『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

探しものは気配

2023年10月04日 10時29分00秒 | ロデム参上
ロデムがかぁちゃんの所に行きました。


大学のベンチの下で鳴いていたらしい
産まれたばかりのちぃちゃなにゃんこ。
母親は既に側にはおらず、
ちぃちゃな黒にゃんこをそのままにするには忍びなく
下宿に連れ帰ってしまったのは、若かりし頃の一之介。

スポイドで何とかミルクを飲ませて、命を繋ぎ
動き回る様になると流石に下宿先には置いて置けないと言うことで、
ろんの元に引き取られて17年と8ヶ月。



ぴぃの腕の中で静かに旅立ちました。

月は違えど日にちは同じ日
奇しくも時間も、かぁちゃんの魂が棲家を変えたのとほぼ同じ時間。

フラッシュバック……流石にキツい


で…居ない事が分かってるのに
姿を探してしまう自分が在る。
……気配はまだそこに確かに在る。

けど、名前を呼んでも応えはない。

はぁ……また見えない事に慣れないといけないんだな。

歳を重ねて、もう何度も経験しているし
やがては我が身に起きる事。
と、淡々と受け止めて時と共に流していくしかないのだけれど

どんな形にせよ、別れるが故に出会う摂理。

ただひたすらに、出会ってくれてありがとう。


ぴぃ…大丈夫かなぁ……💧





齧ってしまうから、ずっとお花は置けなかった部屋に生花が置いてある。
戯れて遊べる様なのを選んだよ。

気配を探してまた名前を呼ぶ。
気配が、ミャァと応えた……事にする。


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“みゃ”は「みゃ~♪」の“みゃ”

2015年04月22日 17時03分36秒 | ロデム参上
こちらでは、御無沙汰ばかりしておりますが・・・

ロデムは元気ですっ!



  冬の間はもっぱらコタツにゃんこになり・・・



  寝起きを襲うと「にゃんだよ~!」と不機嫌そう・・・



  「眠いんですけど、にゃにか?」・・・なんちゅう目つきや



  「あんにゃ、僕が寝てる時に起こすのやめてくれるかにゃ?」
  
      ・・・うわぁ、なんか怒ってますかぁ?


ねえねに会えなくなってから、ロデムはすっかり甘えん坊になってしまった。
これまでは、ねえねにしか心を許さず、他の人に静かに抱っこされる事なんてなかったのに
私が声をかけると、みゃ~~と猫なで声。←この意味が分かった気がする。
抱っこするまで、みゃ~~~~と泣き続け、無視すると齧りに来る始末

夜中でも、みゃ~みゃ~と足元に纏わりつき離れないので、
暗闇の中で暗闇色のにゃんこを抱っこして、玄関先でしばらく外を眺める事が多くなった。
・・・他人様が見るとちょっと怖いかも(笑)


ろんが家を出てすぐの頃は、ねえねの部屋の前で、鳴いたりじ~っと座り込んだりしていたのに
ねえねの香りが日を経る毎に薄くなってきたせいか、近頃はあまり近寄らなくなった。

・・・ロデム・・・寂しいねぇ・・・

けど、たまに帰って来たら、お土産たくさんで嬉しいね。



今度はいつ帰ってくるかなぁ?
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“ぬ”は「濡れ衣」の“ぬ”

2013年12月17日 11時30分41秒 | ロデム参上
ものすご~くお久しぶりですが、ロデムは元気です


すっかり落ち着いて、もうそろそろ人間の年齢で言うと私と同世代。
「ふにゃ・・」「ん~?」と、時折おじさんとおばさんの会話を繰り広げて?いる。

彼は“ごはんをくれる人”と“甘えられる人”はよ~く分かっている。
朝ごはんは、おかあさん。
晩御飯は、おばちゃん。
甘えるのは、おねえさん。・・・なのだ。

トイレの掃除も晩ご飯もだいたいおばちゃんがしているのに、
朝ご飯もお風呂も、ほとんどおかあさんがしているのに
彼が「ふにゃぁ~ん。」と全てを委ねるのは、おねえさんだけ。
たま~に私の腕の中で「ごろごろごろ」と喉を鳴らせているので、調子にのってなでなでしていると
「あ、おねえさんじゃなかった!」とはたと気付いて、カリッとおばちゃんの手を齧って慌てて飛び逃げる。
・・・元々天涯孤独の身の上なので、甘えるという事をあまり知らないままの様だ。

