脚を前に伸ばして座ります。
坐骨を床に突き刺すイメージで骨盤を立てましょう。
骨盤を立てたまま両膝を抱えます。
膝を抱えたまま、ゆっくりゆっくり脚を伸ばしていきます、胸は腿にくっつけたままです。
腿と胸が離れそうになったら、上体はその位置に残したままさらに脚を伸ばしていきます。
脚が伸びきったら、最後に肩や首の力を抜きます。
これがスタイル・メイクエクササイズのクラスで採り入れている体前屈のやり方です。
腹筋や背筋が弱い人や腰回りが硬い人の場合、両脚を伸ばして座ると骨盤が後ろに傾いでしまって背中が丸くなりがちです。
その状態から前屈しようとしても無理があります。
まず骨盤を立てて膝を抱えるポーズで背筋を伸ばす。
そこから自分の身体に可能なところまで前屈をすればいいのです。
個人差が多々ありますから、膝を伸ばしきれない場合もありますし、膝を伸ばしきることは出来ても胸と脚との距離が大きい場合もあります。
大事なのは、ぺったり二つ折りになれることではありません。
そのときの自分の身体の状態を知ることです。
どの位膝が曲がっているのか、どこが伸ばしにくいのか、無意味な力を入れて固めているところはないか。
そうやって気がついたところを少しずつ改善していけば、前屈が出来るようになります。
「…はぁぁ…膝裏がよぉぉく伸ばせた…、腰から膝裏までまっすぐ繋がってる感じ…」
んふ…、そうでしょ。
トモコさん、ほんとに柔らかくなったもんねぇぇ
「ぬふふふ…、“おにく”のおかげでつきます…」
え゛…っ
あらメグちゃん、でもキレイにお膝が伸びるようになってるじゃない
では、もうひとつ、体側のストレッチ。
腿や脛の外側を床に付けるように両膝を曲げて横に倒し、坐骨を床に突き刺すように骨盤を立てて座ります。
ゆっくり呼吸しながら両腕を耳の横で真上に引き上げます。
片方の手を床につき、もう一方の腕は手のひらを反します。
ゆっくり息を吐きながら床についた手の方に身体を倒していきます。
8カウント静止したらゆっくり元に戻ります。
ふ…ん…。
トモコさん、ちょいとサポートしてあげるね。
はい、両腕を引き上げて……、手をついて……、ゆっくり倒して……。
このとき彼女の上に伸ばした手をもって、伸ばしたい方向にゆっくりリードしてあげる。
おぉぉ、さっきよりも大きく動けたじゃない
「んはぁぁ…、ぜんっぜん違ぁう!これが自分一人で出来るのか?」
大丈夫よ、またサポートするから
じゃ最後にもうひとつ体側のストレッチ。
肩幅よりちょっと広めに両足を離して立ち、右脚を真横(自分の可能な範囲で)に向けます。
骨盤からトルソーは正面に向けたまま、左右の腰骨、トップバスト、鎖骨の三本の横線を平行に。
カウント6でゆっくり右膝を曲げながら重心を移動、7→8で元に戻る、これを4回
左手を左腿の後ろに伸ばして右腕は真上に。
トルソーが捻じれないように気を付けて、右膝を曲げながら左にトルソーを倒していきます。
6カウント静止したら元に戻ります。
左側も同様に。
身体を倒していくときには短く深く曲がろうとするより、脚の付け根から体側を通って上げた手の指先までの線が大きな円周の一部に沿っている、と考えた方が無理がないのよ。
「サポートをお願い出来ますか?」
うん、いいわよ。
ナオさんの場合は骨盤の向きがズレやすいから、横向きにする脚は無理にターン・アウトしなくてもいい。
まず骨盤を真っ直ぐ正面に向けておくことを優先しましょう。
彼女が少しずつ右膝を曲げて重心を移していくのに合わせて、上げた右腕をもってリードしてあげる。
うん、キレイだ
「ふぁぁぁ…、身体の伸びが違ぁぁう…!」
うん。
みんなね、それだけの可動性というか柔軟性というか、ちゃんと持ってるんだけどね、それを発揮する手順がちょっと分からないでいただけよ
またちょっと進化した三人なのでした
