アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

気持ちよく伸びた…♪

2016-03-16 07:54:26 | Weblog
脚を前に伸ばして座ります。
坐骨を床に突き刺すイメージで骨盤を立てましょう。
骨盤を立てたまま両膝を抱えます。
膝を抱えたまま、ゆっくりゆっくり脚を伸ばしていきます、胸は腿にくっつけたままです。
腿と胸が離れそうになったら、上体はその位置に残したままさらに脚を伸ばしていきます。
脚が伸びきったら、最後に肩や首の力を抜きます。
これがスタイル・メイクエクササイズのクラスで採り入れている体前屈のやり方です。
腹筋や背筋が弱い人や腰回りが硬い人の場合、両脚を伸ばして座ると骨盤が後ろに傾いでしまって背中が丸くなりがちです。
その状態から前屈しようとしても無理があります。
まず骨盤を立てて膝を抱えるポーズで背筋を伸ばす。
そこから自分の身体に可能なところまで前屈をすればいいのです。
個人差が多々ありますから、膝を伸ばしきれない場合もありますし、膝を伸ばしきることは出来ても胸と脚との距離が大きい場合もあります。
大事なのは、ぺったり二つ折りになれることではありません。
そのときの自分の身体の状態を知ることです。
どの位膝が曲がっているのか、どこが伸ばしにくいのか、無意味な力を入れて固めているところはないか。
そうやって気がついたところを少しずつ改善していけば、前屈が出来るようになります。
「…はぁぁ…膝裏がよぉぉく伸ばせた…、腰から膝裏までまっすぐ繋がってる感じ…」
んふ…、そうでしょ。
トモコさん、ほんとに柔らかくなったもんねぇぇ
「ぬふふふ…、“おにく”のおかげでつきます…
え゛…っ
あらメグちゃん、でもキレイにお膝が伸びるようになってるじゃない
では、もうひとつ、体側のストレッチ。
腿や脛の外側を床に付けるように両膝を曲げて横に倒し、坐骨を床に突き刺すように骨盤を立てて座ります。
ゆっくり呼吸しながら両腕を耳の横で真上に引き上げます。
片方の手を床につき、もう一方の腕は手のひらを反します。
ゆっくり息を吐きながら床についた手の方に身体を倒していきます。
8カウント静止したらゆっくり元に戻ります。
ふ…ん…。
トモコさん、ちょいとサポートしてあげるね。
はい、両腕を引き上げて……、手をついて……、ゆっくり倒して……。
このとき彼女の上に伸ばした手をもって、伸ばしたい方向にゆっくりリードしてあげる。
おぉぉ、さっきよりも大きく動けたじゃない
「んはぁぁ…、ぜんっぜん違ぁう!これが自分一人で出来るのか?」
大丈夫よ、またサポートするから
じゃ最後にもうひとつ体側のストレッチ。
肩幅よりちょっと広めに両足を離して立ち、右脚を真横(自分の可能な範囲で)に向けます。
骨盤からトルソーは正面に向けたまま、左右の腰骨、トップバスト、鎖骨の三本の横線を平行に。
カウント6でゆっくり右膝を曲げながら重心を移動、7→8で元に戻る、これを4回
左手を左腿の後ろに伸ばして右腕は真上に。
トルソーが捻じれないように気を付けて、右膝を曲げながら左にトルソーを倒していきます。
6カウント静止したら元に戻ります。
左側も同様に。
身体を倒していくときには短く深く曲がろうとするより、脚の付け根から体側を通って上げた手の指先までの線が大きな円周の一部に沿っている、と考えた方が無理がないのよ。
「サポートをお願い出来ますか?」
うん、いいわよ。
ナオさんの場合は骨盤の向きがズレやすいから、横向きにする脚は無理にターン・アウトしなくてもいい。
まず骨盤を真っ直ぐ正面に向けておくことを優先しましょう。
彼女が少しずつ右膝を曲げて重心を移していくのに合わせて、上げた右腕をもってリードしてあげる。
うん、キレイだ
「ふぁぁぁ…、身体の伸びが違ぁぁう…!」
うん。
みんなね、それだけの可動性というか柔軟性というか、ちゃんと持ってるんだけどね、それを発揮する手順がちょっと分からないでいただけよ
またちょっと進化した三人なのでした
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タン・ルヴェ…♪

2016-03-15 11:57:10 | Weblog
センター・レッスン。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
1番ポジシオンから→右脚ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール×4回→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→ドゥミ・ロン・ドゥしてポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド‐ドゥミ・プリエ→右脚を5番ポジシオンの後ろに引きつけてドゥミ・ポワント→左脚を開いて2番ドゥミ・ポワント→右脚前に引きつけて5番ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→1番ポジシオン⇒左脚ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール・アン・ドゥオール×4回→…………
右脚を5番ポジシオンの後ろに引きつけてドゥミ・ポワント→左脚を開いて2番ドゥミ・ポワント→右脚前に引きつけて5番ドゥミ・プリエの部分はパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュです。
音楽に合わせて、滑らかに脚で半円を描くようにしましょう。
ア・ラ・スゴンドにしたアームスでしっかりトルソーを吊り上げておきましょう。
はい、音楽でどうぞ

