WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

美術館体験

2007-06-02 | 親子 ART LIFE
まりさんにお誘いいただき、お友達グループで、高松市美術館の「ルネ・ラリック展」にいきました。ここは、私の職場の目と鼻の先なのに、今まで一度も行ったことがありませんでした。
(公衆電話をかけにいったことが1度だけ(^_^;) )
ルネ・ラリック…実は、千石原にラリック美術館があるってことぐらいしか知らなかったのですが、アールヌーヴォー~アールデコの時代の、ジュエリー、ガラス工芸品、建築装飾などのデザイナー。

さっぱり予備知識のない状態での鑑賞となりましたが、作品をみて、パネルを読んでいくうちに、時代背景が浮かび上がってきて、同じ時代を生きた音楽や絵画の巨匠たちがお互いに影響を与え、触発されあっていたことなどに思いを馳せて、かなり楽しむことができました。
中でも、1925年にパリで開催された「アール・デコ博覧会」の様子が写真などで紹介されていて、とても興味深いものでした。
Takも連れていったのですが、彼はルネ・ラリック展より、美術館の随所に常設されている現代彫刻のほうが面白かった様子。
「どれが好き?」「何に見える?」
…などといいながら、結構一緒に楽しめる。

Takは、年末の上京の折にも、父親に「ダリ回顧展」に連れていってもらっている。

1日遊んで疲れて、おんぶされて半分は寝てたらしいけど、お土産に持って帰ってきたダリの画集は、Takのお気に入りなのです。
私も、小学2年生の頃、学校から「パウル・クレー展」に行ったときのことは、とても印象に残っているのです。
オトナなのに、こんな子供みたいな絵を描くのがいいのか… でも、色や、デザインがとってもおもしろくて、好きになって、もう一度見たくて、2度行った覚えがあります。
私が最初に覚えた画家の名前だったかも。
てことは、Takの場合は「ダリ」だな(^_^;)

いつか「箱根彫刻の森」や「美ヶ原高原美術館」なんかにいったら、きっと楽しいだろうな~~。
うん。行こう! 高知四万十の次は、美ヶ原だな。


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7 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
美術館 (えみりん)
2007-06-04 08:21:53
えみりんの知ってる美術館って『タオル美術館』ぐらいかなぁ(笑)
ここは何度でもいけますが
美術館っていうと苦手意識があります。
絵心がないのは、興味が半減するんですねぇ
娘たちも短大時代に、授業の一貫で訪問しておりました。
宝塚もそうです。

美を意識するというのは、大事なことなんですねぇ
えみりんもいってみようかなぁ?
愛クンがわかるようになるといっちゃいますねぇ

Takくんの画像が面白くて、いいわぁ
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Unknown ()
2007-06-04 22:23:17
ダリがお気に入りとは・・・!
やはりTakくんは、タダものではないですね!
実は私もダリが好き。
彼の発想のスゴさと計算された緻密な絵が好きなのです(^ ^)
妙に印象に残っている絵って、ありますよね。
私の場合、それはキリコでした。
「街角の神秘と憂鬱」→http://www.el-saito.co.jp/cgi-bin/el_cafe/cafe.cgi?no=12
この絵を初めて見た時、
「なんじゃこりゃー!!」と思って、以来頭から離れません。
マグリットの絵もインパクト強いよ~!
http://artofposter.com/myweb1_035.htm
ぜひ、Takくんの感想が聞いてみたい!
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恥ずかしながら (おゆき)
2007-06-06 06:45:13
箱根の森・・はジジババと観光で行った気がしますが
(旦那の両親だったから緊張して何も覚えてない・・)
ゆっくりと美術館で絵画を見た記憶がありません。。
ショッピングセンターに良く販売に来る
ディズニーの世界やラッセンとかならあるけど(・・;)
自分の好き嫌いは抜きにして
子供がどう感じるか・・・みせてやらねば始まりませんね・・・
美術館・・考えておこうっと。
いつもいつも色んな刺激をありがとう。
返信する
箱根彫刻の森美術館 (まゆこ)
2007-06-06 10:32:04
箱根彫刻の森美術館には、つい一ヶ月前に行ってきました!
よかったですよ~
とっても天気のいい日だったんですが、青空の下散歩をするように歩いていくと、面白い彫刻や、フシギな彫刻や、よくわからない彫刻に出会いました。
見上げるような大きな彫刻が日の光に輝いていて、或いは、彫刻についているプロペラが風に吹かれて回っていたりして、外の空気の中に彫刻が自然に溶け込んでいるのがよかったです。
一つ一つの彫刻はすばらしい芸術品なのですが、それらを外のスペースに展示した発想が、この美術館自体を一つの作品にしていると思いました。

なんで箱根彫刻の森美術館に行ったのかって言うと。。
ここには小さい時に連れて行ってもらっているのです。
その印象が強く残っていて、いつかもう一度行こうと思ってました♪
Takくんはダリに行ったのですね。
Takくん、いい出会いができてよかったですね
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美術館、好き! (ikehirochan2)
2007-06-07 09:37:16
絵を見るのも好きなんだけど、美術館の雰囲気が好きなのです。
特に『○○展』などというのでなく、常設で人もまばらなしんとした、見てる人までもが静止して絵になってしまいそうなあの静謐な雰囲気が何とも心地よいのです。
だから有名な画家でなくても、自分の好きな絵に出合うと嬉しくなってしまって、いつまでもその絵の前で留まっていたくなります。

