1Q84

2009年12月17日 | 健康・病気
「1Q84」や~っと読了。
7/2の九想話「衝動買い」を探して読んで分かったのですが、
「1Q84」を買ったのがこの日なんですね。
そして翌日、私はタバコをやめている。アー、タバコガ吸イタイ
なんでこんなに読み終えるのに時間がかかったのだろう。
つまらなかったわけではない。
いや、むしろ面白いストーリーだった。

スポーツジムの女性インストラクターである青豆と、
予備校の数学教師をしている天吾のことが一章づつ書いてある小説だ。
2人は小学校の同級生だ。
この2人の暮らしが気になってしかたないのだけれど、
私は日々、仕事に行き、家に帰ると食事の準備をして、
テレビを観ながらそれを食べ、ビールを飲む。
適当な時間になると九想話を書き、寝るという生活をしてきました。

私としては、「BOOK1」が面白かった。
物語が始まり、展開し、これからどうなるんだろう?
という気持ちで「BOOK2」を読み始めた。
ところが私はトーンダウンしてしまった。
なんか宗教的なこと好きじゃないんです。
くわしく書くとこれから読む人にわるいので書きません。

2巻を読み終えてしまったが、なんか中途半端な読後感です。
マスコミなどでこの続きを作者は書いていると聞いている。
そうだよな、このままでは1つの小説を読み終わったという気持ちになれない。

私がこの「1Q84」で好きな登場人物は、あゆみという警察官です。
青豆とバーで知り合い、コンビを組んで男を誘い、ホテルに行きセックスをする。
途中で青豆と相手を交換してする。
今、「BOOK1」を人に貸しているので読んで確かめられないのですが、
子供の頃、叔父と兄に性的虐待を受けていた。
そういうことから、まともに、男性とつきあえなくなってしまった。
あゆみは、青豆ともっと組んで夜の街を男を求めて生きていたかったろう。
ところが、それから青豆はそういうことをやめてしまった。
あゆみは、1人で男を誘いホテルに行き、その男に殺されてしまう。
あゆみのことを書くだけで小説ができてしまうな。
(通俗的な官能小説になってしまうかな?)
あゆみとのエピソードは、「1Q84」にとって重要なことではありません。
気にしないでおいて下さい。
でも、読了した私としては“あゆみ”のことが可哀相でしかたないんです。

コメント
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