で、彼は時間になると「ごは~ん♪」と、その時ばかりはくりっとした目でじ~っと見つめて最速する。
少し時間が遅れると、辛抱たまりません!と言った風に「ごはん!ごは~ん!ごは~ん!!」と
所定の場所へいざない「待って!」と言おうものなら「なんでやねん!?」と足元に絡みついてくる。

そんな食いしん坊の彼が近頃覚えた技がある。
おかあさんに朝ごはんをもらったのに、
私がかぁちゃんの朝ごはんを食べさせに隣に行くと
ぼくも!と、ごはーんを催促するのだ。
横で、出勤準備中のおかあさんが「さっき、ご飯は食べました!」と言うと
やっぱりだめか・・・と、すごすご隣の部屋に隠れに行くので、期待はしても諦める事を知っているようだ。


で、その日の朝、いつものように私が玄関に入るなり「ごは~んっ!!」と言うので
「ロデム!朝ごはんはもう食べたでしょ!!」と冷たく放っておいたけれど。いつもようには諦めない。
かぁちゃんを送り出して、戸締りを確認していても、まだ「ごは~ん!!」と言い続け
しまいには「ごはん!」と言うのも忘れて、んにゃんにゃ鳴くので
まさかと思いつつ、ぴぃに「ロデム、ご飯食べたよな?」メールをしてみた。

しばらくすると、返信が入った。
「あ。。。。。」                   


ぴぃはその日、とても早出だったのだった。


すまねぇ、ロデム!!濡れ衣であったっ!!
慌てて朝ごはんの準備をする私の傍をぴた~っと離れず
チラリと上目づかいにこちらを一瞥して、
「ほら、ボクは正しかったでしょっ!!」い、いや・・・
「せやろ?わしが嘘つくかいな!!なんぎなこっちゃなぁ、あぁ腹減った。」・・・と、言った。








いや、言わないですけどね














ところで、“ぬ”で始まる言葉って結構多いのに、貧困な私の頭の中に浮かぶのは
「ぬあっ!」だの
「ぬおおおおおおおっ!!」だの
「ぬうぅぅ・・・」だの
吹き出しの中に太文字で書いてあるような言葉???ばかり

あ、そうそう大河で一躍有名になった「鵺」もあるか・・・
ま、さっきから頭を離れないのが「ぬりかべ~」なんですがね・・・
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真夜中の・・・訪問者

2011年06月29日 03時18分40秒 | ロデム参上
草木も眠る丑三つ時。
かぁちゃんのトイレ介助に向かう前、汗止めのタオル鉢巻も勇ましく
夜風の涼しい窓際で、ワイシャツのアイロンがけをしていた時だった。

カタリ・・・と小さな音がして、すぅっと網戸が開いた・・・
トクリ・・・と自分の心臓の音が聞こえる。

レースのカーテンを開けて網戸を閉めよう。
そうだ、きっと風のいたずらにちがいない。

フワリ・・・あろうことか・・・レースのカーテンの裾がふくらんで
ユラリ・・・黒い小さな影ひとつ









・・・・・・ロデム!オマエナニシテンネン?
・・・ナ、ナンデコンナトコロニ・・・???



あれ程の障害物を潜り抜けたのかいオマエは?
行き来できないように塞いでいる筈のベランダの仕切りの隙間から
排水用の溝の隙間をすり抜けて、闇に紛れてやって来たのはロデムだった。


心臓に悪すぎる。


しかし、オマエ、猫だろうが?
痩せても枯れてもにゃんこだろうが?
にゃ~とかみゃ~とか言ってから入ってこいよ~っ!!

目をまんまるにしてビックリしてんじゃないよ!
ビックリしたのはこっちだってば!
せめて足音なりをたててくれれば、あれ程驚かずにすんだものを・・・。
けれどまぁ、オマエで良かった。
ほんとに・・・・・・・・・・・・良かったよぉ!!
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危険だ

2009年09月04日 22時10分03秒 | ロデム参上
息を潜めてしなやかに動きまわるのが、にゃんこ。
黒にゃんこは闇に紛れると居場所が分からないので、首には鈴。

なのに時々、存在が眼に留まらずに叫ぶ羽目になる。

危ないやないの~っ!!
あんた、踏んづけられたらど~すんのよ!!

          ぺったんこのロデムなんか見たくない・・・。



             
            ぽんの布団をたたもうとしたら
     敷布団とシーツの間から・・・(最初は掌だけ見えた)


     しばらくすると・・・
             
            もういっこ、手が生えた・・・


     シーツをめくると・・・
             
                 いてはりました。

お~い、ロデム、起きなはれ!って言うてんのに
彼はこの後2回、同じ事を繰り返したのだ。


ロデム!!ええかげんにせんと、布団蒸しにするぞぉ!!

