『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

二週間遅れのハッピーバースデイ

2008年07月30日 23時38分29秒 | かぁちゃんにまつわる話
              
       ショート先からもらって来た手作りカーネーションの花束とカード
        利用し始めてからこんなのもらうの初めて!嬉しいサプライズ


二週間前の火曜日の朝、かぁちゃんは朝起きた時に立てなかった。
前日はいつもと変わらなかったのに・・・。
抱き上げて立たせても、膝がぬけたように力が入らない。
偶然その日はぺこちゃんと併せて診察日なっていたので、デイに行かせる事にした。
「今日は、何だか変なんです~っ!後でクリニックの方に行きますから。」って。
(こういう時は、病院付きデイは助かる~

せっかく診察だったのに、その時は、体温も血圧も全く異常なし・・・
なのに、夜中に熱を出した。
熱を出す事はこれまでにも時折あったけど、かぁちゃん食べ物が入らない。
吐血や下血の時だって、食べようとする意欲はあったのに、箸を持つ事もしない。
・・・いつもと違う・・・

翌日はデイが休みだったので、もう一度クリニックへ。
「かぁさん、お誕生日やのに熱が出ちゃったん?」って看護士さん。
脱水症状を起こさないように、点滴と血液検査をしてもらった。
結局熱が下がったのは土曜日・・・こんなに熱が続くのも初めて。
歯軋りが異常にきつくて、
一日中目を閉じたまま、開こうとしない・・・


いつもと違う寝顔・・・何だか嫌だよぉ・・・

金曜日にもう一度クリニックへ連れていったけど、
血液検査の結果は炎症反応はあるものの、特に異常はなかった。


熱は下がってからも、かぁちゃんは外界を遮断するかのように目を開かない。
でも、食事も水分も口元に持っていけば、ちゃんと食べるしちゃんと飲む。
なのに座位は保てないし、立たせても前傾姿勢で体重はこちらに預けっぱなし。

なんなんだよ~~っ

歌声には少し反応してちょっとだけ目を開けて
自分も何とか歌おうとするのに、声の変わりに涎がつつつ~・・・

木曜日からのショート利用をかなり迷ったけど、
前日、ようやく箸を持って口に食べ物を運んだので、
「いつでも迎えに行きますから!」と念押しして行かせた。
あちらでは穏やかに過ごして居た様だけど(連絡表にはそう書いてあった)
いつものイケメンお兄さんが送って来てくれた時に
「かぁさん、笑ってくださらないんです。」って・・・。
かぁちゃんの「うふふ」が2週間も消えちゃった


そして、今日。やっとかぁちゃん、笑った。
「あざみの歌」を少しだけだけど、私に付いて歌えた。
お昼ごはんも久しぶりに自分で完食。

             
            ほら、箸使いもこのとおり 完璧です



お昼は久しぶりに二人だけだったので、ちいさなモンブランを買って来て
2週間遅れの“はっぴぃば~すでい”
スプーンを出すのが遅れたら、かぁちゃん手掴みでぱくり・・・

もう大丈夫かな?


かぁちゃん、7月16日で74歳になりました


そう言えば、私のWな生活もいつに間にか7年目に突入してた

今の生活がずっと続く物だといつしか全てが当たり前になっちゃってたけど、
かぁちゃんのあんな寝顔を見ていたら、
いつ体調を崩してもおかしくないんだと、ぼんやり思った少し寂しいバースデイ。

 
                     
         


一昨日の激しい雨の後から、夜になると風向きが変わって涼しい風が吹く。
これくらいだと、私自身も随分楽だ。


・・・夏よぉ、あんまり暑くなるな。
かぁちゃんには、今年のお前さんは、ちょっと厳しすぎるよ・・・。



        
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雨・・・

2008年07月29日 04時17分45秒 | 日々の出来事
             

かんかん照りの中、自転車でひとっ走り買い物へ。
急に背中から押されるような突風が吹き、
並木の葉が渦巻いて宙を舞った。
空を見上げると黒い雲が流れている。

一雨来るかと、洗濯物を取り入れに急いで家路へ向かって
一昨日と同じ場所から空を見上げると
黒雲と俄かに飛び立つ鳥達・・・え?・・・何これ?


