『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

“げ”は「元気ださんばっ!」のげ”

2014年05月24日 07時35分26秒 | ぺこちゃんにまつわる話
あれこれぐちゃぐちゃ思っていたら、ちょっと整理が必要だと気がついた。

以前、ぺこちゃんのカテゴリーに書いた件のその後。


円座を作るべく、ぺこちゃんの編み物の世界を広げてくれようとしていた職員さんは
あれからすぐに体調不良で休職されてしまった。
ぺこちゃんの部屋には、一段目の途中で諦めてしまった毛糸と編み図が埃をかぶったままになっている
せっかくやる気満々がこちらに伝わって来るスタッフさんだったのに残念
・・・頑張り過ぎちゃったのかな・・・。
どうぞお大事に。早く元気になられますように。


4月からのぺこちゃんの行き先は、ぺこちゃんの希望はかなえられず、
今までどおりで、軽作業をがんばり続けている。
そして、送迎だけ生活介護の車を利用する事になって、遅い時間に出て早く帰って来ている
ぺこちゃんと私の双方痛みわけ?

と、言う事でいいのか?……なぁ?

そして、一番大切なショートステイは、今の所は希望通りに取れている。
けれど、職員さんによっては「場合によってはお断する事もあります。」と釘を刺される様になった。

うえーん こわいよー



ただ、一方通行だった連絡帳は、時々だけどキャッチボールが出来る様になって来た。

これは大進歩だ!!
それだけで、随分救われる思いだ



不思議なもので、ここである程度書いてしまったら
ペコちゃんにのお喋りが、さほど苦にならなくなって来た。
黙りを決め込んで、ごちゃごちゃを増やしていたのは
やはり自分の方側に原因があるのだろう。


……返す返す、お目汚し、たいへん失礼致しました。


さて、ただいま故郷へ来ております。
従姉貴の一周忌法要。

……もう一年……
いなくなって一年が過ぎてしまった。

あれから何が出来たのだろう。
何をするでもなく過ごしてしまったような気がする。

やりかけの事が沢山あっても
やりたい事が沢山あっても
心残りが山の様にあったとしても
一瞬先に己が消える事も現実にあるのだよと貴女が教えてくれたのに
私は、涙を流すだけで何も学んでいなかったね。


さ!いいかげん元気出していかんばっ!!

過度の睡眠不足のままあちこち掃除していたら、
従兄貴が「おめぇ、なんだぁ!死んだやーな顔しとるで。」
と、言ったので
早々に引き上げて、そのままホテルのベッドに倒れ込んだ。

んで、久々にまとめて眠って、朝風呂入って気分は上々
今回は、ぴぃとぽんも一緒で道中賑やか。
明日はぽんのイベント応援というおまけ付き。
今日の気温は昨日より10度上がるとの予報。
ひゃー
心して、元気出してがんばるべ!!



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んでっ、もうひとつの!・・・・シリーズ~♪

“げ”は「月光仮面」の“げ”

最初に観たのは、白黒テレビで従兄弟達と一緒に。多分再放送だったと思う。
人間もどき…だったっけ?
怖くて怖くて、兄ちゃんの陰に隠れて観てたっけ

記憶がはっきりしているのは、アニメ版の方。
(当時、黄金バットもアニメ化されてた)
歌詞はそのままで曲だけ変わった主題歌が結構好きで、
EDは今でもおっ月さんを見上げると、口をついて出てまいりますよ。








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“ぐ”は「ぐちゃぐちゃ」の“ぐ”

2014年05月20日 17時07分46秒 | ぺこちゃんにまつわる話
今年もそろそろ花粉症の季節は終わりだな・・・と、
ぺこちゃんのアレルギーの薬を飲むのをやめさせた。
最初は、不安がって『ぐちゃぐちゃ』(いっこめ~)言ってたけど、もうそろそろ薬を飲まない事に慣れたようだ。

ところが・・・
一昨日、夕餉の支度をしている時に、それは私に突然やって来た。
くしゃみ、鼻水、目の痒み・・・まるで止まる事を忘れてしまったように・・・。
そのうち顔全体が痒くなり、鼻のかみすぎで鼻血まで出てきたしまってご飯の支度どころではない。
くしゃみを連発していたら、かぁちゃんがふるふるさせていた手を止めて、きょとんとこちらに釘付けになっているし
ぺこちゃんは、バタバタする私をじっと目で追ってくすくす笑うし、
「あ~れ~ぐ~ら~!!」と薬をやっと探し出して、後は随分落ち着いたけれど、

