“りゅ”は「りゅうぜつらん」の“りゅ”

えーっ？



リュウゼツランってこんなにでっかいのがあるんだ
ゆうに私の背丈を超えている。
……夜中に動きだしそうだ……
この花は、庭木の竜舌蘭の花と似てるのかな？？？
歌の文句からは相続出来ない大きさだな




ちょっと近くの森へ散歩に出かけた。
近くなのに、姑おっかさまと来たきりだから
もう二十年近くも来ていなかった事になる。



変わらないね。
記憶が次々蘇る……あぁ……なんだかな……




薔薇は盛りを過ぎてしまってたけど





少し寂れたなりにも変わらぬ風景がそこにあって……



水の音が彼処で聞こえ、緑の香りに包まれて



鳥達の水と戯れる音や幾つもの鳴き声が彼処で聞こえ





睡蓮がね、咲き始めたところなんだって……

はぁ……随分と遠くへ旅に来たような気分になる。


あ……風が雨のにほいを運んで来た。
早く帰ろう。

思いのほか、心身共に緩んで良い気持ち。
また来よう。


戯れにいつもと違う方を向いて一歩踏み出してみるのも良いものだな。

“りゃ”は「りゃくして！」の“りゃ”

元々かしこまった場所は大の苦手で、成人式も出なかったくらいなもんだから
正式な堅苦しい事は可能な限り敬遠してしまって、この歳になっても大切な事が身についていない。
「略式」と書いてあるとそれだけで安心してしまうという、全く情けない限り・・・

そのくせ、言葉を略す事には抵抗があって
「あけおめ」「ことよろ」とか、最初に聞いた時には少なからず怒りをおぼえたりもした。
いや、名詞を略する事は昔から当たり前にあって、それに関しては聞きなじんでいるし違和感はない。
“ぜろせん”は“零式艦上戦闘機”の略語だし
“あらかん”は“嵐寛寿郎”の略語だし（アラ還じゃないよ～）
“ばんつま”は“坂東妻三郎”の・・・え？なんか古い？


あれ？何の話をするつもりだったっけ

そうそう！かぁちゃんの連絡帳の話である。
これまで１日で１頁だったものが、前回から１頁に２日分を書くタイプのものに変わってしまって
１０年以上、冗談交じりに文通感覚で書いていた『ご家族からの連絡』の欄が半分以下になっちゃった
そのスペースに何をどう書くか・・・ん～・・・実に悩ましい。

「きゃ～！」とか「わわわわ・・・！」とかこれまで通りに書いていたら
伝えなければいけない事が書けなくなってしまう。
書くスペースが減ったのに、何をどう書くべきかを悩む時間が増えてしまった。　
例えば「よだれの量がとても多くて、常に流れている状態です。
トイレ介助の時は特に、頭上から落ちてくる可能性があるのでご注意ください。」とちまちま書くと
老眼鏡をかけても、これ以上小さい文字だと読み辛かろうな・・・って感じになってしまって、結果
「よだ子爆裂！！頭上注意！！ですっ！」
♪うふふ～♪略して！略して！！まだ空白に何か書けるもんね。

んで、「昨日は久しぶりに軟便が多量にでました。一回だけで治まっていますが、ご迷惑をおかけするかもしれず・・・すみませ～ん。」の時は
「昨日は久々の超ユルどかんっ！！でした。要注意ですっ！（１回のみ）」
♪うふふ～♪・・・ん～略し方、これで良いのか？

今のところ、「りょうかいです」って返事があるので通じているみたいだからいいかぁ。


うん。文章でも何でも、削る作業の方が難しい。


ところで、ここ数ヶ月のかぁちゃんの“よだ子爆裂”の様は困ったもで
階段を降りる時などはマーキングか？と思うほど、歩みに沿ってぽた～りぽた～り・・・
トイレ介助の時に頭に降って来た時には「うわぁぁあ！何すんのぉぉ？」と叫んでいる始末。
で、なんとか被害に合わないよう、かぁちゃんのＴシャツに潜り込んで難を逃れる方を取得した。
・・・ますます、ますます、かぁちゃんが近い・・・

で、昨日の朝気付いた。

左側の口元が緩んでいるのは間違いないのだけれど、よ～く見ると口角が下がってる？？

あぁぁぁ・・・そう言えば、手の指の硬縮も、足首の硬縮も左側が随分先だったなぁ・・・

そうかぁ、次はこう来るのかぁ・・・




とりあえず、涎掛けを１０枚追加！(3枚は既に起動中)
チビ達ん時も３０枚近くピンクの涎掛けを作ったけど・・・歴史は繰り返すなぁ。
　

あ、でもまだ大丈夫。まだしっっっかり食べたり飲んだり出来ております

“みょ”は「みょ～・・・」の“みょ”

