『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

Wでないと意味がない。

2010年08月31日 03時54分04秒 | 日々の出来事
あ、いや・・・別に“W”が最終回になったからと言う意味ではなく
これはWショートの意味なので、念の為(笑)

ぺこちゃんのショートが希望通りに取れない状態が続いていたので
諦め半分。すっかり外へ気持ちが向かなくなってしまって、
かぁちゃんのショートの申し込みをしないままにしていたら、ケアマネから電話があったのが先月。
「ぽれさん、8月のショートステイ取ってないですよ!」
そう言えば、7月のショートも電話をもらって慌てて決めたんだっけ。
「8月は別にいいですよ。夏休み中なので、ばぁちゃんがいないとぽんが寂しがるし。」と応えたら
「ぽれさん!月に一度は休まないと駄目ですよ!」と叱られちゃった
「なら、空いている日があれば一日でも、二日でも・・・。」とお願いしたので
土曜日から三泊でかぁちゃんはショート中である。


でも、駄目なんだ・・・。
ここぞとばかりに“mamaK”に変身していても、ぺこちゃんが気になって不完全なまま。
半分しか完全体になれない(うはは、キカイダーみたいで、それはそれでええような気もする♪・・・?)
確かに、ぺこちゃんに手がかかる訳じゃないので体的には楽チンなのだが
気持ちが・・・駄目なのだ・・・。
ついには「何でかぁちゃんだけショートに行かせなきゃなんないんだ?」などど
本末転倒な精神状態に陥ってしまいそうになってしまって、自分でも慌ててしまった。



おい~っ!!しっかりせぇよ!!・・・ほんまや・・・全くや・・・。



ぽんの最後の夏休みが今日で終わる。
クラブだ花火だランニングだと、例によって忙しく休みを消化していたけれど
昨日は珍しく何も予定がなかったので、画材屋に出かけるのに連れてって一緒にランチ。
「何が食べたい?」と聞いたら「冷たいおうどん♪」って言うので近所の百貨店のうどん屋さんへ。
「夏休み、終わるなぁ。」って言ったら「明後日から学校や!」と元気な返事。
けどすぐに、ぼんやりと空を見つめて呟いた・・・「夏休み、もうない?なくなる?」
あんまり不安そうにするので「大丈夫や!お盆休みはみんなあるっ!!」と元気に言ったけど
慰めになっているんだかいないんだか・・・

ぽん、逞しく成長中。
おばちゃんも、まだまだ細々とでも成長せにゃねぇ。


幸いな事に、目前に迫った9月はWショートが3泊取れている。
しかも、ぽんの修学旅行中でもある。集中して完全型に変身可能なのである




ええかげん、自由になれるのはWショート頼みという気持ちを吹っ切る・・・
あるいは別の気持ちに置き換える事をしなければならないのかもしれないけれど
例え気持ちが勇気凛々燃え上がったとしても体が無理。
どうやり繰りしても1日が24時間である限り纏まった自分の時間なんて作れない。
私の心身共の健康の為、やっぱりショートは必要不可欠。
それもWショートじゃないと意味がないのだ


あれ?これが答え?・・・あ~あ、堂々巡りだ
しかしまぁ、書き連ねていると強気にはなれました。感謝!

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かぁちゃんの味

2010年08月25日 04時14分04秒 | 日々の出来事
地下鉄の駅を3つばかり越えたところに新しい100均のお店が出来た。
随分前から一度覗きたかったのだけれど「いつかね・・・。」と、まぁその程度。
一昨日、買い物にでかけようと自転車転がしている途中に
突然、急に遠くまで行きたくなって(時々発症する“遠くへ行きたい病”)
「うへへへ・・・。」と一人にんまり自転車きこきこ♪

100均の店はチェーン店が2種類近くにあるけれど、そこはまた別のチェーン店。
少し変った商品が広い店内に所狭しと並べられ、見ているだけでそこそこ楽しい。
いつもと違う道を走り、ちょっとした旅気分で意気揚々と家に帰りついた途端
あっちゃ~・・・滝のような汗ってこういう事を言うのね~・・・
自転車転がしている時は風を受けているので、さほど感じなかったけれど
お外はやっぱり暑かった!・・・なんて思ってたら、息があがって、今度は急に寒気がして来た。

