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WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

美術館体験

2007-06-02 | 親子 ART LIFE
まりさんにお誘いいただき、お友達グループで、高松市美術館の「ルネ・ラリック展」にいきました。ここは、私の職場の目と鼻の先なのに、今まで一度も行ったことがありませんでした。
(公衆電話をかけにいったことが1度だけ(^_^;) )
ルネ・ラリック…実は、千石原にラリック美術館があるってことぐらいしか知らなかったのですが、アールヌーヴォー~アールデコの時代の、ジュエリー、ガラス工芸品、建築装飾などのデザイナー。

さっぱり予備知識のない状態での鑑賞となりましたが、作品をみて、パネルを読んでいくうちに、時代背景が浮かび上がってきて、同じ時代を生きた音楽や絵画の巨匠たちがお互いに影響を与え、触発されあっていたことなどに思いを馳せて、かなり楽しむことができました。
中でも、1925年にパリで開催された「アール・デコ博覧会」の様子が写真などで紹介されていて、とても興味深いものでした。
Takも連れていったのですが、彼はルネ・ラリック展より、美術館の随所に常設されている現代彫刻のほうが面白かった様子。
「どれが好き?」「何に見える?」
…などといいながら、結構一緒に楽しめる。

Takは、年末の上京の折にも、父親に「ダリ回顧展」に連れていってもらっている。

1日遊んで疲れて、おんぶされて半分は寝てたらしいけど、お土産に持って帰ってきたダリの画集は、Takのお気に入りなのです。
私も、小学2年生の頃、学校から「パウル・クレー展」に行ったときのことは、とても印象に残っているのです。
オトナなのに、こんな子供みたいな絵を描くのがいいのか… でも、色や、デザインがとってもおもしろくて、好きになって、もう一度見たくて、2度行った覚えがあります。
私が最初に覚えた画家の名前だったかも。
てことは、Takの場合は「ダリ」だな(^_^;)

いつか「箱根彫刻の森」や「美ヶ原高原美術館」なんかにいったら、きっと楽しいだろうな~~。
うん。行こう! 高知四万十の次は、美ヶ原だな。


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CD 窓ぎわのトットちゃん

2006-11-22 | 親子 ART LIFE
先日、トットちゃんの本とCDについて書いたら、当時の生徒だったあやのちゃんが、「絶版といわれては、絶対に手にいれたくなる」と、探してくれました。
そして…見つけてくれたのでした!!
あーーー、やっぱりCDは存在していたのだ。こちらです
もう、早速購入して、昨日届いたのです。

懐かしかった~~~~!!

先日の記事で、トットちゃんの作曲を芥川也寸志さんと書いてしまっていました。小森昭宏さんです。大変失礼いたしました。
芥川也寸志さんは、私が持っていたレコードの指揮者なのでした。
今回手にいれたCDは、小林研一郎さんの指揮。昭和57年の収録だって。あ~~大昔だ。
ちょうどその頃、私は、情熱的、アクション系?コバケンさんこと小林研一郎指揮、新星日響で、いくつかコーラスを歌っていたのでした。

20年以上前とは思えないくらい、音楽はとっても新鮮で楽しくて、私はまたまた泣けてしまったのであった。

黒柳徹子さんの朗読をはさみながら、曲は進んでいきます。
LIVE盤なので、徹子さんの朗読に、ホールのお客様がドッと笑う声も入っていて、臨場感もたっぷり!

私が改めて聴いて感動したのは、トモエの校長先生が4時間たっぷり、トットちゃんのお喋りを聞いてくれるという曲なのでした。
校長先生のモティーフと、トットちゃんのモティーフが絡み合って、校長室の窓から入るやわらかい陽射しや、ほっぺたには春風まで感じられるような、優しくて、かわいらしくて、あたたかくて、幸せな気分になる…
校長先生のモティーフは、最後にトモエが焼ける場面でも、悲しくて、怖い戦争の中で、炎よりも大きくて力強い先生の意思を表現しているのです。
そして、いちばん最後のエンディングテーマの、最後の最後も、校長先生のやさしい声でおわるんだ。
私、ホントに小林校長先生が好きなんだな~~

「海のものと山のもの」という、お弁当の曲がありますが、
これまた、賑やかで楽しい子供達のお弁当風景が、鮮やかに浮かんできます。
お弁当のおかずが主役のお弁当タイムとでもいうの?
こんなふうに「お弁当」を表現するなんて、アッパレアッパレ!

いや、もちろん、一般的にみんなが大好きであろう、「電車の学校」や「ボロ学校」も、楽しくてとっても好きです。

作曲者の小森昭宏さんは、きっと楽しみながらこの組曲を作ったんだろうなあ~

…と、アーティストTAKAMIとしては、ふっかぁ~~く音楽の中にもぐり込んで聴き入ってしまいましたよ。


実は私も、こんなふうにわかりやすくて楽しい音楽物語をつくって、自分の曲で生徒たちの発表会をやるのが夢。
タイトルは>「しおんくんのふしぎなポケット」だもんね!
まだまだ先は長いな。


ところで、Takは、楽しそうに聴いていて、そのうち、「ボロ学校」という曲が始まって、生徒たちが校庭の周りを手をつないで回る場面になると、自分も嬉しくなってテーブルの周りをぐるぐる回りはじめました。
ホールのお客様たちと一緒になって、笑ったり、オバケの場面では怖くてしがみついてきたり、、、、
ホントにわかりやすいので、子供にとっても自然に場面が鮮やかに浮かんでくるんでしょう。

しかし、Takが、トットちゃんの本でいちばんおもしろかったのは、汲み取りトイレの中身を全部柄杓で掬い出して、落としたお財布を捜した場面なのです。これは、さすがに曲にはなっていなくて、Takはちょっとがっかり。
「よーし、じゃあ、こんどお母さんがトットちゃんの汲み取りトイレの曲をつくってあげるよ」

