おもいだしていたら・・・

・・・さて、竹ひご細工の飛行機を飛ばして遊んだお宮さんの階段を上まで登ると
お宮さんにもう一つの入り口があって、高台には別の街が広がっていた。
かぁちゃんに手をひかれ、何度も通ったあるお宅の玄関には薔薇のアーチがかかっていた。

うすくかすんだ記憶の中に、小さな薔薇の群集の赤い色だけが鮮やかに残っている。
かぁちゃんとオヤジさんの共通の友人のお宅で
ご夫妻は今も、かぁちゃんの名前もオヤジさんの名前も“ちゃん”付けで呼ばれる。
もちろん、奥様の事も、ちゃんと“○子”と名前で呼ばれる。
羨ましくなるくらい、いつも仲良しの夫妻だった。

特におじさまは、どうしたらいつもこんなに穏やかでいられるのだろうと思うほど
柔らかな笑顔で優しい言葉で語られる。
私達が故郷を離れて数年後にやはり故郷を離れられ、
当時の我が家からはそう遠くない場所に住まいを移された。
私の事も随分可愛がってくださり
初めて“宝塚ファミリーランド”に連れて行ってもらった時に、
鉄腕アトムのハンカチを買ってもらったのが嬉しくて、長い間大切にしていたっけ。

縁あって私達の仲人役をお願いした事も有り、背の君とも仲良くしていただいている。



数年前「○子が、あかちゃんみたいになっちゃってねぇ。かぁちゃんと同じだねぇ。」と、電話があり
「ぽれちゃん、大変だねぇ。がんばってよぉ。」いつもと同じ微笑を含んだ優しい声だった。
たしか、かぁちゃんより七つ程年上でいらしたので、老々介護生活だなぁ・・・
と、思いつつ、時折電話で声を聞くだけだったのだけれど
東から帰った翌日の昼下がり、おじ様から久しぶりに電話があった。

「○子が三日前に、とうとう特養に入りました。
　頑張ったんだけど、ぼくがだんだんきつくなっちゃってねぇ。」
「みなさんにとてぇも親切にしていただいて、近頃はデイでも○子がよく笑うようになってね、
　プロの方々に委ねてもいいかなぁって、やっと思えました。」

ほっとされていたけれど
５０年以上、夫婦二人だけで寄り添って生きて来られたのだ。寂しくない訳がない。

「夜中に○子がいないのにお手洗いの時間に勝手に目が覚めちゃってね。」
って苦笑いしながら、そうして
「ほんとはね、ずっとぼくが看てやりたかったんだけどねぇ。」
・・・優しい声が涙でくもった。


来月にでもPCの事を教えて欲しいと仰るので、背の君がお宅へ伺う予定が決まった。
ここは、久しぶりに腕をふるって、お弁当こさえて持ってっても～らおっ♪






＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



へへへっ♪連日更新はかな～り久しぶり
読み返す手間を惜しんで書き殴った感もあり

雨降りばかりで拗ねていたら、梅雨入りしたとニュースが告げた。
つでに台風まで来ているそうだ。
気持ちが“なめなめくじくじ”にならないように気をつけねばと眉間に皺を寄せつつ
先程カレンダーを真面目に見たら、今年ももうすぐ折り返しの月が目の前ではないか！
なんて、文字にしたら本気で焦ってきてしまった。あ～っ！どうしよう！！

レディが随分力を入れているようで、秋公演のチラシ撮影が来月前半とか。
出された宿題が難問なので、また２週間ばかり異世界へ片足を突っ込みます
頭は既に半分以上は突っ込んでおりますから、
おそらく、しばらくは“食べる”事は忘れがちになる予定。
今回はⅡの手から少し離れているので、荷が重過ぎる気がするけれど・・・