ありゃま・・・

慌ててクーラーを入れて、水分補給した後、しばらく転がってたら気分は良くなったけれど
どうぞ皆様、くれぐれも熱中症にはご用心あそばして・・・。



で、こう暑いと冷たいもん食べたいなぁ・・・冷麺かなぁ・・・。
「なぁ、かぁちゃんっておっかしなもん、よう作ってたよなぁ、今にして思えば。」
「うん。中まで火が通ってないと嫌や言うて、ハンバーグは蒸してたしなぁ。」
「神経質やったし、お刺身なんて、ほとんどなかったよなぁ。」
「茶碗蒸しは、絶対“すが入る”まで蒸してやったしなぁ。」
(悪口ではありません。事実、を語っているだけであります)
「なぁなぁ、おつゆしゃぶしゃぶの冷麺あったよなぁ。」
「あった、あった。あれが冷麺やとずっと思ってたから、初めてお店で食べた時びっくりした。」
「うん、うん。びっくりしたした♪けど、あれはあれで美味しかったと思えへん?」
「あっさりしてて、おつゆ全部飲めたもんなぁ。」


少し前に、ぴぃと語った思い出話し。
と言う事で・・・




             再現!かぁちゃんの冷麺!!
               

          
  のっけてる具は錦糸玉子、しいたけの甘煮、キュウリ、ハム
  (ちなみに、かぁちゃんはハムも茹でとりましたが、今回はそれはキャンセル)
  おつゆは、御出汁に醤油、お酢、砂糖は隠し味程度を煮立てて、仕上げにごま油少々。
  (味は薄味だけど、すっぱからく、冷麺と言うより酢の物の類かもしれない)
  それをキンキンに冷やして、麺と具の脇からた~っぷり注いで出来上がり。


 懐かしいかぁちゃんの味 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



あんなぁ、わたしらは懐かしいし、美味しいと思うけんど
これ、お酢が苦手な人はぜ~ったい食べられへんって、かぁちゃん
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もう無理・・・と、思ったけど

2010年08月22日 02時49分37秒 | 日々の出来事
朝起きて、薄手のタオルをバイヤスにくいっと延ばし、
きりきりっとねじって中央を首の後ろにあて、一気に頭のてっぺんにあげてぎゅっと結ぶ。

バカボンのパパな~のだぁ!!

・・・いや・・・したたる汗を抑えるのにはこれが一番。
どうせ朝から行ったり来たりの繰り返しでエアコンをつけても効用は少ない。

玄関を開けると、蝉があちこちに転がっている。
それはまだしも、世にも恐ろし~い事に、夜中にベランダで鳩が立ち往生。
どうしても動かないので、またしてもろんに泣きついて、追い払ってもらった。
おばちゃんの面目まるつぶれである。

・・・いや、この暑さで、鳥さん達も弱りきっているのかもしれない。

風通しが良いのだけがとりえの我が家ですら
日中の室温は35℃近く。川風は熱風となって肌にからみつく。

「おっかしいやろぉ!なんやねんな、この暑さ!!」
と背の君の食って掛かっても「俺のせいやない。」と責任逃避・・・とは違うか

・・・いや、誰かのせいにしたらちょっとは気分が収まる・・・訳ないけどそんな気がする。


少しでも睡眠時間を確保したいので、眠る時にはクーラーを入れるのだけれど
日中、特に一人の時はついつい風頼りだ。
料理の最中はストーブを付けてるのと同じ状態でクーラー入れてどうすんのよ?であるし、
だいたい、だてに赤道直下で生活してた訳じゃねぇ!!

けれどここ数日は・・・もう無理!絶対無理!!


