『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

力をください♪

2012年01月31日 04時22分32秒 | 日々の出来事
もっともっともっと~ ちからをくだ~さい~♪

まっさんの歌じゃないけれど
どなたかの為、何かの為はもちろんだけど、とりあえず今は
今のわたしは自分の為にもそっとだけ力を賜りたい。

とにかく眠くて・・・寝る前にPCを開けるの事が楽しみだったのに
たどり着けないのですよ。
余力がない。
あ~ぁ、こんなんじゃいけない・・・けど眠い。

いやはや、まいったまいった。


けれどね、日曜日にはお友達が我が家へ来てくれました。
どなたかをお招きするなんて本当に久方ぶり。
誰に気兼ねすることなく話が出来て嬉しかった♪
途中で何度かかぁちゃんを見に行かせてもらっちゃったけど
やっぱり話をする。会話が出来るってほんとに素敵な事だわ。



ちび達が二人揃って本物のチビだった頃はそれこそ毎日色んなチビ達やデカ達が・・・
なんて事を懐かしく思い出してしまった。

そうだ、せめてあの頃のように
「あら、いらっしゃい。珈琲飲んでく?」なんて言えるようになりたいではないか。
その為には、やっぱお片付けでしょう!掃除でしょう!!
空いた場所があれば誰かさんがどんどん侵略してくるのを横目でギラリと睨みつつ
それを阻止できるだけの気力体力よもう一度!!と叫ぶ日々が続いております。

ううう・・・マイペースを外れた生活を新たなマイペースにしていくのには
もすこし時間をくだ~さい!!

せめてもすこし眠くなりませんように。

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優しさ?

2012年01月23日 04時47分33秒 | 日々の出来事
朝起きると、時折新聞の切り抜きがテーブルの上に置いてある。
「ど~せ、新聞は読まんのやろから・・・。」・・・いや
「ど~せ、新聞を読む時間はないのやろから・・・。」と
              
               こんな風に・・・
                          
              これは随分前のだけど

予約までしてくれちゃって・・・ありがと~ございます。
これに限らず、特撮関連、アニメ関連、その他諸々、私がご機嫌麗しくなりそな記事はいつもこうなのだ。
背の君の優しさの表現方法(笑)

時には、雨が降ると洗濯物が乾かないと騒ぎ出す己が妻の為に
その日の降水確率とピンポイントの天気予報がメモしてあったりする。

ひたすら我が道を行く!タイプの夫のこれも優しさの表現方法


12月の半ば私が東へ行く前日に後輩さん達からもらって帰った花束

               

そして、彼は40年以上勤めた会社を卒業した。
最後の出社の日、帰って来たら三つ指をついて迎えようと思っていたのに
(三つ指ったって両手をチェィンジ!!して、その手を床につけて笑いを取るつもりだった)
かぁちゃんが急に熱を出すもんだから慌ててメールして終わっちゃったけど・・・。
「長い間お疲れ様でした。」は、クリニックから急いで帰って、ぜいぜいはぁはぁ言いながら何とか言えた。


だから・・・今年は初出なんてしていない。
だから・・・ず~っとお休み
だから・・・かなりの確率で家にいる。

もちろん、ごろごろTVを観て過ごすなんてぇ事は出来るタイプではなく
卒業後の自分の生き方だって3年程前から少しずつ計画を立てているのも知らされており
目下その準備に相変わらず眉間に皺を寄せながら頑張っている。
(ど~して愚息達はこの父の背中を見て育たなんだかと腹立たしくさえある)


けれど会社への「いってらっしゃ~い♪」のない日々はこれからしばらく続くのだ。






・・・ふぇぇぇぇぇ・・・であり、
・・・ひゃぁぁぁぁ・・・であり

あっちょんぶりけ・・・・・・・なのだ!!




と、思っていたのだけれど、暮れからのバタバタで未だにそう感じるゆとりがない
もしかしたら、も慣れてしまったのかもしれない?

