WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

エロくて封印されていた「花はらはら」

2024-04-06 | アーティスト魂



「花はらはら」


あなたに抱かれて目を閉じて感じていると
はらはらと花びらが舞い降りてきた
いくつも幾千万の花びらたちが舞い降りてきた
よくみれば花びらはわたしのことばだった

ことばはうたになり うたは世界になって
はらはらはらはら 舞い降りてきた


世界を敷き詰めてあなたとわたし
ゆらゆらとたゆとう 時の波間に
いくつも幾千万の時の波間にたゆといながら
あなたの瞳の奥は無数のことばだった

ことばはうたになり うたは宇宙になって
きらきらきらきら 輝いていた


宇宙を閉じこめてあなたとわたし
いつまでもいつまでも
いだきあっていた







四半世紀以上前に作ったと思われます。
少なくとも息子が生まれるより前。
しかし作ったものの、こんなエロい歌は人前でよー歌わん…と、これまで一度も日の目をみたことがなかったこの曲。
それに、この曲は「宇宙を閉じ込めて」の前に、ホールトーンスケール(全音音階)のアドリヴの間奏を入れることになっているのでした。
それが私にとってはハードルが高すぎたというのもありました。

でも、私にとっては「ムーンライトワルツ」(これもエロい)と二部作のつもりなこの曲。
そろそろレパートリーも限界に近づいてるし、歌ってみようかなー…と思って、たぶん15年以上ぶりにクリアケースから譜面を出して、
ピアノの譜面台に広げて弾いてみました。
もちろん、あまりにも時間が経ってるので全然すらすら弾けない。
でも、すごく綺麗で、すごく丁寧に作ってあって、なんか感動した、新鮮だった、、、
自分の作品な感じがしない。
当時の私は、今の私とは別の人…な感じ。


これは次回LIVEで歌おう。じゃなきゃ曲がかわいそうだ。
もうこの曲は、ホールトーンスケールのアドリヴ以外はすでに完成していて、私を離れてちゃんとひとり立ちしているのでありました。
それなのに、「エロいからよー歌わん」なんて言ってる場合か私。
ホールトーンスケールのアドリヴが弾けないなら、書き込もう。きれいに、丁寧に。
初演だ。がんばって仕上げよう。当時の私と、この曲のために。


ところでみなさま、聖書には「雅歌」という、若い夫婦の官能的な恋を祝福し賛美する項目があるのです。
クリスチャンでない方は、知らないでしょうし、
クリスチャンでも、礼拝で「雅歌」の中からの箇所を牧師のメッセージ(説教)としてお聞きになった方はあまりいらっしゃらないのでは?
少なくとも私は一度もありません。
しかもこの恋人たち→夫婦は、一時お互いの間に暗雲がたちこめたけれど、神が創られた自然の中で愛し合ってふたりの絆を取り戻すのです。

https://www.youtube.com/watch?v=EP3nAYZ3Xmw&t=1641s
私の敬愛する中川健一牧師の「雅歌」についての講解メッセージです。



聖書にこのように官能的な恋人同士や夫婦の愛が祝福され賛美されている以上、私はもうなにもエロい歌も躊躇うことはございません。
さあ、ホールトーンスケールの間奏を作って、完成させて、練習しまくろう♬♬♬


さて。
「ダシアン」の季節となりました。
毎年この季節、ダシアンの画像だらけ。
今年もイキます。






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「歩く人」入門

2024-03-25 | 健康とダイエット



先日「歩く人 走る人」という記事を書いて以来、私も歩くことにしたのですが、なんだかんだいって三日坊主になっては…と思い、暫く事後報告は控えておりました。
その後、コロナに感染してしまい、さらには、肋骨骨折してしまいました。
原因不明。コロナがやっと陰性になった3日後ぐらいだったか、朝起きたら右わき腹が痛くて、こんなところが寝違えたのか!?と思ってたのだけど、
翌日になってもだんだん痛みが強くなるので、念のためにレッスン終了後整形外科を受診したら、肋骨3本骨折していると、、、

全く記憶にないのだ、、もしかして、ヨッパでどこかにぶつけた!?
でも、「いったぁ~~~!!」と思った記憶もないし、、、
骨粗鬆症なのか、、 とほほほ、、、

ってことで、リブバンドというコルセットのようなヤツで肋骨を固定し、あとはロキソニンで痛みを抑えるのみ。
最初は、もうベッドに横になる、起き上がる、寝返りをうつ、咳、くしゃみ、鼻水を啜る、体を捻る…が激痛で、涙が出る。
特に朝起きたときは、ロキソニンも切れてるし、ベッドから起き上がるのも激痛だし、口で息しても歯磨きしても咳出るし、
もぉ~~午前中だけで疲れ果ててしまうのでありました。
ちょうど息子が所用で帰省してて、一緒にセルフうどん店に行ったとき、
一味をかけた出汁にめっちゃ咽てしまって、激しく咳き込んでしまったのだ。
30秒ぐらいであったか、もぉ~~涙ぼろぼろで消耗しまくって、せっかくの美味しい出汁も残してしまったのは大変残念だった、、、


って、今日はこんなことが書きたかったのではないのです。
私の歩く生活その後。
整形外科の先生には、歩くことは痛みがなければOKと言われていました。
一方車の運転は、バックするとき、体を捻って後方を見るのが激痛なので、絶対ムリ!

これまで車や自転車でしか行ったことのなかった、少し離れたダイソーや、スーパー、市役所、市街地の商店街…と、だんだん範囲が広がって、
今では、車で行くなんて考えられなくなってきた。
以前は歩いて行くなんて考えられなかったところが、、、
冒頭の画像は、拙宅マンションから西側の画像。(市街地)
中央少し右のいちばん遠くに聳え立っているのが「シンボルタワー」。ここまでは歩いて行ける。
なのでここに見える範囲、全部歩いていける。


これは東側。屋島山麓まで、歩いていけそう。



パクチー1袋の量が多くて安い「三越」
ビーツを買いに「SANUKIS」
ナンプラーや、東南アジア系缶詰などは「業務スーパー」
その他特殊な唐辛子とか、いろいろ求めて歩く。
超絶節約生活中だし、買うのは必需品ほんの2,3品だし、歩きがてら…なんだけど、なんだか満ち足りるんだなあ、、