細切れに時間を作って針を持てば、汗ですべって左手に突き刺すわ
タオル鉢巻の隙間を狙って汗が目に入りゃ、しみて痛いわ
アフリカより暑いぞニッポン!!暑さついでに熱くなって・・・もう訳分からん。

(念の為に申し上げますが、かぁちゃんとぺこちゃんの部屋はエアコン頼りです)


しかしながら、今宵の風の心地よい事よ
半分から満ちる途上の月の麗しい事よ
何と言っても、この暑さで?成長した髪のめでたき事よ

もう、無理と思った所で救いもまたあるものですねぇ。
昨年末に突然出来た10円○ゲ、実は500円以上に成長し、
「あたしゃ、ほんとに河童になるのか?」と人知れず凹んでいた日々を経て
ようやく、完全ではないけれど、帽子なしでも人前に出られるように相成りました。


・・・・・感動です・・・・。

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毎年思う事がある

2010年08月16日 04時50分07秒 | おもひでばなし
同居していたひぃばあちゃんが亡くなったのは、高校2年の秋だった。
仏壇の引き出しに大切にしまってあったのは、木の名札のようなものと一枚の葉書。
ひぃばぁちゃんの息子が戦地から両親に宛てた最後の葉書。
写真でしか知らないその人の文字はとても綺麗だったのを覚えている。
海軍の兵隊さんだったので、どこかの海に今も眠っておられる。

戦死の知らせと共に遺骨の代わりに届けられたのが木の名札だったとか
その辺りの事は一度だけ親戚のおばさんに聞いた事があるけれど、
写真で見る限りまだ若いその人の事を 他には誰も教えてはくれなかった。
几帳面な文字が並んだその葉書は四分の一は墨で塗られていた。
正確に表現すると、墨は薄く剥がれて所々の文字が読み取れるようになっていた。


検閲されて消された文章。
消された文字を読み取ろうと、かみそりで必死で墨を削った母。


ひぃばぁちゃんは明治の生まれ。かなり厳しいお姑さんだったようで
かぁちゃんは事あるごとに泣いては私に愚痴るので
私は小さい頃から、ひぃばぁちゃんには否定的なイメージしかなかったのだけれど、
88歳で亡くなる数年前には、当時で言う脳血栓で倒れ、記憶障害も徐々にひどくなり
私の事を自分の孫だと思っていたらしく、オヤジさんの名前で呼ばれる事もよくあった。
あるとき、珍しく早く家に帰った父が、ひぃばぁちゃんの部屋の前を通った時
彼女は大きな声で我が子の名前を呼んだ。
泣きながら、何度も何度も「帰ったんか?生きとったんか?」

ひぃばぁちゃんもまた、戦争に子供の命を持っていかれた沢山の母親の一人だった。
何十年も息子の帰りを待ち続けていた母親の一人だった。


8月15日になるといつも思い出す。

私もまた戦争を知らない世代である。
けれど、我が子がどこでどうなって帰れなくなったかも分からず
手紙の分を他人に読まれて墨で消されるような
一つ一つの命が尊ばれない世の中には決してなってはいけない、してはいけない。

今もどこかの国々であるいは民族で、それぞれの正義を振りかざし、
その美名の元に捨てられる命が後を絶たないのは何故なんだ。



・・・と、終戦の日にいつも思う。
・・・終戦の日にしか思い出す事がない・・・思う事がない。

・・・それほど、今の私は幸せなのだ。
・・・自分の生き方を選んだり悩んだり出来るほど幸せな時代に生きているのだ。














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いつもと違う夏

2010年08月15日 03時54分27秒 | かぁちゃんにまつわる話
そろそろ、食べられなくなる頃だな
そろそろ、水分も飲み込めなくなるな
梅雨の頃になると例年、夏に向かって目に見えて弱ってしまうかぁちゃん。
これだけ暑いと、今年はいったいどうなるんだろう・・・
と、思いつつ、気がつきゃもう葉月8月ちょうど半分。


おかしい・・・かぁちゃん、食べてます。・・・元気です 
それどころか、ストローでの水分補給が復活 
一昨年の夏から、噛んでしまうばかりで吸い上げる事は出来なかったのに、


何故だ?
      良くなる訳がないって、調査員さんに噛み付いたからか?・・・そんな訳・・・ないよねぇ・・・


考えられる事はこの1年、食事の度ごとに
大き目のマグカップ1杯の“ゆるゆる寒天ジャスミンティ”を完全に摂取出来ている事くらい。
♪一杯の珈琲から~ 夢が広がる事もある♪・・・なんて歌があったと思うけれど
カップ一杯のジャスミンティから元気を繋げる事もあるのか・・・な???



