『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

もう4月が終わりだって!

2013年04月30日 23時57分57秒 | 日々の出来事
                  
          束の間の桜が・・・      気付けばこんな緑になって


                  
          あっと言う間を嘆いていたけど  力強く生きている


若葉薫る季節になりましたね。
暑かったり、寒かったり、いつになったら春が来るのだろうと思っていたら
既に春も盛りをす・・・過ぎたのか??
それにしては寒すぎる日が多いじゃぁありませんかっ!!

毎日毎日・・・
あれやって、これやって、次にこれをして・・・と、ただそれだけで日付が変わるのに気付く間もなく
いつしか、あれやらなきゃ、これやらなきゃ・・・って、どうもすっかり余裕をなくしていたようで
今日、他人様とのほんのささいな会話の中の一言で、一瞬有り得ない程のマイナス思考に襲われ・・・

・・・ポキリ・・・と、心の中で音がしたのですよ。

へぇ、心が折れるってのは、本当に音がするのだなってぼんやり思いながら
その時は笑顔で過ごしたのに、家に帰った途端、涙が止まらなくなってしまった。

えぇぇ?私ってこんなにデリケートだったっけ?と可笑しくなるくらい。
今考えると「なんでや?」と不思議で仕方ない程ちっぽけな事なのだけれど
普段、ほとんど他人様と話す機会がない・・・事もないけど(笑)
自分の世間があまりに狭くなっている事に改めて気づかされた。

とは言っても、これ以上の事は出来ないぞ今は!!
・・・なんて思いがね、自分の予定にがんじがらめになって、他が見えなくなってしまっているようだ。


なんちゃぁなる。
なんちゃぁなる。

うん。肩に力を入れなくても、一人でカリカリしなくても物事は何とかなっていくんだから
も少し目を上に上げて、広い所を見なけりゃいけないですぜ。

なんてぇ事を思いながら4月にさよならを言わなきゃいけないのですねぇ。
目の前に新緑の5月。生きる力の漲る5月♪
心もしなやかにしなけりゃね。

さぁ、カレンダーを捲る準備をしよう。




*********************************



「ブカンと制作から正式に賄をお願いしますと言う依頼がありました。」と先ほどⅡからメールが届いた。

へへっ、連休明けたら、おにぎりをにぎりながら若いエナジーをもらいに行ってこよ~っと♪
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春だから

2013年04月11日 05時24分24秒 | かぁちゃんにまつわる話
無防備で立つと、まだ身を竦めなければならない程の風の寒さではあったけれど
桜色に染まった歩道に急に心が浮き上がり、買い物帰りに自転車を止めて空を見上げた。

雨と風で洗われた後の空は真新しい青色。
そこへ散り残った桜の花びらが、ちらりほらり ちらりほらり
                         くるりくるり  くるりくるり

・・・うふ・・・

はらはらはら くるくるくる
突然強さを増した風に遊ばれて、今年もまた桜の花は若葉の緑へバトンを渡す。


はっるでっすね~

あんまり寒すぎて、気付くのが遅くなってしまったけれど。



そんな季節の変わり目に、かぁちゃんに少しの変化あり。


ここ数年、いつもと違う顔ぶれが食卓にあると、決して目を合わせようとしないかぁちゃん。
だから、反応は期待はしないままで、いつも「○○さんだよ~♪」と紹介はすることにしている。
目を合わせないって事は「知らない人」だって認識してるって事だものね?

先日幼馴染の結婚式があったので、揃って帰って来たⅠとⅡが食卓で話をしていたので
いつものようにかぁちゃんに「Ⅰやで~、Ⅱやで~。」と声をかけると・・・
かぁちゃん!!二人を見たっ

・・・え?・・・「おい!ばぁちゃん見たぞ!!おいっ」と叫ぶと
二人の孫たちが、かぁちゃんの両脇にひたっと立った。
さぁ・・・さぁ!もう一度!!