ＧＷが終わって、やっと通常に戻りつつある。
まめに更新するつもりで携帯で書きかけていたのに、見直せないままでＧＷも終わってしまった。


一年を通して月曜日代休の日が多く、その度にデイがお休みになるので、ケアマネが月曜日だけ別のデイサービスを利用する事を勧めてくれたので
新しく「お泊り出来るデイサービス」を利用し始めてそろそろ一年。
最初の頃は“みょ～な行き違い”が幾つかあり、
「う～・・・まずったかなぁ・・・。」と頭を悩ませる事が多々あったけれど
それも、どうやらあちらが丁寧すぎる事が原因なのだと分かり始め、日を重ねるとお互いに慣れて冗談も交わせるようになり
今年は自治会の役って事もあって、夜の会議の為に先月初めて一泊のお泊りを経験した。
事前に電話をもらって細かい事まで話が出来て安心してお泊りさせてもらえた事はありがたかった。

しかし、事在るごとに思うけど、休日祭日を日曜日にくっつけて連休にするって言う“みょ～な決まり事”
いいかげん止めてくれないかなぁ・・・
第一、何の祝日で何の祭日なのかが分からなくなって、ありがたみがなくなっちゃったよ


それにしても、休日中のかぁちゃんとぺこちゃんのバラバラな食事時間に付き合って
あっちにひらりこっちにひらり、
仕事先のシフトの間違いで突然休暇を得て急に帰った二之介が、家を出て初めて？の二連泊も手伝って
いつ眠ればよいのやら？？と頭の隅っこで思いながらも
こっちにひらりあっちにひらり、そうしてまたまたこっちにひらり。

ひらりひらりと言うと軽やかで聞こえもいいが、実際はどたりばたりと足元も狂いがち。
あ～・・・みょ～に疲れすぎた連休を過ごしてしまった。


最近、ほんとに体が付いていかない・・・様な気がする。
前はもうちょっと軽やかに動けたし、もうちっと体力も忍耐力もあった・・・様な気がする。
パソコンを開ける気力も時間もなく、一週間以上メールチェックすらしない日々が続く事すら当たり前になってしまっている。
加えて、自分の為に寸暇を惜しんで外出しようと言う気持ちが失せて来ている。

かぁちゃん、ぺこちゃんに加えて背の君と、毎日の生活リズムがてんでバラバラで
あれ？どれが先なんだったっけ？と優先順位が付けられなくなってしまって、
あっちに気を遣いこっちに気を回し、
頭ふりふりドタバタジタバタ。
いや、これって何も今に始まった事ではないし、通常の範囲内なのだけれど
こないだ衣装を造りながらも「あれ？」って、みょ～な違和感を何度も覚えた。
そう。心身の力の配分や時間の振り分け等々、以前はやり繰り出来ていた事が出来なくなって来ているのだ。

いくらエネルギーを１２０％充填しても
ひとつの事をする為のエネルギー消費量が各段に増えているとしか思えない。

ん～・・・歳を取るってこういう事なのかなぁ・・・
だとすれば、早く慣れないといけませんねぇ・・・
おそらく、この“みょ～な感じ”はカラータイマー点滅の兆しなのだろう。
体に引きずられて心までエネルギー不足にならないようにせねばね。



さ、もう一つのみゅーじっくすたーと

妙な気持ちに寄り添った、スローな踊りを踊りましょ。






あの～・・・実際には踊りませんから！！
実際には・・・どんなに足掻いていたって、子豚のダンスにしかなりませんからぁ！！

みゅは「みゅーじっくすたーと！」のみゅ

連休の前に、ちょいと頼まれ事があったので梅田まで足を伸ばした。
そっちはちやっちゃっと片付けて
行ってみたかった センチメンタルサーカスの原画展をちょこっと覗いて来た。



写真撮影は大丈夫！って書いてあったので堂々と
キャンパスに描いてあるのやら、ケント紙に描いてあるのやら。
線描画タッチのものには食い入るように見てしまった・・・う～・・・そそられる

むか～しむかし、日がな一日線引き作業をする仕事をしていた事を思い出してしまった


あぁ、そうか……
観ていると、音楽が聴こえてきそうな気がするんだ。
だから、惹かれてしまうのかしらね。

低い静かなチェロの音や
ハープの漣の様な音色の合間合間に硝子の鈴の小さな囁き。
あるいはギターのトレモロか

はたまた美しき天然か……

♪そーらにーさえーずるー、とーりのこえー♪

なんたって、サーカスだもの～


みゅーじっくすたーと！

すると、ついつい体が踊りだしてしまう。
エネルギー充填１２０%



そうそうこちらも大切なエネルギー源



　　ぶっかけ舞茸天温玉　薬味も充実

突然帰った二之介と一緒に、月曜デイでかぁちゃん居ぬ間に近くの饂飩屋さんでランチ。
いつも行列のこのお店。私は随分久しぶり。え～・・・何年ぶりだったろう？
相変わらずのしこしこ麺で、あっと言う間に頂きました。

再びエネルギー充填１２０％
みゅーじっくすたーと！店名そのままについつい体が踊りだしてしまう。





あ・・・そう言えば私、高校時代は創作舞踊部に属しておりましたのよ。

音が聞こえると勝手に体が動きますの・・・おほほほほ





・・・何十年前やねんっ

・・・知らぬ間に時間だけはどんどん過ぎて行く・・・


少しマイナーなみゅーじっくすたーと！