地球滅亡メール

2007年11月23日 | 健康・病気
夕方、みっちゃんの入院している防衛医大に行った。
部屋に行くといなくて、隣のベットの人が、
「タバコ吸いにいきましたよ」という。
喫煙所に行くと、Sさん夫婦もいた。

みっちゃんは、ずいぶん元気になっていた。
おれは、おととい見舞いに行っているが
詳しいことを聞いていない。
見舞いに来る人それぞれに、
ケガをした状況を説明していることを思うと、
わるくて聞けなかった。

昨日からみっちゃんに4回メールを打っていた。
今から仕事に行きます、だとか、
電車の中は暑いです、とか
仕事の様子などを携帯電話で送っていた。
みっちゃんはケータイのメールが打てない。
そんなことする気がまったくない人だった。
おれとすれば、入院している彼の気が紛れればいいと思って
メールを書いた。

先日焼き上がったコーヒーカップを持って行き、その話をした。
しばらくして彼が、ケータイでメールの打ち方を教えてくれという。
Sさんの奥さんが教えた。

おれの車でSさん夫婦も乗せて帰ってきた。
肴やに2人を降ろした。
おれは家で食事をして、1時間ほどたってから行った。
いろいろ話しているうちに、Sさんがいう。
「みっちゃんからメールが来ている」
絶対、メールなんか打たないといっていた人からメールが来た。
地球が滅びるかもしれない。
それでもおれは嬉しかった。
おれの携帯電話にも、みっちゃんのメールが来ていた。

コメント
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