くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

初エアロ

2006年01月02日 | スポーツクラブ
あまりにもだらだらと過ごしすぎてしまった。お腹もすかないし、夜も眠くならない。体がなまってきた証拠だあ…

ホームのスポクラは明日からなので、空いているところを探してビジターで行ってみた。同じ系列店なのでスタジオプログラムも馴染みのあるものだ。「ボディコンバット(格闘技系エアロ)」と「ボディパンプ(筋トレ)」のクラスに出て3日ぶりに汗を流す。休養充分だったから、体も心なしか軽くてとっても楽しめた。

正月早々、物好きなって言われそうだけど、スタジオは大盛況!来たれ、同志達よって感じ。みんな、ハイテンションで盛り上がっていた。

汗をかいて、お風呂に入ってすっきり。早くも街は新春バーゲンセール。いろいろ値下がりしてるし、福袋も欲しかったけど、買いたい衝動を抑えて帰宅。だって、だって、「ライフ・イン・ザ・シアター」のチケ代を取っておかなきゃいけないんだもん。世田谷の千秋楽、当たっちゃったんだもん。宝くじは300円だけだったけど。

…てなわけで、私の正月は初詣ならぬ、初エアロで明けたのである。

うれしそうな蜷川さん

2006年01月02日 | 観劇
朝、蜷川幸雄氏と鈴木杏ちゃんがシェイクスピアゆかりの地を訪ねる旅番組をやっていた。蜷川さんがこういう番組に出るのってめずらしい。孫娘ほどの杏ちゃんを従えてとても嬉しそう…。

途中、蜷川さんと関わった主演俳優たちのコメントが挟まれる。真田さんが、「(蜷川さんが)だんだんシェイクスピアの肖像に似てきた」なんて言っている。わあ、言われてみれば本当だ!それにしても、真田さん、色っぽいなあ。昔々、JACでアイドルしていた頃の、真田さんのコンサートに行っちゃったことがある。バック転がかっこよかった~。最近は舞台ともご無沙汰。ハリウッドの方へいっちゃうのかなあ。

当然、藤原竜也くんも、舞台映像も含めてたくさん登場してくれた。市村vs真田vs藤原ハムレットなんてのも出てきて面白かった。三者三様、まるで違う。それぞれの俳優の持ち味を引き出してハムレット像を構築してしまう蜷川さんてやっぱり凄い。

ロミオとジュリエットの舞台になったイタリアのヴェローナという街で、ロミオの肖像画を見つけ、何気に「竜也よりかっこいいじゃん」という蜷川さん。杏ちゃんも爆笑。確かに掘りの深さでは負けてるな。

最後に訪れたイギリスのグローブ座。まさに「天保十二年のシェイクスピア」の舞台セット。昔々、シェイクスピアはこんな屋外の劇場で演じられた。お客さんは立ち見で面白くなければ、すぐ帰ってしまうんだって。加えて、お天気も気にしなくちゃなんないし。だからかどうかわからないけど、シェイクスピア劇はものすご~く、早口で台詞を言っていたってどこかで聞いたことがる。台詞の量自体すごいから早口じゃないと上演時間に収まらないのかもしれないけど。

まさにシェイクスピアが生きた時代が生々しく感じられる劇場で、杏ちゃんに「次は杏ちゃんたちの世代にまかせたから」と次世代へ夢を託す蜷川さん。「竜也もここに来なくちゃダメだね。ここでやんなくちゃ」って付け加えながら…。

最近、蜷川さんは、前に突き進みながらも、次の世代に伝えるべきものをしっかり考えて仕事をしているように感じられる。蜷川さんが長年の努力の中で積み重ねてきたものを伝えてもらえるって凄いことだよね。伝えられたものはそれを自分の中でより高きものに昇華し、それをまた次世代へと伝えていかなければならない…。責任重大だ。

でも、蜷川演劇は今、若い世代の中に、確実に根付きつつある。竜也くん、杏ちゃん、小栗くん、成宮くん…この世代はきっとやってくれるでしょう。

正月早々、良い番組が見れて幸せな気分になれた~