なんて、ごちゃごちゃ言ってないで、急いで変身の準備だっ


気温差が激しい昨今。どうぞ皆様お身体にはお気をつけくださいませね～っ。

おもいだしてみよう♪（その８）

さて、準備は最小限整った。後はやりながら調達するしかないか・・・
（こりゃほんとに大変だぁ！レディはもう待ちきれないとmamaKを呼んでいる！）



宴の後は寂しさが友となる・・・筈だった。以前は特に。
けどね、もう悪あがきをするのは却ってしんどいって事が十分に分かっているから
ほぅいほいっ♪と帰路に着いた。
今回、時間に余裕を持って夕方には西へ向かったので
帰ってすぐに山積みの洗濯物を洗濯機に放り込み２回転させながら洗い物。
だだ～っとはしょって背の君に旅の報告をしながら、お米を研いで・・・等々
そこらへんの買い物から帰ったのと同じ様に時間を過ごす。
家を空ける方も空けられる方も、すっかり慣れっこになって
「ほなおやすみ～。」と背の君が言った後で、夜のスーパーに買い物に出かけた。


ふふふ・・・やっとこうした非日常も日常となったか・・・。
夜空を見上げて一人微笑む。
ここが荒野でちゃりんこじゃなく馬にでもまたがっていれば、きっと絵になるに違いない
BGMは“ひとり旅”　♪らーららーらららー　らーららー♪・・・そんなええもんかっ！？



で、ふと気付く・・・
あ～っ！！Ⅰの近所の商店街で“あぶら麩”買って来るのを忘れたっ！！
こないだ行った時、見つけて初挑戦してみて大のお気に入りになっちゃって
まとめ買いして来ようと思ってたのに～っ！
こっちでもどこかに売ってるかなぁ・・・なければ通販だな・・・



・・・・・・って・・・・・・・

あれだけ美味しい物をいっぱい食べたのに・・・
まだ食べ物の事を考えているのか自分


・・・・・・つか・・・・・・・

素晴らしき旅の想い出を、こんな形でしめていいのか自分



・・・・・・あ、そうだ。どうせならこれで！！
東京駅で、随分とお洒落なおにぎりが色とりどりに並んでいたのに見とれて買ってしまい
帰りの新幹線でいただいたのだけれど、西にもあります。こんなおにぎり！！

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　塩味もなかに入ったおにぎり～♪
　　　　　　　　　　神戸発の新しいおにぎりやねんで～っ

おもいだしてみよう♪（その７）

♪うっほうほうほ　うほっほ～♪ささ、徐々にモチベーションを高くしていかねばっ！
（大変だぁ！レディは一足先に異世界へ突入してmamaKを待っている！！）


近くまで行くと必ず会いたい人達がいる。
なので、まるで当然のように家まで押しかけてしまう場合もある
だってぇ、顔を見ないと落ち着かないんだも～んすまねぇっ

で、“しうまいべんと”持って、可愛い妹分の彼女の所に今回も行って来たっ

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　“春”ヴァージョン♪
　　　　　　　　　　　こないだは“秋”ヴァージョンだったから
　　　　　　　　　　　次は“冬”狙いで行くかな～っ　
　　　　　　　　　　　なんでも、春夏秋冬で輪ゴムの色も違うのだって！　


とびきりでっかいスープカップにお手製のスープをたっぷり頂いて（写真、忘れたぁ）
身も心もふわんふわん美味しかったぁよ～
御母上にも会えて・・・「なんでやねん！」を披露してくださった。
お会いする度に“すっごいすてき”な発見ができるのって幸せな気分。

頑張ってるねぇ・・・頑張っておられのだなぁ・・・
元気、しっかり頂きました～っ！！ありがとね～っ
んでさ、またふらりと行くのでよろしく～。

今回会えなかった彼女にも、次はまた一緒に会えるといいねぇ。



そうなんだ。私はいつも、元気集めをさせてもらいに行っているのだね。
ここで出会った方々だから、何の説明をしなくても“私の今”をよくご存知の方ばかり。
みなそれぞれに時間にゆとりがある訳じゃない。
むしろ、大切な自分の時間を割いて時間を作ってくださっているのだもの。
その“貴重な時間”の中に共に居られるのだから、元気にならないワケがない。
先に色々思うところあって、
こうして自分の小さな旅の記録を書き留めるのを止めてしまったのだけれど
（ほれ、書き始めると止まらなくなるしね）
やっぱり、私にとっては特別な大切な時間。
一つ一つの出会いが違う色の宝石達なのだから、しっかり残しておこう。
タイムラグは大きくあるけれど“その時”はもちろん“思い出す事”も楽しい
思い出して楽しい事は、いっぱい思い出した方が良いに決まってる♪








