浅草

2009年12月13日 | 健康・病気
今日、私たちは浅草に行きました。
女房は先週母親と来ている。
それなのに浅草がいいという。
私としては六本木ヒルズなど
行ったことのないところに行きたい気持ちはある。
しかし、どこでもよかった。
女房に逆らうなんて100年早いことは自覚しています。
彼女は、東京の新しい街並みより古いところが好きだという。
東京生まれのそんな女の感性を私は好きだ。
でも、新しいものを見たいと思う
田舎生まれの私の感性も分かって欲しいが…。

11時頃家を出た。
池袋までは西武線の準急を練馬で降り、
わざわざ地下鉄に乗り換えた。
女房の通勤定期があるからです。
せっかくの準急に乗れたのだから池袋には早く着く。
しかし、それでは女房は160円、清算して降りなくてはならない。
練馬駅で乗り換えたのは、渋谷行きの副都心線だった。
副都心線の池袋駅は地下の深いところにある。
上にあがるエスカレーターがかなり長い。
こんなに深くまで掘って
地下鉄を造る必要があったのだろうか、と思う。
私のこういう考えがよくないんだろうな。
駅の地下通路に「エチカ」それに続く「エソラ」ができたと女房がいう。
なるほどいろんなアクセサリーなどを売っている小さな店がある。
池袋もどんどん変わっていく。東口に出る。
女房が11月の佐久の演劇祭のとき話した能の先生が、
東京に行くと必ず行くといっていた喫茶店はあれだよ、と教えてくれた。
なるほど私も入ってみたくなるような素敵な雰囲気の店だった。
もと三越デパートだったビルにヤマダ電機が入った。
どんなふうになっているかなと思って行って見た。
電気店のほかにレストランなどがあった。
中に入ってみたかったが、女房が早く行こうというのでよした。
12時56分の浅草行きのバスに乗った。
都バスは200円で乗れる。池袋から浅草までも200円だ。
約1時間で着いた。
女房の家のある団地から清瀬駅まで15分ほどのバスは210円だ。
なんかへんだ。
ほとんどバスの中で女房と私は寝ていた。
浅草に着きました。



人生に疲れきったオトコです。



仲見世を歩いていると、中国語やハングル語がよく聞こえる。



「濡れおかき」1本100円。「濡れせんべい」を焼いた感じです。







線香は1束100円。女房が買った。
一緒に火をつけてたおじさんと話していた。
「これで競馬、当たるかな」
「私は宝くじ当たるかな」
(まだ、年末ジャンボを買ってもいないのに)



花の雲鐘は上野か浅草か
 
芭蕉の句です。
上野東叡山寛永寺の鐘か、はたまた浅草浅草寺の鐘か。
この鐘楼を今日初めて見ました。



祭事用具を売っているお店です。



居酒屋に入った。
生ビールを飲んだ。
たこわさ、肉豆腐、なんとかサラダを食べた。
しぐれ酒なんていうのを飲んだ。うまかった。





最後に、私が26歳のとき働いていた松屋デパートの地下に行った。
そこで私は、鮭を売っていた。
「奥さん、奥さん、紅鮭3切れで500円だよ」
なんて声をからして叫んでいたっけ。
浅草には、甘いのも辛いのもいっぱい思い出がある。


コメント
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