うぅ~ん…。
ナオさん、骨盤から回しちゃダメですよぉぉ…、脚の動きに骨盤がつられないように!
あ゛…っ、こらこら…っ、パ・ドゥ・ブーレは…?
もう何度も練習しましたよ…
では、タン・ルヴェの練習を
1番ポジシオンから→(ドゥミ・プリエ→ア・テール→ルルヴェ→ア・テール)×4回→1番タン・ルヴェ×3回→1番タン・ルヴェ4回目は2番ドゥミ・プリエに着地→2番タン・ルヴェ×3回→2番タン・ルヴェ4回目は右脚前5番ドゥミ・プリエに着地
アームスはア・ラ・スゴンドでね。
はい、音楽でどうぞ

どぅぅぅわぁぁ……
な、なんなのっ…
そ、その、どっこぃしょぉ…どっこいしょぉぉ…ずむむ …ずむむむ…… って…
プリエに下りたとき上体が前傾してはいけません。骨盤を真っ直ぐに立ててプリエしましょう。
タン・ルヴェで跳び上がるときに上体で反動をつけて、漕ぐような動きをしてはいけません。
プリエに下りたときに脱力して座り込むようなプリエをしてはいけません。
アームスをバタバタ動かしてはいけません。
え~…っとぉ、それから……あ゛…っ
着地のときにべったん ばったん と大きな足音がしてはいけません。
はぁぁぁぁ…
ほれ、もう一度

う~~ん…
高く跳べるってことは素敵なことなんだけどね、それよりも大事なことがあるの。
膝・足首・爪先をきちんとキレイに伸ばすこと
おおげさな言い方をするなら、その3点をきちんと伸ばすことで上に上がることが出来る。
その延長に跳ぶという動きがある。
まずしっかり脚と足を使うこと。
上体はおへそを背骨にくっつけるイメージで骨盤をしっかり支える、あとはリラックスしている方がいい。
リラックスといっても脱力ってことじゃないわよ。
自然に真っ直ぐな姿勢を保っていればいいの。
上体でどんなに漕いでも、キレイに跳ぶことは出来ないからね。
力を入れるとしたら丹田だけ、そう考えてコントロールしてごらんなさい。
来週のレッスンのときにはちょっと進化してるといいね
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シャセ…♪

2016-03-14 11:39:14 | Weblog
センター・レッスンでまずはバットマン・タンジュ。
その後半。
右脚前5番からポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→右後5番→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→左後5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→右に移動して左脚ポワン・タンジュ→左前5番→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左後4番ドゥミ・プリエ→左にピルエット・アン・ドゥオール→左前5番ドゥミ・プリエ⇒…………
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドから2番ア・テールに重心を移すところは、動作脚側の骨盤を落として“休め”のポーズにならないように気を付けましょう。
ナオさんは、ピルエットのところはルティレ‐ルルヴェでいいですよ。
はい、音楽でどうぞ

おぉ~っとぉ…
ナオさん、順番をしっかり憶えましょう。
それとね、“5番の側に”と指定されたのにに収めるのは間違い。
取りあえず5番に収めてるんだからいいでしょ、なんて考えたら大間違い、通らないよ。
メグちゃん、2番ア・テールに重心を移すとき脱力したらだめよ、いつでもルルヴェに上がれるように引き上げておかないとね。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの練習、タン・ルヴェの練習をして最後に3拍子のアンシェヌマン。
上手奥で左脚アティチュード・ア・テール・エファセ。
左にアラベスク・ソテ→右にアラベスク・ソテ→左脚からシャセ→左脚を踏み込んでアラベスク・ソテ→右にアラベスク・ソテ→左にアラベスク・ソテ→右脚からシャセ→右脚を踏み込んでアラベスク・ソテ→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→上手奥に歩いていって右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼでプレパラシオン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→タン・リエしてポゼ

ナオさんはアラベスク・ソテ→アラベスク・ソテ→シャセ→アラベスク・ソテの繰り返しだけでいいですよ、初めてだからね。
ではひとりずつ、音楽でどうぞ

ん~、そうねぇ…。
メグちゃん、ピケ・アン・ドゥダーンは随分安定してきたわねぇ。もうテンポ・アップしてもいいくらいよ
ただ惜しいのはアラベスク・ソテからシャセに移る時の足元。
足首が脱力しちゃってるから“ベタ足”で動いてるように見える。
あのね、足の爪先が床に触れるまでは決して足首を緩めない、そんな風にイメージしてみて。
そしてね、高く跳ぼうと力を入れるんじゃなくて、足首から指先までをきっちり伸ばしきることで身体を押し上げる、とイメージしてみて。
アラベスク・ソテのフレーズだけ、どうぞ