さてさてそうして、旅の最後の夜は極秘デート・・・・・



・・・うそ


古くからの友人とのデート。
１５歳の時に文字を通して出会ってから・・・随分時が流れたね。
今お互いに（一応）元気で顔を見て話せると、何にも増して勇気が湧いてくる。
な～んて言ったら彼女は笑うかもしれないけれど、
居てくれてありがとうって、改めてここで言ってみる





誰もみな先の事なんて分からない。
私には先の事を考える余裕は本当のところない。
・・・実際、当たり前に続くと信じている事が一瞬にしてなくなる事はあり得るのだ。
だからこそ“今を大切に生きる”事が一番なのだろうけど、
そうは思っても、今の私は、私の今しか生きられないし、
“～ねばならぬ”と生きるのも少々しんどくなって来た年頃だ。

“美味しいね。そうだよね♪”
“楽しいね。そうだよね♪”
“綺麗だね。そうだよね♪”そうして・・・
“～出来たらいいね。そうだよね。やっちゃおうよ今のうちに！！”
なんて具合に歩き続けたいと思っていますよ。





＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


ところで、昨日の中目黒の南インド料理のお店。
別アングルで撮ってました。

　　　　　　　　　　　　　
　　
写真でかっ　ひょえ～っ！テルアビブと全然違うやんかぁ（汗）ま、私の記憶なんてこれぐらいのもんです。はい。
でも、色々な美味しい記憶は消えないでしょうね、ずっと




　　　　　　　　　

おもいだしてみよう♪（その６ あるいは東京だよおっかさん②）

まずい・・・こんな時に限って書き始めたら止まらない悪い癖が・・・
（大変だぁ！レディがmamaKに難問を投げかけたっ！！）



それから我々が向かったのは“中目黒”
あちらこちらにこじゃれた店が有り、少々敷居も高げで大阪のおばちゃん気遅れ気味。
けど「おかんの好きそうなんがあるで。」と言うのでヒタヒタついて行くと
ビルの一角の小さなおっされ～な手作り雑貨のお店。
ディスプレイ次第でこうもお洒落になるものか・・・と
いつもの商店街を思い浮かべながら、隅々までゆっくり見てまわる。

改めて思うに、Ⅰの趣味は少々女の子っぽい様な気がする・・・ん？きょうびの若いもんはこうなんか？？
そうしてやはり改めて思う・・・Ⅱもちょっとは、きょうびの若いもんにならなあかんでなぁ・・・　



途中のオープンカフェで道連れが一人増え　
しばらく川沿いの小道を散策してから連れて行かれたのがここ。

　　　　　　　　　　　　

　　以前から「おかんは絶対好きな味やで！」と言うておった、南インド料理のお店。
　　ここでやっと“どやさっ！！”の登場となるのだった。



　　　　　　　　　　　

　　　　　　左が“ドーサ”右が“パコラ”（野菜の天婦羅みたいの）
　　　　　　ドーサは、ぱりぱりの薄～いクレープのでっかいのんを
　　　　　　くるんと丸めた・・・みたいなので、味はあっさり塩味。
　　　　　　マサラドーサをオーダーしたので中にはスパイシーなマッシュポテト入り。
　　　　　　あ、あ、ポテトはどさ～っ！と入ってるんじゃなくって、ちょこっとなので、念のため
　　　　　　
　　　　　　ぁぁぁぁ・・・ドーサ、めちゃくちゃ久しぶり～っ
　　　　　　つでにパパダン食べたくなっちゃった。



　　　　　　　　　　　

