『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

案外楽しい入院生活 その3

2007年02月28日 03時01分00秒 | ぺこちゃんにまつわる話
「病気なんかできんでぇ!したらあかんわぁ!
 おねえちゃん、おねえちゃんこそ、無理したらあかんよ。」

一昨日、病室に入った途端に隣のベッドのおばちゃんに言われた言葉。
あの~・・・こんにちはもまだですよ~

実はおばちゃん、翌日に退院が決まり、嬉しいのと同時に請求書を見て・・・。
片手は軽いわぁ・・・(←軽く50万・・・ひゃぁぁぁぁ

「ほんまになぁ、病気する言う事はこういうことやねんなぁ。」
「病気にならんように、気ぃつけなあかん言う事やね。普段から。」
「そうそう、それが分かっただけでもええとせな。」
「えらい高い授業料やけどなぁ、元気になって帰れるんやさかい。」

「せやけどなぁ、お金に困ってはる人らはどうしてはるんかな?」
「せやで、もし救急車で運ばれてみ、いらん言うたかて入院になるやん。」
「どないかなる方法があるんかなぁ?何や心配になってくるわ。」

・・・さすがに大阪のおばちゃんなのである。
おせっかいなんだからぁ・・・けど、あったかい

かぁちゃんは長年住んでいながら、大阪の言葉を話す事はなかった。
なので私も大阪弁はどちらか言えば意識しないと話せない。
未だに「出身はどちらですか。」な~んて聞かれているくらいだから・・・
今のかぁちゃんには故郷の言葉の方が通じるので、
私、どこの人?・・・ってくらい方言がきつくなっている

で、昔は、はっきり言って、大阪弁って嫌いだった。
人の心に中にずかずかと平気で入り込む様な・・・あつかましいとさえ思ったけど、
そのあつかましさや、一見傍若無人に見えたり聞こえたりする
「大阪のおばちゃん。」は、ほんとはとっても温かく、情に厚いのだと思う。

「もうな・・・悩んでもしゃぁないからな。わろてんねん。」
「泣いてもわろても治らんものは治らんねん・・・せやったらわろてな損やわ。」
「わろてたら、治るかもしれんで。」・・・わっはっは~っ

そうだ!わっはっは~っ!!なのだ

ぺこちゃん、猿来いど~した!!・・・じゃなく、サルコイドーシスという
何とも、奇妙な名前の病気の疑いが濃い事が判明。
命にどうこうある病気ではないようだけど、
肺の状態が余りにも悪いので、プレドニン治療が始まりそう・・・。
あと、一ヶ月は入院が必要かも・・・

詳しくは、明日の目と心臓の検査を終えてから。
楽しいなんて言ってられなくなりそうなので、今のうちに楽しんでおこ~っと

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案外楽しい入院生活 その2

2007年02月27日 02時10分29秒 | ぺこちゃんにまつわる話
「写真は変わりないんやってぇ、大丈夫らしかよ。」
「ばってん、検査ばせないかんってなんでやろ?」
「入院、長引くってよ。長引くってよ。」

病院で過ごす初めての日、かぁちゃんのデイのお迎えの為に一旦家に帰って、
急いで病室に戻ると、私の顔を見るなり、ぺこちゃんは半泣き
大きな声で必死で話す・・・。

ぺこちゃんの入院前に、障害がある事は伝えていたし、
早口でてきぱきと説明してくれた担当の看護士さんにも、
理解できていなくても「はい。」と言ってしまうので、
簡単な言葉で念押しして欲しい事と、
病状の説明は私にして欲しいと伝えてはあった。
けれど、笑顔での「はい。」は理解できている言葉として認識される。
それはどうしようもない。私だって、それが分かるのに数ヶ月はかかったのだ。

担当医師は、私がいない時を狙ったように現れて、
書面と共に、これからの予定を告げたらしい
もちろん、私にも後で説明はあったし、本人に告げるのは義務なんだろうけど、
ただでさえ、非日常で、頭はいっぱいっぱいの所へ、
レントゲンだ、CTだ、採血だ・・・と心身共に大きな負担になっていたぺこちゃん。
ついに・・・吐いちゃった