おぉ、そうそう、動きがキレイになってきた
「軽く跳べてる気がする…
うん。
アラベスクの脚もキレイよ
あ゛~~、ナオさんはまずシャセだけ練習してみようか。
基本の《基》のドゥ・コテを練習しよう。
動きを分解して見せるとね…。
右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドで準備。
左に重心を移して2番ドゥミ・プリエ→その瞬間に跳び上がって右脚を5番の後ろ側に引きつける→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに着地→…………

左側も同様に。
5番の後ろ側に引きつける脚で押し出すようにして空中で横移動する。
準備や着地のときのドゥミ・プリエ‐ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドでは、ア・ラ・スゴンドの脚にほんのわずかでも重心が載ってはいけません
あららぁぁ、ナオさん、ちょいとパニクってきたな…。
初めてやるんだから、まぁしかたないねぇぇ。
「ちょっとやってみてもいいですか?」
おぉ、メグちゃん、いいよ、それなら左から右へ、苦手な方をやってごらん。

移動の距離がずいぶん大きくなったわねぇ
あん?
納得いかないの?
「ん゛~、なぁんか左脚がいまいち…
どれどれ、もう一度どうぞ。

「あのね、小さなことなんだけど、足の指、そこを伸ばす意識をもてば大丈夫よ」
「足の指……。もう一度…」

うん、うん、それで よ。
上体も揺れてないし、5番に脚を集めるのも早いし、いいわよ。
「…はい…
シャセは小さなパで、大抵はパとパの繋ぎとして組み入れるものだから見落とされがちだけど、その小さな繋ぎが適当だと全体がなんとなく美しくなくなる、ような気がします、私は…
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お喋りに花が咲いた…♪

2016-03-13 10:20:02 | Weblog
数日前のこと、初対面の女性とお喋りして盛り上がった。
60代半ばだという彼女、お洒落に手を抜いていない素敵なひとだった。
ふとした話の成り行きから私がバレエ教師だということがわかると…、
「踊ってるときの笑顔って、作り笑いとほんとの笑顔と違いますよね
と訊いてきた。
彼女はフラを習っているそうで、クラスメートの中には頓珍漢なことする人もまぁいるんですって。
「口開けて歯を全部見せれば笑顔って、ソレ違いますよね
「違いますねぇ… 笑顔って笑顔になる理由がありますからね」
「ソレってたとえば…」
道端に咲いているお花を見てキレイだ可愛いと思える、表を歩いていたらお花の佳い香りがして幸せな気分になる、スッと風が通った時に気持ちがいいと思う…etc.etc.…、そういうことか、と…。
「そう。感情や記憶や思考にともなって表情があるから…」
その時その時の振り付けの意味合いに応じた感情の記憶を呼び出して、つまり記憶の引き出しを開けて表情を生み出していく。
歯を見せれば笑顔とか、眉間にしわをよせれば悲しみとかそんなものではないわね。
フラの場合はとくにそうでしょ。
手の動きのひとつひとつが全部言葉を表しているわけだから、言葉の意味と無関係に取って付けたような笑顔もどきを貼りつけてもねぇ…
「そうですよね、そうですよね。じゃぁ、ちょっとしたことにも喜べたり感動したりして、それを外に出せるってことは大事ですよね
うん、それは大事。
日常的に感じたことを言葉や表情に出来ないなら、振り付けに応じた表情で踊るってことは難しい。
「口開けて歯を見せてるだけじゃ、見てる人には伝わらないってことですよね
まぁ、伝わらないね。
まず自分が何かを感じてないとね
「もうひとつ訊いてもいいですか?」
彼女が通っている教室では生演奏でのレッスンをしているんですって。
で、その時その時で曲のテンポが変わることもある。
そうすると“Aの振りからBの振りに移るところの間(=ま)が違う”と文句をいう生徒さんがいる、と…。
「テンポが変わってるだけで、間はそのテンポに応じたものだっていうだけのことですよね
そりゃそうだ。
「4分の4拍子で1小節が4拍、16小節として64拍。その64拍を60秒で演奏するか、72秒で演奏するかの違いだけだからね。60秒なら60秒に応じた間、72秒なら72秒に応じた間、それだけのこと。“間が違うんじゃなくてそもそもテンポが違う”ってことを理解しないとね
「でもその人、毎日お家で練習してるんですって…」
「ん~。たぶん練習してるうちにちょっとずつちょっとずつ勘違いが生じていつの間にか違うものになっちゃってるんだろうねぇ…。そういうことがあるから下手な自習はしないほうがいい場合もあるのよ。妙な癖なんかついちゃったら直すのが大変なの」
「あ~、やっぱりぃぃ…
と、踊りのことから人間関係のことまでいろんなお喋りをして楽しかった
でね…。
私が立ちっぱなしで平気だってのは単なる当たり前。
でも60代半ばの彼女が何かに寄り掛かることもなく自分の脚だけで、すっきり背筋も膝も伸ばしたまま立ちっぱなしでいられるってのは大したものだと思う。
相手がよろよろもたもたと立ってるのが辛そうにしてたんじゃお喋りする気にはならないものね
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飯盛り侍、最終巻…♪

