昨夜、警備の仕事をしながらラジオ深夜便を聴いていた。
1時台は「介護短歌に込めた思い」
歌人の安森敏隆、淑子夫妻のインタビューだった。
空のてっぺんには満月から1日たったきれいな月が輝いている。
淑子婦人の短歌がよかった。
介護短歌を作る前、短歌を見せても、
歌人の夫はまったく認めてくれなかったそうだ。
母親を介護しはじめた頃は日記を書いていた。
そのうち思い浮かぶことを短歌にして日記に書くと
文章ではいい表せないことを短歌ではできた。
それをあるとき夫に見せると、いいといってくれた。
それで、安森敏隆さんは、NHKの福祉の番組で
「介護百人一首」を作ろうとして、介護短歌を募集した。
沢山介護で苦労している人の短歌が集まったそうです。
これまでのものが本になっているそうだ。
紹介してくれた短歌がよかった。
おれは、思わず涙が出そうになるものもあった。
ネットで探せばいくつかあるかなと思ったが、
そのときの感動した短歌はなかった。
ここに紹介できないのが残念です。
そのコーナーが終わり3時のニュースで、
群馬県の山の中で、ワゴン車の中に意識不明の若い3人がいた、
外には女性が1人死んでいた、
ということをアナウンサーがいっていた。
車内には練炭の入った七輪があったという。
最近よくある若者の集団自殺だ。
おれはなんともいえないやりきれなさを感じた。
さっきまで生きていくことの困難さを
なんとか乗り越えようとがんばっている人たちの
素晴らしい短歌を聴いたところなのに、
若い人たちがかんたんに死んでいく報道を聴いた。
なにをそんなに死に急ぐのか!
そりゃ、生きていく辛さは年齢に関係なくあるだろう。
おれだって若いとき、「死んでしまおうか」
となんども思ったことはある。
でも、辛さに耐えて生きて欲しい。
(タバコと酒には助けられたな)
生きていてそんなに楽しいことはないよ。
でも、それなりに一所懸命生きていれば、
たま~に、ちょこっといいことはあるはずだ。
そんなに多くを求めるなよ、若い人たち。
たまーにの、ちょこっとでいいじゃないの。
そんなもんなんだよ、生きることなんて。
あなたたちのお父さん、お母さんだってそうだよ。
しかし、なかなか味のあるもんなんだな。
そのニュースを聴いて寒さが一段とこたえてきた。
その“練炭自殺”をやった人たちの親御さんはどんな気持ちか。
おれの息子たちがそんなことをしたらカンベンしない。
(これは「許さない」ということの茨城弁です)
なんといっても深夜の3時から6時まで
外に突っ立っていることがツライ。
前日の11時半から起きているんです。
(その前に1時間仮眠している。
2時から1時間ほど車で別な家の警備に巡回している。
6時から8時まで寝られる。このときは幸せ)
空には月が輝いている。
北斗七星がか弱く光っている。
オリオン座もある。
まわりを野良猫が元気よく走り回っている。
たぬきはいなかった。
55歳のおじさんがこうやってがんばってるんだゼー。
二晩続けて立哨してるんだよ。
死にたいと思っている若い人たちよ、
もう少し、ナ…。
1時台は「介護短歌に込めた思い」
歌人の安森敏隆、淑子夫妻のインタビューだった。
空のてっぺんには満月から1日たったきれいな月が輝いている。
淑子婦人の短歌がよかった。
介護短歌を作る前、短歌を見せても、
歌人の夫はまったく認めてくれなかったそうだ。
母親を介護しはじめた頃は日記を書いていた。
そのうち思い浮かぶことを短歌にして日記に書くと
文章ではいい表せないことを短歌ではできた。
それをあるとき夫に見せると、いいといってくれた。
それで、安森敏隆さんは、NHKの福祉の番組で
「介護百人一首」を作ろうとして、介護短歌を募集した。
沢山介護で苦労している人の短歌が集まったそうです。
これまでのものが本になっているそうだ。
紹介してくれた短歌がよかった。
おれは、思わず涙が出そうになるものもあった。
ネットで探せばいくつかあるかなと思ったが、
そのときの感動した短歌はなかった。
ここに紹介できないのが残念です。
そのコーナーが終わり3時のニュースで、
群馬県の山の中で、ワゴン車の中に意識不明の若い3人がいた、
外には女性が1人死んでいた、
ということをアナウンサーがいっていた。
車内には練炭の入った七輪があったという。
最近よくある若者の集団自殺だ。
おれはなんともいえないやりきれなさを感じた。
さっきまで生きていくことの困難さを
なんとか乗り越えようとがんばっている人たちの
素晴らしい短歌を聴いたところなのに、
若い人たちがかんたんに死んでいく報道を聴いた。
なにをそんなに死に急ぐのか!
そりゃ、生きていく辛さは年齢に関係なくあるだろう。
おれだって若いとき、「死んでしまおうか」
となんども思ったことはある。
でも、辛さに耐えて生きて欲しい。
(タバコと酒には助けられたな)
生きていてそんなに楽しいことはないよ。
でも、それなりに一所懸命生きていれば、
たま~に、ちょこっといいことはあるはずだ。
そんなに多くを求めるなよ、若い人たち。
たまーにの、ちょこっとでいいじゃないの。
そんなもんなんだよ、生きることなんて。
あなたたちのお父さん、お母さんだってそうだよ。
しかし、なかなか味のあるもんなんだな。
そのニュースを聴いて寒さが一段とこたえてきた。
その“練炭自殺”をやった人たちの親御さんはどんな気持ちか。
おれの息子たちがそんなことをしたらカンベンしない。
(これは「許さない」ということの茨城弁です)
なんといっても深夜の3時から6時まで
外に突っ立っていることがツライ。
前日の11時半から起きているんです。
(その前に1時間仮眠している。
2時から1時間ほど車で別な家の警備に巡回している。
6時から8時まで寝られる。このときは幸せ)
空には月が輝いている。
北斗七星がか弱く光っている。
オリオン座もある。
まわりを野良猫が元気よく走り回っている。
たぬきはいなかった。
55歳のおじさんがこうやってがんばってるんだゼー。
二晩続けて立哨してるんだよ。
死にたいと思っている若い人たちよ、
もう少し、ナ…。