これは今日買ったパクチーとミディトマトだけど、歩いて買いにいくとなんか価値を感じる。古代人のようだなあ、、、



これは4日前のチョー寒くて身の危険を感じるほど風も強い日にゲットした「ビーツ」と「香川本鷹」


そして、季節の移り変わりを肌で感じるのも嬉しい。
今日は4日前と同じダウンのブルゾンを着てったけど、汗ばんだ。天気は曇り時々小雨だけど、もう春だ。


ついでに最近のおひとり様食生活も少々。



日常、殆ど唐辛子にまみれた食生活をしている私は、たま~~~にこのように病院食のような刺激物一切なしのランチが食べたくなります。
和むんだわ~~



暫く切らしていたパクチーを今日やっとゲットしたので、早速カオマンガイ作りました。
…が、しかし、キュウリを切らしていた。ヌカッタ!! しょうがないからトマト。
「カオマンガイ」とは、炊飯器に鶏モモ肉も軽く塩をして、生姜のスライス少々とともに入れて一緒に炊いたものに、
ナンプラー、 豆鼓醤、レモン果汁、砂糖、それに、生姜、ニンニク、唐辛子、パクチーを刻んだタレをかけたもの。
大変辛いのです。というか、辛く作りたいんだ私は。
だから、この痛いほどの辛さを緩和するためにキュウリは不可欠なのだ。
以前にもキュウリがないという不測の事態にリンゴで代用したことがあって、これも大変よかった。
今日はトマトで代用した。
トマトも、あまり酸味や甘味の強いヤツだと、タレの味を調整しなくては…ってとこだけど、
本日のカオマンガイトマト添えは、大変よかった!
うーん。今後キュウリに拘るのはやめよう。



でっ、
現在は、骨折の痛みもピーク時に比べたら5割減…程度になりました。
もう咳をしても涙はでません。
加齢とともに衰えていく身体だけど、それでもゆっくりでも治っていってるっていうのはすごく嬉しい。
日々、だんだん良くなっているのが実感できるのはほんとーに嬉しいです♪





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TAKAMIの歌にモデルはいるのか

2024-03-18 | アーティスト魂


先日、ものすごく久々にミュージシャン友達ミホコさんのLIVEにいきました。
ていうか、LIVEが久々で、ミホコさんのLIVEは初めて。

このところ、年末あたりからたて続けに不意の出費が続きまくり、家計が大きく赤字に転落しているので、
超絶節約生活をせねばならず、ライヴも自粛してました。さらにまだ自粛中。ごめんなさい。特にメンバーのみなさま。

ミホコさんは、ギター&ヴォーカルで、保育園に通う2人の子供さんのお母さんで、
仕事を続けながら子供を育てながら、ライヴ活動もされているところが嘗ての私とめっちゃ重なるところがあり、この日をとても楽しみにしていました。
以前は同じ職場だったので、お互いのCDを交換したこともありました。
彼女の歌は、「生きる」ことについての大きく暖かなな意思が感じられて、コアな部分をシシンプルに表現しているところがとっても素敵なのです。
他の出演者の方たちにもそれは共通していたように感じました。


一方、私は「恋のうた」だらけ。
なんで私、こんなに恋のうたばっかり作ってるんだ?
私にも「生きる」意思はあるよ。「生きる」こだわりあるよ。

だけど、それを歌詞で表現するということをあまりやってこなかったなあ。
今思いつくのは「樹のうた」くらいかな。
自分の生きたい生き様を、樹の成長になぞらえて歌ったもの。
「いつまでも歌っていたい、 愛が溢れ出して止まらない」
なんて一人称では絶対言えないよ。こっぱずかしい。主人公は🌳(君)
シャイですから私、、、



あとは、殆どが「あなたと私」の歌だな。
恋の歌はこっぱずかしくないのか!?
「あなた」は恋人だったり、友達だったり、飲み友、夫婦や、好きな人、秘密の恋のひと、たった今別れた人、1年前に別れた人、これから出会う人、亡くなった最愛の人、
‥などなど、相手のことを思う歌が殆どだなあ。
たぶん、きっとこれからもそうだろうなあ。
これについては、TAKAMIの歌は実話なのかとか、モデルがいるのか‥な方向に発展していきそうなので、本日はこのことについて語ってみようかと、、、。


私のうたに…モデルは、、わりとまあ、います。
このうたはこの人との出来事や、感じたことから始まった…ってのはあるんだな~~実は。
だから、私の中では、「この曲はこの人とのかかわりの中からできた歌」ってのはまあ結構あるのであります。

◇プラトニックな両想い
「私たちのカンケイはファミレスのパーキングから入口まで10メートル手を繋いで歩いた だだそれだけ」
ただそれだけ。
「え~~!!」っていうちょっとした事実からどんどん発展していったのだった。
最終的には、私は私ではなく、創作となって、うたう時にはこの歌の主人公になりきるのであります。

◇オリオン
「別々の場所で夢を叶えよう」
「僕は今は満天の星の輝く空の下」
この2人はもともとはフツーにお友達と私なのだけど、彼はネパールに赴任した。オリオン座のことなんか話したこともない。
これもまた創作が膨らんで恋人なストーリーとなった。

◇クラウン
「あなたの白いきれいな顔」
…な男子がいた。ただそれだけ。


ピエール=オーギュスト・ルノワール『 白衣のピエロ 』



まあ、1曲ずつ書いてると、際限ないのですが、殆どは、なんかそんな「きっかけ」があって、発展していくのです。
こーゆーの、歌にしたくなるんだよね~~~ん!!

だから、「モデル」とはいっても、それはきっかけに過ぎず、出来上がったときには、全くその人の歌ではなくなっていて、
私も、出来上がった歌の主人公になりきって歌う。
だから、全くこっぱずかしくないんだよ。

だから、ご本人に「コレはオレの歌だな」と思われることは一部除いて殆どありません。
殆ど…ということは、ちょっとだけはあります。結構具体的な描写があったりして。
♪「ご機嫌でお料理したり、突然不機嫌になって、真夜中に部屋を出てったり」などという事実。
でも、それも「うた」となってしまえば、モデルご本人様は、「自分のことをうたっている」などど悦に入ったりする余地はありませんのです。

これを「芸のコヤシ」というのだろうか?? うーん、どう思います??