まずは私の顔をじ~~~っと見ている。
「なぁなぁ、Ⅰやでぇ!」と声かけてⅠを指さすと、かぁちゃん、顔をⅠに向けてちゃんと目を見たっ
「なぁなぁ、Ⅱやでぇ!」と今度はⅡを指さすと、かぁちゃん、顔をⅡに向けてちゃんと目を見たっ

「ほんまや!」とデュエットで応えた奴らが今度は自分で
「ばぁちゃん、Ⅰやでぇ!Ⅱやでぇ!!」と言うと、かぁちゃんは目をそれぞれに動かして、顔をくしゃっとさせた。



かぁちゃん、何年ぶり?ⅠとⅡが分かった?
これまた随分しぶりに会えたねぇ

春・・・だからかな?
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くの字

2013年04月03日 03時37分10秒 | 日々の出来事
ええ、ええ・・・“くの字”なんですのよ。
“くの一”ならまだ恰好良さげでミステリアスで哀愁をも帯びたりなんかで・・・
しかし、“くの字”なのですよ。

・・・くどいですね。・・・何がって?


・・・かぎ・・・です。
・・・家の鍵・・・・。


風邪なんだか花粉症なんだか、もうじぇんじぇん分からない状態プラス心身共に疲れ気味。
ぐしゃぐしゃでへろへろな日々を送り続けているせいか、理解不能な事が起こる時がある。
その原因も理由も私自身から発するので誰にも文句は言えないのだけれど

先日、花粉症かと思っていたらどうやら風邪だった時の事、
まぁ、その・・・やはり具合は悪かった・・・ような気がする
日々の皆様の生活にはあまり支障をきたさない程度にではあったが
自らの行動には大いに支障をきたしていたようで
ぼ~っとする余り、力の加減が分からなくなっていたとしか考えられない。

かぁちゃんをお風呂に入れようとして、我が家の玄関のカギを閉め、隣の鍵を開けようと鍵束を見ると・・・

さっき閉めるのに使ったばかりの我が家の鍵が、真ん中辺りで完全に“くの字”に曲がっておわす~っ
「え?」っとしばし見つめてから次に私が取った行動とは・・・
“くの字”に曲がった鍵を指でつまんで「えいっ!」ともとに戻す事!!
そりゃぁそうだ!“くの字”の鍵で玄関は開けられねぇ。

・・・不思議なものでね。その時の瞬間には、な~んにも考えていなかったのですよね。
「あらっ、曲がってるわぁ・・・よいしょ!もとにもどしましょ♪」くらいの事で
ちょっとおかしいのに気付いたのは、かぁちゃんのお風呂が無事に終わり
洗濯物を抱えて我が家の玄関を開けようとした時だった。

んあっ?・・・鍵穴に鍵が最後まで入りませぬ・・・
そらなぁ・・・そうだよなぁ・・・くの字を伸ばしても完全な直線にはならないよなぁ・・・



じっと我が右手の中の鍵を見る・・・。
う~ん、何かしら、ちょっと、こう・・・波打ってるように見える・・・
じわっと良からぬ汗がにじみ出る・・・


                   「・・・ゲッ・・・!?」
                   「え~っ!?・・・うっそ~~っ!!」


・・・その後、予備の鍵を隣に置いていたのを思い出して、事なきを得たのだけれど、



何が怖いってね・・・私、ぼ~っとして、かぁちゃんを運ぶ時に余計な力が入っちゃって壊したらどうしよ~っ!!
ただ歩かせてるのに、変にひねって骨でも折ったら何としよ~~~っ!!

その後は、両手引きしながら、かぁちゃんの足元から目を離さないように気を付けてはいるけれど、
デイが休みの一対一の昼日中、何かあってもどうにも出来ない事を今一度心せねばと気付かされて良かった。

                                   ・・・と言う事にしておこう。




ねぇ・・・鍵って、そんなに簡単に曲がるのですかね??
あれから波打った鍵を少しでも直そうと、何度か指で曲げようとするのだけど、びくともしないんですけどぉぉ






火事場の馬鹿力・・・鍵場の馬鹿力・・・鍵への馬鹿力・・・ん~・・・ちょっと苦しいか??

苦し紛れにごろ合わせをしようとしているうちに、4月になっちゃっていました。
1月、2月、3月はどこへ行ってしまったのでしょうね?
コメント (4)
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