小諸へ一人ドライブ

2010年11月07日 | 健康・病気



今日は、仕事が休みでした。
温泉に入りたかった。
しかし、悲しいことにいつも入るトンボの湯は日曜日は高いのです。
小諸の温泉に行くかどうか朝からぐずぐず悩んでいた。
どうもひとりで行くには遠すぎる。といっても21キロです。
東京の女房にメールでそのことを書くと、
「行ってくればいいじゃない」と電話が来た。
そうだよな、四の五の考えないで行けばいいんだ、と決意した。

したんだけど、ぐずぐずしていた。
結局出かけたのが午後1時半だった。
この自分の優柔不断さがイヤになります。

このところ車の中では、坂本冬美の「Love Songs~また君に恋してる」を聴いている。
あらためて坂本冬美は歌がうまいと感心しています。
「会いたい」を聴いていて、先日涙を流してしまった。

あぐりの湯こもろの洗い場はちょっとよくない。
トンボの湯に負ける。
これはしかたない。あぐりの湯こもろは入浴料500円。
トンボの湯は、一般の人が普通は1200円なんです。
GWや8月はもっと高いらしい。
軽井沢町民は平日は500円です。

しかし、あぐりの湯こもろの外のお風呂(天井があるから露天風呂ではない)
からの浅間山の眺めがすばらしい。
写真は2枚を合わせました。これを作るのに1時間ちょっとかかった。
(こんなことしてないで、本でも読めばいいのにな…)
別々に撮った写真をネットでつながって見えるようにするのに苦労した。
これは建物の横の駐車場から撮りました。


帰りに、これまで行こうと思いながらなかなか行けなかった、
虚子庵に寄りました。入場料300円。
私が入ったら、部屋の明かりをつけてくれました。
いつもは電気代節約のため消しているんですね。いいことです。
床がピッカピカに綺麗で、土足で入ってはいけないのではないかと思ってしまった。
あまり訪ねる人がいないようですね。
じっくり時間をかけて高濱虚子の句を鑑賞しました。
しかし、自筆の句が読めません。教養がないと悲しいですね。

私は、これまで虚子の句の中で一番好きなのが、次の句です。
私もいつかこんな句を作りたいと思っています。
   コゾコトシ
  今年去年貫く棒の如きもの

小諸時代に作った句で、私が好きなのは次の句です。

  秋晴の淺間仰ぎて主客あり
  紅梅や旅人我になつかしく
  虹立ちて忽ち君の在る如し
  初蝶來何色と問はれ黄と答う
  蓼科に春の雲今動きをり
  連峰の高嶺々々に夏の雲
  一片の落花見送る靜か哉




虚子庵入口                             柴を負いそれにしめじの篭をさげ




コメント (4)
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