『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

うつろう

2015年09月30日 10時20分22秒 | 日々の出来事
おっ月さん、おはようさん



おっ月さんに会いたくて、三日三晩夜な夜な買出しにでかけておりました。
いつものスーパーの帰り道は遠回り、遠回り・・・
かぁちゃんを寝かせに行く前からそわそわとわくわくと・・・
写真を撮るのをすっかり忘れて、慌ててベランダから身を乗り出して撮れたのが

おひぃさんみたいな、おっ月さん



ちゃんとしたカメラで撮れば良かったと、いつも思うは後の祭り。


・・・季節は本格的に秋に移ろい行きます。




一昨日、親愛なる友人が知らせをくれたので



・・・うふっ
ほぼ全て聴いてしまいましたよ~。


パチッとどこかで小さな音がして、スイッチが入ったようでございます。

気ぜわしさが全てに勝って、歌う事も聴く事も気持ちの彼方に追いやっていた。
自分が大切にしている事まで忘れてちゃいけない。

季節はうつろい、気持ちもうつろう。うつろう事はよき事かな。








そう・・・
どこかに平和があるならば いつかは花も咲くだろう

・・・うふっ・・・


え?・・・ええっ!?
でも、これって二番、三番と厳しくなっていくではないか!!

え?・・・
平和を求めてゆく道は 砂漠の果てか地の谷か
だとぉ~~っ??

ええ~っ?
平和を守って俺達は 命も捨てた身も捨てた
だってぇ~~~っ???

あたしゃ、そんな事はいたしませんよ、いたしませんとも!!

いや、あの、ジャッカーの歌詞の話です


ほらね、思考回路もほぼ復活のようででございます





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安かれわが心よ・・・??

2015年09月25日 17時41分10秒 | ぺこちゃんにまつわる話
かぁちゃんの通院日だったので午前中はクリニックへ出かけていた。
今日は大先生の診察日だったせいもあり、いつもよりずっと待ち時間が長く
お風呂を後回しにして早めに連れて行ったのに、家に帰りついたのは1時半をまわっていた。
大慌てでかぁちゃんにお昼ごはんを食べさせ「さぁ!お風呂だ!」と、準備をしにいく所にかかって来た一本の電話。

ぺこちゃんのショート先からだった。

「あの~・・・。」と言う最初の言葉で既に嫌な予感が・・・

なんでも
職員の慢性不足に加えて、常勤している職員の一人が怪我をした為、
ぺこちゃんの安全なショートステイの利用が見込めなくなってしまったとか、
なので、来月のショートステイの受け入れは出来ません。
状況が好転するまでは、ショートステイは閉鎖という事にさせてください。

・・・・・と、言う事だった。

かぁちゃんのお風呂!と言う目前の予定があったので(しかも急がないと、かぁちゃんが寝てしまいそうだった)
その時は物分りの良い利用者のふりをして電話を切ったけれど・・・


え・・・これって、今の段階ではショート再開の目処が立たないって事なのよね?


お、おいっ!だ、大丈夫か自分??
駄目だ、ぺこちゃんの顔がまともに見られない・・・
ぺこちゃんが悪い訳じゃない事くらい分ってるのに。


ん~・・・そうかぁ、安らかに癒された心が保たれたのは1日半だけだったかぁ・・・



と、心身ともに固まっている場合ではないのです。
明日の朝の住居内の配水管清掃の為に、水周りを全て片付けないといけないのです。
ささ、掃除、掃除、晩御飯の用意と掃除。
ど~せこんなじゃ今晩は眠くならないだろうから丁度良い。
バタバタしまくらないと、とてもじゃないけど受け入れられませんって。