一転、俄かに掻き曇り・・・

黒い雲がみるみる広がり、青空を覆いつくす



                 
                 真昼間なのに・・・



この後すぐに激しい雷雨。
雷は2時間程なり続け、近郊の変電所に落雷して電車が止まり
こちらでは、大荒れの一日となった。

あちらこちらで、この雨で大きな被害が出ているようで、
突然の川の増水での悲しい事故の話をニュースが告げていた。

空の表情は時に豹変して、自然の力の恐ろしさを思い知らせる。

予測の付かない自然災害が次々に・・・。
どうぞ、これ以上、被害が大きくなりませんように。
被害に遭われた皆様へ、心からお見舞い申し上げます。





 

                 
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夕暮れ時

2008年07月26日 22時48分19秒 | 日々の出来事
夕暮れ時が近づく頃、そよ吹く風に誘われて

玄関とびらを開け放つと・・・

    
                何やら雲間に光る陽光



目の前に広がる空に久方ぶりに目をやって

ついつい眺めて時を過ごす

             
                   
                     やがて空は薄紅に彩を変え


夕陽に誘われた見知らぬ人どうしのすれ違い


                   
                これもまた、瞬間の偶然の出会いでありましょう


束の間の薄紅色は、やがて色褪せて


                   
                  再びの逢瀬の時を誓いつつ去り行く



やがて、夜の帳が下りる頃


                   
                  吹く風が火照った肌を優しく冷やし・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

おおおおお! やっと動けるぞ~~~っ!!

わたくし、ぽれぽれ、目が爛々


道行く人と交わす言葉は「しかし、暑いですねぇ。」
「言うても、しゃぁないけど、言わずにはいられませんよねぇ。」
額の汗をぬぐいつつ、苦笑い交じりに会釈して通り過ぎる。


     
           暑中お見舞い申し上げます
           
           皆様、お体の調子は大丈夫でしょうか?
             いずれは秋も参りましょう。
            どうぞくれぐれも御身お大切に




************************************

日本の夏はこんなに暑かったっけ?と思う今日この頃。
長時間のクーラーは苦手なのに、つい夜な夜なその冷気に頼ってしまい
かぁちゃんに引き続き、私も風邪をひいてしまいましたよ・・・
だるいのはもう取れたものの、咳が・・・こりゃ、長引きそう


上の写真は我が家の玄関先から、あるいは窓から見える風景で、
かぁちゃんが愛してやまない夕陽を思う存分楽しめるのが
築30年の古いマンションを引っ越せない大きな理由の一つ。

かぁちゃんは、夕陽に誘われると、ふらふらと堤防へ出かけて
暗くなるまで散歩するのを楽しみにしていた。
よそさまでは、晩御飯の準備の時間。
けれど、自分は夕方5時までにはもう夕餉の支度を済ませ
(それが、揚げ物であろうと麺類であろうとも!!だ


「みんなが忙しくしている時に、ノンビリするのがいいのよぉ」

・・・って悪びれる様子も無く嬉しそうに言ってたっけ・・・
かぁちゃんが、ちょうど今の私くらいの歳の頃。

でも、かぁちゃん、やっぱり天婦羅は揚げたてが勝負だと私は思うよ。



極稀に、この季節の夕陽は空を深紅に染め上げる事がある。
それが濃い紫に変化して行く様は、かぁちゃんのみならず、誰もが息を呑む程。
いつか、そんな夕陽をお目にかけられたら良いなぁ・・・と思いつつ
皆様のご健康をお祈りしています。




                   



    
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3時間の愛しい時間

2008年07月21日 02時45分57秒 | 日々の出来事
直前まで悩んでいた。
ぺこちゃん一人に留守番させるのを躊躇っていた。
だけど・・・。

ぴぃが夕方に家にいるのは、そう度々ある事じゃない。
昼間の時間はデイのお迎えと重なるので行けっこない。

そう考えると、やっぱり今日しかないのだ
背の君が里帰りしてお泊りなのを良い事に、
夕方大慌てでぺこちゃんの夕食を作り、お風呂も沸かして
「好きな時に入っていいからね。」
「ねぇちゃん、ちょっと出かけるよ。」と、
手作りのミルク寒天、抹茶ソースがけでご機嫌を取り
ぴぃに「頼む!!行かせてくれい!!」と我が家の鍵を預け、