ま~~私は、いろんなシーンをカットして、それを膨らませていろんな創作をしてきたと思う。
べったりそのまんなま歌というのは、1曲もない。


話は先日のLIVEに戻りますが。
また、別の男性ヴォーカルが、母親への感謝の思いを歌っていました。
うーん私もそろそろ母の歌を作ってみようか、、、と、聴きながら真面目に思った。
しかし、この方のような曲には絶対ならないぞ私は。
母と私は反りが合わないのだ。
彼の素直な感謝の歌を聴きながら、私だったら‥と色々溢れてきた。
そんな中で、まず歌いたいのは母の名言だ。私には、一生忘れられない母の名言というのがある。
そして、母とは感じ方も価値観も全く違う私は、この男性ヴォーカルの方のような「ひたすら感謝しかない」みたいな歌詞は絶対書けない。
きっと「あなたとはこんなに違う私だけど、違う道を歩いて行くけど、あなたの言葉はいつまでも忘れない」
みたいなのになるのかなあ。よくぞ彼の1曲を聴きつつ、その間にここまで自分の思いをまとめたもんだ!
…しかしこれは「ホンネ」の歌になる予定。かなりこっぱずかしい。
でも、今年米寿を迎える母への感謝をこめて、そろそろ作るべきな気がしてきた、、、




ミホコさんのステージは、CDやSYOさんのスタジオで遊んだ時のひたすら楽しかった時間とは違って、
彼女の存在感、確信感?のようなものが漲っていて、素敵だったなー。
ステージに立つってコレだよね。
私は躊躇いなくこんな確信漲るステージを作ってこれたかなあ‥‥

私は、次回LIVEのピアノは、自分で弾くことにしたのです。
もうそろそろ、私とピアノ、また繋がったらいいんじゃない?
SYOさんと出会う前の、東京フラミンゴ時代から、私はピアノはピアニストまゆこちゃんに委ねていたのでした。
キーボードはかずみちゃんに…

SYOさんと出会ってからはさらに…
もう長い長い間、ピアノ放棄状態だったのでした。
でも、ここにちゃんとあるんだ、ピアノ譜。自分で弾こうよ、、、、うん。そうしよう、、、

私のうたを自分で弾き語ろう。
母の歌をつくろう。
もう残された時間は、これまで費やしてきた時間よりうんと少ないのだ。

そして、1回ごとのステージを「確信」をもってうたいたいよ。
私の音楽人生も、実りのとき、収穫のときに差し掛かっている。

音楽のハーベストタイムだ、、、


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コロナに感染してしまった! 

2024-03-05 | よしなしごと



前回記事で、「歩く人、走る人」を投稿してから、「よーし私も歩くぞ~ん♪」
…ということで、順調に楽しく毎日歩いていたのでした。
まあ、ウォーキングとまではいえないくらいちょっとの距離から、これまで車でしか行ったことのないダイソーや、ムーミー(スーパー)などにも歩いていったり、
ストロングを調達するローソンは、ちょっと遠くにまで行ったり…
それも物足りなくなってきたので、いよいよダイソーで軽量のお買い物用リュックを買って、街中まで歩いていくまでになった。



ビーツ


ところが…
ある日、所用で市役所まで歩いて行ったところ、帰りみち、なんだかゾクゾクと熱っぽいぞ。
でも、ここまで来たんだから、ついでに、「サヌキス」でビーツを買って帰ろう…と、さらに足を延ばしたのであった。
でもやっぱりこのゾクゾクはちょっとマズイかも…と思って、適当なバス停で、たまたまバスが来たので、乗って帰って、家で熱計ったら38℃だったのだ。

そして、翌日かかりつけ医に行ったら、まさかのコロナ感染、、、、
終始一貫3蜜を避けまくり、手洗いは30秒以上…などなど、これで完璧!と思っていたのでしたが、、、




一応熱があることをTELで伝えてから予約をして行ったので、問診は電話でしていただき、外(といっても屋内)で待たされ、スピーディーに検査をしていただいて、結果もほどなくお伝えいただき、その後先生が、丁寧な説明に来て下さった。
丁寧といっても長々とではなく、要点を的確に押さえ、昨年5月から、コロナは罹患者を隔離したり、外出を制限するものではない。でも、大変感染リスクは大きいので、不要不急の外出は避けるなどの配慮が望ましい…など。風邪のようなものだから、心配しなくてもよい、でも、容体急変の場合はここへ連絡…などなど。
私は他人伝染して迷惑をかけないように…というのがいちばんの懸案事項だったけど、先生は、まずは患者の私の体だけでなく、メンタルなことについても気遣って下さる対応で、すごく嬉しかった。
先生はいつも優しい。血圧と尿酸値高めで通っているのだけど、いつも優しいし、私の酒量についても正直にお伝えしているのだけど、優しいし、コジマ先生じゃなきゃヤだ。
だから、絶対に私より先に死なないでほしいよ、センセ。


大量の薬を処方していただいて、「外出制限ない」というので、ここはまず、メディカルモールの下ののスーパーで1週間分の食材とストロングを買った^_^;

さて。
前日に買ったビーツで「ボルシチ」を作ろう。
買っておいてよかった。これも、きっと体が求め、体が指令を出したのだ。
鍋いっぱい、約5食ぶん。









ボルシチを作るのは久々なので、一応レシピを検索して、いちばんめんどくさそーなヤツを参考に。
肉は、牛肉なんだけど、部位は時短系のヤツは細切れとか、薄切りとかだけど、じっくり煮込むスネを買ったのだ。
煮込む間に野菜をカットして、「ビーツ」は汗をかくくらいまで蒸し煮にする…。
こんなんこれまでやったことないよ。これで旨味を引き出すのかなーわくわくするな。


これは野菜投入直後


出来上がった「ボルシチ」は、ジャガイモも人参も真っ赤っかで、どれがなんだかわからない。(冒頭の画像)
サワークリームを溶かして味変すると、毒毒ぴんくになって、チョー怪しいけど、色に似合わず、ちょっと爽やか系になる。
そして、ハバネロも少々投入。辛く感じない程度。すると、体がぽっぽっ…となる。
これ5食食べたら、めっちゃ免疫力高まって、倦怠感を残さず、完治できるのでは…!と信じる。





さて。お篭り1週間、LIVEで演ろうとしている自作曲のピアノ弾いたり、4月からの教会の主題聖句の歌作ったり、なかなか音楽的には充実していました。

教会の「今年度の主題聖句」というのは、教会員の思いの結晶のようなもので、
私はSYOさんの所属教会に転籍してて、このたび戻ってきたばかりなのですが、いろんな事情を知っている私にとって、
「これが選ばれたのかー-」と、大変感慨深かったのでした。
毎年自主的に作っているもので、「作ろう」と思うより先に、メロディーが甘露のように流れ落ちてきて、
神さまが天で作曲しているものを私の器で受け止めているだけ…な感じで、私が何かを付け足したり挟み込んだりする余地はないのです。
今年は、輪唱風な感じにできあがりました。
これを会衆の人たちが、「私たちの教会の讃美歌」と思って、喜びいっぱいで賛美してくれたら嬉しいなあ、、、