　　　　　　なんやねぇ・・・なんですわ・・・うましでかし。
　　　　　　カレーはえびカレー。そしてⅠ絶賛のビリヤニ。
　　　　　　

　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　　　　　　

　　　　　　くぅぅぅ・・・あ～っ！もっかい食べたい！今すぐ食べたい


インド料理は懐かしさもあって、ついつい色んな店にふらりと入ってしまうけど
なかなかここまで好みの味に出会う事は稀。うん。うんっ。よくやったⅠよっ！！


う・・・まずい・・・店の名前が・・・あ大変・・・思い出せない
その昔日本赤軍がテロを起こしたアラブの空港の名前に雰囲気が似てるような気がしたのだけどなぁ


そうそう、チャイをティポットからカップに入れてくれる時に
ポットをくいっと高く持ち上げて、上の方からカップめがけて注いでくれたの
それ見てついはしゃいだり、ドーサを見て手を叩いて喜んじゃったりしたものだから
店の人が終始ニコニコ顔でこっちを見てくれて、それがまた嬉しかった。



かる～く２万歩越えの適度な運動と美味しい食事。
この世の幸せを噛み締めながら、駅のホームで見送られ。
子らは東へ母は西へ・・・へへっ、ちょっとだけ西へ
おっかしいのは、私は何度も行き来している沿線なのに
奴はおかんは右も左も分からないと思っている節あり。
ま、それならそう思わせておくのも良いかしらね



そうして今回の一人気儘な素晴らしき時間も、いよいよ終盤。
あ～あ。楽しい時間もあと少しだなぁ。

おもいだしてみよう♪（その５ あるいは東京だよおっかさん①）

さぁ、さぁ、頑張っていこ～っ！！
（大変だぁ、mamaKはとうとうレディに摑まった！！）

翌朝、Ⅰとホテルの前で待ち合わせ。
夜には新横へ移動するのでそれまでの食べ歩き・・・いや、旅気分を満喫する予定。
（どうやら彼は母が上京すると、
何故かどこかへ連れていかねばならないと思っているらしい・・・すまんのぉ）
大荷物を持っての移動は実は初めてで、どうしたものかと思いつつ待っていたら
Ⅰが大きな袋を持ってやって来た。
　「母の日やしな。チュニックと帽子やし着たってな。」　
「わぁわぁ、ありがとう♪」と心から思った・・・でも・・・
「おめぇ、その荷物どねんすんねん？」とは言わなかった。


最初は鎌倉辺りへ・・・と言うありがたいお誘いだったのだが、何せ奴の扁桃腺が・・・
無理は禁物。そこで近場で前々から行きたいと思っていた所をリクエスト。

　　　　　　　　　　　　

　　　おかん！ほれ、東京タワーやで！！
　　　かぁちゃんはなぁ、中学の時の修学旅行で来たんやでぇ！！

　　　　　　　
　　　　　　　　　　

　　　お決まりの、なんちゃらビュー。私は乗らへんで！割れたらどねんするん！
　　　行きはエレベーターで一気に１５０メートル上昇。
　　　帰りは外階段をとことこ降りる。これがまた風を全身で感じて気持ち良かった。
　　　タワーの赤と新緑の鮮やかな色合いは、鉄骨むき出しの風景なのに暖かかった。





東京タワーの近辺はビジネス街だという事で、
あろう事か・・・花の東京でランチを食べる場所がない
とにかく二駅ばっか地下鉄に乗って、あとは歩いて、歩いて・・・ひたすら歩いて・・・
お勧めの店が日曜日と言う事でぜ～んぶお休みなのだもの・・・。

そうして、おそ～い昼食は「そうや！食べて東北地方を応援するんや！！」と
方向転換して連れて行かれたビルの最上階の“ぴょんぴょん舎”
狭っ苦しいエレベーターを降りた所が広々とした店内だったのでびっくりした。
・・・果たしてあれは一体どこだったのか、今更聞けないような・・・
調べてみたら、銀座だった。わはっ♪ふ～たりの銀座♪・・・意味はありませぬ

　　　　　　　　　　

　　　　　　　盛岡冷麺初挑戦！おおおっすきっ腹にめちゃしみましたがな。
　　　　　　　でまた、このちぢみが！！サックサクで、感動モノ！　　


ようやくお腹も落ち着いたところで、次なる目的地へと向かう為
またしても母は後ろをヒタヒタと着いて歩くのだった。







そう。聞いてはいたけど、タワーのてっぺんはね・・・
下から見上げてもはっきり分かる程に先っぽが先の地震で曲がってしまっていた。
節電の為ライトアップも中止していると言う事で
その日はライトアップ再開の前々日。
新しい光の衣の色は、追悼の意味を込めて“白”なのだと聞いた。