卒業後もちゃんと切り抜きが置いてあることに「ありがと~♪」と言いながら
こっそり思う・・・「ま、これからもよろしゅうに。」



あ、そっか。今年ははなから激動の新しい年になる事は分かっていたんだった。
さて次は何が起きるのやら、あるいは起こすのやら・・・
「何でも来いっちゃ!」と強がるのが、私なりの優しさとでもしておこう。





            

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再会

2012年01月18日 04時32分32秒 | 日々の出来事
ぺこちゃん事情に振り回されて、すっかり忘れていた事を思い出した。

その時は言いようのない腹立たしさを抑え込むことに必死だったのに
別の事に心を囚われると、案外何でもなかったような気もする。

元旦にオヤジさんが約束の時間より1時間半も早くやって来た時、
実はかぁちゃんは我が家で昼食中だったのである


毎年のお正月。オヤジさんがやって来るのは分かってる。
でも、やっぱりかぁちゃんにオヤジさんを会わせたくなかった。
いや、オヤジさんにかぁちゃんを見せたくなかった。
かぁちゃんの記憶が曖昧になり始め、幻覚で色んな人達がかぁちゃんの家に遊びに来てた頃
唯一此の世に居ながら訪ねて来たのがオヤジさんだったようだ。
「ぼろぼろの服着て、お金借りに来はったわ。あんた、貸してあげなさい。」
・・・・・・・・・おいっ!?

もちろん実際に起きている事ではない。
それに、オヤジさんは裕福ではないものの、悠々自適に日々を過ごし
あちこち旅行にも出かけ、“俺様っぷり”は我々の目の前ではバリバリ健在だったのだから。
けれど、かぁちゃんの意識の中のオヤジさんは、そんな風だったのかと
少し哀しかった事がずっと頭から離れない。私の想像力も加わってなおさらだ(笑)

それに、かぁちゃんは結果的に随分幸せとはかけ離れてしまったけれど嫁いだ身。
会わせるわけにはいくまいと、毎年苦慮して来たのに・・・
かぁちゃんのお昼寝タイムに合うように、時間も指定して念押ししてたのに・・・
歳と共にマイペースっぷりに拍車のかかったオヤジさんは
こちらが言葉をはさむ間もなくヅカヅカと当然のように家に入って来てしまった。


冷たいものが頭の先から足の先へ突き抜ける感覚。思考が固まる・・・。


オヤジさんは?・・・あの人はどう感じたのだろう?

「早く来るなら連絡してよ!」と刺々しく言うと
「わしの事はほっといてええで。」とすぐに背の君に自分の近況をいつものように話してた。

かぁちゃんは・・・ご飯粒の少しだけ乗っかった小さなフォークをくるくる回して・・・
いつもと同じように・・・そうして何も気づいていないようだった。

かぁちゃんとオヤジさん、実に20年ぶりの再会だった。


ご飯を食べ終わった後、いつものように隣の自分のベッドに連れて行き寝転がせながら
「ごめんな、びっくりしたなぁ?」って言ったら
かぁちゃんは最近得意なきょとんとした顔をして、ちらっと私の目を見た。
それからしばらく頭をなでなでしていたら、やっぱりいつものようにすやすや眠ってしまった。
私は溜息をひとつ・・・ふたつ・・・気持ちを切り替えて家に戻った。



「まだ歩けてるやんか。」オヤジさんが言うので
「手、離したら倒れるけどな。」・・・
「自分で飯食えたらええがな。」と、また続けるので
「フォーク持つだけで口にはなかなか入れへんけどな。」・・・

 よそ行って「かぁに会ったで。元気にしとったわ。
 まだぼちぼち歩いとったし、飯も自分で食べとったで。」って言うなよ!
・・・たぶん言うんだろうな・・・
無言で毒づきながら「笑顔や!正月やしな、怒ったらあかん!」と自分に言い聞かせ、言い聞かせ・・・



そうか!その後のかぁちゃんの“大ウン動会”はオヤジさんの毒気に当たったのか!
そうかそうか、それで納得・・・出来るかぁっ


でも、ちょっとだけ、ちょっとだけだけど、一仕事終わったような、それに似た感覚もあることはある。
それに、なんだかんだ言いながら75歳にして未だ気力は衰えず、あちこちガタが来たと言いながらも
一応元気で頑張ってくれている事はありがたい。
それこそ倒れられたりしたら、私は完全にお手上げ状態になってしまうのだから、
まだしばらくは頑張っといてくださいよ。

・・・うふっ♪私って、かなり成長したと思うなぁ


そうそう今回の一番の被害者は背の君で(笑)
予想しなかった現実に、表面上は何事もなかったようにオヤジさんの相手をずっとしてくれた。
「ほなまたな。」とオヤジさんが帰った後の彼の溜息の数はふたつやみっつでは収まらなかっただろう。
ほんっとに、お疲れ様でした。