*********************



ひとつめの台風が運んで来たのは、湿気を含んだ重い風。
過ぎ去った後もカーテンがなびいて困るほどに風が吹くのに、
熱を帯びて湿った風が肌に纏わり尽くのには舞ってしまう。

残暑お見舞い申し上げます
まだまだ暑い日が続きます。皆様どうぞお体にお気をつけくださいませ。





******************************


そうして今日は終戦記念日

黙祷を捧げます。




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時間割

2010年08月13日 04時04分43秒 | こちら“mama K”です。
何やら愚息が申しますには・・・
何だか奴の周辺も慌しく変化があったようで、
10月予定の公演が大幅に先送りになるかも、しかも、その間に別の芝居を打つかも・・・

・・・って何やねんっ

けど、今回の衣装は確実に必要との事で
私はのんびり暇な時にぼちぼち仕上げれば良いらしい。


・・・んで、暇な時間ってどこよ?


奴らには隠して来たが、実は私は集中力が続かない
短期間に周囲から断絶した状態で(←いわゆる、家事放棄ってやつです)は集中できるが
平穏無事に日々の生活をこなしながら何かに集中するなんて器用な真似は出来ないに等しい。
ぶっちゃけて言うと、計画をたてて物事を処理する能力に著しく欠けるのだ。
ぐわっ!って思ったら、どわっ!と、一目散にのめり込みとっかかる!!事は出来ても
毎日少しずつ積み重ねるなんて芸当はした事がないような気がする・・・。


要は、毎日の生活の中で、時間を決めて少しずつ仕上げれば良いだけの事なのだ。
夏休みの宿題も、そうしていれば、8月の終わりに焦らず余裕を持って新学期に入れるのだよ。
・・・と、人には言えるんだけどなぁ・・・。
・・・ずっと8月後半燃え尽き型だったよなぁ・・・。


この歳になって今更だけど、
月間・週間・日間の時間割を作らなければ絶対できっこない気がする。
ぎゃぁ・・・時間がないから、思った通りに出来ないなんて言い訳は出来ねぇ!
ぎゃぁ・・・時間があると思って、しょうもない所に凝ってしもたらどねんするん!



世は夏休みでお盆休み。家事放棄宣言が100%出来ない時期。
どこかでほっとしている自分がいるには居る。

さて、ほっとしたついでに、時間割を真面目に考えなきゃ。
予期せぬ“んこ様お出ましの時間”に翻弄されない程度に余裕を持たせて。
そうそう、長丁場になるので「ブログの時間」も作っておこ~っと
1日は24時間だって事は決して忘れずに♪








いや、しかし・・・あれやこれやを常に頭の片隅に置きながら
果たしてまともな日常生活が送れるのだろうか。
ま、いいや。そもそも一般的な“まともな日常生活”がどんな物かは知らんのだし、



これを機会に『mamaK的まともな日常生活』を自分のものに出来れば・・・・・・
残りの人生、楽しかろうねぇ
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急展開

2010年08月07日 04時40分54秒 | かぁちゃんにまつわる話
あのぉ・・・騒ぎまわってお恥ずかしい限りですが、事態は急展開いたしました!


************************************


お昼に研修先からいつもの“やっちゃうよケアマネ”さんが電話をくれた。
「ぽれさん、聞きました!そりゃ、直接言うた方がいいわ。」
「え・・・言うてもいいんですか?」
「書類が回ってしまったら手遅れになるし、おかしい思った事は早めに言った方がいいって!」

・・・そうなんや・・・言うてもええんや。知らんかった。


結果的に、既に書類は区役所に回っていたのだが
いつもは冷たく感じていた区役所のおっちゃんも言うてくれた。
「そりゃ、調査員さんにはっきり言うて、変更あったら僕に電話してくれ言うといてください。」

・・・え?うっそぉ・・・そないに簡単なもんなんかいな?