しゃぁねぇ・・・安かれわがこころ!と呪文の代わりに唱える事にしよう。


ぺこちゃんに来月の予定をまだ伝えていなかったのがせめてもの救いだ。
あ、そうだ・・・やっとみつけたホテルのキャンセルを入れなきゃね。









あぁ・・・安かれわが心よ、安かれ・・・・・・・・しばらくは無理だな




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安かれわが心よ

2015年09月24日 11時05分53秒 | 日々の出来事
一月ほど前、
春に足の手術をして、ようやく杖無しで歩けるようになったカナリヤ姫からミニコンサートの知らせが届いた。
お礼のメールをすると
「あんた、出にくいのは分かってるねんけどな、今回で最後やから送るだけ送ってん。」
と、返事が来た。

若い頃からのベリーショートはすっかり銀色になって、
色白の少しエキゾチックな顔立ちにとてもよく似合っている。
姫は私よりも16歳年上で、奇しくも高校の先輩。
ずっと若い頃はとてもパンチのあるソプラノだったそうだけど
素晴らしく声が通るのだけれど、その響きがたまらなく優しい歌声しか私は知らない。
何より、言葉の一つ一つが心に染みる歌い手さんなのだ。

まぁ、普段はバリバリの大阪弁を操り、私のファーストネームを呼び捨てで呼んでくれる唯一の姫姉さま。
あかん事はあかん!とはっきり言ってくれるのに、心配りが半端ない素敵な人

出会ってから36年。鶯姫が逝ってしまった時も随分心を助けてもらったし
毎年誕生日月には忘れずにランチのお誘いをしてくれる。


ただ・・・駄目なのだ。
彼女の歌声を聴いていると、勝手に涙が溢れてしまってどうしようもなくなる。
それが分かっているので
昨日、3時間の自由時間をもらって駆けつけた会場では後ろの壁際の席に張り付いた。

そしたら・・・彼女が歌うのだ「安かれわが心を」と
私は泣いて、ぽろぽろ泣いて
頭が痛くなる程泣いて、嗚咽を漏らさないようにするのが精一杯。
時間の都合で挨拶もしないまま会場を飛び出したけど、もう・・・

姫、駄目だよ、最後なんて言っちゃぁ。

ラストコンサートは何度でもだからね。



***********************************



もう無理って思う事もあるもんだなぁ・・・ってくらい
一日中バタバタしていた、シルバーウィークも最後の素敵な締めくくりで全てリセット。

おい、お前達、母も歌ってやろう「お前らの心安かれ」とドスを利かせて唸りを入れて

そうそう、いつもと違ったのは、かぁちゃんの表情。
見慣れない顔を見ると、わざと視線を逸らす事が多いのに、今回は・・・
孫達の顔をじーっと見つめて、顔をくしゃっ!
またまた、じーっと見つめて、口をぱくりっ!
「おっ!よしよし、ばぁちゃん分かっとる。」・・・って、おめぇ

うん。そういう事にしておこう。
それって、けっこう幸せだったりするものね。
うん。それでいい
うん。それがいい




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動き出す

2015年09月18日 10時31分04秒 | 日々の出来事
う~ん・・・驚いたなぁ・・・
Wショートが決まった途端、変に安心してしまったらしく、
頭も体もスイッチオフ状態に陥って数日を過ごしてしまった。
勿論、必要最小限の事はこなしたけれど、
それ以外は寸暇を惜しんで? ころりと転がってしまって
なーんにも考えられず、
なーんにも行動できず。

そうこうしていたら、転がりすぎたのか今度は貴重な睡眠時間なのに転がっても眠くならず
上見ては右を向き、うつ伏せては左を向き、こりゃ時間の無駄じゃ!と
起き上がってペンを持つと睡魔に襲われ・・・なんじゃこりゃ?
と言う日をまた数日を過ごし

ようやく当たり前の日々を再び過ごし始める事が出来たような出来ないような

あんっ? たかがWショートくらいでなによ
しかも、取れなかったんじゃなくて取れたのに
ばっかみたい。手にする時間より捨てた時間の方が既に多いじゃないか。

あかん!こんな事ではあかん!!と
急に焦ってチマチマと繕い物をしたり、小物を縫ったりして起動準備
ようやく動き出したので、ささ、また走り出さねば!
とは言え、休憩はいつもより多めに長く。
“今”はどんな時でも“今”だから。
“今”はどんな“今”でも自分のもので、愛おしい筈のものだから。