2016-03-12 10:46:31 | Weblog
『飯盛り侍 すっぽん天下』 井川香四郎著 講談社文庫
シリーズ最終となる第4巻。
第3巻が出てから最終巻が出るまで、思いのほか早かったな。
本能寺の変があり、秀吉勢と毛利方の和睦が成ったところで第3巻は終わった。
第4巻では明智の三日天下もとっくに終わり、秀吉の天下となって数年。
弥八っつぁんは成り行きで秀吉の台所奉行となる。
その間に徳川家康が着々と、周到に策を廻らしていく。
読んでいてふと思った。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
私は信長好きだ。
徳川家康も決して嫌いではない。
だけど、秀吉だけは、どうしても好きになれない。
だれが書いても、だれが演じても、秀吉が秀吉である限り好感をもてない。
『飯盛り侍』で描かれている秀吉にも、薄っすらと嫌悪感を抱いた。
ま、それはさておき…。
縁あって、秀吉亡き後は徳川家康に仕えることになった弥八っつぁん。
そしていよいよ天下分け目の関ヶ原。
ここでも飯盛り侍の面目躍如。
徳川方の武将が陣取った場所によって食べ物を変えるという。
また駆け登るのと迎え撃つのとでも身体の負担が違うからと、用意する兵糧を変える。
そして向かい合っている敵陣にまで美味そうな匂いが漂っていけば、それで敵兵の戦意を削ぐことにもなると用意万端怠りない。
結果、徳川方の勝利である。
腹が減っては戦は出来ぬという言葉があるが、まさに兵糧で戦を勝利に導いた。
“常勝のローマ軍はロジスティクス=兵站で勝つ”
と塩野七生氏も書いておられたもんね
ま、関ヶ原の勝利で大団円。
徳川の天下となり、その後、家康の死の直前に弥八っつぁんは放逐されたそうな…。
第1巻の冒頭、龍造寺家の足軽だった日から数えて何年経ったことだろう。
弥八っつぁんもそれなりの年齢に達していることでしょう。
またまたどこぞの大名に仕えているのか、それとも市井で飯屋でも営んでいるのか…。
「俺ぁ食い物で戦ばしとっとよ」
と言った飯盛り侍も、太平の世となった日々の中で今度は人を幸せにするために料理をしているといいなぁ。
食い物を主軸にした珍しい時代劇だった。
視点を変えて読めば、ちょっとした栄養学の勉強にもなりそうだな
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フェッテ・ソテ…♪

2016-03-11 09:29:35 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュ、グラン・バットマン、タン・ルヴェ。
そしてピルエットの練習。
グリッサード・アン・トゥールナンとピルエット・アン・ドゥオールの組み合わせ。
まずは1フレーズずつ丁寧に練習しましょう。
上手奥で右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼから。
右エファセの方向にグリッサード・アン・ドゥールナン→右脚前5番ドゥミ・プリエ・エファセ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ⇒…………

進行方向をきちんと確認して、グリッサード・アン・トゥールナンのときに焦点を定めておきましょう。
ピルエット・アン・ドゥオールは実質的にはアン・トゥール=1回転ではなく4分の3回転になります。回転というよりも“方向転換”と考えた方が動きやすいでしょう。
可能ならばドゥー・トゥール=2回転するつもりで1回転+4分の3回転したほうがコントロールしやすいかもしれませんね。
では音楽でどうぞ

ん~…。
ユキさん、グリッサード・アン・トゥールナンのときに重心が後ろに引かれっぱなしで上体が反ってるよ。
回転をかける前に、5番の前側に引きつけた脚の爪先の上にアンダーバストを置くようにトルソーを素早く移動させましょう。
ピルエットは顔から先に回転を始めないように、首を回すのは最後ですよ。
ではもう一度

ん~、音楽のテンポはゆっくり目だから焦らないようにね。
最後にグラン・アレグロ。
アンシェヌマンは先週と同じ。
はい、音楽でどうぞ

マユミさん、フェッテ・ソテをもっと見せたいねぇぇ。
下手前に向かって3番アラベスクになってるでしょ。
つまり左脚ドゥミ・プリエ、右脚アラベスクになってるよね、クロワゼのアラベスク。そこから
アラベスクした右脚をエファせ・ドゥヴァンに向かってバットマンしながら跳び上がる。
ア・ラ・スゴンド・アン・ファスのときが跳躍の頂点。
アラベスクに向きを変えてから着地。
着地のときには正面に対して真横を向いています。
これがフェッテ・ソテの基本ね。
ア・ラ・スゴンド・アン・ファスを大事に、そこを確実に見せることを大事にすると安定したフェッテ・ソテが出来るのよ。
跳躍の頂点=体重が消えた瞬間に身体の向きを変えるから腰にも負担がかからない。
ア・ラ・スゴンドを意識しないで、エファセ・ドゥヴァンからいきなりひっくり返すような動き方をすると、力任せになるから腰に負担がかかっちゃうわよ
無理に高く跳び上がる必要はないから、エファセ・ドゥヴァンを通過してア・ラ・スゴンド・アン・ファスを見せると考えてみて。
ちょっと見本を見せる。
ね…こんな風に。
ではもう一度音楽でどうぞ

