『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

長かった夏(後)

2011年09月29日 05時45分41秒 | こちら“mama K”です。
う~・・・連日投稿するつもりができませなんだ。
ドタバタと駆けずり回って一日が過ぎるのは不本意だなぁ。
これでもかと襲い来る雑用軍団に鉄槌を!!
私は早く針を持ちたい・・・ペンを持ちたい・・・


・・・え?・・・

だ、だめだ・・・これって後遺症かもしれない




と、言う事で不可解な夏の後半でございます。



             

                 
                  ♪いちたすにたす・・・

                    
                    さんばるか~ん・・・♪

うふふ~♪ちょうちん袖のワンピにフリフリエプロン。
こんなのが作りたかった

・・・・・・・・・・・・・・もう二度と作らないぞぉ!・・・いや、作るかも・・・作ってしまうのかも・・・



                 
            こっちが前で            こっちが後ろ

               ん~、うまく伝わらないなぁ



そうして、ラストの一点。
ここらあたりになると、これで終わりだという作った後の開放感が見え隠れしだす。
しかし反面、これで終わりなんだと、その時を伸ばそうとついつい凝る。
・・・複雑な乙女心ね・・・(反論は認めます)


                      
                    これな~んだ?
                        水筒!!



                   ・・・に、見えなくもない。 

        
                     でも違うの。  



                     
                    正解は懐中時計!!


                  ・・・の形をしたショルダーバッグ



ん~、こうやって振り返ってみると、それ程点数はないなぁ。
しかしです。細切れ時間を繋ぎ合わせ、細切れ睡眠を当たり前にして、やっとこさぎりぎり精一杯。

私、洋裁はほとんど初心者ですのよ。
え?そりゃね、これまで色々作ってきましたけどね、
いわゆる“洋服としての型紙”は必要なかった訳で
イメージイラストに基づいて、私なりに想像したものを布で作っていけば良かっただけ。
なもんで何に時間がかかったってちゃんとした型紙をイメージ通りに切ったり張ったり。
頭フル回転!爆発寸前!!「ぐぁぁぁぁぁ!どぁぁぁぁぁ!!」

蛙色のに至っては、 思いっきり襟ぐりをあけてぇ
             前と後ろが同じデザインでぇ
             袖なしの燕尾服みたいなのでぇ
             袖は独立してて、ベルみたいに先だけが広がってぇ
             伸縮性のある生地でお願いしま~す♪
         
と、可愛い声が聞こえそうなイラストでの依頼。
・・・おおレディ!!何度も言うが私は初心者だよベイベー!!
(ちなみにレディはミシンを扱うプロと言っても過言ではないわけで・・・)


かくして、私の長い長い夏は、疲労感と睡眠不足と充実感に満ち満ちて終わったのでありました。


あ、本番はまかない班として、べったり若い子達と一緒に過ごしたのも初めてにして貴重な経験。
ん~・・・人生何が起きるかなんて事はやっぱり分からない。
まさかの異空間体験でありました。  


















    














    
   



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長かった夏(前)

2011年09月26日 17時53分50秒 | こちら“mama K”です。
思えば5月がその始まりだった。
一つのことにこれだけ長い時間関わったのはWな生活になってからは初めてだと思う。
これまでⅡの依頼で衣装を担当した事は何度かあるが
頼み方がお気楽だから、作る方もある意味気楽。
時間的な制約が厳しくて突貫工事になりがちで不本意な物も数多くあった。
第一、芝居の衣装なんて物を作るのは初心者もよいところで
早替えの為に着脱し易いようにだとか、マジックテープを使ったら剥がす時に音が漏れるとか
そんな事が分かって来たのもつい最近の事だ。

今回は主催が違ったこともあり、けっこう緊張して臨んだ。
デザインに関して明確な希望があり、もちろん色や生地にもこだわりがあった。
それは「良いものを作りたい」という情熱の現れで、それが熱く熱く伝わって来た。
最近の若い子達もなかなか大したモノだと学ぶことも数多くあった。




・・・っちゅう事はぁ、これまでみたいに好き勝手作っちゃいけないわけで・・・

これってプレッシャーよぉぉぉ!
総合的なイメージから逸脱出来ないのよぉぉぉ!
下手に重ねた年齢なんてぇのがあるもんだから、それなりのものを仕上げん事には・・・
自分の作るもので足を引っ張るわけには絶対にいかんのだもの。

前置きが長くなってしまった
ま、「ここをほったらかして何やっとったんじゃい?」と聞いてくださったならば
「はい。こんなんやってました~っ♪」と応えましょ♪

って事で、

             



                   
                      つ・・・鶴は千年~っ♪



                   
                      か・・・亀は万年~っ♪


                      
                      あ・・・鶴の羽の上に何かが・・・


                      
                      な~んだ、帽子かぁ♪

                          

                      

                     
                      ぼ・・・帽子・・・??


