さて・・・大いに困ってしまったのだ。
明らかにいつもとは違うのに、その原因が分からない。
・・・目前に控えるショートステイ・・・
かぁちゃんの様子がまた変わったのはクリニックから帰って昼食をすませ
いつもの様にとろとろとお昼寝して、いつものようにぽぇっと目を覚ました後だった。
ベッドから下ろそうと両膝を曲げた時、ビクッと体を震わせてこっちを見た。
「あんた、何すんのぉ!?」と言わんばかりにしかめっ面で見てる~
痛いのは分かったけれど、試しにいつもの様にベッドの上で90度回転。
これがね、その時はどうも痛くないらしい。
で、続いて両手を引いて立たせてみる。
これまた、いつもと同じくすくっと立てた。・・・・・・・なんやこれ?
で、朝よりずっとスムーズにすりすり歩ける・・・・・・・どないなってんねん?
でもトイレでの方向転換は全く出来ないので、抱っこしてくるっと半回転。
で、いつものように・・・と、ここでまた足がガクガクガクそして、きゅるきゅるきゅる。
そろりそろりと座らせて顔を見ると、かぁちゃん顔に脂汗。涙がほろり
あかん、あかん、あかん!!絶対どっか痛いんやぁ。
動かさない方がいいのか?と思いつつ。朝の先生の言葉が頭をよぎる。
「動くんやったら動かさんと、動けんようになっても困るしなぁ。」
私の頭ん中が大混乱!!
・・・目前に控えるショートステイ・・・
そこでまたまたケアマネに電話した。
「絶対どっかが痛いのに、かぁちゃん先生の前ですいすい動くから分からへんのよ~っ!!」
「せやし、処置も薬もないんやけど、こんなんでショート行かせていいんやろか?」
しばらく色々話した後で、ケアマネさんが一言。
「予定があってとってはるショートでしょ?行って!行ってください。連絡しときます。」
いやぁ・・・さすが“やっちゃうよケアマネさん”
かぁちゃんの脂汗とガクガクきゅるきゅるはトイレで中腰になった時だけ。
お風呂の時も(この時点では特に変化に気付いていなかった)椅子に座っている時も大丈夫。
???だったけれど、翌日はケアマネさんの勧めもあってデイに行かせた。
階段は前日よりずっと楽に下りられたので少しは安心したのだけれど
原因が分からない異常ってのはこっちがやられるようで、疲れているのに眠れない。
かぁちゃんの痛みは少しずつ和らいでいるように思えたのだけれど、
足の運び方がおかしくなって来たのは水曜日。
すりすり前に出ていた足が急に半歩出なくなってつんのめる。
おかげで移動の時は常にチークダンス状態。トイレでの抱っこ回転といい非常に密着度高し
で、お風呂に入れようとして背中の手触りがいつもと違う事にや~っと気付いた。
「痛いとこが分かった!背中やわ!」ってケアマネさんにまたまた電話。
とにかく原因だけは分かった状態でお願いせねばとケアマネに了解を得た上でショート先に電話して
朝のお迎えをキャンセルして、クリニック受診後昼食を済ませて夕方直接連れて行く事が可能かを確認。
ショート先へは現在の様子をケアマネから既に連絡されていたので快い返事をもらえた。
かくして、翌木曜日、レントゲンで腰の骨に一番近い背骨の圧迫骨折が判明。
通院後、美味しそうにお昼ご飯を食べたかぁちゃんをお風呂に入れてからタクシーでショート先へ。
着いてから色々説明してたら、ケアマネから先生の診断の結果を書いたFAXが届いた。
かぁちゃん。痛かろうなぁ・・・。
でも、みんなようしてくれはるなぁ。ありがたいなぁ。
「すぐ帰って来るし、ちょっとだけええ子にしとってな。」頭と背中をなでなでしながら私がそう言った後で、
かぁちゃんはスタッフさんに手を引かれてしっかり歩いてエレベーターに乗って行った。
*********************************************
今、かぁちゃんは足の運びが悪いままだけれど、痛そうな顔はしなくなっている。
なので、“きゅるきゅる”はもう聞こえない。
かぁちゃんにはまだ痛さを伝える事が出来るのだと分かった事がちょっと嬉しい。
そして・・・これからなんだな。と私は気付かされている。
これまでは“介護の予行演習”だったのだ。
ま、それにしちゃ、えらく長かったけどね。
・・・と言うのはね・・・(続きます)
明らかにいつもとは違うのに、その原因が分からない。
・・・目前に控えるショートステイ・・・
かぁちゃんの様子がまた変わったのはクリニックから帰って昼食をすませ
いつもの様にとろとろとお昼寝して、いつものようにぽぇっと目を覚ました後だった。
ベッドから下ろそうと両膝を曲げた時、ビクッと体を震わせてこっちを見た。
「あんた、何すんのぉ!?」と言わんばかりにしかめっ面で見てる~
痛いのは分かったけれど、試しにいつもの様にベッドの上で90度回転。
これがね、その時はどうも痛くないらしい。
で、続いて両手を引いて立たせてみる。
これまた、いつもと同じくすくっと立てた。・・・・・・・なんやこれ?