ほほぉぉ…、いいねぇ…、ソレよ、ソレ…
ちょっとしたコントロールを正しくすることでもっと大きく動けるようになるし、跳べるようになるわよ。
ゆったりと歩くことを組み込んだレヴェランスをしてレッスン終了。
来週のレッスンが楽しみだな
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久しぶりにちょこっと…♪

2016-03-10 09:34:33 | Weblog
桃の節句を過ぎた頃ふと思った。
春だねぇぇ…、春っぽいことしたい……。
何となく、弾んでいるような気分。
ビーズや金具を入れてある箱を開けてみる。
あ、翡翠のビーズがある、大好きな翡翠。
これでピアスを作ってみようかな…。

               

出来ました。
簡単にテグスを通しただけです。
もうちょっと、何か作りたい…。

               

スワロフスキーのビーズで、こちらも簡単にテグスを通しただけです。
春空のイメージ。
ん~、もうちょっとだけ…。

               

桜をイメージして。
本っっ当に簡単にテグスを通しただけ。
久しぶりに、ビーズでアクセサリーを作る、なんてことをしたみた
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久しぶりに重心移動…♪

2016-03-09 10:31:50 | Weblog
坐骨と膝が垂直になるように、肩と手首が垂直になるように、ポジシオンを確かめて四つん這いのポーズ。
そこから
右腕と左脚を背中と同じ高さに上げて静止。8カウント×2。
左腕と右脚を背中と同じ高さに上げて静止。8カウント×2。
みんなが2セット目をはじめたらその状態を見てまわる。
トモコさん、おぉ、背筋が真っ直ぐ。
いいねぇぇ
メグちゃんも、強くなったよねぇぇ
ナオさんも、以前よりは骨盤が逃げなくなったね
さて、それでは久々に重心移動のエクササイズをしましょう。
ナオさんははじめてだから、ちょっと説明するね。
カカトをつけて、親指の付け根の間を握りこぶし一つ分空けて立ちます。
右脚を軽く上げて、カカトから一歩前に踏み込んで重心を移します。
右脚で踏み込むと同時に左脚を床から離します。
左脚に重心を戻して、右脚を軽く上げます。
右脚を左脚に揃えてもとの位置に戻ります。
左脚を軽く上げて、カカトから一歩前に踏み込んで重心を移します。
…………。
を右左交互に繰り返します。
…2 …3 …4 …5 …6 …7 …8
踏み込む足のカカトから親指と第2指の間に向かって真っ直ぐに重心を移しましょう。足の小指側=外側をたどるように重心が移ってはいけません。
踏み込んだら親指でしっかり床を抑えましょう。小指側に重心が逃げてはいけません。
「…っわ、グラグラする…
そうね、片脚で自分を支えるって案外むずかしいでしょ。
「あのね、高齢の方たちの中には3cm刻み、5cm刻みくらいでコトコトコトコト歩いてるというか…、前進してる方がいらっしゃるでしょ」
あれはね、片脚で自分の全体重を支えられるだけの筋力がないってことも原因のひとつ。
体重の6~7割が骨盤から上の部分の重量だっていわれてる。
仮に体重が50kgだとして、その6割が骨盤から上の重量だとすると30kg。
片脚の重量がそれぞれ10kgずつ。
骨盤から上の重量30kg+片脚10kg=40kgを片脚で支えなければならないワケ。
ってことは、それが出来るだけの筋力がなければならないってことよね。
さらには、足や脚に過剰な負担をかけないだけの体幹の強さやバランス力も必要。
「…うぅぅ…、そうかぁぁ…」
筋肉を減らさないようにトレーニングしたり食事に気を付けることも大事。
それと同じくらい正しい重心移動を身体に覚えさせておくということも大事。
正しい歩き方をするだけで筋トレになるっていわれるのは、そういうことでもあるのよ。
「なるほどぉぉ
春ですもの、背筋を伸ばして颯爽とカッコよく歩きましょうよ

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Riequeです―17―お披露目…♪

2016-03-08 08:39:37 | Weblog
オーダーした材料が届いて、中断していた作業を再開。
完成しました。

               

まずはRieque定番のティッシュ入れ付きポーチ。
横15cm×縦12cm×マチ幅4cm。
内袋はピンク系の優しいチェック柄です。

               

こちらもRieque定番のバッグインバッグです。
大胆な柄の面白さ活かしたかったのでフラップポケットはつけず

               

背面にオープンポケットをつけてみました。
ふたつともdクリエイターズにアップしますので、そちらのほうもご覧くださいね
そして、もう一つは和のバッグ。

               