                     


                     

                
                     鶴違うやん!鷲やんかぁ♪




あははは・・・けったいな説明書き入れてしもた
改めて制作後記をば!え~っと、鳥さんの羽は片側マント。
経費削減の為に帽子も作ってみた!・・・なんなと作れるもんですなぁ・・・
え~・・・私を知る方はご存知かと思いますが、
私、何が苦手って鳥さんほど苦手なものはない訳で・・・。
なので羽がどうやって翼になっているのかその構造が分からない。
なもんで、意を決してネットで検索しまくりましたたわよ。
「怖くない。怖くない。これはね、鳥じゃないの。そう、ケンよ!ジョーよ!」
なんてぇことを呟きながら見たり作ったりしていたら帽子がこんな具合になっちまいました。
正面図も撮っとくべきだったなぁ・・・誰だ!誰だ!誰だ~っ!!♪みたいだったのになぁ


ということで、後半に続く♪





*ここに写真をUPする事は実は関係者諸氏に了解を得ておりません。
 なもんでいかがなものか・・・とも思ったのですが、公演も終わった事ですし、
 数あるこだわりの素敵な衣装たちの中で私が携わったのはごく一部だという事をお断りしたうえで、
 私の個人的な制作記録として愛着の出来たしまったモノ達を紹介させていただく事にしました。






 





              

             
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そうさ、これが現実さ♪

2011年09月24日 17時29分22秒 | 日々の出来事
台風が近付く雨の日に店に立ち寄ったからと
店員さんが、9月の新商品をお味見にと持って来てくれた。
これ、アップルパイの味♪

…現実に戻るぞ!と書いてから5日しか経っていないのに
既に数ヶ月も前の出来事のような気がする。

あの日、家に帰って洗濯機を回しながら洗濯物を片付け
ほっとする間もなくぺこちゃん帰宅。
程なくかぁちゃんも帰宅。
しかも、帰るなり二度ウ~ンパンチ


…あのぉ…御願いですからぁ…
…帰宅前夜のラキソはやめてくださ~い…


翌日は台風接近。
暴風警報が早々と出たので
かぁ、ぺこ、ぽん揃ってそれぞれお休み。

加えてかぁちゃんトドメのウ~ンパンチ
うぅ。ぽんが家に居る時のこの攻撃はなるべく避けたいのだ。

トイレのドアを締め切って何食わぬ顔でキレイキレイするのだが
如何せん、二人入って閉め切ると我が家のトイレは狭すぎる。



…だから、御願いです。
帰宅前夜のラキソはやめてくださ~い


そんなこんなで、余韻に浸る間もなく
すっかりいつもの時間が流れております。



あ!昨夜ようやくパソコンに戻る準備完了。
写真の整理が出来たら、しばらく過ぎ去った時間に戻ってみようかな。






※※※※※※※※※※※※※※※





台風の爪痕が深すぎて胸が痛いです。
しかも激しい傷を負った所へ追い討ちを掛けるような諸行に言葉を失ってしまいます。

…ほんまに、何でやねん…
…何してくれんねん…
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終わった!

2011年09月20日 11時43分22秒 | こちら“mama K”です。
池田屋の跡地はこんな料理屋さんになっております。

小さな碑だけより味気なくはないけれど
歳さん達が、あるいは長州の志士達が見たら苦笑いするのかな…

いずれにせよ、一人じゃない時に行ってみよ。



楽ステ前に台所の後片付けをしている時に
「芝居って花火みたいだねぇ」って呟いたら
側にいた女優さんが、
「そうなんです。打ち上げ花火なんです。」
って、爽やかに応えてくれた。


この一瞬の煌めきの中に
情熱、笑い、怒り、時には憎悪。そして尊敬。
様々な感情と肉体的な限界への挑戦と
それらをぎゅうぎゅうに詰め込んで
一気に爆発させているのだな…

何時もの外野席と内野席の狭間から
内野席に完全に一歩足を踏み入れてしまった感あり。




…ま、まさかの感情なんだけど

お、おいっ、寂しいぞ!!


そうか、こうやって奴らはのめり込んで行くのか…


い、いかん。
これだけは分かってはいかん!!