いや~、花粉症殿、御見それいたしました。
「あ、鼻が・・・。」「あ、目が・・・。」なんて~のは経験豊富だけれど、まさかあそこまでとは・・・
顔中がまさに『ぐちゃぐちゃ』(にこめ~
ほんとにね、ぐっちゃぐっちゃの『ぐちゃぐちゃ』(さんこめ~
おかげで、今日は目の周りと鼻の下がまっかっか


ところで、前回ぺこちゃんの事を感情にまかせて『ぐちゃぐちゃ』(よんこめ~)書いて、気持ちが立ち直らないまま
今日、ぺこちゃんのカテゴリーに書いたモノをちらっと読み返してみたら・・・
ま~っ・・・・・
ほっとんど同じ事ばかり書いておるではないですか

いや、いや、いやこりゃ、何ともいかんなぁ
気持ちが『ぐちゃぐちゃ』(ごこめ~)になる理由ってのは、彼女のお喋りが原因で、
それ以上でもそれ以下でもなく、言わば、ただそれだけ・・・って事かぁ
付け加えるなら、それが原因で施設の職員さんとの私との間にお互いへの小さな誤解が生まれているのだけど
(度々ショートステイを利用する時点で、ぺこちゃん可哀想と思われている節もある
それが解けないまま『ぐちゃぐちゃ』(ろっこめ~)に絡まった糸の塊みたいになっていて
その塊の上に次の『ぐちゃぐちゃ』(ななこめ~)がやって来て、塊がどんどん大きくなってしまっている。
おそらく、それは全てが綺麗になくなる物ではないし
私の一方的な思いだけなのだろうって事も分かってる。


一番の『ぐちゃぐちゃ』(はちこめ~)の原因は、そういう些細な事を話す事が出来る人が誰もいないって事なのだと思う。
その話し相手を職員さんに求めるのは、確かに迷惑な話なのだろう事も想像は出来る。
ま、それを話す為だけに連絡を取る事はした事がないけれど


けれど、全ての大きな原因は私自身にあるのだと思う。
例えば、ぽんにはそれが出来る出来ないに関わらず、駄目な事は駄目だ!!と時には大声で言い合う事が出来るのにぺこちゃんには出来ないからだ。
叱っても、怒っても、信頼関係を失わない自信がないのは未だに信頼関係が結べていないからなのだろう。

もちろん、12年も一緒に暮らしていれば、情も沸くので彼女の話す昼間の出来事を私の方が鵜呑みにしてしまって、なだめたりすかしたり・・・。
「あ、これは違うかも・・・。」と気付くのは、冷静になってからだと言うのも反省すべき点だ。



・・・ぐははっ・・・
吐露してますなぁ、積もり積もった『ぐちゃぐちゃ』(きゅうこめ~)を
まぁ、集約して言うと、う~ん・・・難しい・・・。彼女との生活は未だに難しい事が多い。


けど、ずっとじめじめしていても堂々巡りになるばかりだ。
少しでも『ぐちゃぐちゃ』(じゅっこめ~)から脱出する為には、私の心が元気でないとね。





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んでっ、もうひとつの!・・・・シリーズ~♪

“ぐ”は「ぐりっどまん」の“ぐ”

あの頃、コンピューターワールドで繰り広げられる闘いって、随分時代を先取りしてたっけな。
まだちいちゃかった一之介と二之介が、私が近所の奥様方と話をしている時に息せき切って駆けて来て
「おかぁさん!じろーが出てるよ~っ!!」って叫んだのを忘れる事が出来ない

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“ぎ”は「疑心暗鬼」の“ぎ”

2014年05月19日 09時56分09秒 | ぺこちゃんにまつわる話
昨日、一年ぶりくらいに近所の友人からメールがあった。
「ぽれさん、忙しいやろからそっちに行くわ。」って書いてあったけど
「今、母はデイやから、そっちに行くわ。」って返事をした。