横24cm×縦15cm×マシ幅8cm。
チェーンを中にしまうとクラッチバッグとしても使えます。
共布の持ち手にしようかとも考えたのですが、そうすると和のイメージが強くなって洋装では持てないなと思いましたのでチェーンにしました。
前面と背面のそれぞれ中央に貼った濃い色の部分。
これが人間国宝の故中村裕次郎作の江戸小紋の古布です。
四神獣をどんな配置で切り取るか、けっこう悩みました
ストレートのデニムに白シャツそれに黒のハイヒール、そんな装いに合うバッグかもしれないな、と思っています。


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“ずし…っ”“ぼこ…っ”…♪

2016-03-07 09:05:15 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュの練習をしたあとはエシャッペのアンシェヌマン。
右脚前5番から。
エシャッペ→右後5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→左脚を後ろに引きつけて5番ドゥミ・ポワント→右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→左脚を前に引きつけて5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→左後5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→左前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→右脚を後ろに引きつけて5番ドゥミ・ポワント→左脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→右脚を前に引きつけて5番ドゥミ・プリエ

左脚を後ろに引きつけて5番ドゥミ・ポワント→右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→左脚を前に引きつけて5番ドゥミ・プリエ”と“右脚を後ろに引きつけて5番ドゥミ・ポワント→左脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→右脚を前に引きつけて5番ドゥミ・プリエ”の部分はパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュのことです。
2番ドゥミ・プリエのあとは右または左脚の後ろにもう一方の脚を素早く引きつけながら5番ドゥミ・ポワントに立ち上がります。
5番ドゥミ・ポワントに立ち上がったらスムーズにパ・ドゥ・ブーレを行いましょう。
はい、音楽でどうぞ

う~~ん…
「メグちゃん、きちんと2番ドゥミ・プリエをしようとしてるのは分かるけど、上半身がお辞儀するみたいに動いてるよ」
「う゛~~…
「ナオさん、パ・ドゥ・ブーレは“5番ドゥミ・ポワント→2番ドゥミ・ポワント→5番ドゥミ・プリエ”、それだけよ」
「5番→2番→5番……5番→2番→5番……う~~…
次にアッサンブレのアンシェヌマン。
駄菓子菓子だがしかし…。
ふたりとも、本っっっ当に重力と仲良しなんだねぇぇ
「……」
最後にシソンヌのアンシェヌマン。
右脚前5番エファセから。
シソンヌ・ウーヴェルト→2 5番ドゥミ・プリエ→3 シソンヌ・ウーヴェルト→4 5番ドゥミ・プリエ→5 シソンヌ・フェルメ→6 シソンヌ・フェルメ→7 シソンヌ・ウーヴェルト→8 パ・ドゥ・ブーレ→左脚前5番ドゥミ・プリエ・エファセ→1 左にシソンヌ・ウーヴェルト→2 5番ドゥミ・プリエ→3 シソンヌ・ウーヴェルト→4 5番ドゥミ・プリエ→5 シソンヌ・フェルメ→6 シソンヌ・フェルメ→7 シソンヌ・ウーヴェルト→8 パ・ドゥ・ブーレ→右前5番ドゥミ・プリエ

音楽を聞きながら軽く動いてアンシェヌマンの確認をして下さい。
自分の動きもチェックしてね。
はい、音楽でどうぞ

う~~~~ん…
ふたりともぉぉ…、なんでそうやって地面にめり込むような動きをするかな…
跳ぶっていうのは一瞬でも空中に浮くんだよ…。
重量をリアルに感じさせるような動きをしてどうする…っ
「……」
ウーヴェルトでもフェルメでも、着地のドゥミ・プリエを中途半端にしてはいけません。
それからね、シソンヌ・ウーヴェルトのあとにパ・ドゥ・ブーレを続けるところ。
エシャッペの練習のときに2番ドゥミ・プリエから5番ドゥミ・ポワントに引き上げる練習をしたのは何のためですか?
パ・ドゥ・ブーレの練習もしましたよ!
さて……ねぇぇ…。
“軽やか”“浮く”“舞い上がる”という言葉のイメージを一度明確にしてみることが必要だね。
“ずし…っ”“どすん…っ”“ぼてっ”“ぼこ…っ”なんて擬音で表現する動きは、クラシック・バレエにはありえないよ
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色違い、見っけ…♪

2016-03-06 08:58:22 | Weblog
去年の夏以降なかなかいい柄のカットクロスと出会わないのが悩み~なんて言ってたんですが…。
あきらめずに手芸店に足を運んだ甲斐がありました

               

見つけましたぁ。
先日ミニバッグを作った空色の生地の色違い。
白地に薄~い黄色の花柄。
色違いの布があればいろいろ作れるなと思って2枚購入。
というか2枚しかなかったのね。
さて、これをどう使おうかな
Rieque定番のバッグインバッグ。
フラップポケットの部分を色違いにするとか。
空色地のバッグに白地のフラップポケット、白地のバッグに空色地のフラップポケット。
それとも一色でまとめた方が素直でいいかな…。
それとも、それとも、表は空色で内袋が白地…?
ん~、こうやってあれこれ考えているときが一番楽しい…
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半回転しながらバランセ…♪