あと、キリスト教関連では、お篭り1週間、午前中は中川健一牧師の「ハーベストタイムメッセージステーション」の講解メッセージ1回1時間を、4,5本、聴いてました。
かなり以前から、私は中川牧師のメッセージがとっても好きで、毎晩寝る前に聞いて、途中で寝てしまうので、続きを朝起きて聴いているのですが、
聖書時代のイスラエルについて、読むだけでは、モノクロームな世界に感じがちなところを、中川牧師のメッセージは、もうサイケデリックといえるほど、リアルをさらに超えた世界で語ってくださるところがとても好き。
今は、「メシアの生涯」という新約聖書の中から「マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ」の4人の福音を時系列に並べて解説するシリーズを聞いていますが、その前には、「出エジプト記」。
モーセが、400年間エジプトの奴隷になっていたイスラエルの民を率いて、エジプトから脱出し、途中、エジプトの軍勢が追いかけてきて絶対絶命と思いきや、神の導きで海が二つに割れて、そこを渡り、イスラエルの民を救う…という「十戒」の映画は大変有名ですが、私は、その後の、「幕屋の作りかた」などという地味~な箇所のメッセージにも大変感動し、さめざめと泣きながら聞いていたのでした。





コロナと診断されて、すぐに「抗原検査キット」を買いました。
翌日にはすぐに届いたよさすがamazon!
実は3/3にとっても行きたいコンサートがあった。
一部の方からアテにならないというご指摘をいただいたので、陰性となっても暫くはおとなしくしていようと思って、コンサートは諦めました。
しかし前日土曜日、検査の結果はまだ陽性だったのだ。もうすっかり諦めついた。

そして、2日後月曜日、再検査したところ、晴れて陰性となりました。



やった~~~\(^o^)/
これで、お篭り生活から解き放たれる!! うれし~~~!!

このくっきりとした土曜と月曜の検査結果。私はきちんと正確に診断されていると思います。アテになると思います。
今はコロナでなく、フルーが流行しているようなので、土日とか、病院に検査に行きづらいときもあるかと思いますので、一家に抗原検査キットの買い置きオススメします。




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歩く人 走る人

2024-02-13 | よしなしごと

今日ダイソーで買ってきたボヘミアングラスにポテサラを盛り付けてみたかった ただそれだけ



私の周囲、特に同年代の男子には、歩く人、走る人…がとても多いのです。
考えてみれば、近しい人殆どがそうなのであった。


歩く人
 
◇父 
毎日散歩する。 かなりの頻度で屋島山麓に車を停めて歩いて山頂に登る。 我がマンション(8F)には必ず階段で昇降する。

◇パートナーSYOさん(故人)
定年退職後は、自宅近くを探索して、知らない道を見つけるのを趣味としてた。家を出ると最低でも2時間は歩き回っていた模様。
私はそれほど長い間一緒に散歩したことは数回しかないことが悔やまれます、、、

◇KZ氏 高校部活の先輩で某W大グリークラブOB、超美声のうどん探求家。
平均して1日10kmくらい歩く、またそれ以上も平然と歩く人。
この記事を書くきっかけになったのは、彼の「歩くことについて…」をナニゲに漠然と伺ったときの答えに大変共感したからなのでした。(後述)

◇舟田譲二牧師 私の恩人ナンバーワンの方
歩く人になって9年間で歩いた距離は、東京から太平洋を越え、オーストラリア大陸を縦断して南極大陸の南極点まて…くらいとのこと。
彼は、現在も、体の痛みと共存しながら今もなお歩くことで、自然と、この世界そのもの、大いなるいのちそのものと共存していらっしゃると感じます。


走る人

◇六さん Tak父 & 現在も音楽仲間
週に何回かは走っているとのこと。トレッドミルでペース配分もきっちりとして、道路を走るときもランニングの時速で走る。
マラソンや駅伝などの経験もあり。

◇MZ氏 高校の後輩のアルピニストで、うどん探求家。
毎日かは定かではないが、相当なペースで相当な距離を走る模様。コースやペースなど、時々FBにアップされている。

◇K氏 長年私の音楽活動に関わって下さってる人。
毎日、ジョギング程度のペースで数km~10km以上走るとのこと。
ご自宅から主に代々木公園あたりまで、コースを変えたりしながら走っている模様。


ほらね。
ちょっと挙げてみるだけでも、私の本当に身近な人、主要な人たちはみんな「歩く人 走る人」だ。
これ以外にも絶対いるはず。
そうそう、長年レッスンに来て下さっている私の生徒さんのご主人も、徒歩通勤してるって言ってたっけ。まだまだいるはず。
それに対し、女子はダメダメだ…私も含め。


あるとき、歩く人、KZ氏に「歩く」ということについて、それとなーーく伺ってみました。
そして、その理由は…


1 ほかに運動してないのでせめて歩くくらいは
2 年齢的に、普段から歩かないと、だんだん歩けなくなる(自分の親がそうだった)
3 古い時代(江戸時代とか)の東京を思い浮かべながら歩くのが楽しい
4 交通費が節約できる
5 東京にはまだ歩いたことがない未知の道があり、それを発見するのが楽しい


なーるーほーど~~~~
…と、共感しまくった私。


普段は車で通る道 


私の想像だけど、私たちの世代で、歩いたり、走ったりしてる人はきっと少なからず、このような理由で楽しんでいるのではないかなあ。
特に「未知の道を発見するのが楽しい」
これは、SYOさんも言ってた。知らない間に時間が経っているのであって、何時間…とか意識して歩いたことはないとのこと。
東京の人たちが昔の江戸を思い浮かべながら…というのもすごくわかる。
私だったらそうだろうなあ。江戸の地図アプリみたいなのもあるようだし、私だったら絶対使うな。

「痩せよう」とか「足腰を鍛えて健康を維持しよう」なんていう動機では私の場合、絶対に続きません。
30歳のとき「ホノルルマラソンを走ろう」と決心して、トレーニングしたことありました。
「フェスティバル」な感覚だと俄然やる気が出るというものだ。
ジムにも通いました。トレッドミルも、時間とペースを決めて、今日は時速○kmを○分走ったぞー…といって、記録が伸びていくのが嬉しかったり。

しかし、もうマラソンはやりません。
お山も、一時本気で取り組もうとしたのですが、ふらつきが出るようになり、特に下り坂が怖くて、断念しました。(下り階段も実は怖い)

でっ。「未知の道を発見する」
私の動機付けはこれです。
車で通る道も、信号や標識だけしか見ていなかったりするところを歩いてみると、
こんな場所があったのか…などなど発見があって楽しい。
マラソンのトレーニングで玉川上水を走っていた頃も、普段は車で来るレストラン、「こんなところまで走って来たんだなあ…」と感慨深かったり、
それに、八王子10km…なんていう標識を見ると、走って○分…と、つい換算してしまう癖がついたり。