・・・やはり今年は、色んな事が大きく動く年になるのかな・・・
せめてそれぞれに良いように、わずかでいいから良いように。
溜息の後には微笑みが浮かぶように、そうありたいと祈りたい。
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今いちど

2012年01月17日 05時56分38秒 | 日々の出来事
朝まで少し寝ようと思って気付きました。

あれから17年。

記憶の奥底に眠らせてはいけない事でした。



黙祷をおささげいたします。
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とどめの一撃(後編)

2012年01月17日 05時37分34秒 | ぺこちゃんにまつわる話
結果的に・・・私は元気です。
時間が経つ毎に少しずつ忘れつつあります。

考えたくない事を忘れる・・・。
いや・・・思い出していたのです。

ぺこちゃんが家にやって来た最初の頃の事
かぁちゃんがかぁちゃんでなくなり始めた頃の事

・・・そうなんです。

あん頃に比べりゃ、へでもねぇ!!っちゃっ!!

どう接すりゃ、どうなるか分かってんだし
いつもと同じであれば、彼女は自分の事は自分で出来る。
何より、かぁちゃんは黙ったままで、じっと寝てる。
あの頃に比べりゃぁ、何のこたぁない。

何のこたぁない!!


昨年、ぺこちゃんの事を随分長い間書かなかったのはちょっとした訳があったから。
長年利用しているデイサービスで初めて個人面談が有り
そこで、彼女の家とは違う一面を知ってしまったのだ。
そりの合わない友達と喧嘩して手をだしてしまう事や
彼女が家で私に、あるいはデイのスタッフさんに家での事を話している内容は本当とはかけ離れている事。
それが受け止め方や理解の不十分さからのものじゃなく“作り話”の域だった事。
そして、移動援助サービスを利用し始めて思い知らされる事になったのが
あたかもそれが事実のように、上手に嘘がつける事。

今まで気付かなかったのは、ちゃんと見ていなかったから。
何より、幼い頃から施設で暮らして来た彼女には、デイの方が家で日常だって事を
本当はもっと早く気付くべきだったのに・・・
そんな風に、自分のふがいなさに舌打ちする前に
彼女への拒否感がどんどん膨らんでしまって、話題にするのも嫌になってた。

だからこそ、顔を見なくていいショートステイの時間がとてもとても大切だったのだ。
だからこそ、狼狽えたのだ。


いつまでもお客さん扱いしてるのは私の方だ。
でも、本当の意味で“家族”にはなれない・・・私はなれない。

うん。だから、それなりに付き合って行く。
私は出来る事しかしない。無理はしない。


ぺこちゃんが我が家に来て、今年で10年目。
Wな生活になって10年目。
10年は一昔。ずっと同じ訳がないよなぁ。



ショートステイは2か月前を過ぎたなら、空きがある場合は利用できる事が分かった。
連泊で空きがある事があるのかどうかは分からないけど
あちらの慰めの言葉だったのかもしれないけど、希望が持てるってのは救いだ。


今年はなんってったって“ウンが良い”ので、そこにかけようではないか!!







連泊が出来なきゃ、東への逃避行も出来ない?・・・します!!
結婚30周年に予定していた北への旅も出来ない?・・・形を変えてでもします!!
芝居の手伝いだって出来ない?・・・頼まれりゃしますよ。もとより時間は作ってきたのだから!!


もしも脱出が無理ならば、もそっと自分の足元を見て地盤をしっかり固めようと思いますよ。


あたしゃねぇ、負けんもんね!!
転んだって、絶対いいもん掴んで起き上り、スキップして歌いながら前へ行くんだも~ん♪
(これ以上マイナス思考を続けて、また10円○ゲ出来たらもっと困るもん)



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とどめの一撃(前編)

2012年01月15日 05時11分30秒 | ぺこちゃんにまつわる話


はぁ・・・この一週間は長かった。
殊に前半は自分の中で、かつてない程の負の感情の嵐が吹き荒れ疲弊しきっていた。

それは、ようやく日常に戻れるという安ど感に満ち満ちた連休明け。
ぺこちゃんがデイからもらって来た一枚のプリントが発端だった。

いつもお世話になっております。
ショートステイの利用については2012年2月1日のご予約分より4月1日ご利用までの予約受付とさせていただきます。
予約受付開始は従来通り2か月前からです。2か月までで空きがあれば、ご予約を承りいたします。
(原文)