約束してしまった…(-_-;)


                    大根と豚肉の炒め煮、梅肉入り 春菊お浸し・大根、油揚げ、えのきのお味噌汁
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カラオケアンサンブル

2006-01-29 | 親子 ART LIFE
2週間ぶりにTakのヤマハに行きました。
発表会を2週間後に控えていて、今日のレッスンはほとんど発表会の練習と説明。
Takのクラスは7人でテキストの中の16小節の曲を全員で合奏します。
「カラオケ」に合わせて、全員が両手で、テキストどおりに両手で弾くのです。
先週のレッスンが大雪でお休みになった為に、気が弛んで、Takはずっと練習をサボっていました。
先生からは、以前から発表会の曲のカラオケMD(本番と同じ)をいただいていて、今日、初めてそれに合わせて、家で練習してみました。

私は、実はこの「カラオケアンサンブル」ってのに、ひっじょぉぉぉ~~に疑問を感じているのです。
5~6歳の子供の、初めての発表会という音楽体験。
クラス7人、全員が揃って、「等速」のカラオケに合わせてきれいに揃って演奏する…っていうのが理想なのですが…
「等速」というのは、音楽ではとっても重要、しかし、場合によってはとても残酷です。

「ぶんぶんぶん」を子供が弾くことを考えてみてください。

ぶんぶんぶん はちがとぶ~
(え~~っと…)
おいけのまわりに、のばらがさいたよ
(それからっと…)
ぶんぶんぶん はちがとぶ~♪

小学校1年生で、ひらがなを覚えて、本を持って少しずつ「音読」の練習をするでしょう。そのときに、「つっかえる」ことは、ごくあたりまえ。でも、何度も音読しているうちに、暗唱して、文字を見なくてもすらすら読めるようになるでしょう。
音楽も同じ。
けれども、ちょっとしたことで動揺して、(例えば、お隣の子が間違えて変な音を出したり、いつもと違う環境で緊張してしまったり)間違えてしまっても、「等速カラオケ」は待ってくれません。一瞬でも「え~っと」とか「それからっと…」なんていってる場合じゃないのです。
ちょっと間違えたり、一瞬出遅れて「あっ!しまった!!」と思っても怯まず等速の中で体勢を立て直すのは、大人のワザ。これを音楽体験1年未満の子供に要求するのはどんなものでしょうか。これは、この年齢、経験の子供達にとって、音楽の最優先事項ではないと思うんです。

それでも、私は、MDを流しながら練習させて、Takに「遅い!」「間違えて弾けなくなったら片手でもついていきなさい!」とかいって、特訓しまくりました…
案の定、Takはまた泣きました。
Takには、アンサンブルって自分勝手にマイペースでできるもんじゃないんだよっていうのを理解できるだろうと思ったからです。アンサンブルの発表会、7人で同じことを弾けば、自分の分担は7分の1、だからソロよりラク…っていうのは、全然違う。みんなで揃えることは、人数が多くなるほど難しい…そして彼は理解しているので、泣きながらも食らいついてくるのです。
でもまっ、ほんとは、もっと毎日ちゃんと練習してれば、こんなに泣きながら練習するほどのことじゃないんだけどね(^_^;)

それでもやっぱり、カラオケに合わせて最後までついていく練習よりも、今の時期、もっと素敵なこと、大事なことがたくさんあると思います。
いや、それはもう、元講師としては、わかっていてTakをヤマハに通わせているんだから、いいのですけれど。

Takは今、ディズニーの「マダガスカル」のベースパートを(鍵盤で)弾くことに夢中で、最近は、「移調」にとっても興味が湧いているところです。
「ド」から弾くのがホント(原曲の調)だけど、「ラ」とか「レ」から弾くと黒い鍵盤を使わなくても弾けて、「ド」から弾いたときと同じになる、なんで~なんで~~~!?!?!?
眼を輝かせています。

また、自分で弾いた伴奏にかーちゃんが歌をつくってくれる→これをコラショの目覚まし時計に録音して、アラームにする…っていうのもとってもうれしい。

こんなのは、ヤマハの音感教育の賜物かもね。

Takのエライところは、かーちゃんにガミガミと猛特訓されてうちひしがれでも、
すぐに立ち直るところ。「もー1回!!」とかーちゃんに凄まれても、泣きながら「できるかなあ~」といいながら鍵盤に両手を用意するところ。
「Takくんは、おかーさんの子供だから、絶対だいじょうぶ!上手になるよ!!」と慰めると、大泣きしながらしがみついてくるところ。

…しっかし、おかーさんの子供だから何がだいじょーぶなのか、、、( ̄_ ̄|||)

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鼓童コンサート

2005-12-23 | 親子 ART LIFE
Takと「鼓童」(和太鼓)のコンサートにいきました。
Takは「鼓童」初体験。私は数年ぶり。
今年、Takは保育園の日本太鼓のレッスンにどっぷりハマったので、ぜひともTakに「鼓童」を見せたかったのです。未就学時はNGなのですが、オトナと同じ料金でチケットを買い、「小学生」になりすまして入場しました。

久々の「鼓童」よかった~~~~~!!