これからは、私もそんな生活をしよう。

ちなみに昨日はdocomoショップにお友達の車で送っていただき、帰りは歩いて家まで帰りました。

よく通る交差点にこんな信号があります。



ナビに誘導してもらったら
「キタチョウ キタミナミショウガッコウキタヲ ニシホウコウデス」
これ、、地元じゃない人の耳には
「北町北南小学校北を西方向です」に聞こえる。ウケまくったので画像撮りました。

今日は、割れたワイングラスの補充にダイソーに行って、コンビニでストロングを買って、肉屋で鶏モモ1枚買って… 
ついでにサイゼリヤまで昼飲みに行こうかと思ったけど、今日はポテサラを作りたかったので、我慢。



ポテトは北海道産の皮のうす~い新馬鈴薯、そのまま調理してね…とのこと、
大きめに切って茹でて、そーっと潰して…というか、殆ど潰さず、オクラ、ニンジン、海老、茹で玉子、キュウリ…
これが私の究極のポテサラなのであります。そして仕上げにはウスターソースをうっす~いティースプーンにひと滴し。

ポテサラ用のキュウリは半分しか残してなかったので、本日おうちランチのカオマンガイの付け合わせはリンゴ。


半分残ってたリンゴの存在忘れかけてたけどこれにてパーフェクト! 


いいじゃーん。こうして、散歩がてらあちこちで買い集めた食材で、なんかうきうきと作る。めっちゃ楽しい


私も「歩く人」になるよ。




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主は与え 主は取られる ハレルヤ

2024-01-27 | キリスト教のこと



私は、SYOさんのことを、「夫」とも書きたくないし、夫であるにもかかわらず謙譲語では書けません。 悪しからずご了承ください。


SYOさんが召されてから今日で3周年。

実は私、2周年なのか3周年なのか、わからなくなっていました。
あまりにも混乱もあり、濃い時間であったので、最初の1年があまりにも長かった。
1周年の前日に、SYO Michael Studio を売却しました。
それも、2年目だったのか…わからなくなっていたほど。

本日のタイトル「主は与え 主は取られる ハレルヤ」は、SYOさんが目の前で息を引き取ったときに咄嗟にくっきりと思い浮かんだ聖句です。
SYOさんと私は、鍋をつつきつつ晩酌しつつ、それからくつろいで横になって「プレバト」を観ていたのでしたよ。

ほんとは、「主は与え 主は取られる 主の御名はほむべきかな。」(ヨブ記1:21)
なのですが、「ハレルヤ」 本当にそう思いました。讃える、賛美する…とのヘブライ語です。


神の臨在を強く感じました。そして「完璧だ」と感動しました。


SYOさんと音楽パートナーとしてのお付き合いが始まって2、3年ぐらい経った頃でしたか、車の中で私はSYOさんに言ったことがあります。
「私のために、ずーっと元気で長生きしてね。」
自分からこんなことが言えるようになるには、私としてはずいぶんと時間がかかったような気がします。
しかし、彼は即座に言いました。

「神さまのみこころのままや。」

うーーっっうっうっ…
私より「神さま」か…
当時クリスチャンではなかった私は、当然TAKAMIのために長生きしよう…と思ってくれてるつもりで言ったのでした。
当然「うん、そうするよ」…とか言ってくれるつもりだったのでした。

でも。
今このとき、神さまが彼を連れて帰られた。
「完璧だ」
と私は強く思ったのでした。
これが「神さまのみこころ」

神さまは、SYOさんをピアニストのままで天国へ連れて帰られたのでした。

数日後に手術のための入院が決まっていて、コロナ禍のさなか、私は病室にお見舞いにも行けない。
それに、退院しても、SYOさんは高齢だし体力も衰え、ピアニストとして復帰できないかもしれない…
退院できないかもしれない…
私は心の中でそんなことを思っていました。

自分の召されるときも神さまのみこころ…と言ったSYOさんは、人生のすべてを神さまの御心にゆだねていたのだなあ。
だけど、一般の人たちから見えるSYOさんという人は、地元ジャズピアニストの大御所であったけど、
無口でものすごく温厚でいい人で、だけど仲良くなるとめっちゃおもしろくて、田村正和のモノマネが得意で、
子供が大好きで、子供たちかも慕われて、いつまでも少年なのでした。
だから息子Takのことを心から愛してくれて、息子が大きくなって一緒に過ごす時間が減ってしまったら、本当に寂しがって、
Takが小さかった頃の思い出をたくさん語るのです。そして次のターゲットを見つけるのです。それはミュージシャン國井類さんの息子さんたち^_^;

誰もが、私が大切な音楽パートナーを失ってこれからどうするのかと心配して下さっていたことと思います。
でも、普通は遠慮してそんなこと直接言わないものだろうけど、
SYOさんが召されてすぐに、「こんな時だけど、これからの音楽活動はどうするんだ?」と私に直接言葉に出して聞いてくれたのは、息子Takの父親、すなわち私の元夫でした。
彼は元夫という以前に、東京時代、一緒に活動していたベーシストであったので、
私の本質的なことを理解してくれていて、まずはそのことについてとても心配して、言ってくれたことはとても嬉しかった。



さて。
思い出を語りましたが、私はこれからの人生を、SYOさんとの思い出に浸ったままで、それだけで過ごしていっていいのか…との思いで、
自分の心身の健康や安全のこと、これからの音楽活動のことなど自分なりに深ーく考えて、
SYO Michael Studio を売却し、自宅マンションをリフォームしました。
混乱の中から、ようやく自分に立ち返ることができました。


最後に、SYOさんが、私が高松に戻ってきて最初のLIVEをご覧になって下さったときの感想とアドバイスを記しておきます。今後の人生の指標として。
まだパートナー関係じゃないときの。

大切な初回LIVEを成功させることができてよかった。
けれども、本当に大切で、大変なのは、2回目、3回目です。
ここで、お客さまを引き付けられるか、離れていくかが決まる。
いちど離れていったお客さまは2度と戻ってこない。
どんなに周囲から良い評価を受けても、謙虚さを失わず、
音楽は一生追い求め、自分を磨き続けなくてはいけません。
ミュージシャンにもいろいろいるけれど、お客様は、もっといろんな方がいます。
周囲の声に振り回されることなく、謙虚に受け止めなおかつ、
自分の音楽を信じて持ち続けていくことが大切です。