「ねぇちゃんに言えばいいのに!私に言うてもわからん。」・・・半べそだぁ

後で、インターンの若い兄ちゃん・・・・・・いや先生が
「何か食べられましたか?」な~んて気弱げに聞いてくるもんだから。
懇々と言ってさしあげた・・・。
「難しい単語や言葉を使って説明されても、自分の分かる言葉だけを拾って無理やり理解しようとするので、分からない事が多いと、精神的に不安になって、そりゃぁ・・・吐くぞ~っ!!!悪いかぁ!!←・・・とは、言わない
「本人に言う前にまず、私に説明して欲しい。分かるようにちゃんと言いますから

要は、前回と今日のレントゲンの結果、全く変わっていないので、
詳しい検査が必要になるのでしばらくは、様子を見させて欲しい。」との事。

そりゃぁね・・・難しい内容ではないのだけど・・・
でもさぁ、変わりない=大丈夫 という理解をしちゃうぺこちゃんにとっては
つじつまの合わない話な訳で・・・。

この、インターンのお兄ちゃん、見るからに優しそう(頼りなげ)・・・。
けど、しっかり説明してくれたらしく、それから看護士さんも主治医の先生も
ちゃ~んと子供に話すように、語りかけてくれるようになった
兄ちゃん!ありがとう

分かってくれてありがとう
おばちゃん達にからかわれながら、赤面したりおどおどしたり・・・。
それを見てるのが楽しい・・・いや、いじらしい
でも、がんばって~っ
おばちゃん達はからかってはいるけれど、
君がちゃんと寝てないんじゃないかって、
それはそれは心配してるんだよ~っ。

兄ちゃん先生、頑張れ~っ
そして、患者の体は勿論、心までも支えられるような、
そんなお医者になって欲しいと、おばさんは心から思うのである
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案外楽しい入院生活 その1

2007年02月25日 01時32分59秒 | ぺこちゃんにまつわる話
緊張の面持ちで過ごす病院での第一日目。

同室の皆様に挨拶だけして、最初はおとなしくしていたけれど(←私が
向かいのベッドの方の所への夜の回診の様子で、ぶっちゃけてしまった。

「今日はえらい元気そうやな。」
「そうかなぁ?元気そうに見える?」
「うん、顔色もええやん。昨日はえらいしんどそうやったし、何かあったんかなぁ、思って心配してたんや。」
「心配してくれてたんや。・・・昨日はなぁ、いろいろあって・・・。」
「そうかて、今日は元気そうで良かったわ。・・・そら色々あるわなぁ。」
「あははは・・・そやねん。しゃぁないわぁ・・・はい、いいですよ。」

ん?・・・振り向いたら失礼かなぁ・・・と思いつつ、
我慢できなくてちらりと確認してしまった
これ、赤文字が患者さん。青文字がお医者様・・・の会話である。
何かおかしくないかい?・・・と思ってたら笑えてきたけど、それも失礼かと、
下を向いて笑いを堪えていたら、ぺこちゃんが言うのだ。
「何笑ってるの?」私が答えないと繰り返す。「ねぇちゃん、何笑ってるの?」
・・・ああ、ばか!言うなぁ

先生が部屋を出られた途端、急に病室が活気付く。
「おっかしいやろ?どっちが先生かわからんやろ?」
「せやけど、私らよりずっと若いしな。こっちはもう患者のベテランやからな。」
あっけにとられる私を尻目に、3人のご婦人方は爆笑。
ついでに、ぺこちゃんもつられて大きな声で笑い出す

緊張感はどこへやら・・・一気におしゃべりに花が咲く
お三方共60~70代のベテラン主婦。根っからの大阪のおばちゃん達。
うちお二方は入院生活も一ヶ月を越え、そろそろ退院が近い肺癌の患者さん。

「びっくりせんといてや。せやけど、退屈やもん。お喋りでもせんとなぁ。」
「なぁ、おねえちゃんかて、静かやったら寂しいやろ?」
・・・おねえちゃんって、私の事・・・

自慢じゃないけど、私はお産の時しか入院生活をした事がない。
ⅠもⅡもそれぞれに入院経験はあるけど、これ程盛り上がりはしなかった。
緊張と体調不良で泣く子供をほとんど抱いたまま24時間過ごすのだから、
親も疲労困憊・・・あまり笑っている余裕はなかったような気がする。