坐骨を床に突き刺すイメージで骨盤を立てましょう。
骨盤を立てたまま両膝を抱えます。
膝を抱えたまま、ゆっくりゆっくり脚を伸ばしていきます、胸は腿にくっつけたままです。
腿と胸が離れそうになったら、上体はその位置に残したままさらに脚を伸ばしていきます。
脚が伸びきったら、最後に肩や首の力を抜きます。
これがスタイル・メイクエクササイズのクラスで採り入れている体前屈のやり方です。
腹筋や背筋が弱い人や腰回りが硬い人の場合、両脚を伸ばして座ると骨盤が後ろに傾いでしまって背中が丸くなりがちです。
その状態から前屈しようとしても無理があります。
まず骨盤を立てて膝を抱えるポーズで背筋を伸ばす。
そこから自分の身体に可能なところまで前屈をすればいいのです。
個人差が多々ありますから、膝を伸ばしきれない場合もありますし、膝を伸ばしきることは出来ても胸と脚との距離が大きい場合もあります。
大事なのは、ぺったり二つ折りになれることではありません。
そのときの自分の身体の状態を知ることです。
どの位膝が曲がっているのか、どこが伸ばしにくいのか、無意味な力を入れて固めているところはないか。
そうやって気がついたところを少しずつ改善していけば、前屈が出来るようになります。
「…はぁぁ…膝裏がよぉぉく伸ばせた…、腰から膝裏までまっすぐ繋がってる感じ…」
んふ…、そうでしょ。
トモコさん、ほんとに柔らかくなったもんねぇぇ
「ぬふふふ…、“おにく”のおかげでつきます…」
え゛…っ
あらメグちゃん、でもキレイにお膝が伸びるようになってるじゃない
では、もうひとつ、体側のストレッチ。
腿や脛の外側を床に付けるように両膝を曲げて横に倒し、坐骨を床に突き刺すように骨盤を立てて座ります。
ゆっくり呼吸しながら両腕を耳の横で真上に引き上げます。
片方の手を床につき、もう一方の腕は手のひらを反します。
ゆっくり息を吐きながら床についた手の方に身体を倒していきます。
8カウント静止したらゆっくり元に戻ります。
ふ…ん…。
トモコさん、ちょいとサポートしてあげるね。
はい、両腕を引き上げて……、手をついて……、ゆっくり倒して……。
このとき彼女の上に伸ばした手をもって、伸ばしたい方向にゆっくりリードしてあげる。
おぉぉ、さっきよりも大きく動けたじゃない
「んはぁぁ…、ぜんっぜん違ぁう!これが自分一人で出来るのか?」
大丈夫よ、またサポートするから
じゃ最後にもうひとつ体側のストレッチ。
肩幅よりちょっと広めに両足を離して立ち、右脚を真横(自分の可能な範囲で)に向けます。
骨盤からトルソーは正面に向けたまま、左右の腰骨、トップバスト、鎖骨の三本の横線を平行に。
カウント6でゆっくり右膝を曲げながら重心を移動、7→8で元に戻る、これを4回
左手を左腿の後ろに伸ばして右腕は真上に。
トルソーが捻じれないように気を付けて、右膝を曲げながら左にトルソーを倒していきます。
6カウント静止したら元に戻ります。
左側も同様に。
身体を倒していくときには短く深く曲がろうとするより、脚の付け根から体側を通って上げた手の指先までの線が大きな円周の一部に沿っている、と考えた方が無理がないのよ。
「サポートをお願い出来ますか?」
うん、いいわよ。
ナオさんの場合は骨盤の向きがズレやすいから、横向きにする脚は無理にターン・アウトしなくてもいい。
まず骨盤を真っ直ぐ正面に向けておくことを優先しましょう。
彼女が少しずつ右膝を曲げて重心を移していくのに合わせて、上げた右腕をもってリードしてあげる。
うん、キレイだ
「ふぁぁぁ…、身体の伸びが違ぁぁう…!」
うん。
みんなね、それだけの可動性というか柔軟性というか、ちゃんと持ってるんだけどね、それを発揮する手順がちょっと分からないでいただけよ
またちょっと進化した三人なのでした