これはSYOさんがご自身に対して持っていらした信条でもあると思います。
これからはSYOさんの信仰と音楽を、引き継いでいきたいと願っています。



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令和バラードがつくりたい

2024-01-16 | アーティスト魂



「蜜蜂と遠雷」第1次予選が終了。
これから読んでみようと思ってる方は、以下ネタバレ含みすので、ご注意ください。

2度目なのに、1度目より多分泣きまくっている私。

それぞれのコンテスタントの演奏が終わっての観客の反応なども、超リアルに頭に浮かんでしまって、ここにも泣けるのだ。

そして、初回は、もう風間塵にとにかく夢中になってしまった私は、亜夜とマサルについては、あまり掘り下げていなかったのでしたが、この2人の知音的深い関係もスゴイ。羨ましい。

巷のこの世代の男女が、恋愛とか、それにも満たないようなペラいような関係をやってるときに、こんな深いところで共鳴しあえるのっていいなあ…

…と、マジで登場人物に本気で感情移入しまくれるところまで書き込む作者はほんとにスゴイ。

そして、恩田陸さんと、編集担当者、志儀保博さんとの関係もふっっっか~~~く知音だ。
めっちゃ羨ましい関係。
このお2人は小説の登場人物ではなく、実際のナマミの方々なので、もう、ぐぐぐぅぅぅ~~っと超羨ましくてたまらん。

文庫本「蜜蜂と遠雷」の志儀さんによる解説を読んでると、作者への深いリスペクトと深い愛情がひしひしと感じられます。


さて、読書しつつ、私の新曲も、整えつつあります。
まだまだ先は長い。
私はこの曲を令和のバラードにしたい。
同世代の男女は、みなさん、「昭和回帰」みたいな感じなようですし、カラオケで歌う曲は小学校高学年あたりの「明星」や「平凡」の歌本にあったものとか、セイコちゃん初期や、明菜、伊代などなど。
一方、息子が帰省した折に息子が聴いている音楽は、「時代は流れて今はこうか…」と、感慨深いものがあります。

私の印象としては、ドラムやベースがどどーんと底辺で主張している上に、ギュイーンなギターソロがあって、ヴォーカルはあくまでも飄々と、「ぴゅあ」な歌詞が流れていく感じ。
昭和のドロドロ感、恨み節…みたいなのは全然ない。
時代はとんどん次へ次へと進んでいく。


先日、カッシーと新曲のアレンジについて「音声」したところ、
カッシーに
「そんなに広い部屋なら、まずはPCを部屋の真ん中に設置して、そこで部屋の中のすべてを制御できるようにするべきだ」と言われた。
さらに中央にどーんと2台、スタンドのついたステレオのスピーカーを設置して、日中いちいちイヤフォンやヘッドフォンで、あちこち移動してちまちまと聴かなくてもよい環境にするべき…それが「令和」だろぉ。とも言われた。
PCは隅っこに追いやり、ピアノ下のアンプとレコーダーとマイクからは大変遠いのです。アンプはモノラルだし。


うーーーん。仰るとおり。いいなー、やはり令和の環境で令和の曲を作るべきだな。
…その方向で歩もう。




最近は、牡蠣鍋マイブーム。
何時間もかけてゆるゆるいただいております。

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風間塵くん しばらくぶり♬

2024-01-12 | アーティスト魂



昨年「オカンは絶対にこれを読め」と言って、息子が一冊の本を買ってくれました。

「蜜蜂と遠雷」(恩田陸)

これ、ホントに絶対私が読むべき作品だった。
息子は、「これを読め」とか「観ろ」とか、「聴け」とかいって、いろんな作品を紹介してくるんだけど、
その殆どが「うわーっっ」とツボにハマりまくり、感動してきました。

そして、「蜜蜂と遠雷」は、息子に紹介された中で最高の作品だった。

この1冊の中でどれだけ激泣きしまくったことか。

簡単にご説明させていただけば、これは「ピアノコンクール小説」。
そして、そこに登場するコンテスタント(コンクール出演者)の演奏を、予選から本選まで、たくさんの曲を言葉で表現している描写が素晴らしくて、
私が激泣きしたのも、殆ど、本番の演奏の場面でした。

そして、スポットがあてられている4人のコンテスタントの幼少時や、思春期~青春の時代の描写。
彼らに深く感情移入しまくって、読み終わるのがもったいなくて、先へ先へ読み進めたい気持ちを我慢しまくり、最後までじっくり読みました。

本日から、また2度目を読み始めました。
こんとは、さらにじっくり噛みしめながら、もっと時間をかけて、彼らとの再会を楽しみたいのです。
塵くん、こんにちは、また会えて嬉しいよ…


今年の初夢に、風間塵くんが登場しました。
彼はこの作品のコンクールが終った後、数年後にとある国際コンクールに優勝して、
塵くんと私はハグして芝生をころげまわって喜ぶ…という、なんと嬉しく幸せな夢!
私の人生の初夢としては、最高~~でありましたよ!!
これをお正月帰省中の息子に話したら、
「なんでオカンが塵と知り合いなんだ、年齢差を考えろ!」とか言われたけど、
スマヌが私、歳カンケイないし、夢の中では特に!塵くんも私も20代なようだったし、問題ナシ。




前々回の記事、「昼ワインランチ」で、お友達が貸して下さった「祝祭と予感」

「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ小説なんだけど、上京の折、移動中に読むつもりだったけど、ここはやはり、もう一度本編を読んでからにしよう…と思った次第。
息子も、買ってはいるものの、同じこと言ってたなー。
年末年始からいったん日常を取り戻して、落ち着いてから再読しよう…と思った次第。

息子は、塵くんとSYOさんがオーバーラップしたのだそうだ。
それは私が読後、あとで聞いた話。
私はそんなこと、全く頭になかった。
だって、歳も違うし、クラシックとジャズだし。
でも、SYOさんは一貫して独学でピアノを練習して、全く誰にも師事せずに自分の感性だけでやってきた。
JAZZといえど、日本にそんな人はたぶん殆どいないのではと思う。

クラシックのピアノからJAZZに転向したり、JAZZにもジャズスクールというのがあったり、何かしら、どこかで習う。
SYOさんは一切それをやってこなかった。
自分の感性だけでピアノを弾いてきたのだと思います。
そんな人と、アカデミック系の私が一緒に音楽をやってこれたのは、ものすごく特殊で幸せだったと今になって思うけど、
当時は、そこまで感じることができない私でした。

だから、海外から帰国されたミュージシャンの方などに、「日本人にもこんな人がいたのか…」とか思われていたようだけど、
私は、そんなことはあまり深く考えたことがありませんでした。

いろいろ今になって、感じること、後悔…などもあります。
でも、もうSYOさんの時代は終わりました。

SYOさんが召されたのは3年前。もうすぐ召天3周年になります。
それも、2年なのか、3年なのか、あまりにも混乱が続いてたので、今年で何年なのかもちゃんと把握してなかった。
マジで今、ブログの過去の記事を辿って、あー3年だったか…って本日確認した次第。


でも、少しずつ、いろいろなことが戻ってきて、やっと平常に戻ってきて、次にいくよ。
私、このあとも、音楽人生続は続く。
これが私の生きる道。これ以外にあり得ないのです。





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創作の二律背反…!?

