですが、
夜もしっかりホテルで寝ていたので、
そんなには寝られない。
しかし、パソコンで作業するにもネットワーク環境は劣悪。
最近はそこそこ通信できるのですが、
それでも途切れ途切れなので、まともにはできない。
エクセルでの業務作業くらいが関の山でして
ひたすら、船外の日本列島風景を眺めていました(笑)。

人間の暮らしの方は、どんどんと
世知辛く、忙しくなってきているように思いますが、
自然の移り変わり、季節の変化は、
大きなリズムとして、波動して参ります。
東北と北海道を行ったり来たりしていますが、
最近は、むしろ東北の方で寒い思いをしたりすることが多い。
札幌という地域は、明治の先人のみなさん、
ホント精妙な地域に北海道の首府を開いたものと感心しています。
北海道にあって、自然環境としてはまことにいい。
そんな巨視的なあれこれを、海上から眺める風景に
重ね合わせて、妄想しておりました。
たまにそんな視点を持つというのも、楽しいモノであります。




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