下半身デブの私は、昔からスカートが大好きだった。スカートは大きなお尻も太い足も隠してくれる。寒い冬も、暑い夏もスカートばかり履いていた。が…、30代も半ばを過ぎた頃、突如、冷え性になった。それからというもの、スカートが履けなくなった。嫌いになったわけじゃない。今でもスカートは履きたい。パンツの楽さ加減に慣れてしまったのも確かだ。下はいつもユニクロのジーンズで上だけ変えればいいやって感じ。ことさら暑い夏は支度をするだけで汗もだらだらだ。一日で洗濯しなくちゃならないから、綿のチェニックブラウスかTシャツをかぶっておしまい。これって、オシャレ心の喪失かなあ。
先日、久々にワンビでお出かけした。最近流行っているレギンスのお陰か、はたまた節電のせいか、冷房でも冷えなくて嬉しかった…。味をしめて、このお休みにタンスの肥やしになっていたスカートを引っ張り出してみた。ところが…、スカートのお陰で腹回りの育ちを実感してしまった。何気にウエストがきつく感じるのだ。そう、毎日履いてウエストを締めてないと確実に育ってしまうものなのね。加えて、スカートは中年おばさんぶりに拍車をかけるってこともわかった。パンツだからこそ若づくりもできていたわけで…。いやあ、中年になって若々しくスカートをはきこなすってことは案外難しいことなんだなんてことに気づく。
梅雨が明けて、本格的に夏がスタートした。こんな季節だからこそ、日の目を見ないスカート達を復活させてあげようかなあ。