くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

黄金のチェリータルト

2013年04月20日 | 観劇

新年度も3週間が過ぎ、来週を乗り切ればゴールデンウィークだぞ~。
今日は午前中、保育説明会に参加し午後から一路新宿経由で初台へ向かった。

がんばったご褒美に、たっか~いパン屋さんのカフェでチェリータルトを食す。



豪華に金粉がかかっている~!チェリーにリキュールが効いていてバッチリ私好み。タルト生地も絶妙で切っても粉々にならないの。久々にヒットなスイーツが食べれて幸せだった。

初台と言えば新国立劇場どす。堤真一&宮沢りえの「今ひとたびの修羅」を観に行ったのだ~。



これ、シレンとラギの任侠バージョンといった感じ。オープニングから歌から演出からシレラギとイメージ被りまくっていた。恋愛物に目覚めたのかしら、いのうえさん。今度は禁断の愛ではなくこてこての三角関係ね。三角ふたつがシンクロするの。せつない人、幸せになる人、はかなく散ってしまう人といのうえワールド全開で劇画チックだった。

宮沢りえちゃんはいかにもっていう役柄なんだけど、私は下谷万年町のおひょうの方が好きだなあ。夏の盲導犬でまた化けてくれそうだ。堤さんは役柄的にもかっこよかった。それにも増して、風間杜夫さんの存在感がありすぎ~。風間さんの役もかっこよかったなあ。唯一人報われずに死んでしまう岡本健一くんもかっこいい。かっこいいずくしの贅沢なお芝居だった。

返りはJRが乱れてまくっていて東京に出るはめになった。大回りをしたから時間がかかっちゃった。最終バスは行ってしまったからミスドで時間をつぶして深夜バスに乗る。満員のバスの中は心なしかアルコールの匂いがした。椅子に座るなりがくっと眠りこけている人もいる。それぞれの新年度、お疲れ様だね。