そんなこんなで、急に緊張の糸が切れたぺこちゃんはいつもの笑顔になる

ぺこちゃんは一見、障害を持っているようには見えない。
けれど、半日様子を間近で見ていると、どんな様子なのかは分かってもらえたらしく、
「大丈夫やで。困った事があったら、おばちゃん達に言いやぁ。」と声をかけてもらい、
「おねえちゃん、心配せんでもいいよ。何かあったら看護婦さんに言うてあげるし。」
心強い助っ人が現れて、私も安心して帰る事ができた。
もう感謝、感謝

一日、ため息ばかりで拗ねていたぺこちゃんは、面会時間が終わる頃には
「ばいば~い」と、手を振って笑顔で送ってくれた。

こっちは大丈夫・・・やっていける。と心からホッとした。・・・けど、
ベッドの上のぺこちゃんの仕草は、まるで子供のよう・・・。
ぺこちゃん・・・こんなに幼かったっけ??・・・改めて気づかされた一日だった。

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問題の木曜日

2007年02月24日 02時42分32秒 | 日々の出来事
日にちが前後しますが、先週の木曜日。
わ~、もう一週間が過ぎ去ってしまった。なんという速さ・・・

前日、あまりゆっくり眠れなかった筈なのに、朝起きたら熱が下がっていた
ねぇっ!私ってば、まだ若い~っ
体調が良いと自信復活で、すべてがうまくいくような気がする。
そう、私は単純なのよ~

でも実際は、朝起きてトイレに連れて行くと、
かぁちゃんのパットはやっぱり血まみれ・・・
デイでも二度、ゆるゆる○ん○と共にかなり出血したらしい。
看護士さんが診てくださったところ、
古い痔核は見つかったけど、新しいものの確認は出来ないとか。けど、
鮮血なので、直腸に近い部分で出血しているから、深刻なものではないだろう
という事だったけど・・・心配だぁ

とは言え、ぺこちゃんの入院の日。
緊張した面持ちのぺこちゃんを連れて病院へ。
看護士さんがテキパキと色々説明してくれる事に対して、
ぺこちゃんは、やはり「はい。はい。」と応えてしまう。
「分からなかったら、分かりませんって言わなきゃ駄目だよ。」って言うんだけど、
これは、どうにも直らない・・・というより自分では分かったつもりなんだと思う。

・・・これが一番誤解を招く元になるんだけどなぁ・・・

聞いた事を全て実際にやってみて、説明し直す。
何故パジャマに着替えなきゃいけないのか、何故昼間からお風呂に入るのか、
そうなんだよね・・・非日常な事を受け入れるのは難しいよね。
ぺこちゃんの不安そうな顔に見送られて、
かぁちゃんのお迎えの時間に間に合うように帰ってきたけど、

この日は面会時間が終わるまで、1時間交代で、病院とかぁちゃん家を往復
家を出てから病室までがちょうど10分。
距離としては近いけど、何往復もするとさすがに疲れた。
ぺこちゃんにもかぁちゃんにも、随分落ち着かない思いをさせてしまうけど、
こればっかりは仕方ない・・・。

有難かったのは、同じ病室の方々が快く受け入れてくださった事。
文字通り「大阪のおばちゃん」が集まった部屋は
わいわい喋って爆笑する・・・大変賑やかな部屋だった
・・・あの~・・・病室なんですけど~
あまりにも面白すぎるので、また改めてUPすることにしよ~っと。

今回の入院は、この事にどれだけ救われたかしれやしない。
特にぺこちゃんは、声のボリューム調整が苦手なので、
受け入れられない方には、それこそ喋るだけで、迷惑だと思われてしまうから・・・


かたやかぁちゃんはこの日もまた、ちゃぷちゃぷちゃぷと、トイレに行く度に出血
もうね・・・もう・・・不安もピーク
もしかして、目を放した隙にまた何かを飲み込んでしまって、
それが腸内で悪さをしてるんじゃないかと、よからぬ事ばかりを考えてしまった。

