聴いてみたい講演

2010年07月15日 | 健康・病気

内田樹が、「池谷裕二さんの講演を聴く」という標題で書いている。

> 「学習」は脳への入力である。
> 「テスト」は脳からの出力である。
> つまり、脳の機能は「出力」を基準にして、
> そのパフォーマンスが変化するのである。
> 平たく言えば、「いくら詰め込んでも無意味」であり、
> 「使ったもの勝ち」ということである。

> パフォーマンスというのは、端的に「知っている知識を使える」ということである。
> 出力しない人間は、「知っている知識を使えない」。
> 「使えない」なら、実践的には「ない」のと同じである

> 入力過剰で、出力過少の学者たちは、そのわずかばかりの出力を
> 「私はいかに大量の入力をしたか」「自分がいかに賢いか」
> ということを誇示するためにほぼ排他的に用いる傾向にある。

> 自転車に乗るのといっしょである。
> みんなで集まって、何日も何週間も自転車の部品をぴかぴかに磨いたり、
> 設計図を眺めたり、「自転車の歴史」という本を読んで、
> 自転車がこのような形態をとるに至った歴史的進化のプロセスを勉強したりしても、
> 自転車が何をするためのものかはわからない。
> それよりも「乗る」方が先でしょ。
> まず飛び乗って、走ってみる。

こんな講演を聴いてみたい。
私は、池谷裕二という人を知らなかった。

> 池谷 裕二(いけがや ゆうじ、1970年8月16日 - )は
> 東京大学・大学院薬学系研究科・准教授である。
> 神経科学および神経薬理学を専門とし、
> 海馬や大脳皮質の可塑性を研究する。
> 脳研究の知見を平易な言葉で解説する一般向けの著作を数多く著し、
> 世間一般から広く認知されている。

と、Wikipediaに書いてある。
私より18歳も若い。
私のような高卒の人間とは違いますね。
今さら遅いですが、私ももっと勉強していればな…。

 

コメント (2)
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