2016-03-05 09:49:16 | Weblog
木曜日のレッスンの最後に練習したグラン・アレグロ。
その踊り出しの部分は前方に移動しながらバランセを行いました。
この移動しながら半回転を伴うバランセを改めて練習してみましょう。
正確にはパ・ドゥ・バスク・アン・ナヴァン・アン・トゥールナンっていうんですけどね…、私はバランセ・アン・ナヴァンとアン・ナリエールのハーフターンと呼んでます
上手奥で左脚アティチュード・ア・テール・エファセから
→2→ 3 左脚1歩踏み出して→1 右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→2 右脚ルルヴェに移動→3 左脚ルルヴェに移動しながら左に半回転→2 左脚ポワン・タンジュ・デリエール‐ドゥミ・プリエ→2 左脚ルルヴェに移動しながら左に回転をはじめて→3 右脚ルルヴェに移動、すぐに左脚1歩踏み出して→3 右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→2 右脚ルルヴェに移動→3 左脚ルルヴェに移動しながら左に半回転→4 左脚ポワン・タンジュ・デリエール‐ドゥミ・プリエ→2 左脚ルルヴェに移動しながら左に回転をはじめて→3 右脚ルルヴェに移動、すぐに左脚1歩踏み出して→………
パの構造を分解するとこんな風になっています。
で右脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァンと説明していますが、デガージェでも正解です。
でも左脚ポワン・タンジュ・デリエールと説明していますが、低いアラベスクでも正解です。
このパでちょっと難しいところは
左脚ルルヴェに移動しながら左に半回転
の部分です。
実際にはこの1拍の中には3つの動きが収まらなければならないからです。
の3 で左脚ルルヴェに移動
右脚を前にデガージェして半回転をはじめる
右脚ドゥミ・プリエの左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエールに下りる

音符でいえば、4分音符を3つに割る、つまり三連符で考えないと動きが収まらなくなります。
これは初級レヴェルではちょっと難しいかもしれません。
そこで、アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、
の3 で半回転をしながら右脚を1歩踏み出して、左脚を1番ドゥミ・ポワントに引きつけておく
という動き方を採り入れています。
そうすればつぎの 左脚ポワン・タンジュ・デリエール‐ドゥミ・プリエに移行しやすくなるからです。
実際にはポール・ドゥ・ブラを伴って、華やかでおおらかなパですよね。
まず足の運びを正確におぼえることと、進行方向をきちんと見定めることが大切です。
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グラン・アレグロの後半部分…♪

2016-03-04 08:40:54 | Weblog
バー・レッスン。
バットマン・フォンデュの次にバットマン・ストゥーニュ・ルルヴェの練習を。
右脚前5番から→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚を引き付けて5番ドゥミ・ポワント→左脚ポワン・タンジュ・デリエール‐ドゥミ・プリエ→左脚を引き付けて5番ドゥミ・ポワント→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚を引き付けて5番ドゥミ・ポワント→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚を後ろに引きつけて番ドゥミ・ポワント→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→左脚を引き付けて5番ドゥミ・ポワント→右脚ポワン・タンジュ・デリエール‐ドゥミ・プリエ→右脚を引き付けて5番ドゥミ・ポワント→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→左脚を引き付けて5番ドゥミ・ポワント→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左脚を後ろに引きつけて番ドゥミ・ポワント→…………
動作脚が交互に変わるからトルソーをしっかり支えて、プリエのたびに重心が落ちないように気を付けましょう。
ポワン・タンジュした脚を引き付けることでトルソーを押し上げる、とイメージするとスムーズにルルヴェに立ち上がることが出来ますよ。
ユキさんマユミさんも、トルソーの下に自然に脚が集まってくるような滑らかなルルヴェが出来ている、よし
センター・レッスン。
バットマン・タンジュを練習したあとエシャッペの練習。
右脚前5番から→エシャッペ→右後5番→エシャッぺ→右前5番→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→右にパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュ→左脚前5番→エシャッペ→左後5番→エシャッぺ→左前5番→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→左にパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュ→右脚前5番→…………
パ・ドゥ・ブーレはピック・アップしないほうのパ・ドゥ・ブーレで。
「2番ドゥミ・プリエのあとは、トルソーの下に両脚を引き付けてルルヴェじゃなくて、移動…?」
そう
右脚前5番からエシャッペを始めるパートでは右方向へ、左脚前5番からのパートでは左方向へ。
はい、音楽でどうぞ

ふ…む。
ふたりともちょっと修正が必要ね。
「あのね、2番ドゥミ・プリエから最初の5番ドゥミ・ポワントに立ち上がったところはいいのよ…」
そのあとの、前側の脚を2番ドゥミ・ポワントに開くところ。
そのタイミングが遅れてるの。
そこが遅れるから歩幅が狭くなって、動きが見えなくなる。
最初の5番ドゥミ・プリエに立ち上がると同時に前側の脚を2番ドゥミ・ポワントに開きましょう。
はい、もう一度