少し肌寒い初秋の朝。
一日の始まりに、笑わせてくれてありがと
しっかし、飼い主に似るって本当だな。

(ロデム、別に本名がございます。彼の本当の主人はろんでございます。
彼女は、朝起きるのが、とても、いや、異常に苦手です・・・

ろん!!ええかげんにせんと、布団蒸しにするぞぉ!!

ほんとに・・・
あぶないやないの~っ!
あんた、単位落としたらどうすんのよ!!


実に危険だ・・・従兄弟達の二の舞だけは止めてくれなぁ・・・。


            
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遠雷

2009年07月20日 04時15分28秒 | ロデム参上
夕方から降り始めた雨は、時折激しく地面を叩き窓を洗い流していたが
先ほどから虫の音とかすかなサイレン音が聞こえ始めたところを見ると、
もうあがった頃だろうか・・・。

降り始めた頃から時折雲間から洩れていた閃光は、低い唸り声と共に闇を貫き
いつ果てるとも無く時に叫び、時に忍び泣いていたがようやく眠りについたようだ。


・・・・・・・・長い・・・・・・

バキバキと建物を震わせるような目の前の雷ではなかったにせよ
光り続け、鳴りつづけて数時間。
先程、かぁちゃんのトイレ誘導に隣へ行ったら、ぽんがまだ起きていた。

「おばちゃん、雷はぁ?落ちひん?避雷針あるから大丈夫?」
目をぎゅっと瞑り、布団に突っ伏しながら聞く。
「落ちひん、落ちひん・・・うあっ!まだ寝てやれへん~っ!!」とからかってたら
かぁちゃん、半分セーフ、半分アウト・・・夜中の運動量はそこそこだな


「おやすみ~。」と言いながら玄関を出ようとしたのだが、
・・・あり?ヤツがいない・・・。
いつもなら、私がかぁちゃんをベッドに連れて行く頃には決まって鈴の音が・・・

           
      玄関で止まる。        そして、しっぽでパタパタと催促する。

でもこちらも何かと忙しい。知らぬ顔でしばらく放っておくと


               
      「お供するから開けてくださ~い!!」と恩着せがましく言う。


しかも、ヤツは本気で話しているらしく
「にゃご・・・」とは鳴かない。「う・・・あ・あ・あ・あ」って小刻みに鳴くのだ。
勿論、甘えた声で「なぁぁぁごぉぉぉ」と擦り寄って来る時とは違う。

ペットが喋るってご自慢される方々を、どちらかと言えばシラッと聞き流してきた私が言うのだから間違いない。
間違いなく喋る!!お腹がすいたらちゃんと「ごぁ~ん」って言う!!


時には色っぽく 時には
                                何やらアニメチックに



「お~、よちよち、ロデム~、雷さん怖いのぉぉ?」・・・

人ならぬ物を愛でる気持ちが、近頃少しは分かり始めて来たようだ。


ロデムよ、雷は去った。そろそろ梅雨も明けようかの・・・
ロデムよ、ついに夏休みが始まったぞ!心せねばな・・・




ふむ。・・・天気予報によると、梅雨はまだ明けないらしい・・・





        
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夏のおもひで・・・それからどうした!?

2008年10月05日 02時56分39秒 | ロデム参上
もう夏の思い出にひたっている場合ではないのでありましょうが・・・
彼の事を書きとめておかなければ・・・
そう、彼・・・。




              
             
        ご主人様、わたくしはもう・・・どうにもいけません。


そう、このうつろな表情の彼は、
この夏、生まれて初めて“大阪の夏”を経験したのであった。

♪猫はコタツでまるくなる♪ってくらいだから、
苦手なのは寒さで、暑いのは大丈夫だろうと思ったのは大きな間違いだったようで、
かぁちゃんがデイの日の昼下がり、私が隣の玄関のドアを開けると
・・・彼は・・・


               


この格好のまま、廊下に転がっており、微動だにしなかったのだ。
度肝を抜かれた私は、靴を脱ぎ散らかせたまま走りより

「ロデム!!どうしたぁっ!?」
「誰にやられたぁっ!?・・・敵はどこだぁぁっ!?」



             ・・・・いや、そんな者はおりませんが・・・


けど、しかし、ほんとに、どうにかなっちまったのかと思って・・・


だって、大声張り上げているにも関わらず、彼はそのまま微動だに・・・
微動だに・・・・せず・・・・?