続いて例が書かれていて、ご不明な点についてはお問い合わせください。
ショートステイの利用機会の均等化のためご協力よろしくお願いします。・・と、締めくくられていた。


私は、まずは「はぁ?・・・」続いて「馬鹿にしてるのか?」と叫んだ。
実際指先は冷たくなるわ、動悸は打つわ、頭の中はしびれてくるわ・・・
悪いびょーきの症状みたいやがな

要は現状では連泊の最初の希望日の2か月前に電話して~泊でお願いします!と言う申し込み方から
連泊でショートを利用する場合は希望日の2か月前に前に毎日“1泊2日”で申し込みなさい。
と変わる・・・それだけの事なのだけれど・・・
これがどうして、その日の9時ちょうどに電話しても希望日に取れたのは昨年は2回だけ。
かぁちゃんのデイのお迎えが9時前後なので、送り出して慌てて9時5分頃に電話していてはもう手遅れなのだ。
9時ちょうどにあちらに電話が鳴らないと、ショートゲットの確率は一気に下がる。
連泊は毎日その時間に電話出来る人だけが対象になるのが利用の均等化ってか?

あ、そうか!連日電話をかけるためにかぁちゃんのショートを取ればいいのか♪・・・ってちょっと違うような・・・

・・・何も人気の芝居やコンサートのチケットを取ってるんやないんやから

ま、これについては先方に詳しく聞く予定はしているけれど
毎回電話を掛ける時にはまるで何か悪いことをしているような錯覚にとらわれているのに
それを毎日続けるのかと思うだけで気が重い。(ただでさえ電話は大の苦手なのだ)
気が重くても取る事が出来れば我慢もするが取れる保証などない


ぺこちゃんが今の施設を利用し始めて10年近く。
月に一度は2~5泊のショートを利用してきて(さすがに5泊の時は嫌味を言われたけど)
何の説明もなく、ある時突然取れなくなって2年ちかく。
今は3か月おきに何とか取る事が出来てはいるけど・・・・


ねぇ、ぎりぎりなんです。
それで限界なんです。
これ以上は無理なんです。
それがあるからやってこれたんです。
全ての負なる思いに蓋をしてこれたんです。

連泊が出来なきゃ、東への逃避行も出来ない。
結婚30周年に予定していた北への旅も出来ない。
芝居の手伝いだって出来ない。

出来ないからって、あきらめる自信ない。

もう何も笑い飛ばせない。

頭の中で低い鈍い音が鳴り続けているような錯覚。

ぐちゃぐちゃになって・・・ストップする・・・。

笑えない。泣けない。叫べない。

最後の一言が口をついて出そうになる。






だめだ。ソレダケハダメダ。



チクショウ!!



・・・眠くならねぇじゃねぇか・・・




ほんの数日間、そんな風に過ごしておりました。
もう何か月も経ったみたい。
誰か悪戯に私の時計の針をぐるぐる回していませんか?





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年末年始騒動記(その3)

2012年01月13日 04時56分17秒 | 日々の出来事
あ~っ逐一思い出してたら、いつまでたっても“現在”にたどり着かないではないか・・・

なので一気にいきますっ

2日、吐き気が治まったらしくバイトには行けたようで夕飯時に帰宅したⅡ。
「おせちある?残ってる?」・・・おせち造りがやめられない所以ですなぁ・・・
あたぼうよ!しっかり詰め替えてまっさらのおせちが!焼きたてのお鯛様がお前を待っておるわ!!
(金魚みたいな鯛ね、ぴぃ家のと合わせて3尾用意してあったのですよ。なぜがちこいのんしか売ってなかった・・・)
本当に久しぶりに家族4人が揃ったお正月のお膳の前で、私は少し感激なんぞしておったのです。

実はその直前にかぁちゃんが2度目の“大ウン動会”をやらかし(やっぱ少しは伝染してたのか?)
洗濯機が3度目に回っている最中。しかし、これで騒動も一区切りと高をくくっていたのに・・・