あ・・・私、避けるのが当たり前になっちゃってる。
小さな棘がちくりと心を刺す。

ぺこちゃんが居る時に、玄関先で話をする事を極力避けている。
彼女が私の会話を聞きかじって「姉ちゃんが言ってた♪」とヘルパーさんやデイの職員さんに話したところで
実質的には私にも、誰にも何の問題も起きないのだから気にする私の方がおかしい。
分かっちゃいるけど、家族内の様々な事を彼女に聞かれたくない。

もちろん、ぺこちゃんに悪気はないし、本当の会話の意味が理解出来ているとは言えないのも分かってる。
だから、彼女が話す事の内容は、こちらも想像力を広げていくつかの複線を考えないと正しくは伝わってこない。
時にはそれが事実とは全く違う場合も多い。

・・・と、わかちゃいる。分かると言うより慣れたので、問い直した時の彼女の反応でなんとなく本当が分かる。



問題は彼女が「分かっている。」と人に思われて、彼女の話す内容がそのまま真実だと受け止められるって事。
それが、時にはとても怖い。
ご近所さんなら、私がフォローすれば「あぁ、そうなんや。」で済まされるのだけれど
こちら側から見えない、彼女が一番羽根を広げて喋りたい放題にしているデイやショートの内部では
どうも、微妙な違いから大きな違いになってしまっているのが穏やかではない。


本当は・・・と、こちらが説明する場所がないのが一番の問題なのだろうけど
説明した所で、それが他の職員さんに申し送りされている様子もない。

面談の相手が変わる度、
ぺこちゃんは小さい頃から施設にいて、そこから全寮制の障害者雇用のある会社に就職して
そこが倒産した時に同居出来る可能性があるのが家だけだったので、彼女とは中途同居なんですよ。
だから、子供の頃どうだったのか知っている家族は誰もいないんです。
と言うところから説明して「あ、そうだったんですか?」って言われるのも、もうしんどい。

確かに、ぺこちゃんがそれによって心身共に困る事はないのだからそれでいいのだ。
悩まなくて良い事をうだうだ悩んで胸のつっかえをどんどん大きくしているのは私の勝手。

小さな事は最初からあったのだけれど、気に留めていても仕方ないや・・・と無理矢理自分を抑えて来た。
けどね・・・
「ショートの日程は本人に言ってください。良く分かってはるし。」だとか
「家にいたら邪魔やと思われたら、ぺこちゃんも可哀想やし。」とか冗談まじりに?言われちゃぁ、あんた。
どうにも穏やかじゃおれませんて


んあ?私の心が狭い?自分中心主義?・・・そうかえ?


ショートの日程を前々からぺこちゃんに言ったら、どんな事になるか想像できんか?
毎日帰るなり、明日は暑いか寒いかが気になって翌日着る服をず~っと考え込んでいるのに、ずっと先の予定を話したら
それだけでパニッて半泣きになるのが分からんとでも??
はぁ?はぁ?ぺこちゃん、あんた向こうで何語ってる??
確かに、「大変やねぇ。」とか「がんばりや!」と言われるのは大好きではあるけれど
生真面目に考え始めると、良くない想像ばかりが膨らんで、心の中に鬼が住む。



あ・・・心当たりがあった。
二之介が帰った時に、どうしても以前使った衣装が必要で、彼女の部屋のクローゼットの衣装ケースの中を探さなきゃいけない時があったのだ。
なので、理由を説明して、二之介も彼女に頭を下げて、少しの間散歩に出てもらった。
「うん。いいよ♪いってきま~す。」と元気に応えて出かけてくれたので、ほっとしたのも束の間。
買い物帰りのぴぃに玄関を出た所で出会ったようで、大きな声が聞こえてきた。
「二之介君が帰って来たから、外に行かなあかんねん♪」

およ・・・・・・・・・・・・・・およっ・・・・・・・


ぺこちゃ~ん、間違っちゃいないが意味合いが変わってくるよ~



誰を攻めるわけにもいかないし、その気もないけれど
せめて、喋る事が出来るから分かってるんだと思わないで欲しいんだけどなぁ・・・。
頼むから、彼女の語る内容を、そのまま鵜呑みにするのはやめてくださ~い・・・。





へへんっ。

闇の中から鬼さん達がぞろぞろ出て来る前に、ここでちょいと憂さ晴らしをさせていただきました。







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んでっ!もうひとつの・・・・シリーズ~♪

“ぎ”は「ギンガマン」の“ぎ”
お名前は違ったけれど、分かりますって
OPとED、特に英語版は圧巻ですよ~。
機会があったら是非お聴きになってくださいまし・・・な、ないか

