俳句のこと

2010年07月16日 | 健康・病気
5月の句会(参加者9名)
【課題】「薄暑」「芍薬」 <“女”しばり>
8位 九想  4点 . 
戸隠の奥社に続く薄暑かな      2
あのひとの気持ち芍薬雨の中     1
半夏生女一つの恋もせず           1 

6月の句会(参加者9名)
【課題】「蛍」「皐月富士」五月富士、夏富士 <“ホテル”しばり>
6位 九想  6点 . 
麦藁をつないで編みし蛍籠       2
ビルの上かすかに見えし皐月富士   3 
若き夏さまよい歩くホテル街       1 

私が40歳のときから参加している「わいわい雑俳塾」の5月と6月の句会の結果です。
ぱっとしません。
私なりに、がんばっているのですが、不調です。
いつも締め切り間際に“やっつけ”でひねるからだめなんだな。
今月は、もっと早く、締め切り(月末)前につくろうかな。
でも、そうすると燃えないんですよね。
今月の課題は下記のものです。
なんとか3位以上は狙いたい。  

「日盛」
日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり        松瀬 青々   
日盛や息をしている蜥蜴(とかげ)の尾    辻 桃子   
渦潮の芯のくらさも日の盛り           中尾 杏子 
あげきりし汐の情(こころ)や日のさかり    久保田 万太郎
日ざかりをすぎたる雲のうまれけり           〃

「水中花」
水中花咲かせて男臭き部屋           山崎 矢寸尾  
水中花投げ入れられて槽に波         進藤 一考   
水中花明日あるために美しく           岸 風三楼   
水中花咲かせしまひし淋しさよ            久保田 万太郎   
濃きいろに染めしあやめや水中花        〃     

<“川”しばり>    
日暮れて山のちかづく鵜飼川          鈴木 六林男
さはりよき酒や言葉や川床(ゆか)涼み    西村 和子   
尻あげて泳ぎ吉野の川に育つ         橋本 多佳子   
川のある方にわく雲夏芝居               久保田 万太郎
   七月二十四日
芥川龍之介仏大暑かな                  〃
コメント
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