しっかり食べて食後の珈琲まで入れた後、よく見るとⅡの顔がへん
「俺、早めに寝るわ。」・・・だろうねぇ、昨日の今日だもんねぇ・・・
と、小一時間もしないうちに、ぐあぁぁぁぁぁぁと叫び声とも唸り声ともつかない声が聞こえたような?
そっからはまた、動いたら出ちゃうぴーぴーぴー

・・・お前ら、二人で何やっとんねん・・・

実はトイレを頻繁に使われると、ぺこちゃんがトイレに間に合わない事態が想定されるため
私の頭の中は常に物音に聞き耳を立て続ける緊迫状態になり続けていた・・・あたまいてぇ・・・
けれど、いざとなったら隣に走らせれば良い!この安心感は何にも勝る。

翌3日、朝にⅠが元気に(笑)東へ戻った時もⅡはベッドでヘロヘロ状態
そして彼にとって魔の時間はその日一日続くことになった。
・・・あわれよのぉ・・・

しかし有難い事に日付が変わる頃には「腹減った!」とⅠの時と同様、突然ケロリと治まった。
翌4日はぺこちゃんの“初デイ”
暮れに咳がひどくなって、「もしかして・・・」と言う不安は過ったものの何とか事なきを得
これには感謝、感謝。ぺこちゃんに伝染してたら・・・と思うと恐怖・・・の一言に尽きる。

そしてめでたく、この日の夜、Ⅱも元気で京の町へ戻っていった。

「ほっとする」ってこういう感じなのだ・・・と頭の中がぼんやりとしてる事を実感


そして5日はかぁちゃんの“初デイ”
あぁ、やっと!やっと今年も幕が開けた・・・感涙・・・
年末年始騒動記はこうして幕をとじ・・・とじ・・・・なかった。

いや、確かに暮れから「これって眩暈かなぁ?」と瞬間感じる事は度々あったのだけど
そんなもんに構ってる暇なかったし・・



かぁちゃんを見送って、ばいば~い♪と送迎の車に手を振っていると、周りの景色も揺れている~♪
ぺこちゃんを送り出した後にはぞわぞわと纏わりつく不快感。寒気とも言う・・・


かくして5日、6日はほとんど記憶にございません。
可能な限りの必要最小限の事以外は眠っておりました。

あぁ・・・トイレに連れて行くだけなのに、かぁちゃんの重かったこと・・・
洗濯物を干すのに息切れと戦わねばならんとは・・・
でも!!ぺこちゃんの前では一応普通にしてないと!デイである事ない事喋られるのは嫌だ・・・



けれど、7日にはしっかり復活。かぁちゃんを歯医者に連れて行くことは出来た
私はまだまだ若いんちゃうの?

あ、念のために付け加えますが、私はぴーぴーぴーとは無縁でございましたよ


あれこれ続いた年末年始だったけど
彼らがここ数年で最悪のコンディションの時にウン良く家に居られた事。(今回ばかりは一人ではちょっと・・・)
クリニックが休みの間にかぁちゃんの状態がさほど悪化しなかった事。
ぺこちゃんの咳が短期間で治まった事。
私が動けなかったのがデイが始まってからだったって事。
それらが全てが長引かずにケロッと治った事。
何より、背の気味が無傷だったって事。

考えようによっては、実にウンの良い事が重なって
結果的にそれぞれに新しい年を歩み始められたって事でめでたしめでたし♪







後遺症はある・・・・・・・・・・・・・・・・。
やたら眠い日と全く眠くない日が交互に訪れるのはなぜだろう?

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年末年始騒動記(その2)

2012年01月12日 05時01分56秒 | 日々の出来事
なんだかんだと有りながらも、今年の幕が無事に開け、
まだ布団に潜り込んでいるⅠを放っておいて、かぁちゃんの朝ごはんを済ませた後
背の君と二人で、ようやくまったりとお雑煮をいただいていた時、彼の携帯が鳴った。
ご夫婦共に会社での友人のだんな様の方が危篤との知らせ。
家が近いこともあって、彼は三が日はお別れの儀式のお手伝いにと駆けずり回る事になった。
・・・合掌・・・そうして、お疲れ様。

