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『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

小走りで京の街

2008年07月15日 13時58分12秒 | 日々の出来事
愚息達が高校生時代のPTAのお仲間が声をかけてくれたので
日曜日は半日京都も街を小走りで駆け抜けた。

お一人は、高校1年の時の保護者会でクラスの委員を決める時、
最初に白羽の矢が当った方が、長男さんが24時間介護の必要な重度の障害があり
度々家を空けるのが難しいので引き受けられないという事で、
何故か私が代わりに学級委員になっちゃってからのお付き合い。

お一人は、愚息達のどちらかが必ず同級生で、
親も何かと顔を合わせる機会が多かった方。
この方がとてもまめな方で、子供達が大学に入ってからも、
年に一度は忘れずに、予定を確認するメールが入り、
その日に併せて、御自分のお気に入りのレストランを予約してくださる。

親が気が合うと、子供達も気が合うのか、またはその逆か・・・
気が付けば、それぞれの子供達は、役者の卵であったり漫画家であったり・・・
はたまた、夢が捨てきれずに会社を辞めたり、変わった仕事についたり・・・
10年の付き合いを経て、
いつしか「ちょいと変わった息子を持つ親の会」のようになってしまった。

不思議な縁でⅠは現在、役者の卵君と自転車で行き来できる距離に住み、
Ⅱは現在、漫画家君と同じ下宿屋さんに部屋を借りて住んでいる。

2ヶ月前から予定を組んではいても、
家族の健康状態でどうにもならない事も度々あった。けれど、その度に
辛抱強くキャンセルや再予約をして日程を調整してくださるのには、
本当に頭が下がる。
「たまには美味しい物を食べて、お喋りしましょうよぉ。」と、
時には粋な着物姿を披露してくれる彼女は、
京の街が大好きな東京生まれの東京育ち。


で、今回連れて行ってくれたのは・・・

     
こんな細い路地の奥にあって、     こんな生花の飾ってある素敵なトイレのある、

「Nagatake」と言う名のレストラン。
京野菜を使った、お箸で食べられるフレンチ料理屋さん


前菜の後の、冷たいオードブルに続いて、温かいオードブルの後のメインディッシュ
     
グラスの中身は・・・               すずきのポアレ
万願寺唐辛子のムースの上に        加茂茄子の上にずいきだぁ!
“はも”がのっかてる~。            そして、万願寺とうがらし


メインディッデュは、お肉と魚から選べて、お肉の場合は“牛ひれ肉”
どれも美味しかったけれど、中でも感動したのが、メインの前の・・・

     
   桃のスープ                 そして、デザート4種

お料理はもちろん、お洒落で美味しかったけれど
ゆっくりお喋りを続けるおばちゃん達に、
始終笑顔で接してくれたオーナーシェフが、実にステキでありました



この後、立ち並ぶ鉾山に目を取られながら

鉾を見上げ

各鉾毎に、厄除けのちまきや手拭い等を売るテントが側にあり、
右の写真の木の渡り廊下が取り付けてあって、
拝観料を支払えば、中に入って見学する事が出来るようです。

             
          隣の建物と比べると、背の高さがわかるでしょ?
          こんな風に普通の道に、で~ん!!と居てはります。


暑さと前日の睡眠不足から「あ・・・無理・・・。」な体調になって来たので、
すぐ近くの和装屋さんで着物の端布を仕入れ、先の御茶屋さんへと参りました。

             
               目の保養。心の保養。
            お財布の保養の為、今回は化繊の物。

移動距離としては、半径数百メートルの旅。
だけど時間も内容も実に内容の濃い旅。
加えて、身体的にはかなり厳しい夏の京の旅。


こうして、慌しくも素晴らしい一日は過ぎ・・・。
過ぎ去・・・。


過ぎ去らなかった・・・のだ・・・
           

          













コメント (10)
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