と、雨の三条スタバ内。
窓の外の鴨川ではなく壁に向かってラテをホットのトールサイズで。





さ…戻るぞ!現実へ!!
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さいた、さいた

2011年09月18日 09時45分54秒 | 日々の出来事
花を育てるのが苦手である。
葉っぱだけがどんどん伸びて
花をつける前に枯らしてしまうのだ

ベランダに吹く川風が強過ぎるのも悪いのかもしれないが
どうもうまく行かないのが常なので
鉢植えは置いていない。


春にスカーレットオハラの鉢植の二葉をいただいた。

…まず、名前に惚れ惚れ。
スカーレットオハラよスカーレットオハラ!!

美しくなれそう…
いや、そうはならずとも強く生きて行けそう


なので、支柱を立てて毎日水やり。
太陽の光を浴びてすくすく伸びた。

すくすく…
すくすく…

…んあ?…すくすく??

支柱を通り越しベランダの柵にからみつき
伸びるのはつるとはっぱっぱ

しまいにゃ葉っぱもミニチュアサイズ。

やっぱりほれ、私が悪いんだな~
きっと花は咲かないんだな~


諦めていたら昨夕めっけ
ミニチュアサイズの花3つ


さいた!さいた!さいた!
9月ももう半ばだけれど
ほとんど諦めてたけど
頑張ったって駄目なもんは駄目かって思ってたけど


さいた!さいた!さいた!

きっと良いことあるよ
絶対あるよ
忘れてたって必ずあるんだ

タラへ帰ろう…
いや、己の生きる場所へ帰ろう。
強く雄々しく麗しく~っ
そう、麗しく~っ




二葉のかぁさんは、さっとんです。
さっとんありがとー♪
花咲いたで~!
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明日からです

2011年09月16日 10時20分51秒 | こちら“mama K”です。
華やかととてつもない暗さは表裏一体なのかもしれません。


お近くの方は是非。



※※※※※※※※※※※※※※※




昨夜は帰り着いて直ぐに布団に潜り込み
何と連続6時間睡眠をゲット

ひゃんっ眠くな~い

今朝はきんぴらごぼうと茹で鶏、タレ二種類作って
只今運搬ちゅう。



に、荷物が重いっ。

車窓から見える空は
昨日は目が覚めるような青色だったのに
今は灰色の雲が低くたれ込んでいますよ…


そういや、Ⅱは完璧な雨男であったな…
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いよいよです

2011年09月15日 13時36分19秒 | こちら“mama K”です。
とうとう明日から本番。


今回は長かった…

始まりはこれから。

けど始まってしまえば終わりは目の前。


この短い時間の為に
彼らはどれだけの時間とエネルギーを費やして来ただろう。


見届けるべく
針を持つ手を包丁を持つ手に変えて…


…何だかぶっそうにも取れる言い回しだ(笑)


私は私のお勤めを果たして参ります。



しかし、電車の揺れ具合は眠りの底に引きずり込まれる危険性あり。






くそ…今晩こそまともに寝てやる…
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月に願いを

2011年09月14日 13時42分39秒 | 日々の出来事
あれから半年
そうしてあれから十年



今宵は満月と聞いていたので昨夜は何度となく夜空を見上げた。

夕餉時には冴え冴えと輝いていたのに
しばらくすると厚い雲にその姿を隠してしまった。

白い光は闇を微かに、確かに照らしているのに
その姿が見えない。


見えない事が悔しくて
見えない事が何故か不安で…

言いたかったんだ闇の中に君臨する白き王に


ねぇ、何もかも見て来たのでしょう?
この星をずっと見て来たのでしょう?
数え切れない悲しみをただ静かに見続けて来たのでしょう?
耐えきれない程の苦しみも黙って見続けてて来たのでしょう?

ならばせめて、その白い光で悲しみを癒せよ。
柔らかな光で苦しみを取り除け。

ね、お願いだから…おっ月さん


姿が見えると思いが届くような気がして何度も空を見上げた。
太陽が闇を砕くその前に…

諦めかけて布団に潜り込む前にもう一度だけ


あ…おっ月さんこんばんは

おはようの前に会えて良かった。



先日の台風が去った日の夜、
沈みかかったオレンジ色の半月がやけに大きくて…
愛しい筈の彼が少し嫌いになった。

いつの間にか9月も半ば。
こちらで知らん顔しているうちに
優しくない自然がまた多くの方を悲しみの中に追いやった。
改めて、心よりお見舞い申し上げます。


半年経っても十年経っても起きた事は元には戻らない。
その現実を覚えて続けていなければ…





※※※※※※※※※※※※※※



昨夜遅くに京へ向かう電車の中で綴りながら投稿し忘れてしまった。

さて、そろそろこちらも日常に戻さないと
綴らない事が当たり前になりそうで

…いかんいかん~っ!!


ぼちぼち、ち~っとずつ 再開しましょかね~
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