2023-12-29 | アーティスト魂

カッシー宅のレコーディングルーム


私は、自分の作った曲に「解説」をつけたくない。
ライヴのMCでは「この曲はこんな経緯でできました」とか言いたくない。
そんな解説を語ったり書いたりなさるアーティストの方もいらっしゃいますが、
私はそれを読んでから作品を鑑賞するのが、その枠の中に入って見たり聞いたりしなくてはいけないことに、正直とても束縛を感じます。
自分の自由に観たり聴いたり、読んだりしたい。
作者の意図が「正解」とは思わない。

私は、私の歌は、どうとでも自由に感じて受け止めてほしい。

それが、全然私が作る曲の「出発点」でなかったとしても、それは全く違うかたちでその人に受け止められたのだと思うと、それこそがすごく嬉しい。

…とか言いながら、私はこのたびの「新曲」と、「改定した古い曲」についてこれから書きます。
私が書きたいから書くだけなんです。


 
以下画像はカッシー宅滞在中に二人で飲んだり食べたりしまくった記録  まずは温かい白子ポン酢とあん肝


これは、私がずーっとずっとお世話になってる大好きなアーティスト、カッシーとの創作の歴史の一端でもあり、
彼との創作の経緯であり、私の生活の中の創作は、自分と切り離すことができない。

出来上がったものは、もう自分を離れて自由に羽ばたいていくものだけど。


…と、大袈裟な前書きを書いてしまった。

  
ふろふき大根のとろろ昆布かけ   レバーとニンニクのコンフィ



このたびのクリスマスに、私はカッシーにレコーディングを2曲、依頼しました。

1曲は、新曲。
内容は、
「私たちはお互い違う時間の上を歩いていくけど、あなたには、私の見えないところでも幸せでいてほしい
私がどんなに汚れても泥だらけになっても…」
とても久々に作った恋の歌のつもり。
しかし…ここまで歌っていいのか、これって恋じゃなくね?
恋ってもっとどろどろしたり、ジェラシーとか独占欲とか悩みとか、それをため込むととってもツライもんじゃない?
…と、ちょっと正直躊躇あった。

TAKAMIの歌はキレイすぎると言われたたこともあった。
TAKAMIさん、ドロドロ、どよどよの失恋の歌つくってくださいよー…と言われたこともあった。
「そうか、うん」と思って、やってみたこともあったけど、
歌を作っていく過程で、詞はだんだん浄化されていって、何を作っても結局清らかに完成してしまうのだ。
まあ、私の歌はこんなだよ…ってことで、よしとするか、、、、

  
楽天王府   紹興酒と青椒肉絲  おひとり様¥1100で1杯と絶品おつまみ2品 別件で友達と宴やってきたのに飲み足りなかった私



そんな折、ドラマ「JIN-仁-」を久々に観た。たぶん3度め。
きっかけは、このところハマってた「きのう何食べた?」の内野聖陽さんが坂本竜馬役だから…ってことなんだけど。
医療系、タイムスリップ系、幕末系のヤツね。
幕末にタイムスリップした医師の「仁」をそれぞれのかたちで命がけで愛する二人の女性、武家のお嬢さま「咲」と、花魁「野風」。
以前観たときには、私にとってはそこがテーマじゃなかったけど、まさに、仁が未来に帰って、違う時間の中をこれから生きていくそれぞれの運命。
あまりにも無償の愛だ、いや、無償じゃない、自己犠牲だ。自分の創作と重なり激泣きした私。
そうだ、コレでいいのだ、私の恋のうたは。
躊躇は消え去り、確信となった。


   
キュウリのたたき  ネギチャーシュー 味絶品だ! ゼヒ私も挑戦するよ 来年の課題だ!



しかし、カッシーにはこんな蘊蓄は全く関係ない。
「歌詞」は関係ないのだ。ずっと昔から。アプローチが全く別方向からなのだ。
私はカッシーにこの曲を「令和バラードにしたい」と言った。
「令和バラード」とは具体的にどんなものかと言われた。
そういわれてもなー… 私は息子が時折聴かせてくれる曲が、「令和だなあ…」と感じる程度で、それを深く分析なんかしたことがなかった。
そこで、息子にヘルプ!で、令和バラードの音源を送ってくれるよう頼み、息子も協力してくれた。

…とかいろいろあり、カッシー宅初日には、明け方まで、昭和→平成→令和の曲を聴きまくった。
…というより、カッシーが「これでもか!」というほど聴かせてくださいました。
そして、素晴らしかった昭和のヴォーカリストの素晴らしかった曲も聴き、令和の曲とはどういう方向性にあるのか…その方向性もある程度見えてきた。

翌日からラフなアレンジが始まり、私が別件で不在にしている間もカッシーは作業をずっと続けていてくれたり、今回は、年末、クリスマスシーズンということもあり、なかなか2人で一緒にレコーディングに取り組める時間のない中、カッシーはできる限りのことをやって下さいました。


  
豆腐の一口揚げは調味料が1個ずつに丁寧にまぶされていて、それが仄かな梅の香りで薄味で絶妙 これにも挑戦するよ 



2曲めはリニューアル曲。
フラミンゴ初期に作ったもの。
内容は、
「あなたと一緒だったころはあなたしか見えなくてそれが幸せだった
でも、ひとりになった今いろんなものが見える
風の色 雲のうた 囁く木漏れ日たち…」
帰ってきた自分の世界がそれはそれは清らかなのだ。
私はこの歌を「チョイ汚れ系」にしてみたくなった。
帰ってきた自分の世界は、ぬるまったビアジョッキの水滴や、夢に渇く男たちがいて、空気は淀んている
でも、これが本来の私の世界だったんだなあ…
みたいなヤツ。
そのほうがコントラストがくっきりしてていいのでは?
でもやはりこの主人公の心の中はやっぱり清らかだ。