遅い夏休みで一之介が帰省中なので
何とかやり繰りして二之介も帰宅するようで、来週は10ヶ月ぶりに双子合流。
最近“いらち”に拍車がかかり、二言目には先がない!を連発するオヤジさんも合流して
8年、いや、10年ぶり??に、じいじと双子合流。
とは言えオヤジさん、その行動力と拡声器ぶりは誰よりも元気だと私は思うのだが・・・
なんて、ごちゃごちゃ余計な事を思い巡らすのはもう面倒だ。
まずは、献立と買出しをどうするかを考えるのが最優先事項。

その時々の今の最優先事項を、足をしっかり踏ん張って、でんっ!!と、こなすのだ!
仮にそれが後になって間違いだったと指摘される事があっても
その時の選択は、後で誰が何と言おうとも確実に自分が正しいのだから。

と、こぶしを胸元でふるふる震わせ
歯をかみ締めて強く思う今日この頃であります!








・・・たとえどんなに、しょ~もない事でも、
・・・このくらいの気概を持っても良い事にしてくださ~い。






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こ、こ、こ・・・この・・・

2015年09月03日 18時18分21秒 | ぺこちゃんにまつわる話
この~っ!
・・・この喜びを書き記さないでどうしましょうぞ~~~っ!!!

取れました!取れました!
ぺこちゃんのショートステイ!!
二泊だけど~・・・
送りの車はないので、お迎えに行かなきゃいけないけど~~~っ!!

そんな事はど~~~でも良いのです。
二泊のショートステイをゲット出来た、この喜びを如何せん・・・

・・・興奮しすぎました


5ヶ月ぶりのWショートゲットです~
(かぁちゃんの方は、ここ数年必ず希望日に入れてもらえるので大丈夫の筈だけど・・・

きゃぁ~、すご~い!!
私ったら、幸せものなのだわ~っ



嬉しい事は嬉しいと何度も思うと、嬉しさがにば~いさんば~いよんば~い
なので、必要以上に嬉しがる事にいたします。



とは言え、実は少し前にひょんな事から施設側の裏事情を知り(悪い噂ではありません
もしかしたら、来月辺りから少しショートが取り易くなるかもしれないと言う希望はあったのですよ。
案の定・・・と言った感もありだけど、何故利用者の家族にそれが説明出来ないのかとやはり寂しい。

特にぺこちゃんは、口でのやんちゃが問題ではあるけれど、
指示さえあれば、完璧ではないけれど自分の事は自分で出来るし就労経験もある。
なので、施設側の事情でまるで駒の様に動かされているように感じる事がある。
以前、最初からお世話になっているベテランの職員さんに指摘した事があるけれど(もちろん、冗談めいて)
その時は否定されてたのに、こないだ電話で話したら「実際、助かってました。」と言うお返事をいただいた。

・・・え~?え~~~っ?

ここでカチンと来て不満をぶちまけてはいけないと自制ボタンを慌てて押したけれど
不信感が増すのは否めない。けれど施設側の苦悩が端々ににじみ出ているのが感じられるのも事実だ。
何より、何がどうあれ、お世話にならなければ、とっくに私が崩壊している

「ぺこちゃんの歳で在宅って言うのはどうよ?そろそろ真面目に考えなあかんで!」と、先日ぴぃに言われたけれど、

ぺこちゃん、来年は還暦である。
けれど、しぐさも話す内容も、攻撃的な一面も幼い子供の様で、
年下の義姉だってぇのに「お母さんですか?」って聞かれる程、見た目も若いいや~ん、いや~~ん
私の方が先に逝く事だって十分あり得る。

「家が一番ええねん。」と言い続けている彼女にとって、何が一番幸せなのだろうと考え始めると、私は・・・


・・・あかん・・・よ~分からん!
世の中、分からん事だらけや~っ!!と、考える事を止めてしまう、実に頼りない義姉なのである。

コメント (2)
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