疾風の如く駆け抜けて、行って来ました映画館


             
              このポスターもらっちゃった

1981年、モントリオールでのライブのフィルムを
デジタル・リマスタリングした、Queenのフィルムコンサート

ネットのお友達のブログで教えてもらって、どうしても行きたかったの。

・・・27年前のQueen・・・
・・・若い・・・あの頃は私も若かった・・・。
(とは言え、私が最初に聴いた頃は、
フレディはおかっぱ?の王子様風だったけど

今や私の車椅子を押す時のテーマソングとなっている
“Another one Bites The Dust ”の時なんて、半パンに裸足だもん~っ

あのね・・・
後悔はしたくないからって、思い切って行って良かった。
頭の中を思いっきりシェイクして、全てがあるべき所に収まった感じ。

やっぱり、劇場で聴く音はすっごいなぁ
音を聴きながら、目の前に彼らが居るって言うのが、私には初体験。
「生きてる」んだよね・・・。
お客さんは少なかったけど、映画なのに、一曲終わる毎に拍手が起こり、
終わった時に、ご婦人の泣き声が聴こえて・・・
きっと若い頃、リアルタイムでステージを観られたのだろうなって思うと
ちょっと切なくなったけど、

でも、フレディのお尻がカッコイイって事に改めて気付けて良かった
(・・・別にお尻ばかりを見てた訳ではありません


心身共に熱くなって駅へと帰り道をダッ~シュ
行きは地下道を一本間違えて
走りに走ってゼイゼイ言いながら席に着いたのが何と開演2分前。
家を出たのが18時40分。家に帰りついたのが21時40分。
かっきり3時間の「勝ち取った私の愛しい時間」でありました。



**********************************



さて、ここの所、介護や介助の話にあまり触れていないなぁと
自分でも気付いているのでありますが、
新しい生活が始まって3ヶ月を過ぎ、ようやく慣れて来た感もあり
それに伴う様々な変化や戸惑いを、そろそろちゃんと書かないと・・・
とは思っております。
特に先週はかぁちゃんの調子が悪く、そんなこんなも・・・

今日はかぁちゃん、久しぶりに自分で箸を持って食べたの~っ
・・・なんて事も、また聞いてやってくださいませ。



            
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にゃんこの次はねずみ!!

2008年07月19日 04時02分59秒 | 日々の出来事
すみません。
至急教えていただきたい事があるのです。
コメントのお返事しないままで、先にこちらでごめんなさい。

あのですね、
お江戸に戻ったⅠから悲痛な電話が二日続けて夜中にかかり、
私はまたもや睡眠不足。

原因はねずみ・・・ね・ず・み!!
東京のど真ん中ではないけど、一応「区」内。

Ⅰはごきぶりに悲鳴をあげるほど小心者の馬鹿息子。
そいつの部屋にネズミが出たらしく
「おかん!ごきぶりどころやない!ねずみや~っ!!」
「目の前を走った!どないすんねん~っ!!」
と、それはそれは悲壮な声で喚きまして・・・。

何とかしてやりたいのですが、東京はあまりに遠く・・・。


くくく・・・しかしまぁ・・・
ぎゃはははははははっ!!
笑い事ではない程深刻な問題・・・なんだろうけど、
あまりの悲壮さに笑い転げる他なく・・・。

どなたか、ねずみを撃退するよい方法をご存知でしたら教えてくださいませんか?
ねずみがその辺で転がってしまってる・・・なんて事になったら、
それこそ、家へ帰らなくなりそうなので
うまく外へおびき出す方法とか・・・
近寄らなくある方法とか・・・

もし、よい方法があれば是非に

にゃんこより大きなトカゲは見た事はあっても
拳より大きな蝸牛が当たり前の所に居た事はあっても
ねずみと対面するのは初めてなので、
恐怖は絶頂・・・らしく・・・。

「そんなもん、自分で何とかせぇっ!!」と言ったものの
私自身、どうして良いのか分からないのであります

よい方法を教えていただければ幸いです

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闇夜のロデム

2008年07月18日 03時52分05秒 | ロデム参上
5月最初の休みと6月最期の休みを連休でもらってから(5月31日と6月1日)
その後休みがなかった事もあって、まとめて5連休もらえたからと、
「今から夜行バスで帰るぞ!!」とⅠからメールがあったのが先週の金曜日の夜。

あのなぁ・・・

土曜の朝帰って、そのままいそいそと出かけて行ったけど、
夜になってⅡも帰って来た。

・・・勝手に予定を入れるなよぉ、二人とも・・・。

おかげで、土曜日の夜中に日曜日の食事の準備。
今回の寝不足の元凶。
心は豊かにはなったけど、肉体的には限界で帰り着き、
今日こそは早く寝るぞ!!と誓ったのに

日付が変わってしばらくした頃、
コンビニ閉店記念に、ひとっ走り行って来るわ!と出かけたⅡが
すぐに階段をドタドタと駆け上がって来て、玄関先で叫ぶ。
「ロデムが外へ出てるで~っ!!」
慌てて出てみると、ロデムとおぼしきニャンコが、おどおどとこちらを見てる。
「ロデム、外へ出たらあかんやん。いつ出たんなぁ。」
抱き上げた途端、異常に気付いた。