              
         
             してた・・・しっぽだけ、動いてた

名前を呼ぶ度に、しっぽだけでパタンパタンと床を叩いて返事をしてた。
・・・あの~・・・一応猫なんだからさ、
にゃ!とか、みゃぁ!とか言えばぁ?

どうしてあんたまで、私の心臓に悪い事をやらねばならんのだ?

この後しばらくそのままの姿勢でいたロデムは、
私が洗い物を始めると「みゃぁぁぁぁ」と起き上がり、
思いっきり伸びをして、音も無く忍び寄って足元に絡みつき、
「まだやろ~っ!!ごはんの時間にはまだ早いでぇっ!!」と邪険に言い捨てられ
「うっそ~~~っ」と目をウルウルさせながら
隣の部屋へすごすごと消え去ったのだった。


あのぉ・・・猫って仰向けに寝るの???

ぴぃに聞いたら、ロデムは小さい頃から時々仰向けに寝るようで・・・
その度に「あんたぁ、猫やねんで。自分が猫やって分かってる?」と
しっかり目を見つめて諭してきたらしいが・・・

そんなもん、わかるかぁ・・・



猛暑の夏はすっかり過ぎ去り、その記憶も曖昧になりつつあるけれど、
んなもの、もう若くはない体に堪えない筈はなく、

テケテケ、パタパタし続けてたら、どうにも動きが鈍くなって来たのが週初め。
およ・・・?動けネェ・・・。あったまイテ・・・

珍しく計ってみたら、9度4分・・・・うっそぉぉぉ

              ・・・・もっと早く気づかんかぁぁ?


皆々様も、どうか油断召されませぬよう
夏バテは、忘れた頃にやって参りますゆえ。




え?私、今はすっかり元気で~~す。
さて、そろそろこちらも再始動せねば
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闇夜のロデム

2008年07月18日 03時52分05秒 | ロデム参上
5月最初の休みと6月最期の休みを連休でもらってから(5月31日と6月1日)
その後休みがなかった事もあって、まとめて5連休もらえたからと、
「今から夜行バスで帰るぞ!!」とⅠからメールがあったのが先週の金曜日の夜。

あのなぁ・・・

土曜の朝帰って、そのままいそいそと出かけて行ったけど、
夜になってⅡも帰って来た。

・・・勝手に予定を入れるなよぉ、二人とも・・・。

おかげで、土曜日の夜中に日曜日の食事の準備。
今回の寝不足の元凶。
心は豊かにはなったけど、肉体的には限界で帰り着き、
今日こそは早く寝るぞ!!と誓ったのに

日付が変わってしばらくした頃、
コンビニ閉店記念に、ひとっ走り行って来るわ!と出かけたⅡが
すぐに階段をドタドタと駆け上がって来て、玄関先で叫ぶ。
「ロデムが外へ出てるで~っ!!」
慌てて出てみると、ロデムとおぼしきニャンコが、おどおどとこちらを見てる。
「ロデム、外へ出たらあかんやん。いつ出たんなぁ。」
抱き上げた途端、異常に気付いた。

・・・しっぽが・・・ないっ



「あんた、しっぽどうしたんや~っ!!」叫んだ私が悪かった。
抱かれていた黒ニャンコが驚いて、体制を変えながらバリッ!!
「いってぇぇぇ!!ロデム!何すんの~っ!?」

と、よくよく顔を見ると、どこかが違う。
「にゃう~~」と言う声も少し低い。
何より、見たことも無い首輪をしている。

慌てて隣のドアを開け「ロデムいるか?」と聞いたなら
「おるでぇぇ。」と、ぴぃがのんびり答える。

・・・・・あんた、誰ぇ?・・・・
・・・・・暗闇の黒にゃんこ・・・見えへんってぇ


いや、けど、うちのロデムの方が男前だけど・・・
明らかに偽ロデムの方が品がある・・・ような気がする。
爪も手入れされているし、首輪もある。
びっくりしたのか震えだすし、驚かせたのは私だし。
しかたがないので、抱っこして、誰かが探してやいないかと、しばしうろつく。
ベランダから、覗いている人はいないかしらん・・・。
きょろきょろしてる人は歩いていないかしらん・・・。

