三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【無事期日前投票。司法の判定はムリ。代わりに・・・】

2017年10月18日 07時00分44秒 | Weblog
わが家と事務所はすぐ近くにあり、区役所からも数分の距離。
で最近、区役所で駐車場待ちしているクルマが多かった。
って、考えたら選挙の期日前投票なんだ、とふと気付いた。
選挙の当日はどういう予定になるかハッキリしないので
事前に済ませておけるならということで、昨日、無事に済ませました。ひと安心。
訪れた札幌市西区役所での様子を見ると、ずいぶん多いように思います。
今回の選挙は関心が高いのかも知れませんね。
個人を選ぶ方と政党を選ぶ方の両方を投票した後、
「最高裁判所判事の審査」がありますが、あれは無理筋ではないかなぁ。
圧倒的に提供される情報量が少なすぎるので、判断のしようがない。
まぁ今回も白票にせざるを得ませんでした。
ただやはりもったいない気がする。選挙費用って、すごく掛かりそうですが、
せっかく「国民の声」を直接聞く機会なので、もっと活用できないのかなぁと。

そこで代わりに「メディア報道」についての民意把握はいかがでしょう?
よくメディアというのは、第4の権力と言われます。
司法・立法・行政の3権の次にマスコミというのが挙げられている。
たしかに公的な資格とかもない「自由」なものですが、
今度の消費税アップでは新聞だけは8%に据え置かれるという。
そうであれば、国の行う選挙で国民意思を確認する方法はないかと思う次第。
司法は国民には情報量が少なすぎて意思表示をすることは難しいけれど、
メディア報道については、意思を確認することは難しくないのでは。
先日インターネットのニコニコ動画での「党首討論」テーマのことを書きました。
あの場合には、事前に世論調査してテーマを2つに絞り込んでいた。
なので、質疑応答に納得性が高かったと思う。しかしその後の
メディア主導の「党首討論」には疑問を感じることが多かった。
たとえば、直近の国政のテーマの国民意志の所在を聞くなど、
「もっとも大きなテーマ」をいくつかに絞り込む、確認する方法はあると思います。
政治権力の選択は「代議制」が基本であるとはいえ、
論議して欲しいテーマ領域についての大きな国民意志はある。
今回のことで言えば、やはり北朝鮮危機が第1ではないか。
緊迫性が高いのですがメディア報道では国政テーマとして見えにくくなっている。
主要なマスコミから代表を選んで、10項目程度にその時点での「民意」テーマを絞り、
国民に3テーマ程度を選択してもらう、というようなことは可能では?
そうすると大きな「テーマ」が絞り込めるので、その発表を受けた後、
少なくとも日本の言論世論の発展にとって有益な活用が考えられるのでは。
その討論過程も公開することで関心も高まり、国民には有益なのではないか。
もちろんテーマには旬とか時効もあり、その時点までの「評価」にはなるでしょうが、
それでも回を重ねていくと、有為な「国民意志」把握に繋がると思う。
言ってみれば「言論世論所在の公的調査」の側面を持って、
メディアに対して一定の「国民の意見表明」が可能になると思われる。

大勢のみなさんが途切れることなく訪れている光景を見て
そんな妄想に駆られておりました。
テーマと写真はあきらかに無関係です(笑)。めんこかった。
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