けど、何がどうなろうが、頭を切り替えて動かないとどうしようもない。
かくして、新たな生活パターンの始まり始まり~っ


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切ないよぉ

2007年02月22日 03時34分54秒 | 日々の出来事
「問題の木曜日」に移る前に、今日のタイムリーな話題を・・・。
ちょっと色々衝撃的だったので・・・

ぺこちゃんの肺炎の原因が分からず、
今日は恐れていた、気管支鏡の検査だった。
胃カメラより数段苦しいと言う、あれである。
先生や看護婦さんはようやく彼女の精神年齢を分かってくれたばかり。
前もって、無理かもしれないと伝えておいたのだけど・・・。

検査自体は出来たのだ。
途中で呼吸器科の部長先生が出たり入ったりされるし
手こずらせているのだろう事は想像出来たけど・・・。
予定の時間より長くかかって、検査室から出てきたぺこちゃんは
激しくむせながら、涙と咳で人相が変わってしまっていた

そうなる事が予測出来たので、その時間帯前後は病院へ詰めていたのだけど、
検査の前に、主治医が「心配しなくていいからね。」と何度も来てくれたし、
検査の後は、主治医も看護士さんも「ごめんね。ごめんね。」と
入れ替わり立ち代り言いに来てくれたので、
ぺこちゃん、泣きながら「いいよ。」と応えてた・・・。

きっと、これまで不本意な事が沢山あったに違いのだろうけれど、
「ごめんね。」と言われると、「いいよ。」と答えなさいと
誰に教えてもらったのだろう・・・。

その後はすぐに元気になり、ハイテンションでしゃべり続けていたので
安心したけど・・・何だか切なくなってしまった。


その間、約2時間半。
今日はかぁちゃんのデイが休みなのでどうしようかと思っていたら、
たまたま家にいたⅡが母を見ていてくれると言うのでホッ。
病院から出た所で、携帯電話の電源を入れると、
「おむつ、替えといたよ。」と一言。
???ベッドから落ちないように見ておいてとは言ったけど・・・

帰って見ると、オムツが新聞紙に包んである・・・げっ

かぁちゃん、○ん○しちゃってた・・・

「ばぁちゃん、ふるふるふるえて泣いてはってん。
 トイレかなと思って連れて行ったら○ん○が出ててんけど、俺わからんから、
 おばちゃんに電話してやり方教えてもらったわ。」

かぁちゃん・・・私がいなくて・・・不安で泣いたの?
誰だかよく分からない男の人がいたから、なのに出ちゃったから悲しかったの?
Ⅱよぉ・・・初めての見守りで○ん○のお世話したんだ・・・。

彼がひどい鼻づまりだったのがせめてもの救いだった

「悪かったねぇ。ごめんね。」と謝りながら・・・Ⅱが帰った後に泣けてきた。

夜遅く、明後日から芝居の仕込みのために(この話は後日また
帰って来たⅠに今日の出来事をぼそぼそ話し、
「Ⅱに悪いことしちゃったよぉ・・・。」と珍しく私が落ち込むものだから
Ⅰがぽつりと一言。
「子供に気を遣ってどうすんねん。おふくろがいつもやってる事やん。」

・・・・・・こんな時は「おかん」じゃなくて「おふくろ」なんだ。

あいつ、分かってねぇ・・・こういう時に優しい言葉は私には禁物なのだ。


たまらなく切なくて・・・けど、たまらなく・・・やっぱ、嬉しかった。

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そして、恐怖の水曜日

2007年02月21日 02時58分34秒 | かぁちゃんにまつわる話
だるい体を引きずりながら、ぺこちゃんをなだめる。
実はぺこちゃん、以前にソケイヘルニアで手術の経験があり、
入院=手術=恐怖~っ!!なのである。

そう言えば、あの時も、一番近くに住んでる肉親という事で
手術には肉親の付き添いがいると前日に言われて、片道3時間近くかけて行ったっけ。
当時子供たちは小学生。背の君が一足先にアフリカに旅立った直後。
その時がぺこちゃんと二人きりでゆっくり出会う初めての経験だった。
・・・あ~あ・・・あの頃はまだ義兄も元気で・・・遠い記憶が蘇る・・・。

な~んて、郷愁に浸ってなんかいられないのだ

三日続けて、超珍しく朝、トイレで○ん○が出たかぁちゃん
三日続くのも、トイレでってのも、今考えると普通じゃなかったんだけど、
○ん○疲れか?くてっと寝てしまったので、
その間、入院の報告と血圧の薬をもらいに自転車ころがしてクリニックへ!
私は前日の待ち時間の途中から咳が出だしたのでマスク着用。
病院内が暖房で暑い筈なのに、待合室に座った途端寒気と眠気に襲われちゃった。