で、思い切ってご本人に電話(ここで何度も書くけど、私は電話は大嫌いだ)
「判定の事で疑問があるんですけど、何故前よりずっと状態が良くなっている事になってるんでしょうか?」
心臓ドキドキバクバクの直球勝負である。
「おそらく、異常行動がないのでそのように判断してくださったと思うのですが
それはしないと言う事ではなく、それらをする事が出来なくなったと言う事なのですが?」
認定委員さんは「そうなんです。不穏な状態は認められないのでそう判断しました。」と、にべもない。
けど、私は頑張って言った!
「そういう判断であれば従いますが、前の判定とは随分違うので戸惑っています。」


すると、そこでしばらく電話を待たされた。

再び電話口に出た認定委員さんはまるで声の調子が変ってしまって・・・
「私のとり方が間違っていました。Mと言う事ですぐに区役所に変更を入れます。」と何度も謝ってくださった。
(とり方と言うのは、詳細に判断材料の書かれている本の内容の受け取り方の事だろう)



めでたしめでたし・・・ちゃんちゃん!!

で、ええんかいな??

何だか釈然としない。
認定委員さんによって判定の仕方がこれだけ違うのだ。介護度の認定っていったい何?
私は気付いて意見を言えたからいいけれど、意見を言えない人たちも大勢いる筈。

なんだかなぁ・・・言うたもん勝ちって、こういう事でもあるの??なんや気ぃ悪いなぁ。


でもこれは、こちらの地域では調査内容の複写がその場でもらえるから対応できた事。
それらがもらえない所では対応は後手後手になるのは目に見えている。
(帰り際に渡されるので、その場での確認は自分が意識していないと無理。これも反省の一部)

かぁちゃんの場合、点数の面から言うと介護度が下がっても、現在受けているサービスには支障はない。
けれど、それは私が元気でいるというのが前提な訳で、
もしも、何かあってヘルパーさんを依頼するような事になれば、長時間の利用となるだろう。

問題はそこなのだ。日中だけ介助が必要な状態であると判定されると、
夜中の介助や見守りが必要不可欠なかぁちゃんはどうすればいいんだ?
実費で賄えばそれでいいのかもしれないが、長期間となると無理は必ず出てくる。


証査表を元に、点数を計算して介護度を弾き出すのはコンピュータだ。
機械には、異常行動をしないのか、あるいは出来ないのかを判断する能力はない。
現段階で異常行動はしないのだから、点数は当然低くなる。
だとしたら、調査してくださる方の判断によるランク付けに頼る外ないのだ。
異常行動すら出来なくなってしまった事とそれをしないのとは違うのだと判断出来るのは人だけなのだから。


結果的にかぁちゃんの介護度がどうなるのか今はわからないけれど、
思いがけず分かった事は・・・

おくさん、何やおかしい思ったら、直接聞いてもええんやって!!




はぁ・・・予定を組んでいた時間をすっかり使ってしまった。
騒ぐだけ騒いで何なんですが、再びおこもりせねば、今度はこっちがえらいこっちゃ!になりそうですよ。
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疑問は不安に変化する

2010年08月06日 11時48分34秒 | かぁちゃんにまつわる話
朝一番にケアマネさん電話したけれど、研修中でお留守・・。うえんっ
なので、もう一人のケアマネさんが内容を伝えますよと言ってくださったので、聞いてもらった。
「かぁさんのレベルはⅢaではあり得ないですよ!!」と即答!

なんでもⅢaと言うのは、日中の介護が必要な状態らしい。
んで、Ⅲbになると、夜中も介護が必要なレベルだとか・・・。
ここ数年、纏まって眠れるのはショートの間だけという生活をし続けてるのにかぁ?

