この言葉が、私は大嫌いでした。
私は一介のヘルプ。
自分の勤務時間外に、収入にもならないのになんでお客さまと過ごす必要があるんだい!
コレが、「新人」の頃の私のスタンスでございました。
「同伴」っていうのは、お客さまとお店の外で食事なんかをしてから、そのお客さまと一緒にお店に入店することです。同伴料は ¥3000。これはすべてホステスの収入になります。
「アフター」ってのは、逆に、お店が終わってから、別のお店にノリでなだれ込むことです。「アフター料」なんてのはありません(^_^;)
あっ、あとお店内での「指名」ってのもあります。指名料は ¥2000。これもホステスの収入。
私はいちお~ピアニスト。お店では『ヘルプ』ですからね!と思っていても、お客さまにとっては、ヘルプもピアニストも関係なかったりします。「貴美さん、ナイス~~」と思って下さる方もそりゃま~いらっしゃいました。
「ヘルプ」ってのは、つまり、お客さまに御来店いただくために、積極的に「同伴」や「アフター」をしたり、お客さまに「お暇ならいらしてね♪」とかってTELしたりしている主力メンバーのホステスさんに対して、まっ、席について、その場だけの接客をするホステスです。
私は、とにかく時給¥2000をいただければ、それでよかったのです。
でも、そーはいっても、お客さまにはいろんな方がいらして、「このピアニストを口説こう」とかね(=^‥^A 特に音楽にちょっと詳しい方などは、いろんな切り口から音楽の話題になって、次にご来店されたときに話を繋げていかれます。そのうち、盛り上がったら、お店の外でも遊びたいな~~…というのが、クラブの世界なのであります。
ある夜、「オールデイズのLIVEをやってるお店があるので、これから行きましょう」といって、3人グループのお客さまに、たまたまその日揃ったお店のピアニスト3人がお誘いを受けて、しぶしぶ行きました。私は、ものすご~~く行きたくなかったのです。お店が終わるのが12時。それからライヴハウスだとぉ~~!?!? それもお客さまと。まだ営業の続きをしなきゃいけないのっ!? どよよよぉぉ~~ん…ってのが正直な気持ちでした。でも、あとの2人のピアニストは、ノリノリで、「貴美さんも行きましょぉ~~♪♪」っていう状況なので、A型の私は断れず、しぶしぶ、ホント~~に渋々、嫌々「アフター」に行くことに。
そのお店はオールデイズのバンドのLIVEが始まると、みんなフロアーではじけまくって踊るのです。
私、なんでこんな時間にこんなとこで、お客さまと踊ってなきゃいけないんだよ、あたし、いったい何やってんの?…と、音と光の洪水の中、気分はずぶずぶと底なし沼に沈んでいくようでした。
いや、もちろんカオはにこにこ笑顔なんだよ。
…しかし、、、この時のお客さまに私は、後々、本当にお世話になったのです。今でもものすごく大切だし、大好きな方たちなのです。一生足を向けて寝られません! あの頃の新人の私は、ほんとに高慢で、世間知らずで、「クラブホステス」のプロ意識がさっぱりありませんでした。
「クラブ」って、お客さまとホステスの間の「良識」で、素晴しい人間関係を育んでいけるところでもあるのです。
そんなところに辿り着くのは、ず~~~~っと後の話なのですけどね。
まだまだ高慢ホステス貴美の時代は続きます。
私は一介のヘルプ。
自分の勤務時間外に、収入にもならないのになんでお客さまと過ごす必要があるんだい!
コレが、「新人」の頃の私のスタンスでございました。
「同伴」っていうのは、お客さまとお店の外で食事なんかをしてから、そのお客さまと一緒にお店に入店することです。同伴料は ¥3000。これはすべてホステスの収入になります。
「アフター」ってのは、逆に、お店が終わってから、別のお店にノリでなだれ込むことです。「アフター料」なんてのはありません(^_^;)
あっ、あとお店内での「指名」ってのもあります。指名料は ¥2000。これもホステスの収入。
私はいちお~ピアニスト。お店では『ヘルプ』ですからね!と思っていても、お客さまにとっては、ヘルプもピアニストも関係なかったりします。「貴美さん、ナイス~~」と思って下さる方もそりゃま~いらっしゃいました。
「ヘルプ」ってのは、つまり、お客さまに御来店いただくために、積極的に「同伴」や「アフター」をしたり、お客さまに「お暇ならいらしてね♪」とかってTELしたりしている主力メンバーのホステスさんに対して、まっ、席について、その場だけの接客をするホステスです。
私は、とにかく時給¥2000をいただければ、それでよかったのです。
でも、そーはいっても、お客さまにはいろんな方がいらして、「このピアニストを口説こう」とかね(=^‥^A 特に音楽にちょっと詳しい方などは、いろんな切り口から音楽の話題になって、次にご来店されたときに話を繋げていかれます。そのうち、盛り上がったら、お店の外でも遊びたいな~~…というのが、クラブの世界なのであります。
ある夜、「オールデイズのLIVEをやってるお店があるので、これから行きましょう」といって、3人グループのお客さまに、たまたまその日揃ったお店のピアニスト3人がお誘いを受けて、しぶしぶ行きました。私は、ものすご~~く行きたくなかったのです。お店が終わるのが12時。それからライヴハウスだとぉ~~!?!? それもお客さまと。まだ営業の続きをしなきゃいけないのっ!? どよよよぉぉ~~ん…ってのが正直な気持ちでした。でも、あとの2人のピアニストは、ノリノリで、「貴美さんも行きましょぉ~~♪♪」っていう状況なので、A型の私は断れず、しぶしぶ、ホント~~に渋々、嫌々「アフター」に行くことに。
そのお店はオールデイズのバンドのLIVEが始まると、みんなフロアーではじけまくって踊るのです。
私、なんでこんな時間にこんなとこで、お客さまと踊ってなきゃいけないんだよ、あたし、いったい何やってんの?…と、音と光の洪水の中、気分はずぶずぶと底なし沼に沈んでいくようでした。
いや、もちろんカオはにこにこ笑顔なんだよ。
…しかし、、、この時のお客さまに私は、後々、本当にお世話になったのです。今でもものすごく大切だし、大好きな方たちなのです。一生足を向けて寝られません! あの頃の新人の私は、ほんとに高慢で、世間知らずで、「クラブホステス」のプロ意識がさっぱりありませんでした。
「クラブ」って、お客さまとホステスの間の「良識」で、素晴しい人間関係を育んでいけるところでもあるのです。
そんなところに辿り着くのは、ず~~~~っと後の話なのですけどね。
まだまだ高慢ホステス貴美の時代は続きます。