そうそう、よくなった、よくなった
アッサンブレのアンシェヌマンを練習して、最後にグラン・アレグロ。
前半部分は先週練習したからちょっとおさらい。
後半部分。
フェッテ・ソテのあとは左にバランセ→右にバランセ→左にアティチュード・アン・トゥールナン→右にバランセ→左にバランセ→右にアティチュード・アン・トゥールナン→左にバランセ→右にバランセ→左にアティチュード・アン・トゥールナン→右にバランセ→左にバランセ→右脚からタン・リエして左脚エファセ・デリエール・ポワントでポゼ。
最後のポゼのアームスはア・ドゥ・ブラ。
動線を確認したり、フェッテ・ソテのタイミングを確認したり…。
アタマから通して確認したり…。
では音楽でどうぞ

およ…
ユキさん、順番はちゃんと合ってるんだから自信をもって思い切って動いてごらんなさい
マユミさん、エカルテ・デリエールの方向にバランセするところ、角度が深くなり過ぎて横向きならないように気をつけてね。
ふたりとも、修正するポイントはそれぞれだけど、繰り返し練習するとまとまってくる。
バランセでも大きく華やかに見せられるようになるといいわね
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Riequeです ―16―可愛いもの…♪

2016-03-03 09:18:56 | Weblog
新しいがま口ポーチやバッグ作りを進めていたら、足りなくなったものがあって…。
オーダーしたものが届くのを待っている間は一時中断。
でも、なんとなく作業を続けたい気分が切れない。
う~ん、そうねぇ…。
それならRiequeの定番ではないけれど、ちょっと可愛いものを作ってみましょうか

               

ミニバッグポーチ。
幅10.5cm×高さ8.5cm×マチ5cmの手乗りサイズ。

               

内袋はミントグリーンの細~いストライプ。
小さなポケットもあります。

               

こちらも同じサイズの“手乗りポーチ”。

               

内袋は薄いピンク系のチェック柄です。
ふたつとも、見た目は小さいけれど働きものですよ。
今週中にdクリエイターズにアップしますので、そちらのほうもご覧頂けたら嬉しいです
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解説しながら…♪

2016-03-02 11:03:53 | Weblog
昨日のスタイル・メイクエクササイズナオさんとのマン・トゥー・マンになりました。
「あのぉ、ブログでレッスンの確認してるんですけどぉ、分からない言葉があって…、質問したい…」
あら、そうなの、いいわよ。
ナオさんひとりだから、後半はバレエのレッスンにしてもいいし
まずはストレッチと筋トレを。
仰向けでのメニューはいつもと同じ順番で。
それから立てた左膝の上に右膝を組んで、ゆっくり右に倒していきましょう。
「…これって、腰がぐぅっと浮いてもいいんですか?」
「ん?うん、下の脚側の骨盤は床から離れるけど、背中や肩は床に付けたままよ」
あのね、バレエではターン・アウトが不可欠でしょ。
でもターン・アウトばかりやっていると、それを支えるために働く筋肉が疲労して硬くなる。
その硬くなった筋肉にさらに無理をさせると、痛めちゃったりして故障の原因になるの。
「あ、だからときどきインにするエクササイズを…
そう、そうやって予防をしておくわけ。
じゃ、横向きに寝てエクササイズを続けましょう。
トルソーと脚の位置関係を確認して…。
膝、足首を正面に向けたままアップ&ダウン。
「脚、思ったほど上がらないでしょ」
「はい…、上げようとするとトルソーが後ろに倒れそうになったり…
うん、つまり今は正しくポジシオニングしているってこと。
膝も足首も正面を向けたままだとなぜ脚が上がらないのか。
「それは股関節の形状と大腿骨大転子の関係が影響するから。ターン・アウトして大転子を後ろにひっこめると股関節をロックするものがなくなるから脚が上がりやすくなるわけ」
「大転子って…」
「股関節の横に固い出っ張りがあるでしょ…、それ」
「…コレかぁぁ。そうかぁぁ、脚は上がればいいってものじゃないんだ
そうです、そのとおりです
定番のストレッチと筋トレを終了。
「で?質問ってなに?」
「昨日のブログに書いてあった“ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール”って何のことでしょう?日曜日のレッスンを思い出してみたんですけど、何をやったかなぁって思い出せなくて…
なぁんだ、そのことか。
ロン丸い、円
ドゥ~の、~で
ジャンブ(股関節から足首までの部分)
パール~で、~の上で
テール
つまり、床の上で脚で円をかくまたは床の上で脚を円状に動かす
「あ゛…っ、そうか、わかりましたぁぁ
その後も、ジュテとは、アッサンブレとは、ルティレとパッセの違いは…とちょっとしたバレエ用語のおさらいが続いたのでした。
「あ~、理屈をきちんと教えてもらえるとすっっっごくわかりやす~い
うん。
大人になってからバレエを始めた人の場合はきちんと理屈を理解するのが上達の近道だわね
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