何がどうよかったのか…を書けよ!…だよね、、、
う~~ん、、

私の中では「鼓童」は、和太鼓の集団の中では、世界最高と思っています。
メンバーひとりひとりの技術が卓越しているのは当然のこととして、
コンサートでの一曲ごとに「世界が広がる」…

「胎動」「竹林」「黄泉」「満月」「螺旋」「宴」…
曲のタイトルじゃありません。私の中のイメージです。「鼓童」が織り成す音の世界に引き込まれていく。音は心の中にダイレクトに入ってくるのです。そして、私の中で鮮明に世界が広がる。これがスゴイのです。
それはとっても個人的な、人それぞれの中にあるものによって、それぞれ感じることも違う体験だと思います。

たとえばね~~、、
「ドラ」が鳴ると、何故か「満月」なんだよね、私…
なんか幼児体験とかあるのかも?? でも、そうやって、自由に音の世界に遊べることっていいじゃないの。この音楽はこう聴くことが正しい…とかって、ないよ。
私は子供の頃、「80日間世界一周」がコワイ曲だった。1Fがダンス教室、2Fが住居で、この曲が流れている間は、暗い廊下の突き当たりのドアから、なんかコワイものが出てきそうで、絶対に部屋から外に出なかった(^_^;)

でっ、Takは、せっかく高いチケットで入場したにもかかわらず、2曲めで寝てしまったんだよヲイヲイ!
しかし、後半は起きて、釘付け状態。凄くよかった、来てよかったと言ってました。
幼児も大人も、関係ないのです。ホントにホント。

ぜひ、機会があれば、みなさまに体験していただきたいです。

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初めてのピアノ発表会

2005-12-19 | 親子 ART LIFE
フラミンゴのコンサートの前に、同じ場所で、Takの初めてのピアノ発表会でした。私は司会席に座って、「2番、 ◯◯匠くん つなひきぞうさん りすのこもりうた」とかやってました。会場は、すっかりバンドの機材が脇に片付けられて、きれいなポインセチアがステージに並べられ、午前中の音づくりのドタバタの片鱗も見えません。
フラミンゴのメンバーKAZUMIちゃん率いる「ミュージックあにまあと」のクリスマスコンサート。
Takは「あにまあと」の生徒ではないけれど、ちょこっとついでに参加させて貰うことになったのです。
曲目は、ヤマハで習ったレパートリーの中から2曲。
以前、大泣きしながら両手で弾く練習をした曲です。いったんは、上手に弾けるようになったのに、このところさっぱり練習していなかったので、結果は…

前日、KAZUMIちゃんのレッスン室で、リハーサルをやりました。といっても、Takと私だけで。このところ、自分のコンサートにかかりきっていて、Takの発表会については放ったらかし! 前日ぐらい、ちゃんと付き合ってあげなくっちゃ。
いったい、Takがどれほど「ピアノの発表会」ってことに自覚とか、緊張感を持っているのか、私にはさっぱりわからん。「大勢のお客さまの前で演奏する」という自覚があるのかも不明(-_-;)
お辞儀をして、ピアノの椅子に座って、鍵盤に手を乗せて用意ができて、、、
全く違う曲を弾き始めた! それは今ヤマハで習っている曲。
「Takくん、違うでしょっ、まず、つなひきぞうさんを弾くんだよ」
「いいのっ!」
… あ~~やっぱ、わかってないわコイツ~( ̄△ ̄~)(~ ̄△ ̄)~
そこで、プログラムを開いて見せ、「あのね、Takくん、ここに、Takくんの弾く曲はこれとこれですって、書いてあるの。勝手に好きな曲を弾くんじゃないのよ」
それでようやく納得したんだけど、やってみたら、全然弾けてない!
私は、子供が発表会の本番で間違えることは、「当たり前」ぐらいに思っているけれど、Takは、自分なりにこの曲の「完成度」を求めて、癇癪を起こして泣きながら練習したことがあるのに、気が向いたときだけしか練習しなかったために、こんなに弾けなくなってしまって、それで本番で間違えて、せっかくの発表会が、苦い経験になってしまうのでは…と心配でした。

でっ、前置きが異常に長くなってしまいましたが、本番のTakはというと。
名前を呼ばれてステージに上がって、お辞儀をして椅子に座るまではまあ、無難。
私は司会席なので、様子があんまりよく見えないけれど、なんだあの座りかたは~!
あれほど、背中を延ばして、ずり落ちないよう、きちんと深く椅子に座るようにって言ったじゃん! 
そして、鍵盤に手を置くのに手間取っている。やっぱ、緊張して、まんなかの「ミ」がわからないんだな… 案の定、1オクターブ上のミから弾き始めた。すぐに気がついて、やり直す。
…しかし。やり直したかと思うと、「りすのこもりうた」を弾きはじめた(-_-;)
最初は「つなひきぞうさん」って、あれほど言ったじゃん!
でっ、まあ、めちゃくちゃゆっくりだけど、テンポキープも一応できて、椅子からずり落ちそうになりながら、なんとか2曲を弾き終えて、礼をした。
…そして、逆走でもと来た方へ歩いて帰ろうとして、途中で気がついて、反対側の階段から降りて、なんとか終了。

まっ、こんなもんだろう。
初めての発表会、本来なら、もっと毎日、この日に向けて練習もだけど、気持ちを高めていくように、本人にとっていい経験、いい思い出になるように、フォローしてあげられることはいっぱいあったはず。
Tak自身さえ、自分の発表会は「付け足し」みたいに感じているところが、やはり親としては、かわいそうっていうか…申し訳ないです。Takくん、ごめんね。感想を聞いてみると、「緊張した」とのこと。本番の演奏を間違えたことは、あまり気にしていない模様。←私には、この彼の心理は謎のままなのですが。

彼はコンサート本番まで、本当に長い間、リハーサルに付き合ってくれて、時には「もうお母さんのLIVEのおつきあいはイヤだ!」と駄々をこねて泣いたこともありました。でも、不思議と、この子がこれで音楽を嫌いになるかも…という危惧はありません。

親子音楽ライフ、これからも課題いっぱい、どんなふうに進展していくのやら、全く予想もつかないけれど、楽しみです♪

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Takが不調(T_T)

2005-11-29 | 親子 ART LIFE
Takが風邪でお熱なのです(T_T)

