WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「マジ、ヤバい」!?

2005-04-29 | よしなしごと
「言葉遣い」について、以前にもお題にしたことがありましたが、「ファミコンことば」
これは、「営業用」の言葉使いのギモンでした。
「お絞りのほう、今すぐお持ちいたします」
何よ、「…のほう」って。
「こちら、イカの姿焼きになります」
えっ、待ってりゃそのうち姿焼きになるってこと?
「こちら、サザエのつぼ焼きになっております」
ああ、これはもうツボ焼き状態になってるってワケなのね!
「御注文は以上でよろしかったでしょうか?」
私は、これらを、テレフォンオペレーターの研修のときに、「間違った日本語ですからみなさんは使わないように」とハッキリ先生に言われて、胸がスッキリしたものです。
それなのにぃ~
我が職場でも、いるんです。
「山下さんのお宅でよろしかったでしょうか?」
なんで過去形なんだい!?
山下さんのとこに電話をかけて、これでよかったかな?と思うのは、こっちの都合。
かかってきたほうは、「良かったって何よ!」…とツッコミたくなりますぅ~~

私は、ホントのホントに、これらの言葉遣いが、「ファミレス」「コンビニ」のマニュアルにあるのか、とっても知りたいです。なんで全国津々浦々の「ファミ・コン」がこんなことになってるのか?!

…と、前置きがなが~くなりすぎましたが、今日は、「営業」じゃなくて、「仲間言葉」のほうです。プライベートな時間にお友達同士で使う言葉。
これはもう、私、かなりヤバいです(^_^;)
なんだTAKAMIのこの日本語の乱れは!…と、読みながら眉間にシワを寄せている方もいらっしゃるかと…(^_^;)
当ブログの自己紹介のとこにも、私は自分自身を「ヤバい母」と名乗っていますから。「ヤバい」ってなに?
「危ない」ってことでしょうかね… 「危ない」にもいろんな要素がって、昨今、「危ない」→「危なっかしい」→「スレスレのところをいっているところが、かっこいい」こんなニュアンスですかね~~
「やべ!」「ヤバいっす!」「ヤバいかも」「ヤバすぎ」「ヤバくね~?」…五段活用じゃないけれど、こんなふうに活用されます。ワタクシ的には、これがなかなかおもしろいですぅ~
最近では、友人♂が「スウィ~ツ」にハマる自分を「ヤバい」と言っています。レストランで、「スウィ~ツ」をオーダーして、出てきたキュートな「作品」を見て、「マジ、ヤバい」と言うのです。これって、自分がガラにもなく「スウィ~ツ」にハマる照れとウマそ~な「作品」に対しての高揚感を現してるってことです。
「超」「イケてる」「ビミョ~」「ナニゲに」
実はこれらの言葉、私にとって、とっても使い勝手がよくて、かなり日常生活に定着してるかも~~~ スミマセンm(_ _)m

一方、「キモい」ってのがありますよね。
私は、これが大嫌いでした。「ムカつく」という言葉が流行りだした頃のように、または流行り始めたルーズソックスのように、「なんじゃそりゃ~!?」って…でも、それが、だんだん慣れてくると「まあ、これもアリかもね」なんて思うようになってしまう。あまりにも「仲間言葉」を使いまくる若い人たちの会話を聞いていると、かなり頭悪そうな印象を受けてしまいますが、いろんな流行が、そのうち淘汰されて、人々に受け入れられるものだけが、その後も繰り返していくんだろうなあ。「ベルボトム」が「ブーツカット」として復活したように。ルーズソックスの運命やいかに!?
「エッチ」も見事な復活! 一時は完全に死後でしたから… 
言葉は生き物。「俗語」や「仲間言葉」って、あまりイヤなイメージがありません。
そもそも「言葉」って、曖昧な媒体でしょう。その言葉自体の意味は、使う人それぞれの経験や思考回路によって、微妙に違っているのが当たり前。
それを組み合わせて、文章を書いたり、会話したりするのですから。相手に通じる言葉を選ぶ、相手の言葉を理解しようとする、お互いの心がそんなふうに向き合っていなければ言葉だけではコミュニケーションは成立しません。言葉を過信するのは「ヤバい」ですから~。
TPOによる使い分けさえ押さえておけば、自由でいいのでは? 服装と同じなのかもしれません。

ちなみにTakには、「きれいな言葉」を強要しています。母が乱れているクセに(^_^;)
お友達とTELで、「ヤバいっす」なんて言おうものなら、横から「おかあさん、す、っていわないで!」とすかさず注意されてしまいます

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Comments (9)
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