お昼を少し過ぎた頃、暮れにオヤジさんからメールがあり、時間はきっちり決めてあったのに
(毎年お正月にはやって来て我が家でおせちをつついた後、煮しめ一式をお持ち帰りするのが恒例なのだ)
約束の時間の1時間半前に何の連絡もなく、突然づかづか家に入って来て・・・
私は激しく憤った。それだけの理由があったからだ。でも
年の初めだし、深呼吸をして一応笑顔は作り上げたけれど・・・
まぁ、それでも後でぴぃ達も交えてⅠもやっと普通に起き上って、皆でちょこちょこ食べたり喋ったり
ひとときではあったけれど、それなりにお正月らしく過ごせて良かった・・・にしとこ。

程なく、一人でお昼寝していたかぁちゃんの様子を覗きに行くと・・・うん。寝てる♪
オヤジさんがご機嫌よく「ほなまた~。」と帰った後もう一度覗きに行って
「寝てる?」って聞くと目を開けたので、トイレに連れて行こうと布団を・・・
うんっ?うんっ?・・・うんっ?・・・ウンッ!!・・・
大ウン動会ですからっ!!
暮れに洗ったシーツもアウト!!久々の大ホームラン!!
Ⅰのが伝染したかと思って冷や汗かいたけど、正確には“大洪水”+“んこ様”=大ウン動会
脱がせて洗って、引っぺがして洗って、もっかい洗って・・・と駆けずり回り早々に汗だく。
・・・今年はウンが良いと言う事か・・・

ほどなく戻った背の君と顔を合わせて「え?まだ元旦やんなぁ?」と互いに一言。
やっと座って熱いお茶で一息ついたかつかなかったか
Ⅱからメール。ひとこと「う~ん・・・」・・・っておいっ
メールを打つのもだるかったので電話を入れると何やらおかしい。
胃の中のものがすっからかんになっても吐き気が治まらず
だんだん動けなくなって来たのでバイトは少し早めに終わらせてもらったとか
でも翌日のバイトは休むわけにいかんとかなんとか
とにかく水分補給をして寝ろ!どうでもおかしかったら救急車や!と言ったものの気になる

山のような洗濯物を干して、前日の山をたたんで片づけて、洗い物して
結局くたくたで夜中になった。


一年の計は元旦にあり?
そこまでいかない。
まだいただいた年賀状に目を通す事さえ出来てない。


あ、そうそう、なぜだか分かんないけど、かぁちゃんの鼻水は大ウン動会の後ぴたりと止まったのだ。
雨降って地固まる・・・下から出たら上は止まる?

あ、そうそう、昼間、滝の様な鼻水に苦しんでたかぁちゃんを見て背の気味が言った。
「かぁさん、かわいそうになぁ。鼻栓してもらうかぁ?」
鼻栓?ティッシュで?両方とも?
・・・・・・・・・・・・・・・・やってみた♪・・・・・・・・・・・・・・

かぁちゃんはきょとんとして、口を真一文字に結んだまま、じ~~~っとしてた。











あかん!あかん!あかん!口あけな息できひんやんっ!!





一月一日は長かったなぁ・・・


私は、ただただ果てしなく疲れていた



               



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年末年始騒動記(その1)

2012年01月10日 04時39分45秒 | 日々の出来事
え?・・・今日は何日?
え?・・・今日は何曜日?

それそすらおぼろげになってしまう今日この頃なのでございます。
まだ新しい年になったばかりなのに。

いかん!いつまでもぼけてる場合ではないので、
「こんな年末年始初めてやなかろか?」と何度も思ったここ2週間をざっと振り返ってみとこ~っと♪

暮れの28日にかぁちゃんが昨年初めて熱を出し・・・
いや、熱は長続きしなかったので、ひとまずほっとはしたけれど
鼻水がど~したもんか?ってくらい酷くて、そのせいで咳込むし
鼻をかめないものだから、その都度拭くのだけれど追いつかない追いつかない。
最初の一日目で鼻の下が赤くなって来たのでテッシュペーパーをやめて
古くなったTシャツを切って濡らして固く絞ったのをとっかえひっかえ・・・
いやはや困った困った・・・

翌29日はぴぃが午後まで居てくれたので一気に買い出し
いったい何往復した事やら・・・しまいには頭がぼ~っ
いつもよりず~っと、ぼ~~っ・・・

Ⅱが一泊だけ帰る予定だったので夕食の支度はなんとか済ませた頃
「今から新幹線に乗ります」とⅠからメール・・・聞いてないし・・・
8人分のおかずを大急ぎで9人分に振り分けて一品追加。
大慌てで奴の部屋を片付け(実は普段は私が使ってしまっているのだ)ぎりぎりセーフ
思えばここからが、また随分と違ってきてしまったんだった。