あ・・・「東京タワーの歴史」のパネルとジオラマを見ていて気付いたのだけれど
東京タワーは私とほぼ同年代なのだわね。
半世紀踏ん張って、ようやく次の世代にバトンを渡すのだわね。
けれど、バトンを渡したってそれで終わりじゃない訳で、例え先っぽが曲がっても
それは踏ん張って来た勲章となって
「東京タワー」はいつまでも「東京タワー」であり続けるのだわ・・・ねっ！




今回、Ⅰの話題は殆どが地震の時の事。そして心の備えの事。
翌週には宮城へ出張。
彼の中でも何かが大きく変ったように感じた。　

おもいだしてみよう♪（その４）

さぁ！どんどん行くのだ！！行かねばならんのだ！！
（大変だぁ！mamaｋはレディに見つかったぁ！）


そうなのだ。私は淑女にはなれないのだ。
だって・・・だって私は・・・mamaK なのですから～っ！！

東へ出かける最初の頃は、私はmamaK以外の何者でもなかったので
やはりそこは、理想的に何の苦もなくmamaKになれる場所でもある。


夕闇迫る繁華街の人込みの喧騒の中で
今度は最初からmamaKのままで、Mrs.S（←Mr.Xみたいにしてみたかったのん）と
居酒屋チェーン店でアルコール抜きで乾杯をして
たくさん話し、とある映画を鑑賞した後
随分年下の友人達と合流する為に向かった場所は・・・


わはははははっ！！ここだ～っ！！


　　　　　　　　　　　


エレベータを降りるとそこは・・・　　

　　　　　　　　　　　　　　　


メニューだってこうだもの・・・

　　　　　　　　　　　　　　　

BGMはあの歌達。ついつい聴き入り腰砕け
出てくる料理は全てそれだけで熱く語れてしまうものばかり
しかも、味もなかなか


いや、多くは語るまい。とにかく見てもらえれば分かるから・・・

　　　　　　　

　　　

さて、いくつ分かったでしょう？


そうして壁には・・・
いや、それは、「諸君！現地へ行って楽しんでくれたまえ！！」・・・なのだっ！


若い店の子も感じ良く、
「兄ちゃん、写真撮らせてぇなぁ！」と言うリクエストにポーズまで決めてくれて

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　お願い！このコスチューム、私にください！！





なんですねぇ。人間、一瞬で異世界の住人となる事は可能なのですねぇ。

ありがとうライダー達。ありがとうMrs.S。←（ENDマークの時に流れるナレーション風に）





余談ですが、ライダーではないけれど、あれから私は
愛すべきレッド＆ブルーのメニューをあれこれ考えてしまって困ったものですよ。

おもいだしてみよう♪（その３）

急がないと忘れるぞ！！

あ、いや・・・急がないと時間がないぞ！！
（大変だぁ！！レディがmamaKを探しているぞ～っ！！）


東へ行くのはⅠの部屋の掃除と洗濯がいつしか一番の目的になってしまっていたけれど
今回はちょいと趣を変えて（むふふ♪な理由もあったんでげす）
以前上京する時には必ず利用していたビジネスホテルに宿を取った。
随分思い切って家を空けた最初の頃を思い出し、懐かしくも有り切なくも有り
一方で「良くやった！自分！！」とめったにやらないけど自分を褒めてみたりもしてみた。
だって、最初の第一歩がなければ、現在もなかったのだものね。


時を重ねて、東へ行くと必ずお会いする方々がおられる。
みなさん、こちらの世界で出会った方々がほとんどなのだが
リアルにお会いして、益々その魅力に取り付かれてしまう方々ばかり。
改めて、出会えた事への感謝を思う。
あ！実生活でも家族意外と会話しているのは、やっぱりこちらで出会った方だ。

　　　　　　ほんっとにありがとうございますっ　



むふっ♪
んで、今回私は東での計画を経てている時にふと思いついてしまったのだ
「私ばかりが楽しい思いをしてはいけない。こういう事は分かち合わねばっ
きゃぁぁそうよそうよ」