で、当然、Ⅲと判定されると介護度は3になる可能性があるとか

「医師の意見書で、事細かに書いてもらいましょう!」と言ってはくださったのだが
近年、医師の意見書より判定された物を重要視される傾向にあるらしい。
(これはぺこちゃんの区分認定の時にも精神科医が言われていたっけな)
ならせめて、特筆事項で判定員が書いてくれた内容を重視してはくれまいか?


でも、どうして・・・
夜中の介助の事も事細かに説明したのに、何故こんな事になっちゃったのかな。


ちなみに、判定員さんに直接私が訴える事は出来ない。
勿論、今の段階での見直し請求や不服申し立ては出来ない。
対処方法としては、万が一介護度が3と出た時に、見直しの要望をすれば良いとの事だけど・・・



面倒臭いのいやん・・・


かぁちゃんは『要介護4』になって4年が経過している。
実際、反応のレベルは徐々に落ちて来ているし、声も失ってしまった。
歩けると言っても、支え無しでは全く立てない。


繰り返すけれど、年数が経過して治る病ではあるまいに。
できる事を1秒でも長く出来るままにしてやりたいと、見守って来たのに。
徘徊も抵抗も幻覚も、それこそこっちがおかしくなってしまう毎日の積み重ねの結果
ようやく穏やかなかぁちゃんを愛しいと思う事が日常となって来たのに・・・
それで、介護が楽になりましたって、勝手に決められるのは、やっぱり腑に落ちない。

仮に介護度が変らなくて、めでたしめでたし・・・となったにせよ、
こういう思いをしなきゃいけないのは理不尽だと思う私は我儘なのか・・・な?
いや、確かに以前より精神的なダメージは減ったのだから、こりゃ良い事なのかな?
けんど、肉体的ダメージは時折限界を感じる事もあるのは否めない。


ううう・・・ぐちゃぐちゃ思ってる事自体が耐え切れん!!




今どうこう言っても、どうしようも無い訳であるし、
さ、気持ちを切り替えて、かぁちゃんをお風呂に入れて来よう♪

んで、やるべき事に集中しよ~っと



・・・うふ♪
でもまぁ、遠ざかっていたPCに急遽帰って来てこれだけ書けるって事は
考えようによっては「悩む事も楽しきかな♪」かもしれませんねぇ。

ごちゃごちゃお聞かせして申し訳ありませなんだ・・・でございます~っ



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素朴な疑問発生

2010年08月06日 04時20分06秒 | かぁちゃんにまつわる話
駄目だ・・・
時間が欲しい時なのに、集中できない。


それはなぜかと尋ねたら♪べんべんっ♪

いやぁ、介護認定調査が一昨日あったのですがね、
社協からの認定委員さん、若くて丁寧に話を聞かれてその間嫌な思いはなかったのだけど
若さゆえ?経験不足?マニュアルに忠実すぎ???

調査票の複写をやっとゆっくり見直して先程気づいた重大な事実
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)は、
2年前のA2から2段階下がってB2と書かれていたのに
認知高齢者の日常生活自立度が、
2年前のMから3段階上がってⅢaって書いてあるのはなんでやぁ?? 

ちなみに、日常生活自立度は
障害高齢者は 自立・J1・J2・A1・A2・B1・B2・C1・C2
認知症高齢者は 自立・Ⅰ・Ⅱa・Ⅱb・Ⅲa・Ⅲb・Ⅳ・M と、ランク付けられてるんやけんど・・・


あぁ、この時間の欲しい時に2年前の調査票探し出して、じっくり見比べてしまったではないか。
何も変らん?一部介助だった所がいくつか全介助になってる。
ただ、左手の硬直はあるものの、肩まで腕が上がるという事で今回は麻痺はなしになってる。
指が開かず、肘の曲げ伸ばしは出来ないのは麻痺にはならんのか?
んで、「名前を呼ばれた事が分かりますか?」と聞かれたので
「解っていると思っています。」と応えたら、「自分の名前が言える。」になってる。