で、朝よりずっとスムーズにすりすり歩ける・・・・・・・どないなってんねん?
でもトイレでの方向転換は全く出来ないので、抱っこしてくるっと半回転。
で、いつものように・・・と、ここでまた足がガクガクガクそして、きゅるきゅるきゅる。
そろりそろりと座らせて顔を見ると、かぁちゃん顔に脂汗。涙がほろり
あかん、あかん、あかん!!絶対どっか痛いんやぁ。
動かさない方がいいのか?と思いつつ。朝の先生の言葉が頭をよぎる。
「動くんやったら動かさんと、動けんようになっても困るしなぁ。」
私の頭ん中が大混乱!!
・・・目前に控えるショートステイ・・・
そこでまたまたケアマネに電話した。
「絶対どっかが痛いのに、かぁちゃん先生の前ですいすい動くから分からへんのよ~っ!!」
「せやし、処置も薬もないんやけど、こんなんでショート行かせていいんやろか?」
しばらく色々話した後で、ケアマネさんが一言。
「予定があってとってはるショートでしょ?行って!行ってください。連絡しときます。」
いやぁ・・・さすが“やっちゃうよケアマネさん”
かぁちゃんの脂汗とガクガクきゅるきゅるはトイレで中腰になった時だけ。
お風呂の時も(この時点では特に変化に気付いていなかった)椅子に座っている時も大丈夫。
???だったけれど、翌日はケアマネさんの勧めもあってデイに行かせた。
階段は前日よりずっと楽に下りられたので少しは安心したのだけれど
原因が分からない異常ってのはこっちがやられるようで、疲れているのに眠れない。
かぁちゃんの痛みは少しずつ和らいでいるように思えたのだけれど、
足の運び方がおかしくなって来たのは水曜日。
すりすり前に出ていた足が急に半歩出なくなってつんのめる。
おかげで移動の時は常にチークダンス状態。トイレでの抱っこ回転といい非常に密着度高し
で、お風呂に入れようとして背中の手触りがいつもと違う事にや~っと気付いた。
「痛いとこが分かった!背中やわ!」ってケアマネさんにまたまた電話。
とにかく原因だけは分かった状態でお願いせねばとケアマネに了解を得た上でショート先に電話して
朝のお迎えをキャンセルして、クリニック受診後昼食を済ませて夕方直接連れて行く事が可能かを確認。
ショート先へは現在の様子をケアマネから既に連絡されていたので快い返事をもらえた。
かくして、翌木曜日、レントゲンで腰の骨に一番近い背骨の圧迫骨折が判明。
通院後、美味しそうにお昼ご飯を食べたかぁちゃんをお風呂に入れてからタクシーでショート先へ。
着いてから色々説明してたら、ケアマネから先生の診断の結果を書いたFAXが届いた。
かぁちゃん。痛かろうなぁ・・・。
でも、みんなようしてくれはるなぁ。ありがたいなぁ。
「すぐ帰って来るし、ちょっとだけええ子にしとってな。」頭と背中をなでなでしながら私がそう言った後で、
かぁちゃんはスタッフさんに手を引かれてしっかり歩いてエレベーターに乗って行った。
*********************************************
今、かぁちゃんは足の運びが悪いままだけれど、痛そうな顔はしなくなっている。
なので、“きゅるきゅる”はもう聞こえない。
かぁちゃんにはまだ痛さを伝える事が出来るのだと分かった事がちょっと嬉しい。
そして・・・これからなんだな。と私は気付かされている。
これまでは“介護の予行演習”だったのだ。
ま、それにしちゃ、えらく長かったけどね。
・・・と言うのはね・・・(続きます)