先週後半あたりから、ずっと私のLIVE活動に振り回されているTak。
昨日のリハも4時間、ずっとスタジオでブロックで遊んだり、たまにはドラムやパーカッションを叩いて遊んだりして、ずっといい子でいてくれました。
彼は、自分のかーちゃんは、こーゆうことをやる人なんだと、違和感なく受け入れていることと思います。
私もそうだった。両親はダンスの先生で、幼稚園の頃、コンペのデモンストレーションなどには連れ回されていたもんなー。振袖を着て、両親に花束を持っていく役とかやらされてたっけなー。

で、Takは、ヤマハ音楽教室に通い、自分も音楽の世界に足を踏み入れ、一応、「練習」もしてるし、母とアンサンブルとかも遊びでやってます。

ところで今回のクリスマスコンサートには、Takの父親が離婚以来初めてベーシストとして参加します。元ダンとは、家族としてどうしてもやっていけなかった。でも、音楽仲間としては別です。そんなことを、全く当たり前のように受け入れてくれるメンバー。彼とは二度と家族として生活することはないけれど、私にとっては、できればずっと音楽仲間でいたい人なのであります。
まっ、逆にいえば、私は、音楽活動とプライベートを混同しているところに非があったんだよ(^_^;) 音楽は音楽で昇華する、コレに関してはやっと悟りを開きましたから(^_^;)(^_^;)

でっ、Takは父親と、ある1曲の効果音3発をやるという約束をしたようです。オモチャと引き換えに(-_-;)
つまり、効果音3パツといえどフラミンゴのメンバーとして、曲に参加するというワケです。父親は、息子を自分と同じステージに立たせたいという思いが強いようですが、私はちょっと違います。Takさえその気なら、ちゃんと3発、いい音を出す練習させて、参加させてもいいと思ってます。が、Takにとって、たったの3パツがものすごいプレッシャーらしい…
「もし、ぼくがお熱が出たらどうするの?」
やるんなら熱が出てもやらなきゃいけないと言いました。熱が出ないように体調管理も大事とも。どうしても熱でダメだったら?というので、じゃあ、ステージにお布団敷いてあげるから、寝てて、そこだけ起きてやりなと言ったら、ものすごくリアリティーあったようで、ビビってました(^_^;)
「恥ずかしい」
「失敗するかもしれない」
などなど。
「フラミンゴ」のステージに参加することは、とてつもないことなんだと、彼はわかっているのです。よしよし。そんな子供が気軽にできるもんじゃないんだって、心得てるんだな。とりあえずこの件は保留です(#^_^#)

でっ、Takの不調ですが、本日2日め。
昨日は朝お腹がいたいといって、2度ほど吐き、病院にいって薬を飲んだあとは落ち着いています。夜になって熱。今朝は平熱で咳のみ。
どうやら嘔吐下痢症の症状ではないようです。
明日は保育園にいけるかな…
これから広報活動にまたTakを連れ回さなくてはいけません(T_T)

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「りすのこもりうた」

2005-10-11 | 親子 ART LIFE
Takが「マジランプ」とかいうコンビニのオモチャを欲しがるので、「りすのこもりうた」が両手で弾けたら買ってあげると約束しました。
ヤマハで今やっている曲です。初めて弾く両手の曲。
ところが、先日Takは、オモチャを、とある人とお買い物にいったときにおねだりして、買って貰っていたのです。よほど欲しかったのだとは思うが…母は叱りました。そして、弾けるようになるまで、オモチャは預かって貰いなさいといって、買ってくれた人に自分で預けさせました。
それからTakの猛練習。その日の夜は、3回片手で弾いて眠くてダウンしてしまいましたが、翌朝、起きると自分からピアノに向かって、ひとりで練習が始まりました。
5歳の子供なので、当然「部分練習」などという手法を知りません。
何度も何度も、最初から繰り返して弾いています。
「おかあさんは聞かないで!あっちいってて!」
だそうで、暫く放っておきましたが、1回終わるとあまりにも次に弾くまでの間が長いので、何をしているのかとおもってそーっと覗いてみたら、鍵盤にうつ伏せになって、落ち込んで?います。気を取り直して、また弾いて、また間違えて落ち込んで…
だんだんイライラしてきたらしく、「もうやだ!」と叫びながらも、放棄しようとはせず…そのうち泣きべそになってきました。
「Takくんが100回練習してもできないのを、お母さんはピアノの先生だから、お手伝いしてあげたら10回で弾けるよ。」
Takは暫く迷ったけれど、お手伝いしてもらうことに決めました。
アドバイスは「ゆっくり弾く」ことと、「両手の次に弾く指を鍵盤に用意できたことを確認してから弾く」です(#^_^#)
当たり前なんだけどね。これが、だんだん弾けなくてパニクってくるとできないんだよね~~。
これで、あっという間にできたけど、1日で、止まらずすらすら等速で弾くことは無理。ピアノを両手で弾くことはそんなに簡単じゃないんだよと言い聞かせましたが、どうしても弾けなくて悔しいらしく、最後は大泣きです。大声で泣きながら弾くのです。「深呼吸して泣き止まないと、間違えないで弾けないよ」と、こちらも一生懸命になってしまいます。
マジランプが早く欲しかったからなんだけどね(^_^;)
でも、Takの根性はなかなか大したもんだと思いました。
「できる」とみなす目標設定が高い。ふつー、子供は、止まっても間違えなければ「弾けた」ってことになるのです。間違えても弾き直せば「弾けた」ってことになる子供も多いです。
1時間以上頑張りました。(といっても、殆どうつ伏している時間)親としては、これに毎日は付き合えないよ。
毎回オモチャでつるわけにもいかないし…(-_-;)
マジランプはゲットしましたが、練習しなければ取り上げるといってあります。
こんなんでも、まっ、やればいいか。
太鼓が終わったので、次はいよいよ鍵盤奏に気合いをいれなくては。
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日本太鼓の練習見学

