待ってましたぁ~
と1年余り。
神田の古町名主高橋家の跡取り息子麻之介が前作の終わりに佳き伴侶を得たあとのお話。

『おやごころ』 畠中恵著 文春文庫
お気楽者だのなんだのと言われながらも麻之介は日々様々な厄介ごとや頼まれごとを解決するために奔走しています…、南町奉行所吟味方与力相馬小十郎さまや町年寄樽屋など立場がかなり上の方々からも仕事を押っ付けられる…ってことは皆さま、ただのお気楽者ではない麻之介の本質に気づいてるんでしょうね。
跡取り問題に悩む旗本家、三行半をを巡るあれこれ、商家の跡取りを巡る自分勝手で頓珍漢な親や妹娘、町名主への相談事が減ったことと借金をするものが増えたこととの関係は……、ほんとにいろんなことが起こってますよ、麻之介は2回も堀川に突き落とされてますしね
それでも麻之介とお和歌夫婦には目出度く長男誕生で町内の人々の喜びもひとしお…、暮れ方の道に床几を並べ通りがかりの人も含めて皆で一杯やって盛り上がる…
麻之介を主軸にして幼馴染の町名主八木清十郎と同じく幼馴染の吟味方与力見習い相馬吉五郎という悪友三人組の周りを金貸しの丸三さんや吟味方与力相馬小十郎さま、麻之介の父宗右衛門さん夫婦、町年寄樽屋とその手代俊之介、麻之介の舅で町名主の西森金吾さん、もちろん麻之介の妻お和歌さんに清十郎の妻お安さん、小十郎さまの娘一葉さんなどが賑やかに囲んでいます
シリーズ第1作目の『まんまこと』から毎年1作ずつ楽しんでますけど、実らなかった初恋を忘れかねていた麻之介が一度は妻を迎え、死産した妻と死別し、ゆっくり立ち上がり、悪友ふたりの手を借りまた手を貸して難題を片付けながら前に進み、新たに妻を迎えて長男の誕生という喜ばしい日を迎えることが出来た…。
悪友三人組のうち独り身なのは吉五郎さんだけ、そろそろ吉五郎さんもご新造さんを迎えないとねぇ…一葉さんとはもう見込みはないのかしらねぇ…。
さて、つぎはどんなお話を楽しめるのか、1年は長いね

神田の古町名主高橋家の跡取り息子麻之介が前作の終わりに佳き伴侶を得たあとのお話。

『おやごころ』 畠中恵著 文春文庫
お気楽者だのなんだのと言われながらも麻之介は日々様々な厄介ごとや頼まれごとを解決するために奔走しています…、南町奉行所吟味方与力相馬小十郎さまや町年寄樽屋など立場がかなり上の方々からも仕事を押っ付けられる…ってことは皆さま、ただのお気楽者ではない麻之介の本質に気づいてるんでしょうね。
跡取り問題に悩む旗本家、三行半をを巡るあれこれ、商家の跡取りを巡る自分勝手で頓珍漢な親や妹娘、町名主への相談事が減ったことと借金をするものが増えたこととの関係は……、ほんとにいろんなことが起こってますよ、麻之介は2回も堀川に突き落とされてますしね

それでも麻之介とお和歌夫婦には目出度く長男誕生で町内の人々の喜びもひとしお…、暮れ方の道に床几を並べ通りがかりの人も含めて皆で一杯やって盛り上がる…

麻之介を主軸にして幼馴染の町名主八木清十郎と同じく幼馴染の吟味方与力見習い相馬吉五郎という悪友三人組の周りを金貸しの丸三さんや吟味方与力相馬小十郎さま、麻之介の父宗右衛門さん夫婦、町年寄樽屋とその手代俊之介、麻之介の舅で町名主の西森金吾さん、もちろん麻之介の妻お和歌さんに清十郎の妻お安さん、小十郎さまの娘一葉さんなどが賑やかに囲んでいます

シリーズ第1作目の『まんまこと』から毎年1作ずつ楽しんでますけど、実らなかった初恋を忘れかねていた麻之介が一度は妻を迎え、死産した妻と死別し、ゆっくり立ち上がり、悪友ふたりの手を借りまた手を貸して難題を片付けながら前に進み、新たに妻を迎えて長男の誕生という喜ばしい日を迎えることが出来た…。
悪友三人組のうち独り身なのは吉五郎さんだけ、そろそろ吉五郎さんもご新造さんを迎えないとねぇ…一葉さんとはもう見込みはないのかしらねぇ…。
さて、つぎはどんなお話を楽しめるのか、1年は長いね

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