家に帰るなりベッドに倒れ込んだⅠ、9度以上熱出てるがなぁ。
でも本人は風邪じゃないと言い張る←心当たりがあるらしい。
ほどなく帰ったⅡともちらりと会っただけ。
その後はふらふらと部屋から出て来るとトイレへ駆け込む繰り返し。
なんせ、動いたら出ちゃうぴーぴーぴー

30日もそれは続き・・あんたまでウン動会やってんじゃないよ~
ここ10年、母の年末最後の買い物だけには付き合って菊花かぶを担当してたのに、それどころじゃない。
代わりに初めてⅡが買い出しに付き合い、そのまま彼は元気で京都に戻ったのだ。その時は・・・
私は派手に繰り広げられるウン動会を横目で見ながら、
お粥さんを炊きながら、お豆さんを炊きながら
夜中に意識朦朧としながら年賀状を書いたことは書いたのだ・・・(後日談あり)

大晦日、朝からお煮しめの準備に明け暮れてはいたものの
かぁちゃんの滝のような鼻水は治まらず、Ⅰのウン動会も治まらず
それでも・・・・

             
       テーブルの上には次々に所狭しと並んでいったのだ

しかしながら、身も心もあちこち飛び回っていたので予定時間をはるかにオーバー
やっとこたつに潜り込みながらTVを観られるまで回復したⅠに
「りんごさん出たら教えてや!ガガさん出たら教えてや!」と言いながら
重箱を取り出したのは明け方近かった・・・
言われて気付いた「寝ないと死ぬぞ!!」
             
          死んでたまるか!おせちは作るんや!!

             
         何だか品数が少ないと思ったら、かまぼこを入れ忘れてた
         なので別皿に盛った。29回目にして初めての大ボケ・・・・
         ついでに筑前煮を盛るのを忘れるボケっぷり
         ・・・鯛が金魚のように見えるのは気のせいか・・・

         それでも無事におせちは出来た!
         いや、2012年のお正月はやってきた!!

しかも、お重に詰めてる最中にウロウロやってきたⅠが
エビと出来たての肉巻きをつまみ食い・・・そうしてウン動会はようやく終わったのだ。

万歳!やったぜ!新しい年の幕開けだ!!やはりめでたい正月はやって来るのだ!!

             

           ・・・・・・・の、筈だった・・・・・・・・





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今年もよろしくお願いします

2012年01月04日 05時43分49秒 | 日々の出来事
すでに四日目となっておりますが、まずはご挨拶を!

新しい年になりました。
お正月はどのように過ごされましたか?
新しい年が幸多き一年になりますようお祈りしています。
今年もどうぞよろしくお願いします。


全てを一新して新たなる年を迎えたいと毎年思うのですが
そんな事は出来るわけないのですよね。
去年はそのまま新年に続く・・・と申しましょうか
これまで積み重ねて来た年月をずっしり背負ったままで新しい年にズシリと踏み込む。
すると、第一歩のその足元が何やら輝いて見えるように錯覚できる。
・・・いや、無理やり錯覚するのです。おおお!新しい一歩は輝いているぞ!!と。

新しい年になるって事は一からやり直せるのではなく
気分だけでもそうありたいと思える有難い区切りなのですね。

「うんとこしょ、どっこいしょ、あ~しんど。」って一息ついてTVをつけると
「おめでとうございます!」って誰もが言ってくれるので
「そうか、めでたいのか・・・。」と新しい年になっている事に気付き
「そうか、今年も始まったんだなぁ。」と束の間しみじみする。


ええ、ええ、しみじみしましたとも。束の間でしたけれど。
このしみじみとした感覚はいいですね。
頂いた手作りの一番茶のほうじ茶を炒り直して香りがたったところで入れましてね
・・・・はぁぁぁぁぁ・・・うん、おいしっ♪

このしみじみとほっとする感じを忘れずにいようと思う年の初めでございます。










究極の睡眠不足を続けると無意識に眠る事があるんだぁ・・・
そんな事を発見できた年末年始を送っていました。
忘れないうちに書きたいけれど、ひとまずお休みなさいませ。











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