2005-07-20 | 親子 ART LIFE
今日は午前中オフなので、Takの保育園の太鼓の見学にいってきました。
たった今帰ってきたところ。
興奮さめやらず、書いている次第です。
講師の先生(女性)がいらしての、1時間半に及ぶ猛練習でした。
あーーーすごかった。
先生は年長児40数名をひとりで集中させ、高らかな声で厳しく指導されていました。
私は幼児の集中力や、伸びようとする力を全く軽く考えていたと思います。
「過保護」だったと思います。
最近、習い事における「厳しさ」というのが自分の中でテーマであっただけに、今日の御指導はほんとにお勉強になりました。
まず「姿勢」。
よくよく考えてみ…なくても、太鼓って、殆ど「姿勢」で決まるんだ。
子供達には、やはり、「取り組む」気持ちのものすごくある子と、あまり興味のない子がいるようでした。これはまあ仕方がないかな。それでも、全員、「太鼓をたたくこと」は好きなようです。そんな中で、やる気満々の子は、やはり、姿勢にやる気が漲っていました。
構えがすごく美しいのです。
できていない子供を名指しで注意する先生。
「あなたひとりができていないせいで、みんなの和が乱れる。みんなが下手に見える。」
年長児は、この注意を受け止めるだけの心が育ってているってことだな。
「できていない」っていうのは、「やってない」ってことで、やればできるってこと。手をまっすぐに伸ばして、バチの先を見る。立て膝で止まって待つ。…などの「姿勢」です。全部が「姿勢」だったなあ。
そんな中、先生の厳しい指導によって、生徒たちの緊張感は高まって、だんだん良くなっていくのがわかります。
こんな厳しい先生に「上手になってきた!」とホメられると、「よっしゃ!」とガッツポーズでもしたくなり、さらに気持ちが奮い立つってもんだろうな。
集中力のあまり続かない子供も、先生や、それよりもきっと周りのお友達に引っ張られて、これからそれぞれに伸びていくのではないかと思います。

「良い指導」「指導者のあるべき姿」などなど、ホントに考えさせられることの多い今日この頃。

でっ、我が子ですが…
ヤマハではさっぱり落ち着きなく先生を困らせているTakが、全く別人のようでした。こんなに長時間集中し続けるとは…
私がいたら気が散って集中できないのでは…なんていう心配をよそに、彼は周囲を滅却して全身耳にして先生の指示を聞いてたな~。
もう、彼を凡人凡人というのはやめよう。
子供の魂に失礼な気がしてきたわ(^_^;)
いや、右と左を間違えたり、順序を忘れて混乱したり、もちろんまだまだ未熟でやれやれ…って感じではあるのですが。
やる気だけは、メッチャ漲りまくっていました。

親の目でなく、教師としての目で見て、彼は必ず伸びると思います


※画像は先週の保育園の納涼会。本日の記事とは何の関係もありませんです
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師弟愛

2005-07-09 | 親子 ART LIFE
金曜日に、Takの担任のS先生との個人面談がありました。
話題の大半はTakの太鼓のことでした(#^_^#)
以前から、Takには突出したものがない、凡人で素直なだけが取り柄…としつこく書いておりますが、このところ、彼の太鼓に対する情熱にはただならぬものがあるというような話が中心でした。
彼は全身を耳にして、先生の話をきいて、真剣に上手になろうとしています。
好きなこと、打ち込めることを見つけた子供ってすごい。

太鼓には「桶胴太鼓」「平太鼓」「締太鼓」…など、いろんな種類があるようなのですが、私はさっぱりわかりません。
ある日、Takが「ぼく、しめだいこがやってみたい」と言いだしました。
「えっ( ̄_ ̄|||)それなに?」
「かいちゃんがやってるやつ」
ああ、あれか。
締太鼓というのは、メトロノームのように、全体のテンポキープをする、アンサンブルの要となるような役割の小さな太鼓。意外でした。
相当リズム感が必要。
等速感が身についてないとツライものがあるぞ。
Takは凡人
「えーっ、Takくん、あれがやりたいの? どうして? 大きな桶太鼓のほうがかっこいいんじゃないの?」
だって、かっこよさが目立つのはやっぱり大きな太鼓だもんね(^_^;)
でもTakは、大きい太鼓は小さな自分の身体ではうまく打てないと思っているらしい。そして、小さな締太鼓の音が好きなのだそうだ。
もっともな理由に「なるほどぉ~」と感心しました。

「じゃあこんど、先生にやりたいって言ってみてごらん」

先生はTakの希望を聞いて下さり、次の曲ではやらせてみようということになったようです。
しかし、案の定、最初は他のおともだちの太鼓に気をとられて、自分のリズムキープに集中できなかったらしい。
「Takくん、みんなの方を見ないで、先生のお顔をみて!!」
かなり厳しいお稽古だったようです。
そして、終わったあと、先生が
「どうだった?Takくん、締太鼓、やってみる?」
というと、緊張の解けたTakは「やるぅ~~!」といって先生に抱きついたそうです。

先生のこのお話に、私はふっかぁ~く感銘を受けました。
私は、「先生」という人に抱きついたことはないし、生徒に抱きつかれたこともあまりありません。
師弟関係って、その根底には「愛」があって、その上に「信頼」があって、その上に「尊敬」があって、その上に「技」…というピラミッド。
S先生とTakの関係って、お互い意識するしないに関係なく、こんな理想的な関係じゃん。