・・・しっぽが・・・ないっ



「あんた、しっぽどうしたんや~っ!!」叫んだ私が悪かった。
抱かれていた黒ニャンコが驚いて、体制を変えながらバリッ!!
「いってぇぇぇ!!ロデム!何すんの~っ!?」

と、よくよく顔を見ると、どこかが違う。
「にゃう~~」と言う声も少し低い。
何より、見たことも無い首輪をしている。

慌てて隣のドアを開け「ロデムいるか?」と聞いたなら
「おるでぇぇ。」と、ぴぃがのんびり答える。

・・・・・あんた、誰ぇ?・・・・
・・・・・暗闇の黒にゃんこ・・・見えへんってぇ


いや、けど、うちのロデムの方が男前だけど・・・
明らかに偽ロデムの方が品がある・・・ような気がする。
爪も手入れされているし、首輪もある。
びっくりしたのか震えだすし、驚かせたのは私だし。
しかたがないので、抱っこして、誰かが探してやいないかと、しばしうろつく。
ベランダから、覗いている人はいないかしらん・・・。
きょろきょろしてる人は歩いていないかしらん・・・。

いな~~い
しばらく、まだ灯りの点っている部屋を見上げていたけど。
誰もこな~~い

そらなぁ・・・夜中の1時過ぎだもんなぁ・・・。
しかたがないので、階段の踊り場に下ろして、私は家へ帰った。

けど・・・「にゃごぉぉぉぉ。」と不安げに泣くしぃ。
それから何度も玄関を開けて様子をみたけど、
「おうちへかえりたいのぉぉぉ。」って眼で見るし。

明け方ようやく眠りについたのに、
6時に会社へ出かけた背の君に起こされた
「ぽ~、ぽ~!!ロデムが外に出てる~

「だから・・・ちゃうねん。ロデムやないねん。」

とろとろと再び眠りかけると、誰かが玄関の呼び鈴を押す。
「ぽれぽれさぁぁん、ねこちゃんが外に出てるよぉ。」
「だから・・・ちゃうねん。ロデムちゃうねん。」



その頃ロデムは・・・
           
          「ぼく、暑いにゃん。まだ眠いにゃん。」

って、言ってたに違いないのだ。


いつもと変わらぬ朝が来て、
残った物は、超寝不足のだるい体と
右頬に1筋、胸元に4筋の、偽ロデムの爪あと・・・



・・・・・・・・・・・・・・・

                                
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小走りで京の街

2008年07月15日 13時58分12秒 | 日々の出来事
愚息達が高校生時代のPTAのお仲間が声をかけてくれたので
日曜日は半日京都も街を小走りで駆け抜けた。

お一人は、高校1年の時の保護者会でクラスの委員を決める時、
最初に白羽の矢が当った方が、長男さんが24時間介護の必要な重度の障害があり
度々家を空けるのが難しいので引き受けられないという事で、
何故か私が代わりに学級委員になっちゃってからのお付き合い。

お一人は、愚息達のどちらかが必ず同級生で、
親も何かと顔を合わせる機会が多かった方。
この方がとてもまめな方で、子供達が大学に入ってからも、
年に一度は忘れずに、予定を確認するメールが入り、
その日に併せて、御自分のお気に入りのレストランを予約してくださる。

親が気が合うと、子供達も気が合うのか、またはその逆か・・・
気が付けば、それぞれの子供達は、役者の卵であったり漫画家であったり・・・
はたまた、夢が捨てきれずに会社を辞めたり、変わった仕事についたり・・・
10年の付き合いを経て、
いつしか「ちょいと変わった息子を持つ親の会」のようになってしまった。

不思議な縁でⅠは現在、役者の卵君と自転車で行き来できる距離に住み、
Ⅱは現在、漫画家君と同じ下宿屋さんに部屋を借りて住んでいる。

2ヶ月前から予定を組んではいても、
家族の健康状態でどうにもならない事も度々あった。けれど、その度に
辛抱強くキャンセルや再予約をして日程を調整してくださるのには、
本当に頭が下がる。
「たまには美味しい物を食べて、お喋りしましょうよぉ。」と、
時には粋な着物姿を披露してくれる彼女は、
京の街が大好きな東京生まれの東京育ち。