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“が”は「ガッチャマン」の“が”

2014年05月12日 23時50分06秒 | 日々の出来事
…………………

あーっはっは!書いてみたかった!こういうタイトル

いや、本当はこういうタイトルを羅列して良ければ
毎日更新も夢じゃないくらい、我々世代が育って来た過程では
様々なヒーローや怪人達、そして怪獣達に遭遇しているのだ。

そりゃ、出会いは人それぞれなので、
運命の出会いとばかりに一目見た瞬間に恋に落ち、深く愛してしまったり
そして、その愛を貫くべく、時の流れを止めてしまう程のエネルギーを注ぐ場合もあれば
一時期の火遊びで終わるパターンもある。
また、なんの興味も覚えないで通り過ぎたり
場合によっては、存在そのものを拒否される場合もある。


………あれ?何の話だ?……



えーっと……

そうそう先日、夜に帰って昼前に戻って行った、二之介と朝ドラを観ていた時の話である。
実はその前日に、村岡さん役の俳優さんの顔を何処かで見た記憶はあるのに思い出せなくてイジイジしてたので
こりゃきっと特撮系で見かけたんだろうと試しに聞いてみた。

二之介は少し考えた後で
「あぁ、竜やってた人やわ。」と応えた。
「おかんは観るな!」と、彼の友人から言付けのあった映画版のガッチャマンでの話しである

そうか、なら私は何処で見たんだっけ?
あれでもない、これでもないと思い出してみて、ふと気付いた。



……あ!あ!!…………彼は!!!!

「HKやんっ………きゃうっ



うっ……駄目だ、詳しく書けない


かくして、それからすっかり朝ドラの楽しみ方が変わってしまった。
レッドに続いてピンクも朝ドラデビューかぁ(^^)
(あ、シンケンね)
頑張れ若人!ヒーロー達よ!なんて可愛い?楽しみ方でなく
記憶に残っている彼の姿が余りにも衝撃的で、物語とは全く関係ない所で目が離せなくなってしまった。


あーっ!言いたい!けど言えない!!

一人でテンション上げて、お叱りを受けるような文を綴っている事はよーく分かっているけれど
やっぱりこれは言えない。



やはり、タイトルをこういう類にすると、人格が変わるので以後気をつける事にしよう
全く……自分でも手が付けられなくなりそうだ








さて、さりげなく話題を変えて、
“ん”の前に濁音に取り掛かる事にしたけれど、
場合によっては酷く苦しみそうな予感はしている。

ほんとに、何でこんな事になってしまったのやら




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“を”は「をををを!!」の“を”

2014年05月02日 23時49分13秒 | 日々の出来事
…………えへへへへ………

今は現代社会で、歳を取ったとは言え、まだ半世紀と少しを生きて来ただけなので、
ゐにしても、ゑにしても、をにしても、これらの文字から始まる言葉は私の頭では思い付かない訳でして

ただ、漫画や何かの世界では
「ぐえーーーっ!!!」やら「ぎゃーーーっ!!」と同等の衝撃を表現するのに
「おおおお!!」の代わりに「をををを!!」と書いて
より一層の「おおおおお!!」感を増す効果的な使い方はされているようだ。

そのせいか「おおおぉぉぉ」と泣くより
「ををををを…」と泣いた方が咽び泣く感は増すような気がするし
「うお…をををを…」と泣けば胸が痛くなる…ような気もする


ところで、小学校の時の音楽の先生に歌う時には
“を”は「うぉ」と発音した方が綺麗に聴こえると教わった。
同じ理由で“が”は、小さな“ん”を前に言うつもりで歌いなさいとも教わったので
友達と「んが、んが」言いながら遊んでた
だもんで、歌う時に鼻濁音を使うのは当たり前の事だと思って来たのだけど
これはもう現代風ではないのかしらね?



気を抜いていると、時間は音を立てて過ぎ去って行くようだ。
二ヶ月毎のカレンダーをめくる時には特にドキリとしてしまう。

「…をををを…もう五月になってしまった

今年のゴールデンウィークは、
上手い具合に飛び石の部分にデイの休みの日が入って
かぁちゃん、丸々一週間お休み。
「おぉ……ををを」だましだましで何としても我が身を持たさねば!!


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