腎臓と膀胱の検査は、来週の水曜日だ。
造影剤を入れてレントゲンを撮るということです。
なんか想像しただけでも恐ろしい。
注射器で造影剤を入れるらしい。
むかし交通事故で入院し、
骨折した足のレントゲン撮影したとき、
これが痛かった。
造影剤を注射器で撮影するところに入れたのですが、
それをやったのが防衛医大の生徒だった。
私の足に注射器の針を入れてから、
「これからどうするんですか?」
なんてことを先生に訊いていた。
入れるときはそれほど痛くなかったが、
造影剤を抜くときが死ぬほど痛かった。
腎臓のときはどうなるのかな。
現在はまったく(肉眼では)症状が出ていない。
あの血尿はなんだったのだろう。
(それを調べるために検査するのですが…)
出来ることなら、
このままほっかぶりして病院には行きたくない、
なんていう心境です。
私は胆石の手術をするために、
レントゲンを撮った。
胆嚢に造影剤を入れるのに胃カメラを使うんです。
あれも苦しかったな。
レントゲンを撮る台の上で胃カメラを飲ませられた。
そしてその台の上で胃カメラを飲みながら、
体を縦にしたり横にしたりするんです。
30分ぐらい撮影していて、
私は気を失いました。
でも、あたらしい胆嚢の手術を
事故のないようにするには、
それぐらい私の胆嚢の位置とか状態を
確認しないと出来ないんだそうです。
最初の頃、お腹に穴を開けてする手術で
けっこう人が死んでる。
しかし、そのとき笑っちゃうほかなかったのですが、
裸になって白衣を着せられ、
レントゲンの台の上に寝て麻酔の注射をされてから、
胃カメラがまだ到着していない、といわれた。
その病院には胃カメラがなく、
大宮から運んでくるという。
事務の手続きのミスで、
その日、胃カメラを借りていなかった、
と申し訳なさそうに医師がいう。
そしてそれから借りることにしたため、
あと3時間かかる、といわれた。
私はあきれかえった。
あそこは、所沢**病院だった。
私は胃カメラが来るまで、病院の事務所の隅で
白衣を着せられたまま
搬送用のベットの上で待たされた。みじめだった。
そして、胃カメラが到着。
私はもう一度、麻酔の注射をされた。
そして、胃カメラ串刺し状態で、
レントゲンの台の上で“踊り”、気を失った。
あの怒りどこにもぶつけられなかった。
あのとき、
(ああ病院なんてのもしょせん人間がやっている。
いい加減なものだ)
と思いました。