凡人のTakですが、締太鼓に関しては、S先生のもとで彼は必ず「やる」と思います。
継続は力、努力は才能…を地でいってほしい。
彼の名前は「匠」(=アーティスト)
地味ですが、地道な努力で技芸を磨く人になってほしい。
…そんな想いをこめてつけた名前。
ちなみに私は地味で地道な努力は超苦手…(-_-;)
私にできなかったことをアンタがやってね!ってなもんよ、ひっで~~
しかし、Takはケナゲにそれを今、やっております。

それを見ながら、私は自分の音楽講師としてのありかたをかなり真面目に考えなおしたりしているワケです。
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親子音楽ディナー

2005-06-29 | 親子 ART LIFE
いや~~このところ、長文が続いたので、今日はかるぅくいきます。

最近夕飯のとき、Takとの会話がかなり弾む日々が続いています。
話題は、「和太鼓」。
保育園で「押立祭り太鼓」という曲を習っているのですが、
それを毎日「平桶(ひらおけ)どこどん かっかっかっかっ…」とか
得意げに教えてくれるので、
「いいじゃん、ウマイじゃん。太鼓もみんなの音を聴いて、心を合わせてやるんだよ。」
…と、ちょっと先生ぶったりなんかすると、
「そう。心をひとつにして演奏するんだよ。」
「目と、耳と、心で聞くの。」(身ぶり付き)
ひぇ~~~恐れ入りました。すんごい真剣に師匠の言うこと聞いてるんだな。

しかし私も一応ミュージシャンなので、Takがやってるそれはおかしい!
ってのがわかります。「それは、こうだよ。やってごらん。」といって、
間違いを指摘して、直させようとすると、ふてくされるかな…と思いきや…
納得して1からゆっくり、言われたとおり真剣にやるじゃーないですか。
これは実は大きな間違いだったので、きちんと直るのに3日かかりました。
3日間、ほんの少~しずつ、自主的に練習したTak。
ついでにフォームも「肘を伸ばしてー!」って言うと、練習するする!
習う姿勢、合格、花マルじゃん。いいぞいいぞ。

でもこれ、夕飯の途中でやってるんですけど( ̄_ ̄|||)
膝や椅子の肘掛けを叩いたり、手を振り上げたり…
お行儀悪いのはわかっとります。
でも、賑やかですっごく楽しい(#^_^#) 4、5人分の賑やかさだぞ。
まっ、いいじゃん、家の中で2人きりなんだし

やっぱ、共通の話題っていいもんだ。
ヤマハも毎日練習させなきゃな…
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講師の責任の範囲 2

2005-06-22 | 親子 ART LIFE
昨日の「講師の責任の範囲」の、まゆこちゃんのコメントを読んで、う~~~ん…と考え込みました。
家庭が基本。家庭での躾が基本!という前提の上で、
私は、「躾をしてから連れてこい」というのは、ちょっと違うかなと思うのです。
でもでも、まゆこちゃんのお友達への反論という訳じゃなく、自分の講師の立場と、そして、5歳児の親としての立場で、さらに考えてみました。

4~5歳児は、躾け途上。完成された子供はそうはいません。
しかし一方、4~5歳児は、人の言うことを理解できるし、人の気持ちを考えることもできる。だから、グループレッスンのルールづくりや、雰囲気づくりはやはり先生の責任だと思います。
みんなで気持ちを合わせてアンサンブルをすると気持ちいいということを伝えたり、わざとはみ出したり、勝手なことをしたり、揃わないと美しくない、気持ちよくない…ということを、先生自身のことばと気魄で力強く伝える。伝われば、生徒はついてくると思います。
「ほんとだ」「なるほど、そうだ」と納得したことは、子供は真剣に取り組むものです。ヤマハは躾けられた子供に、手法だけを教えるのではないはず。グループレッスンだからこそ「アンサンブルの心」を育てることができる。
親も、音楽に関してはシロウト。「アンサンブルは心を合わせる」これをレッスンの中でしっかりと親に伝えるのも、父兄同伴のレッスンであれば、先生の責任だと思います。やれやれ、そこまでか…。しかし私が幼児科講師だったら、この「父兄同伴」の利点は最大限に生かしたいがなあ。習い事に関して、勘違い、そこまでいかなくとも、先生に全てお任せします…というと聞こえはいいけど、「無関心」な親に喝を入れるチャンスが毎週あるってことだもんね
ピアノ個人レッスンはなかなかそうはいきませんから。

具体的になりますが、Takのクラスは、先生の周りに集まって並ぶのにひっじょぉぉ~に時間がかかるのです。テンションの低い子、クールな子が多いようです。
◯◯くんはこっち。◯◯ちゃんはここ…とやってるうちに、最初に並んだ子供が退屈してごそごそ動きはじめる…といった具合。
こういう場合、どうしたらよいでしょうか。
何故早く集まってきれいに並んで姿勢よくまっすぐ立たなくてはいけないか…の理由を説明して、子供が「なるほどぉ~」と納得したところで、2、3度「「よぉ~い、どん!」で並ぶ練習させればいいと思います。
うまくできたら、お母さんに思いきり拍手してもらうとさらにいいかも。
いずれにしても、子供は納得すればきちんと並べると思います。

そういえば、去年ちょっとだけ「お受験予備校」でアシスタントをしてた時、生徒が「背筋ををのばして」といっても、なかなか持続しないので、こんなやりとりをしたことがあります。
「どうして背筋を伸ばして、姿勢よくしなきゃいけないと思う?」
「きれいな人に見られるから」
う~ん。さすが、お受験仕様に訓練されてますなー。
「じゃあ、誰も見ていないところだとどうかな?」
「……。」
「背中をぴっと伸ばして姿勢よくすると、心もまっすぐ伸びていくのよ」
これは効きました。ナットク度100%
子供は、きれいな人に見られるより、自分の心が伸びていくほうに興味があるんだな。うんうん、スバラシイ。