ひとつひとつの項目の分類には、判断基準が事細かに決められていて
それを元に判定しなければならないのだから、神経を使われるのは理解できる。
気も遣われるだろうし、大変なお仕事であるのも分かる。
(例えば支えがあると10秒以上立てる場合は「支えがあると出来る」になるらしい。
階段の昇り降りがで出来ると「片足での立位保持が支えがあると出来る」事になるらしい。
介護者がどれだけ踏ん張っていても、本人の意思がなくても出来るものは出来るのだそうだ。)


おそらく認知度の設問の中にある、いくつかの異常行動が「ない」とされたのが
自立度のUPになってしまったのだろうが、
それは「異常行動をしない」のではなく「それすらも出来なくなった」と言う事で
それに関してもはっきりそう応えたのに・・・

それより何より、調査の間中、とろとろと目を開けたり閉じたりするだけで
何の反応もしないかぁちゃんをずっと見てたのに、それでも介助があれば自立してると判断されるの?

もっとはっきり言わせてもらえば、
「なぁ!アルツやで!2年前と比べて良くなる事があると、あんた思ってるん??」
「夜中にちゃんと呼吸出来てるかどうか、舌が落ち込んでないか、毎日確認してるんやで!」
「2年前は、2年前はちゃんと喋られんでも、歌はしっかり歌えたんやで!!」
「あんた、数字を計算するだけの機械違うやろ?人間やろ?」

あ・・・熱くなってしまった

介護度に関しては地域差もあるようだが、
こちらでは介助があって歩ける間は「5」にならないと言う事なので、
ずっと「4」なのはえら~い!!と私は判断しているけれど、「3」にされたらたまらない。
いや、介護度云々より・・・多分私は歳を重ねる毎に衰えてゆくのを目の当たりにしているのに
あたかも、できる出来ないの数字の合計だけで以前より良くなったと簡単に思われるのが・・・


なんやしら、めちゃくちゃ腹が立つんですわぁ
かぁちゃんがまた喋ったり歌ったり出来るようになったんやったら話は別やけど
些細な反応を無理から見つけては「まだまだ出来る!」と喜んでる思い、分からんのやろなぁ・・・。



あ!・・・えっ!?
もしかしたら、私がきゃはきゃは元気に喋りすぎたんがあかんかったんか・・・なぁ?なぁ?


ま、いっか、明日ケアマネに「こんなん書かれました~!」って言うてみよ。
うん。それがいい!そうしよう!!





いかん。自己整理の為に長々と書いてしまった。
これはこれで、私には必要な時間であったのだ。・・・と言う事にさせてくだされ~っ



あ!近所にカラオケ屋さんがまた出来た。
そのおかげで、いつものカラオケ屋さんが30分100円になった!もちろん、ソフトドリンク飲み放題
・・・なのに、いつになったら行けるんだろう?

うふふ♪ちょっこし行って、気分変えてくっかなぁ



いかん。壊れつつあるようです。

どうも何だ・・・ヒジョーに気持ちが弱くなる時が、まだまだあるようですな。




今、かぁちゃんは静かに寝ていたので、とりあえず私も・・・




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お暑うございます

2010年08月05日 05時23分21秒 | 日々の出来事
この暑さ、何とかならんですか?
と訴えておるロデムであります。
少しでも冷たい場所を探し求めて一日中ふにゃぁっとなっております。

ロデム…あんたの気持ちは良く分かる。


確かに、こんなに堪える夏は初めてのように感じますよ。


世は夏休み。
だからと言うわけでも無いのだけれど

何だかんだと細々した雑用ばかりが増えているのに
それに体がついて行かないのがもどかしい。


パソコンまでたどり着けない
たどり着いても直に力尽きる日々が続いております。


夏バテだという自覚はある割には
一日中パタパタしているのでまだまだ元気なのでしょう。


そうそう…やっとの思いで何とか一枚だけ縫いあげた物を
週末ちょこっと帰って来たⅠがじっと見つめて
「イメージは茄子か?」と言った事に
いじけまくって未だ立ち直れずにおります。


茄子はないやろ茄子は…
しかし不思議な物で
そう言われると茄子にしか見えなくなって来て……

いかん!混乱して来た。


暑さはまだまだ続くようです。
皆様どうぞご自愛くださいませね。
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