おくさ~ん、熱出てますよ~。あはははは~っ
なんだよ~・・・腰が痛いのは熱のせいじゃないかぁ・・・って早く気づけよ~

家に帰ると私がもう動けない
かぁちゃんをトイレへ・・・と思いながら1時間ほど転がって、
ふとかぁちゃんを見ると、口をぽかんと開けて下唇を突き出してる・・・ヤバイ
案の定、ゆるゆる○ん○で、防水シーツまでアウトーッ!!
慌ててお風呂のお湯張りボタンを押してトイレに直行。
洗濯機も同時進行。・・・・ふふふ・・・こういう時は動けるのよ。

きれいさっぱり安心していたのも束の間。
それから2時間起きにゆるゆる。シャワー。洗濯を繰り返し、晩御飯の前の事。
トイレに連れて行くと、パットが血だらけ~~

え?え?ええ~っ?・・・あたしゃ一瞬、月のものかと思いましたですよ
でも、出血は確かにお尻から・・・鮮血だし、大丈夫かな・・・痔かな・・・。
不安だったけど、病院はもう受付時間が終わる頃。
それに、かぁちゃんを連れて歩いて行く自信が既になく・・・。
まぁ、今だけだよねぇ・・・と気楽に考えてたのだけど、
それから数回、トイレに座らせる度に、お小水の代わりに血が・・・
お尻から、ぽたぽたどころかぴちゃぴちゃぴちゃとぉ

出てはいけないところかの出血は、怖かったよ~。
そりゃ、地主ですから、固い○ん○と共にぽたぽたは何度か経験したけど、
血だけがぴちゃぽちゃは嫌だよ~

落ち着け~、落ち着け~・・・と、自分に言い聞かせ、かぁちゃんの顔を見ると
別に顔色が悪い訳じゃないので貧血状態でもない・・・夕食もちゃんと食べたし。
ぼ~っとする頭の隅で一応冷静に考えて、そのまま眠らせる。
心なしか、小豆洗いに変身後もこの日は少々遠慮がち。

気になるぺこちゃんは、デイの職員さんに入院の件を伝えておいたら
「心配ない。ホテルだと思ってゆっくり寝てたらええんや。」と、
何度も本人を安心させるように言ってくださったようで(ありがたや~
心なしか、不安は遠足気分に変わりつつあって、
パジャマはいくつ?パンツはいくつ?と、お泊りに積極的
やがて、あれがない、これがないと言い出したので、
「病院へはお昼から行けば良いから、明日の朝買いに行くからね。」と言うと、
「あ、そうっかぁ。」とひとまず安心して寝てくれたのでホッ・・・。

かぁちゃんも気になるけど、デイに行かせないと、ぺこちゃんに付き添えない。
ぼわ~んとしたまま、“お尻から血!事件”の詳細を手紙に書いて説明。
しっかり書いたつもりだったけど、後で読み返すと、ぼわ~んとした内容だった
デイの皆様ごめんなさ~い



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それは火曜に始まった。

2007年02月20日 02時53分03秒 | ぺこちゃんにまつわる話
毎日がただただバタバタと過ぎ去ってゆき、
そうこうしているうちに、ここ一週間に起きた事を忘れてしまいそうなので、
記録代わりに書き留めておこうと思う。

2月13日。先週の火曜日。
クリニックからの紹介で、我が家から一番近い総合病院の呼吸器専門科での診察。
デイが休みの日は、ぺこちゃんはたいてい10時くらいまで寝ている。
予約時間が10時30分だったので、いつもより早く起きるように前日から言ったけど、
「いつもと違う事」これ、すなわちぺこちゃんの不機嫌の理由の大きな一つ。
大きな病院へ行く事と、自分が病気かもしれない不安でぺこちゃんはご機嫌斜め。
とは言え、しかめっ面をしてため息をついたり
「あ~あ。何で私が行かなあかんのよ。」とつぶやき続けたり
その程度なので、かる~く、無視

私は右足を引きずりながら、片道30分かけてずりずりと二人で歩く。
予定時間より15分早めに到着して窓口で紹介状を見せると、
看護士さんが丁寧な説明と共に申し訳なさそうに一言。
「10時半からの予約になっていますが、今日はとても込み合ってまして少し待っていただかないといけないようです。すみませんねぇ。」