それからのウキウキるんるんワクワクどきどきったらなかったなぁ


んで、その素晴らしきトリプルデートの夢はかなったのだ。


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　このような素敵なものをいただきながら・・・
　　　　お二人が素敵に書かれておりますので、詳しくは書きませんが
　　　　細っこいオレンジピールがアクセントになった枝豆のスープには感動し
　　　　細っこいパスタにジュレ状のソースが美しいのに感激し
　　　　そうして・・・

　　　　　　　　　　　　　

　　　　このナッツとカシスの入ったクリーム状のデザート
　　　　下の方にマスカルポーネチーズが隠れてて素敵にびっくり♪
　　　　美味しかったぁ無くなるのが寂しいくらいだったぁ


大阪のおばちゃんと二人の淑女方とのランチタイムは
そつなく・・・上品に・・・時折鈴の音の様な笑い声を振りまきながら・・・


いやぁ、いやぁ、お喋りしながらランチするのがこれほど楽しいなんて
いやぁ、いやぁ、ランチそっちのけでお喋りに夢中になっちゃった♪
・・・ような気がする

その後素敵なカップで薫り高い珈琲もお店を変えていただいた。
のだけれど、こっちでもお喋りに夢中で


ほんっとに、あんなに楽しくお喋りに夢中になったことなんてあったかしら？
もう随分経ったのに、まだ楽しかった気持ちは心の中でふわふわし続けておりますよ。




改めて素晴らしいひと時をありがとうね～っ
　　　　

おもいだしてみよう♪（その２）

食したっ！！

いやいや、今回ほど色々美味しいものをいただいた事はないと思う“一人勝手旅”

元々何か不安材料があると“食べる”事に逃げる性格なもので
・・・だからコロコロしてるのさっ・・・と言う言い訳なのだけど・・・
しかしながら美食家ではないもので、ご飯と粉もんでお腹を膨らませる悪い癖もあり
・・・だからいっそうコロコロしてるのさっ・・・

今回はコロコロ度ピークで、新幹線に軽やかに飛び乗った。
旅の初日の朝ごはんは珈琲とビスケット♪
おやつタイム頃に目的地へ着いて、昼ごはんも珈琲とビスケット♪
ちょいと用事を済ませて空腹も限界になったので、虫抑えに珈琲とビスケット・・・って

虫抑えばかりでは、そうそうお腹の虫が大人しくしてくれる筈もなく、
仕事帰りのⅠと待ち合わせて遅い夕食へＧＯ！！

あちこち連れ回されるままに後ろをヒタヒタついて行き
「ここでええかぁ？」と奴が選んだのは、
「あれ？ビルの中やんな？」とついキョロキョロしてしまったタイ料理のお店。
（西武百貨店の中だと思ってたら、パルコの中だった）


席につくなり、Ⅰが言う「フロモックス持ってない？」
・・・・・・・・・・・・・。
またかいっ！？←１個だけ持ってた母はえらいっ♪・・・んかな？？

奴は東へ行ってから、疲れるとすぐに扁桃腺が腫れるようになった。
ふんっ！母親の背中だけを見て育ったと豪語する癖に体質は父親ではないかっ！

あ、そうか、それでエスニック料理ね。
彼は体調がヤバくなるとスパイシーな物をガッツリ行くタイプなのだ。
食べられるから余程の事では寝込まない。これは母親の体質だな


で、フレッシュジュースで乾杯した後、まずは生春巻き～

　　　　　　　　　　　　　　

次はお決まりのトムヤムクン～

　　　　　　　　　
　　　　　　存在感のあるエビ♪スープは濃厚で美味しかったぁ♪

んで、カー菜の炒飯～

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　パクチーもたっぷり♪



半分こずつでもおなかいっぱい！！・・・な訳ないない。
実は炒飯の前に、カニの玉子カレー炒めという
ボリュームのある物を食しているのだけど、写真がどこにもない。
やっぱり、あんまり空腹でがっつくのはいけませんな。すっかり写すのを忘れていた模様。
カニが香ばしくてカレー味と言っても甘い目。
添えてあったキャベツの千切りがてんこ盛りで食べ切れなかった・・・もったいない