箱根彫刻の森美術館には、茅ケ崎にいた頃行ったことありますよ。 広い敷地内に彫刻がそこここに点在していて、彫刻がどうのこうのより、その辺一帯の風景が気持ち良かったなぁ。
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Unknown (TAKAMI)
2007-06-07 09:43:27
♪えみりんさん
私も「絵心」はありません(^_^;)
美術館体験は、やはり、学校から行ったものがとても印象に残っていて、
高校時代の院展や、倉敷の大原美術館など、校外学習や、遠足で行って、
かなり触発されました。
高校時代、芸術専門コースだったので、美術専攻の人たちと一緒に2年間を過ごしたのは、かなりいい刺激になりました。
大学時代は、ムンクやゴッホなどの回顧展にいきましたが、やはり、巨匠の絵画の実物は素人の私が見ても凄かったです。
「わかる」「わからない」というより、まず好きなものを見るところから入ればいいんじゃないかなーと思います。
大原美術館、お勧めですよぉ~~♪
えみりんさんは、きっと、婦人像のなにげない顔の表情が微妙に語りかけてくるようなのとか、着ている服の質感とかが手に取るように伝わってくる…みたいなのがお気に召すのではないかと思います(*^_^*)

♪凛ちゃん
アハハハ(^_^;)
Takの場合は、「時計がぐにゃっと曲がってておもしろい」とか、そんなのよ。
導入はそれでいいんじゃないかなー。
初めての「絵画」との出会いが「ダリ」ってのが、かなり特殊だと思うのよね(^_^;)
http://www.salvador-dali.org/
↑ダリのサイトはこちら。
私は、スペインで、バルセロナ郊外フィゲラスの、ダリの美術館にいきました。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nozomi/tabisaki/dali/figueres.htm
おもしろかったよ~~!!
私が好きなのはクリムトなんだけど、キリコやマグリットももちろん好き。
精神世界をそれぞれの技法で表現しているところが、なんだかめちゃくちゃ憧れ、尊敬しちゃうわ。私もちかづきた~い…みたいな、、(-_-;)ムリ
マグリットもキリコも、Takに見せて、また、報告いたします(*^_^*)

♪おゆき
いちど、騙されたと思って、巨匠の大回顧展なんかが来たとき、見せてあげるといいと思います。
ってか、おゆき自身にもゼヒお勧めです。
私、大昔(大学時代)、ムンクがきたときに、行ったんだけど、それはそれはすごい人で、しかも、あの方の絵はスゴすぎて、人もひしめく、絵もひしめいている、
もっと頭を冷やす空間をくれ~~!!っていいたくなるくらい、頭が沸騰したわ。
だってさ、普通ひとつの作品を見ただけでめっちゃインパクトありまくりで頭が沸騰するのに、「大回顧展」ともなれば、もぉ~、スゴすぎる絵が2~3m間隔でで次々に並んでるじゃないのよ。作品からのインスピレーション?を受ける回路をひとたび開いてしまったら、これでもか!と次々脳ミソをぐちゃぐちゃにかき回され、でかいハンマーで殴られ続けるって感じよ(@_@;)
もぉ~~頭がへとへとになります、、、
ディズニーやラッセンのオリジナルの絵画は見たことないけど、高知のアンパンマンミュージアムは、これもやっぱり、インパクトありました。
印刷物からは伝わってこないものがあるのよね。
子供が楽しめるように、いろいろ趣向を凝らしていたけれど、私としては、油彩の大きな原画がいちばん惹かれるものがあったなあ…

♪まゆこちゃん
彫刻の森、いったのね~♪
私も、たぶん、5回以上はいってます。
散歩しながらアートする??って感じがすごくいいよね(*^_^*)
2年前、Takと箱根にいく機会があったけど、そのときはスルーしてしまいました。
私は何度も行っているし、Takにとっても、まだイマイチかな~~と、、、
でも、Takも今なら、これは作品…っていう視点を持てるようになったので、きっと楽しめると思うのよね。
美ヶ原もいいですよ。
箱根はコンパクトでお散歩って感じだけど、美ヶ原は、広々としていて、ハイキング気分だよ。
こちらには1度しかいったことがないんだけど、その時は雲に包まれていて、霧の中を歩いていると、突然オブジェがどどーーん!と目の前に現れる…っていう感じだったの。それはそれでおもしろかったけど、いつか晴れ渡った美ヶ原高原のオブジェたちを鑑賞したいなあ。一緒にいけたらいいね!
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Unknown (TAKAMI)
2007-06-07 17:27:15
♪ikehirochan2さん
わかります、わかります。
美術館の雰囲気ね。
全くおっしゃるとおり、人もばらな常設展の雰囲気。
あれでこそ、美術館を満喫できるんですよね。
おゆきちゃんへのレスにも書きましたけど、
「大回顧展」は、よほどの体力と覚悟が必要です!
それでもやっぱり刺激を求めていきたい…という青春の日々もあったなあ、、、
それに比べて、常設展などは、自分のペースでまわって、好きな絵の前で立ち止まって、近づいたり遠ざかったり、疲れたらソファーで休んだりしながら、1日楽しめますよね♪
そういう意味では、倉敷の大原美術館が大好きで、高校~大学時代、何度も訪れました。
旅行先で訪れる、あまりよく知らない美術館なんかも、結構いいですよね。
あと、ヨーロッパに行ったときには、行く先々で美術館を巡りましたが、やっぱりヨーロッパの芸術の歴史は凄い!
スケールも深さも全然違う~~
いつかまた、訪れたい…けど、、、無理だろな~~(^_^;)
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