で、今回連れて行ってくれたのは・・・

     
こんな細い路地の奥にあって、     こんな生花の飾ってある素敵なトイレのある、

「Nagatake」と言う名のレストラン。
京野菜を使った、お箸で食べられるフレンチ料理屋さん


前菜の後の、冷たいオードブルに続いて、温かいオードブルの後のメインディッシュ
     
グラスの中身は・・・               すずきのポアレ
万願寺唐辛子のムースの上に        加茂茄子の上にずいきだぁ!
“はも”がのっかてる~。            そして、万願寺とうがらし


メインディッデュは、お肉と魚から選べて、お肉の場合は“牛ひれ肉”
どれも美味しかったけれど、中でも感動したのが、メインの前の・・・

     
   桃のスープ                 そして、デザート4種

お料理はもちろん、お洒落で美味しかったけれど
ゆっくりお喋りを続けるおばちゃん達に、
始終笑顔で接してくれたオーナーシェフが、実にステキでありました



この後、立ち並ぶ鉾山に目を取られながら

鉾を見上げ

各鉾毎に、厄除けのちまきや手拭い等を売るテントが側にあり、
右の写真の木の渡り廊下が取り付けてあって、
拝観料を支払えば、中に入って見学する事が出来るようです。

             
          隣の建物と比べると、背の高さがわかるでしょ?
          こんな風に普通の道に、で~ん!!と居てはります。


暑さと前日の睡眠不足から「あ・・・無理・・・。」な体調になって来たので、
すぐ近くの和装屋さんで着物の端布を仕入れ、先の御茶屋さんへと参りました。

             
               目の保養。心の保養。
            お財布の保養の為、今回は化繊の物。

移動距離としては、半径数百メートルの旅。
だけど時間も内容も実に内容の濃い旅。
加えて、身体的にはかなり厳しい夏の京の旅。


こうして、慌しくも素晴らしい一日は過ぎ・・・。
過ぎ去・・・。


過ぎ去らなかった・・・のだ・・・
           

          













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さてここは・・・

2008年07月14日 22時10分09秒 | 日々の出来事
三丘園というお茶屋さんでした。
三丘園と書いてさんきゅうえんと読むそうな。

            
              

              店構えはこんなです。
              綾小路通新町西入る四条通りの一つ南の筋。
            
店の中は歴史ある家そのままで、少しタイムスリップした感じ。
土間に靴を脱いで、木の扉を開けて和室に上がると
ちゃぶ台がいくつか並んでいて、
手前の部屋を抜けると離れに繋がる縁があり、
そこの庭が昨日のつくばいのある風景。


                
            反対側から見るとこんな感じ。


決して広い庭じゃない。
隣の部屋に移るための渡り廊下の所にある庭だけど、
やっぱり京都らしい。
離れの席に座ってくださいと言われたので、
この庭を見ながら、離れへ渡り、二部屋続きの真ん中のお座布団に座ると、

「ここに布団を敷いて寝た~い!!」心境に・・・。


暑さで参りました。
人込みに疲れました。
何よりこのカフェに入るのに、随分待ちました。


けれど、少し薄暗い灯りの下でお煎茶と抹茶ロールのセットを頂いていると
急に慌しかった時間がまったりと流れ出し・・・
ちゃぶ台に肘をついて頬杖をつきながらゆっくりお喋り出来た。

友人の話題はちょっと難かしい話だったけど、
話す事で解決出来はしないけど、
話す事で少し視線を変えられるって事もある・・・よね。

で、肝心の・・・・
で、・・・肝心のお茶セットの写真は・・・
撮るの忘れた~っ


けど、あれです。
実はこの前に、めったに食べれない物食べました

時間は前後するけれど、そのお話はまた後で・・・。

長い長い一日のお話。

              
              
            
             
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ちょっと一服

2008年07月13日 18時02分11秒 | 日々の出来事
              


所用があって来てみれば、

京の街は祇園祭り。
これまで17日の山鉾巡行しか知らなかったけど、

祭りは1ヶ月間、様々な行事があるらしい。
(宵山は13~16日で駒形提灯に灯が入り、祇園囃子が奏でられるんだって)


あ、私は全く別の用で

こんな所で、まったりお茶などを
いただいておりました。

さてどこでしょう?
詳しくはまたあとで…
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たっか~い

2008年07月13日 17時50分03秒 | 日々の出来事
鉾って、こんなに背が高いのです。


これは函谷鉾だったかな??


既に沢山の人出です。
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