いな~~い
しばらく、まだ灯りの点っている部屋を見上げていたけど。
誰もこな~~い

そらなぁ・・・夜中の1時過ぎだもんなぁ・・・。
しかたがないので、階段の踊り場に下ろして、私は家へ帰った。

けど・・・「にゃごぉぉぉぉ。」と不安げに泣くしぃ。
それから何度も玄関を開けて様子をみたけど、
「おうちへかえりたいのぉぉぉ。」って眼で見るし。

明け方ようやく眠りについたのに、
6時に会社へ出かけた背の君に起こされた
「ぽ~、ぽ~!!ロデムが外に出てる~

「だから・・・ちゃうねん。ロデムやないねん。」

とろとろと再び眠りかけると、誰かが玄関の呼び鈴を押す。
「ぽれぽれさぁぁん、ねこちゃんが外に出てるよぉ。」
「だから・・・ちゃうねん。ロデムちゃうねん。」



その頃ロデムは・・・
           
          「ぼく、暑いにゃん。まだ眠いにゃん。」

って、言ってたに違いないのだ。


いつもと変わらぬ朝が来て、
残った物は、超寝不足のだるい体と
右頬に1筋、胸元に4筋の、偽ロデムの爪あと・・・



・・・・・・・・・・・・・・・

                                
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生まれつき・・・。

2008年02月23日 04時39分06秒 | ロデム参上
               

             久々のロデム。なかなか男前でしょ?

日中、暖かい所を求めてはとろりとろりと眠っているのに
夜になると突然野生に目覚めて「やめて~っ!」の襖のぼり・・・
うりゃぁぁっ!と叫ぶおばちゃんを横目で見ながら、あちらへひらり、こちらへひらり。
でも、時折いろんな所の端っこにちょこんと座って・・・



               
             こ~んな顔されたんじゃぁ、もう・・・
             ふにゃぁぁぁぁ・・・


少し前、いつもと様子がおかしいロデム・・・おしっこが出ない?
夜になっていよいよ具合が悪そうで、え?と思ってたら、吐いちゃった。
似た症状は以前にもあったようで、かかりつけの獣医さんには診てもらってたようだけど、
電話して聞いてみると、放っておけば命に関わるので直ぐに病院へ!だって

あわててネットで検索して夜間診療の獣医さんを探して妹が連れてった。

生まれつき尿管が狭くて詰まり易いんだって。
様子が変化してから死にいたるまでの時間はそう長くないんだって。
お食事も病人食・・・いや、病猫用の特別仕様にしなきゃいけないんだって。

生まれつき・・・生まれつき・・・って。
どうして、君までもが生まれつきなんだよ・・・


それからしばらくして、冷たい雨の降る夜に、
高速道路下の遊歩道の植え込みに、にゃんこさんがひっそり横たわってた。
もう魂はそこにはいなかった。
ロデムがストリートにゃんこのままだったら・・・。


うんにゃ!ロデムは生きてる!元気で走り回ってる。
お食事が物足りないようで、なんだか随分いやしん坊にはなっちゃったけど


ん・・・いや・・・あれ?
なんだかね。「生まれつき」って言う言葉に最初は悲観的だったのに、
書いてるうちに変わって来たのだわ。
出会えたから、あんた生きてるんだよって思ってね。
これも一つの「出会い」なんだなって思ってね。

ぺこちゃんとも出会えたんだな。
甥っ子とも、その障害と共に出会えたんだな。
かぁちゃんなんて・・・
元々のかぁちゃんと今のかぁちゃんと二度も出会ったんだって思ったら
ちょっと面白くなって来ちゃった。

それにしても、深夜のロデムの診察と処置料
・・・・3万4千円ですからぁっ!!

こっちはちっとも面白くないっ


さしずめ私は、うまれつき【金欠病】に違いないのだ・・・

          
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の~んびり幸せ

2007年11月08日 10時14分43秒 | ロデム参上
とぉぉぉっても、久々のロデムです

彼は元気で、しっかり にゃんこ しています。
今の所、人間に変身するのはまだのようです。

まぁ、すっかり大きくなっちゃって

              


              ある日の昼下がり・・・。


               
              窓辺でまるまって眠るロデム
          
        あんたさぁ・・・手と足としっぽまで丸め込んじゃって
              
              
              蹴飛ばされるぞ~





               

               あら?聞こえたぁ?
            
            でも、もうそろそろ起きても良い頃かと・・・

               

               

               

               
               あ・・・いやいや・・・

               ええっ?両足投げ出して、また寝る?




               にゃんこって、こんな風に寝るの??




あんまり幸せそうなので、ねぇねぇ、ちょっと見て見て~っ 

たまには、こんな風に、日がな一日の~~~~~んびりと・・・




                 ・・・・・・してみたいなぁ





            
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