こういうのって、自分のレッスンや、親としてのTakとのかかわり方にとっても参考になります♪
声のかけかたひとつで、子供の集中力はぐぐーんと高まるものなのね。保育士さん達はこのあたりが絶妙です。
週末は保育参観。毎回感動の保育参観です。楽しみ~♪

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講師の責任の範囲

2005-06-21 | 親子 ART LIFE
土曜日のTakのヤマハレッスン…
一応順調のように見受けられるんだけども、少しずつ、疑問点なども出てきました。

ヤマハ幼児科では、父兄の同伴を原則としていますが、なぜなのでしょうか??
私は「レッスンの様子を親にも見てもらい、家庭で一緒に楽しむことができるように」ということだと思っていました。
レッスン中には、子供に口出しはしないぞ、、と思っていましたが、どうも、なんだか、先生は「お母さん、フォローお願いします」と声には出さないけれど、そう言っているように感じるのです。
グループレッスンでは、集中力のない子、テンションの低い子、逆に高すぎる子(我が子(-_-;))などなどいろいろいるのが当たり前。それを全部まとめて、適切な言葉で指示を与えるのは、これは講師の力量といってもいいのではと思うのですが、いかがでしょうか?

タンブリンなどの楽器を手に持てば、鳴らしてみたくなるのが当たり前。
「鳴らさないでね」といっても、みんながみんな、おりこうさんで言うことを聞くワケありません。これは、子供の躾ができていない親の責任でしょうか? 私は違うと思います。

私がヤマハ新講師の頃、ある幼稚園の主任の先生のクラス(年中児)の保育を見学させていただいたことがあります。
その中で、鈴を使ってリズム遊びをするという時間がありました。
鈴は、子供に身近な楽器のなかでは、タンブリンと同様に音が出やすく、うるさく鳴らして収拾がつかなくなるもの。
「鈴さんはね、今、みんなのロッカーの中でお昼寝してるのよ。起こさないように、そーっとお席に持っていってあげましょう。」
先生のこの一言で、自分の席まで持って来る途中、鈴を叩いて音を出した生徒はひとりもいませんでした。

また、Takの保育園の嘱託のリトミックの先生は、幼児40人をたった一人で、30~40分、集中させ続けます。次から次へと目先をかえて、生徒を飽きさせず、子供に他事を考える隙を与えません。先生自身のパワーや、すごいテンションが必要だと思います。

このお二人は、ベテランを通り越して、達人…を通り越して、私が永遠に師と仰ぐ方々であります。フツーの月謝を払って、ソレを求めるのは無理、、、だわ。
グループレッスンの中で父兄にフォローを求めるなら、私は、一応プロだし、なんとかするわ。御家庭においてもね。だけど、ふつーのお母さんはどうするのよ。

ヤマハ講師は、保育園の先生とは違いますから、躾け面、生活面にまで責任を持つ必要はないとは思うのですが、私はこの辺りで、わりと最近まで結構悩んでいたものです。
「挨拶をしない」「レッスン中、がまんできず不機嫌になって、鍵盤にあたりちらす」こんな子供がたまにいます。しかし、躾も、自分の担当するレッスンの時間内のことは、自分の範疇。これが私の結論です。
私は、どんな生徒でも、「長く続ける」ということが最優先だと考えていますので、叱るときには細心の注意が必要だと思っています。親御さんとの連携も必要。けれど、昨今、親自体がかなり無関心なんだよな~~ 月謝も言わなきゃくれないし(-_-;) 「前払いですか?」と言われたことも…(-_-;)

私は、習い事=「芸事」師弟関係ってのを体験して、ぜひとも厳しさの中での楽しさや達成感を味わってほしいと思いますが、そんな親は少数派でしょう。とにかく、楽しく、いつのまにか身につく…コレだよ!ってのがまじょりてぃ~~。キッズ英語などにも象徴されてます。
まあ、「師弟関係」だの言ってるのに、ヤマハなんて、全然お門違いですわ。わかってます。私も、ここで気付いたのであります。「習う」とは「師弟関係」。
私はTakに関しては「厳しい先生」を望んでいるんだ。しかし、私自身は厳しい先生じゃないじゃん。私、もっともっと厳しい先生になってもいいかも…
もっと絶大なパワーで生徒をひっぱっていけるようになるってのが理想かも。

厳しくてあったかい先生。コレだよ。まだまだ道は遠く続く。Takも、私も。

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順調なレッスン!?

2005-06-11 | 親子 ART LIFE
今日はTakのヤマハ5回めレッスン。毎回冷や汗ものですが、今回も、いろいろやってくれました~( ̄_ ̄;)( ̄_ ̄|||)
グループレッスンの様子を見ていると、保育園でもこんなかな…などと、先生とお友達同士…という中での、普段は見られないTakを垣間見ることができます。

◆落ち着きがない!!レッスンの妨げになっている
◆楽しんでるには違いない

レッスンの流れは、☆ピアノの周りに集まって、CDに合わせて手足を動かす。ドレミの音名暗唱など。★席に戻って、鍵盤のドを確認したり、ドや黒鍵をCDに合わせて調子よく弾く。母親と手を叩いたりして遊ぶなど。
…というのを繰り返していくのです。少しずつ新しい内容が加わっています。
Takは、先生の呼び掛けにいちいち言葉を返す。 横道にそれる。
「墜落しないように」というとわざと墜落したり、「手拍子3回でストップ!」というと、わざと4回叩いたりして楽しんでいるのです( ̄_ ̄|||)

そして、本日の極め付けは、「アイアイ」のかけあいを親子でやるというという時。子供たちは先生の周りに集まって、先生のほうを向いて「アイアイ」を歌います。後ろからお母さんのかけあいが聞こえてくる… このとき、我が子は後ろにいる母親を振り返らずにいられるワケがありません。
「おらのか~ちゃんの声がきこえねぇ~~!」(爆笑)
とほほほ… なんでこんな子供なんだ、誰に似たんだ…
少なくとも私じゃないわよ。しかし、Takの父親ってこんな性格だったとも思えないし…ブツブツ。
先週は、レッスン中に「おしっこ!」と言い出して、他のみんなも次々に「僕も」と言い出して、トイレ中断してしまったのでした( ̄_ ̄|||)
これは私も反省し、以後、絶対にトイレを済ませてからレッスン室に入ろうと決心しました。
今日もレッスンが終わったあと、「Takくん、音楽っていうのはね、みんなと一緒に揃って歌ったり、リズムを打ったりするのが楽しいもの。みんなからはみ出すと、せっかくのアンサンブルがきれいじゃなくなる」ってことを、くどくど言い聞かせました。
納得はしている様子。
今後、どんな展開になっていくのだろう~~~!?!?

