シントコの夜

昨夜、新所沢に行くことが面倒でした。
ここんとこ3週続けて東京に来ている。
今回は、いいかな、という思いでした。
女房の家からは、バスに乗り清瀬駅まで約20分。
清瀬駅から西武池袋線で所沢駅まで10分、
所沢駅から西武新宿線で新所沢駅まで5分。
乗り換え時間をうまく乗りつないでも1時間弱かかる。

しかし、家に1人でいてもつまらない。
結局、バスに乗りました。
清瀬駅でパスモに2000円チャージする。
長野では使えない（しなの鉄道には自動改札がない）パスモも、
東京では活躍します。必需品といってもいいです。
西武線に乗ると“いま”のファッションはこういうものかと思う。
電車の中では、ほとんどの若いひとが、
イヤフォンを耳につけていたり、ケータイを持っている。
パソコンを膝の上で操作しているサラリーマンもいる。
髪型、ファッション、見ているだけで楽しい。

新所沢駅前の空き地に現在マンションの建築工事が始まっている。
来年あたりには景色が変わるだろう。
駅前からパルコが見えなくなる。

肴やには、肥さんがいました。
おれもさっそく生ビールを頼んだ。
そして、乾杯。こんなことを毎週している。

しばらくして＊＊さんが来た。
おれの隣に坐った。ショートホープに火をつけた。
ショートホープは、おれがタバコを吸い始めたときに吸っていたものです。
今は、1箱220円。おれが吸っていたときは50円だった。
しばらくタバコの話題が続いた。
茨城の話になり、軽井沢のことなど話す。
8時過ぎ、肥さんが帰る。

しばらくして、みっちゃんから電話があり、「としくん」に行くという。
おれも、肴やをあとにして、「としくん」に行く。
「としくん」は、カラオケスナックです。
みっちゃんとしんちゃん夫婦がいた。
歌もうたわずにゴジャゴジャ話していた。
みんなと会うのは久しぶりです。
へたすりゃ半年近く会っていない。
近況を語り合う。

30分ほどしておれが「うたおうよ」といってうたった。
何をうたったか、内緒です。
今度のパンカーラの「フォークソング祭り」でうたう歌をうたった。
ニシノさんがいきなり入ってきた。
おれは嬉しくなり「ご無沙汰していますニシムラさん」などといってしまった。
かなりニシノさんと会ってなかったので名前が出てこなかった。
ニシは分かっていた。おれは間違ったことを平謝りにあやまった。
さっそくニシノさんに忌野清志郎の「雨上がりの夜空に」をリクエストした。
むかしよくニシノさんがうたっていたんです。

盛り上がりました。
おれは、9時50分「としくん」を出た。
西武線の上りの最終は早い。なくならないうちに行かなけりゃ。
あっという間のシントコの夜はお仕舞いです。
次はいつになるだろう？
しばらくは来られないと思う。