Kimama Cinema

観た映画の気ままな覚え書き

Quelqu'un d'extraordinaire(みんな誰かの特別な人)

2015年02月16日 | フランス映画祭

 いよいよ今日2月16日が最終日、オンラインでの第5回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルにて
 http://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/

 コンペティション外の映画「Quelqu'un d'extraordinaire(みんな誰かの特別な人)」を鑑賞しました。

 朝、目覚めたら知らない家。Tシャツ1枚でベッドに寝てる。
 ええっと、ここは何処? 車が無い。カバンが無い。
 昨日の夜の記憶がまーーったく無い。
 やばい、やばい、やばい。
 
 サラが慌てふためいていると、入ってきたのは家人らしき、知らないおばさん。
 「何、あなた、ヤニックの友達?」「あの子は学校よ」と、おぼろげながら事情をつかんでいくと
 昨晩は泥酔して見ず知らずの高校生の家にあがりこんでいたらしい、サラ・・・30過ぎ・・・
 とりあえず偽名つかって、年齢詐称もする・・・。

 とにかく痛いんだよね~、この映画。男の人が観たらドン引き必至だと思う。
 で、迎えにきてもらって、イヤイヤ参加した友人の結婚前日女子会で、暴言はきまくり暴露しまくり。
 でも最後には、誰も誰かの「特別な人」になりうるのだと、思わせてくれるという荒技を決める。
 人の二面性は、恐ろしいものだな。