まぁ、最初から待つつもりだし、かぁちゃんはデイだし時間はあるさぁ
と、軽く考えてたのだけど、確かに混んでる。
あ、そうか、今日は連休明けだった。
しかも、救急車で搬送された方もおられる。

それからひたすら待つ。ただ待つ
ぺこちゃんはため息と共に、いつもの横揺れに縦ゆれまで加わって来る
・・・結局、診察してもらえたのは12時を回った頃。

ここまでは、診察してもらってお薬もらって・・・と軽く考えていたのだけど、
先生、ん~~~・・・としばらく考えた後で、
「申し訳ないけど、もう一度レントゲン撮ってきてくれるかなぁ?」・・・って。

それから、レントゲンと血液・尿検査。
結果が分かるのに、1時間以上かかるので食事を済ませて来てくださいだって

ぺこちゃん・・・検尿を失敗しちゃったので、慌てて飲み物休憩を追加。
前は自分で出来たので、安心してたのだけど、疲れていたらしく・・・
血液検査では血管が出ないので、二度針を刺されるし・・・ますますふっきげ~ん。
ご機嫌取りに、昼食は病院の近くに近頃出来た新しいレストランへ。
ランチサービスタイムのステーキ定食で、やっとご機嫌を取り戻す。
おいしい物は、何にもに勝る精神安定剤

で・・・診察の結果・・・。
「血液検査では急を要するようなデータ内容はありませんが・・・。」
「この肺の状態で、しばらく様子を見てくださいとは、僕には言えないです。」
「検査入院をして、詳しい事を調べたいのですが・・・。」

・・・・は?・・・
既に横に座っているぺこちゃんは泣きべそ・・・ひゃ~~っ。
今から入院していただくのがベストなんですがベッドが空いていないので木曜日・・・。
あれよあれよと言う間に入院が決まって手続きに回されたのだけど、
その時、既に3時過ぎ
私の頭の中には、わ~、かぁちゃんが帰って来るよ~!!で小パニック。

説明を聞いて、そそくさと、落ち込むぺこちゃんを尻目に、
ズリズリズリと早足で我が家へ向かい、かぁちゃんのお迎えギリギリセーフ

・・・右膝の痛みが足全体になって、腰まで来てヤバイ・・・と思ったけど
自分のことにかまっている暇なんてないのだ!

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ついでに私も、一応復活宣言。

2007年02月19日 03時09分01秒 | 日々の出来事
ぺこちゃんの今日最後の面会を終え、帰って晩御飯を食べてる途中から
激しい睡魔が私を襲った。
頭が見えない手で鷲掴みされたように動かない。
意識が遠のく・・・。(ちょっと劇的に書いてみた

あ・・・寝てもいいんだ・・・。
ふらふらとコタツに潜り込み、携帯のアラームをセットしようとして・・・。
そのまま手に携帯を握り締めたまま2時間。その間の記憶は全くなし。
友人からのメールの呼び出し音でようやく目が覚めた。

スッキリ!!ハッキリ!!・・・おおお!蘇るぽれぽれ~っ!!

妹が早朝に出発という事で、母を看ていてくれる安堵感から爆睡

眠れるって素晴らしい

先週のバタバタでいつもの生活に加えて、
普段なら例え30分でもごろりとなる時間も駆けずり回ってたんだっけ。
その上、ただでさえ少ない睡眠時間を咳に邪魔されて
自分で思ってる以上に体と心に負担がかかっていたみたい

ぺこちゃんの病院へは日に3回顔を出せば何とか落ち着いてくれてるし、
(そのうち彼女が慣れれば2度にしてやろうと計画中
かぁちゃんの出血も治まったし、今週末は予定通りショートにも行けそう。
心配事が一つずつ取り除かれて、別の予定も決行出来そう。

