のCDを2枚聴きました。ご本人のサイトのCDページの2枚目と3枚目ですが(今日時点で)、ゴールドベルク変奏曲とベートーヴェンのソナタ3曲。
ゴールドベルク変奏曲と言えばグールドを思い浮かべるでしょう。グールドの二つのバージョン、非常に対比的ですが、やはりグールドですね。独特の乾いた感じがあります。どちらのバージョンも大好きな演奏ですが、一方で「これのアンチテーゼ的バッハ演奏もあるのではないか。刺激臭の一切しない、やさしく包み込むような」とずっと思っていました。
Korevaarさんの演奏はその答の一つのように思います。Korevaarさんの弾くドホナーニはめくるめく近代ロマンティシズムに溢れていますが、それとは全く違った面が楽しめました。もう一枚のベートーヴェンも基本的には同じ路線で、フリードリヒ・グルダのアンチテーゼみたいな演奏です。個人的にはこのところそういう路線で心地よさに浸りたい心境にあるので、ちょうど良かったという感じでした。
ゴールドベルク変奏曲と言えばグールドを思い浮かべるでしょう。グールドの二つのバージョン、非常に対比的ですが、やはりグールドですね。独特の乾いた感じがあります。どちらのバージョンも大好きな演奏ですが、一方で「これのアンチテーゼ的バッハ演奏もあるのではないか。刺激臭の一切しない、やさしく包み込むような」とずっと思っていました。
Korevaarさんの演奏はその答の一つのように思います。Korevaarさんの弾くドホナーニはめくるめく近代ロマンティシズムに溢れていますが、それとは全く違った面が楽しめました。もう一枚のベートーヴェンも基本的には同じ路線で、フリードリヒ・グルダのアンチテーゼみたいな演奏です。個人的にはこのところそういう路線で心地よさに浸りたい心境にあるので、ちょうど良かったという感じでした。
バッハのCDは、今回の来日でも持って来られたらしいのですが、私がリサイタルを聴きに行った時にはすでに「完売」でした。そんなわけで入手しそびれてしまったのですが、Amazonで入手してみようと思います。
また、昨年あたりから、自然倍音列や純正律を意識しながらピアノを弾くということに凝っています。夏頃に、それを提唱し実践しておられる先生をお招きし研究会の開催を計画しておりますので、その際はメールでご案内させて頂きます。
(調律道具も入手しました)
http://www.piano.or.jp/report/uni/t001.html
↑参考までに…私のインタビュー記事です