アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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久しぶりに重心移動…♪

2016-03-09 10:31:50 | Weblog
坐骨と膝が垂直になるように、肩と手首が垂直になるように、ポジシオンを確かめて四つん這いのポーズ。
そこから
右腕と左脚を背中と同じ高さに上げて静止。8カウント×2。
左腕と右脚を背中と同じ高さに上げて静止。8カウント×2。
みんなが2セット目をはじめたらその状態を見てまわる。
トモコさん、おぉ、背筋が真っ直ぐ。
いいねぇぇ
メグちゃんも、強くなったよねぇぇ
ナオさんも、以前よりは骨盤が逃げなくなったね
さて、それでは久々に重心移動のエクササイズをしましょう。
ナオさんははじめてだから、ちょっと説明するね。
カカトをつけて、親指の付け根の間を握りこぶし一つ分空けて立ちます。
右脚を軽く上げて、カカトから一歩前に踏み込んで重心を移します。
右脚で踏み込むと同時に左脚を床から離します。
左脚に重心を戻して、右脚を軽く上げます。
右脚を左脚に揃えてもとの位置に戻ります。
左脚を軽く上げて、カカトから一歩前に踏み込んで重心を移します。
…………。
を右左交互に繰り返します。
…2 …3 …4 …5 …6 …7 …8
踏み込む足のカカトから親指と第2指の間に向かって真っ直ぐに重心を移しましょう。足の小指側=外側をたどるように重心が移ってはいけません。
踏み込んだら親指でしっかり床を抑えましょう。小指側に重心が逃げてはいけません。
「…っわ、グラグラする…
そうね、片脚で自分を支えるって案外むずかしいでしょ。
「あのね、高齢の方たちの中には3cm刻み、5cm刻みくらいでコトコトコトコト歩いてるというか…、前進してる方がいらっしゃるでしょ」
あれはね、片脚で自分の全体重を支えられるだけの筋力がないってことも原因のひとつ。
体重の6~7割が骨盤から上の部分の重量だっていわれてる。
仮に体重が50kgだとして、その6割が骨盤から上の重量だとすると30kg。
片脚の重量がそれぞれ10kgずつ。
骨盤から上の重量30kg+片脚10kg=40kgを片脚で支えなければならないワケ。
ってことは、それが出来るだけの筋力がなければならないってことよね。
さらには、足や脚に過剰な負担をかけないだけの体幹の強さやバランス力も必要。
「…うぅぅ…、そうかぁぁ…」
筋肉を減らさないようにトレーニングしたり食事に気を付けることも大事。
それと同じくらい正しい重心移動を身体に覚えさせておくということも大事。
正しい歩き方をするだけで筋トレになるっていわれるのは、そういうことでもあるのよ。
「なるほどぉぉ
春ですもの、背筋を伸ばして颯爽とカッコよく歩きましょうよ

コメント
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