このあと、親子で回転寿司にいき、その後、いつもの公園で水遊びをしました。紫陽花がとってもきれいで、Takは自ら進んで被写体になって、ポーズをとってくれました。
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ヤマハ幼児科のコンセプト

2005-05-28 | 親子 ART LIFE
今日はTakの2度めのヤマハレッスン。
ヤマハのコンセプトは、「聞いたものをうたい、うたったものを弾く」。
逆にいえば、この曲が弾けるということは、この曲を聞き取れて、ドレミで歌えるってことです。
ピアノ個人レッスンでは、「聞いて弾く」のではなく、「楽譜を読んで弾く」です。
ヤマハでは、すべての聞いた音をドレミに変換できて、それを弾けるようになる…というのが、4、5歳児の適期教育というワケです。
メロディーだけでなく、今後、コード(和音)も聞き取って、「ドミソ」「ドファラ」と歌えるようになる予定。(最近はどうなってるのかわからないけど)
こうやっていくうちに、メロディーにあったコードをつけることも自然にできるようになっていく…
4、5歳児というのは、耳の発達が著しい時期なので、ここで、そういう訓練をすると、定着も速いし、確実ということなのです。

この手法でいけば、Takは近々、ピ~ンポ~ン…が鳴ったら「み~ど~~」と聞こえるようになるというワケです。だからどーってことはないわ(^_^;)でも、いろんな音楽をドレミに変換できることって、とっても素敵だと私は思います。自分が心に浮かんだメロディーも、ドレミに変換しなくては、いちいち音を探すのでは、作曲も大変だし… 
Takと一緒に音楽LIFEを送る上で、ぜひともTakには、変換機能を身に付けてほしい~~…と、これは親の希望なんですが、今のところ、本人やる気あり!

今日は「ドドド!」と、音楽に合わせて弾くっていうのがメインテーマでした。

…ってことで、タイムリミット。

これから1週間、実家に帰省します。夜行高速バスに乗って。
実家は、全くPC環境ではないので、暫くお別れです。
1週間後にお会いしましょう。
おみやげ、いっぱい持って帰ってきますね♪

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芸事、習い事

2005-05-23 | 親子 ART LIFE
私は、以前にも書いたと思うけど、Takに音楽の素養があるとはあまり思えません。少なくとも、私がTakの歳には、「音楽に突出した子供」でした。エラそうに書いてますが、とりあえず事実ですので、悪しからず。その後の道を踏み過ったからかどうなんだか、さっぱり「収入」にはむすびついていませんが…
Takの保育園の身近なお友達は、それぞれ、わりと「突出」したところを現し始めているようです。「計算」「九九」「漢字」「英語の発音」「お絵描き」…これは才能なのか、興味なのか?? 親としては、「おっ、わが子は、コレが得意らしい、将来はもしや…」と妄想を膨らませ、子供の得意分野を延ばしてやりたくて、レールを敷いてあげようとするものです。

…しかし、わが子Takは、さっぱり「突出」したものなんかありません。どうやら特別に頭のいい子供じゃなさそう。
「得意なことはなんですか?」と聞かれたら、なんて答えよう。
…ホントになんにもないじゃん。30秒考え込みましたが。
苦手なものならいっぱいあるよ~
でもまっ、私から見て、Takはめちゃくちゃ素直な子供です。これだけが取り柄。
素直だからといって、親や先生の言うことを何でもハイといって、素直に聞くわけでは決してありません。
「ぐーで3回やろうね」といわれると、ぱーやちょきで、2回、1回…もやってみる、「墜落しないように!」と言われると、わざと墜落させてみる。

さて、先日土曜日はTakの2回めのヤマハのレッスンでした。
↑のような状況で、全くハラハラ、イライラしてしまうことだらけなのですが、本人は一応、楽しいらしい… 配布が遅れていた教材のDVDをいただいてきましたが、これがかなり気に入りました。
大好きなところを、何度も自分で繰り返し見ています。
教材にDVDが導入されたのは、すごいことだなあ。私の時代には、レッスンで毎回説明していたことを、家庭で、視覚的に、即座に理解できるのです。
鍵盤の黒鍵、白鍵 → 黒鍵の、3のかたまり、2のかたまり → 2のかたまりの左がド
このプロセスを、家庭でDVDで学習できるので、レッスンでは何の問題もなく殆ど省略。
私の時代には年間44レッスンだったのに、今や40レッスン…なんか損じゃん!と思っていましたが、4回分は、DVDによる自宅学習で十分補えるってワケなのかも。
Takにとっては、「本人参加型DVD」ってことで、とっても楽しいらしい。

しかし…芸事ですので、「楽しい」ばかりじゃダメです。
いったい、これからどんな展開になっていくことでしょうか…
Takのヤマハ音楽教室は、「親子音楽LIFE」というカテゴリーにまとめることにしました。
ヤマハとは全く関係ない人々にも意味がわかるように、レッスンや、家庭での練習について、書いていこうと思います。
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