お店は、タイ屋台料理“ティーヌン”　池袋パルコのレストラン街にありました♪


この後、池袋をまたしてもヒタヒタ後ろを付いて歩き
ファーストフードの店内で珈琲だけ飲んでⅠと別れ、初日の夜は更けたのでありました。


久方ぶりに、前は何時だったか忘れてしまったけれど
日付が変わって１時間程でベッドに潜り込み、そのまま朝まで眠った

家を離れての一番のご馳走は“夜眠ってそのまま朝まで寝ていられる事”







　　　　　あ～幸せだったなぁ

おもいだしてみよう♪（その１）

♪幼馴染のあの山この川、ああ～あ　たれか故郷をおも～わ～ざる♪

遠い記憶にせよ近い記憶にせよ
何かを思い出した時には必ず口をついて出るのがこの歌である。
・・・私が少女時代には既に懐メロであった歌だ。

実際、私の故郷の記憶は３歳の頃までのそれなので
本当の故郷自体にはこれほどの郷愁は感じない。
それからも何度も住まいが変ったので幼馴染もいない。
風景にも人にもだ。

ただ、家のすぐ側に、お宮さんに続く石段があって
その両脇でどんぐりを拾った事と
尾翼とプロペラの間にゴムを渡した模型飛行機がお気に入りで
その脇の細い坂道を登りながら、プロペラをくるくるまわしてゴムをねじり
階段の中腹で手を離して飛行機を飛ばして遊んでいた事は
その時に着ていたブラウスの水色の花柄と共に良く覚えている。

そんなだから、そうね・・・比べる絶対なる物がないせいか
短期間でも行く先々が、ただ知っているだけの事なのに
どこか懐かしかったり、“そこ”を知っている人に会っただけで嬉しかったりする。
その街がその方にとって“絶対なる場所”だとしたら
いささか迷惑な話だろうが、嬉しいんだから良い事にして欲しい・・・なぁ・・・♪


どうやら私は、めちゃくちゃ軽～い“嬉しがりや”に違いない。



ってね、こんな前フリになったのには理由があるのですよ。

さぁ、美味しかった物を今日こそUPするぞ！とウキウキしながら
かぁちゃんの夜中のトイレをすませ「はぁぁ、今日も終わったぞぉ！！」と
変わりなく無事に過ごせた事にほっとしながらお風呂に入り、
「さぁ！これから私の自由な時間♪」と、意気揚々とお風呂から出る。
一日の中で最高に幸せな一人の時間



なのに・・・何故か背の君が起きとる・・・・


な数日が続いておりましてね。
あんっ？・・・ふ～ん・・・・・・・・

・・・なのですよ。


で、時を１０日ばかり前に遡る筈が５０年近く前に遡ってしまった訳ですよ。





さて、明日こそは美味しかったものを書こ～っと

どやさ？

　　　　　　　　　　　　どやさ？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　あ、違った・・・　　どーさ　　でした。

　　　　　　ちなみに、この手は私の手ではなくⅠめの手です。
　　　　　　　　　　　　　　なんってったって私の短い指ではなんでもでっかく見えますからっ！




振り返って見ますれば、今回はいつになく　　グルメ　　な旅であったのです。

なので、そちらを中心にまとめみようと思っっているのです。




　　　　　　　　　　　　　　　　　がっ！



いやいや、全く、夢から現実に戻る時には多かれ少なかれ切ないものでありますがね・・・
今回はまた面白いほどに現実がドタバタと音を立てて、あたり構わずやって来るものですから
胸のかすかな甘い痛みの余韻にひたる間もなく、
ガシッ！ガシッ！と受け止めているうちに膝の外側に覚えのない大きな青痣が出来
左肩から肘にかけて突然自分の重さを思い出したかのようにふてくされ
指まで反抗期に入ったものの、そんな奴らを一蹴し、
今日はかぁちゃんの車椅子を爆走させて、病院のはしごをしておりました。




そうして改めて・・・マジで時間ねぇじゃねえかぁ！？・・・と今頃PCを開く始末。



ちょっとずつでも、ぼちぼち書かせてもらいますねぇ。