WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「土風炉」(とふろ)

2005-04-23 | 美味礼讃
発表会のリハーサルを終えて、HIROくんママ(4/19参照)と遅いランチを食べにいくことになりました。(彼女も優秀な出演者) ところが、2時過ぎてからゆっくりできるお店がなかなかありません。美味しいお店は「準備中」になってしまう。豆腐懐石を狙っていた私達は、「ファミレス系」にグレードを落とすのが悔しくて、駅前をぐるぐるしたあげくに、居酒屋「土風炉」に行くことに… 炭火焼きがメインで、おつまみも、小鉢も、仕上げのお蕎麦もとっても美味しいお店です。
土日祝は2:30p.m.~ 開店したばかりの「居酒屋」は、さすがに誰もいなくて、暫くは貸切状態! 店内は暗くて、すでに夜の雰囲気。仕切られたお座敷で「飲み」モードに突入することに… うひょひょ~~うっれし~~い♪
私達シングルマザーにとって、夜、子供ヌキで飲みに行くことは、困難を極めるのです。(一般家庭のお母さんだってそうでしょうけど、私たちの場合、物理的に殆ど不可能)なので、そういう「欲求」は閉じ込めて封印してるって感じ? 
もうホント、期せずして封印が溶けたって感じです! 

子供抜きの居酒屋…
以前の職場で、プライベートでも仲よかったスタッフがいて、私が出産して1年足らずの頃だったか、Takをダンナに託して、2人でここ「土風炉」に飲みに来たことがあります。約1年半ぶりの居酒屋のカウンター。なんともいえない開放感、この雰囲気の懐かしさ! 「母親」という重みを、家に置きざりにして来たんだから、もう
のびのび、この時間を思いきり自分のためだけに過ごせる!
独身の頃はこれが当たり前だったんだなあ…と、しみじみしましたよぉ~。
いつもTakという「重み」が肩のあたりにくっついた状態が日常の私。これはもう母親の宿命ですが。それに加えて今は「父親」のぶんも一部はしょってます。もちろん完全に父親の代役はできませんが。
欲の深い私は、「親」もやりながら、こんな開放感も、いちど体験してしまえば、「コレは第2段やらなくちゃ!」となってしまうのです。(^_^;) 

ただどこの居酒屋で誰と飲んでもいいってワケじゃありません。
美味しいお酒と料理。その味と時間を分かち合える気のおけない友だち。
私、結構そんな友達には、ものすごく恵まれてきたような気がします。ダンナに恵まれないぶん(^_^;) いや、もう友達の恩恵で生きているといっても過言ではありませんから。ほんとにありがたいことですm(_ _)m

そして、今日のメインの酒は北海道のしそ焼酎「鍛高譚」のそば湯割り。土風炉では、焼酎は、グラスにストレートで出てきて、自分で氷、水、そば湯などの加減ができるようになっています。しかも「鍛高譚」をオーダーすると、素焼きのグラスに大葉が1枚添えられてくる~♪これをちぎって浮かべると、シソの香りとほのかな甘味が加わって、おいし~~い! 
最近、焼酎ブームですので、「鍛高譚」をご存じの方は多いと思います。御家庭に1本買ったらぜひお試しくださいね。
そば焼酎のそば湯割りってのもなんかこだわりっぽくていいですよね♪
私は、そば焼酎じゃなくてもそば湯割りは大好き。

時間切れで旬の「焼き筍」や「丸焼きそら豆」が食べられなかったのはとっても残念!
また絶対第2段をやりたい!

店を出たらまだ明るかった~(#^_^#)
これから大好きな季節が続きます。

写真は、保育園の帰りの夕暮れの空。


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Comments (5)
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