お~しっ!頑張りたい事を頑張れそうだぞ~っ

ちょっとここ数日、ひええぇぇ!なサプライズに翻弄されまくったけど、
まぁ、それらはそれらなりに、成る様に成って行くのだろう。

ふんっ・・・今度は私がサプライズを作ってやる
私が翻弄してやる~っ


咳さえ止まれば完全復活。
あ~、長い一週間だった


さてと・・・いよいよ怒涛の更新・・・と行きたい所だけど、
取りあえず、咳を治める事が第一目標かと・・・


ところで、眼鏡をかけておられる方にお尋ねします。
マスクをしても眼鏡がくもらない良い方法をご存知でしたら、
どうぞお知恵を拝借させてくださいませ


・・・私の顔のつくりが変なのかなぁ
お医者さんは眼鏡かけても、ちゃんとマスクしてるもの・・・ねぇ??
咳が出てもぺこちゃんの所に行かない訳にはいかないし、
私が咳き込んでいては、他の入院患者さんに申し訳なくマスク着用してるのだけど、
呼吸に合わせて眼鏡が晴れたり曇ったり・・・で、少々困っちゃってます






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こ、今度こそ、ふっかつですわよ。

2007年02月18日 04時06分59秒 | 日々の出来事
・・・・・・

前回、意気揚々と復活宣言したら、一日で再び立ち上がらなくなっちゃったので
今回は、ちょっと弱気に復活宣言をば

あのね、背の君の名誉の為に言っておきますが、
Ⅰの奴めがふらりと立ち寄り、まだお試し期間なのを知らずに
私の留守中に数時間使ったようで・・・それも良くなかったのかも。

結局全てインストールし直しただけでふっかつ~
ハードディスクを取り替えずにすんだようで、一安心。
新たな気持ちでキーをたたけるのは、うれしい~っ

今回、改めて分かった事。
毎日、こちらへやって来る事はどれだけ私の支えになってしまってるかって事。
マイパソコンが無い事がこんなに不安なるなんて~っ

もうちょっと優しく使わなきゃ。

という事で、怒涛の更新と行きたいのですが、
ここ数日ばたばたしすぎて、溜まっていた洗濯とアイロンがけで今の時間に

妹という大きな助っ人が来てくれたので、
明日は、ぺこちゃんの面会時間までゆっくり眠れます。
日曜だから10時からだけど、11時に来るよって言ってきたもんね~

あ、ぺこちゃんは15日から検査入院中。
早くても来週いっぱいは帰れそうにないとの事。
幸い、完全看護で付き添いは必要ないと言う事で夜はいつもより気持ちが楽・・・
お尻から出血大サービスのかぁちゃんは、一応出血は治まり
今日、診察を受けてひとまず安心。

ここ数日のどたばた顛末記はまたUPしま~す


ご心配いただいてコメントをしてくださった皆様、ありがとうございました。

とりあえず、精神的に私もふっか~つの兆し。
肉体的には風邪を引きずり・・・きゃはは~っ!ハスキーヴォイスふっか~つ

あのね・・・・・ふざけてるんじゃなくってね
かぁちゃん、ぺこちゃんだけに留まらず、
ここ数日、本当にたくさん動いて、たくさん考えて、たくさん覚悟を決め・・・?

幾重もの流れが一つになり、うねりを上げて荒れ狂い、
やがてそれらは再び幾つかの流れに分かれて行くのだとしたら、
荒れ狂う流れの中からそれぞれの道が見えつ隠れつし始めている。

そんな状況下にいる感じなの。

お楽しみ・・・どうかプラマイゼロで、お願いしますよ~っ


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ふっかつだ~っ!

2007年02月15日 21時46分55秒 | 日々の出来事
えらい、えらい!背の君、えら~い!!

パソコン復活です~

でも、まだ不完全なんだって。
いや~ん、不完全こそ私そのものじゃな~い。

で、動いてるうちに、ひとまずのご報告を。
後ほどゆっくりUPいたしますので、よろしくお願いします
今日は、色々ありすぎた・・・まだありそうだけど。

私は朝起きたら熱が下がっていたので元気溌剌・・・な訳ないけど
でも、熱がないってこんなに楽なんだって、感涙。

・・・代わりに、背の君がはつね~つ!
・・・私、何も悪い事してないよ。
・・・無理してパソコン早く治せだなんて、ひと言も言ってないってば。

もう、病人はいらないよぉ

昨日、あんまり弱気になっちゃったもので、すみません。
ぶり返さないように注意しますが、体が動く事の有難さを痛感中
と言う事で、一先ずのご報告でした。
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