私自身は、全然そんなに清らかじゃないのですけど…
でも、私が求めたり、理想としている世界なのか?
それは私には今もわかりません。

   
蒸し鶏のサラダ  鶏肉の辛い鍋



カッシーはそんな歌詞にもやはり興味がないので、
「コード進行ももソロもちょいエロ系にしてほしい」とお願いした。
前回レコーディングのときに「引き潮」という曲をギターとのデュオにリニューアルしたんだけど、
それが私もすごく好きだったし、好評だった。
めっちゃ失恋の歌だけど、これもやっぱり清らかで、
「エロ清らか」なところがウケたっぽい。




東京最終日、ゴジラ-1 観にいきました。もうお互い別々に予定があって、絶対無理と思ってたけど、長い付き合いの中で、カッシーと初めて映画にいった






そして歌舞伎町の鰻店「うな鐵」にいきました ビール小瓶もいただきました これから真剣にレコーディングの仕上げなので1本だけ



この2曲が、どんなふうに仕上がっていくのか、
まだまだ「あーだ! こうだ!」 という、カッシーと私の攻防は続いていくのであります。




カッシーはものすごく優しくて思いやりのある人です。上の画像は、私が飲み足りなくて自分用にストロングとカッシー用にハイボールを買って帰った日に、
やおら枝豆を焼いてくれた。
枝豆を焼く?
しかもソレには昆布の極細千切りのようなのが入っていて、なんだかわからないぞと怪しむ私は、お箸でどかしながら食べていた。
カッシーのギターの練習の区切りのいいところで、コレ何?と聞いてみたところ、輪切りの唐辛子だとか。
どかしていたヤツを急いでかき集めて食べました。
しかし、私の感じるところでは、生粋東京ネイティヴ男子はみんな優しいのだ親切なのだ。チャキチャキと機転がきくのだ。
関西系四国系男子とは違うのだ。
それが東京ネイティヴの習性で、TAKAMIに特別…ってことではない。

とはいえ、音楽パートナー知音関係のカッシーと私ならでは…てのもちょっとはあるような気もちょっとはする。
これからも、私としては緊張感を保ちつつ、ずっとこんなお付き合いがしたいと心から願うのであります。
「カッシー好きだよ」「あーどうもね」


最後にカッシーほんとにいつもたくさんありがとうね。

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おひとり様食生活6 昼ワインランチ

2023-12-29 | 宅飲み&うちごはん



暫く投稿が滞りました。
クリスマスは東京に行っていました。

知音(と私が勝手にいってるだけ)カッシーとのレコーディング
同窓生音楽部出身、東京昼酒うどんグループとの夜酒うどんの宴や、先輩のクリスマス合唱コンサート…

あまりにも楽しく幸せだったことは、別途ゆっくり書かせていただきます。


さて、遡って、今回はコールセンター時代のお友達とのランチワインの宴。
これも、大好きな「きのう何食べた?」を参考にお友達と2人で準備しました。




私は、レシピ通りに作る…ということが殆どなく、観たり読んだりしたレシピは体にざざっっっとインプットします。あとは勘でめっちゃ適当。
一方、お友達はきちんとレシピ通りに作る人。
まあ、その他、私の雑さと彼女の緻密さ…
何から何まで両極端…といってもいいほどの2人なのですが、このコンビネーションは、ものすごく素敵で私は好きなのです

この日の私の担当は「チキンのトマトシチュー」
「何食べ」の「チキンのトマト煮」からの暴走メニュー。
しかし、最後シュレッドチーズを入れてコクを出すというこのポイントは外せません。





お友達の担当はサワークリームの明太子和え。
これを軽くトーストしたバケットにたっぷり塗るのがたまらん!!
あとは、前回ご招待したお友達からの差し入れ「キャロット・ラぺ」や、生ハムメロン、りんご、チーズ…などなど、
そして、赤ワイン、白ワイン、ゆるゆるとやりました。

彼女は、書道をたしなむアーティストなのです。
経歴は数年…とのことですが、筆で書いた達筆のお手紙を下さったり、私をイメージした色紙を書いて下さったり、
高松中央公園で、ミニチュアの書道セット?で、お1人でその場の空気感を書にして楽しんだり…と、、、
私も、一時はコールセンター時代、1時間のランチタイムに「公園セッション」なるものをやっていました。
彼女も参加して下さったこともあります。同じ職場のお友達や、支店長もいらして下さったことも…
楽しかったなあ…
その同じ場所で、彼女は今、おひとり様で、書を楽しむ時間を過ごしたりもされていらっしゃるというのが、本当に素敵です。
「生活の中のアート」

さらに、彼女とは本や家族やひいては自分自身についての、心の奥ふっっっか~~い領域についての話で、地下水脈で通じるところがあります。
そういう人のこと、彼女はご自身の造語で「魂友」と仰います。

本当に語りまくって、とっても満たされまくりました。

「本」については、お互いに、恩田陸「蜜蜂と遠雷」がとても好きなこと。
そして、彼女は、この日、この本の番外編短編集のような「祝祭と予感」を貸してくださいました。
上京の行き帰りに飛行機やリムジンバスの中で読もうと思ってたけど、それはそれで別世界だったので、手にすることがなかった。
でも、また本編「蜜蜂と遠雷」を再読後、年末年始に読もうと思っています。

それからダメだった本。の話。
村上春樹「1Q84」
ファンの方、ごめんなさい。
私も、若かりし頃は彼は、独特の切り口や文体がすごく好きだったのです。
特に好きだったのは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
他にも結構読み漁った時期がありましたが、このたび、友人が貸して下さった「1Q84」は、最初は彼独特の文体に懐かしさを感じたけれど、
読み進めるうちに違和感をおぼえるようになっていった。
あー私が歳とったからなのかーー
途中で、山が険しすぎて、足が進まなくなるような感じで、先に進めなくなり、本は2冊読んだところでいったん友人にお返しして、残りは、自分で購入してやっとのことで読了しました。
当時、あんなに話題になった作品、短期間でものすごい勢いで増刷されていた…
だけど、今の私がダメだった理由は説明できるけど、この記事を読んで下さっている中には彼のファンの方たちもいらっやるかと思うので、書きません。

ただ、この作品のラストは、私としては、「こうなってほしい」という通りになり、最後までダメだったのではなかったです。

…とか、なんだか話題が逸れてしまっていますが、
そういう話をしながら、のんびりと心ゆくまでワインとともに語れる昼下がりは至福の時間でした。









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おひとり様食生活5 カオマンガイ・夏鍋

2023-12-19 | 宅飲み&うちごはん



先日から書いているように「きのう何食べた?」に深くハマっている私ですが、
とある週には「シンガポールチキンライス」
ついに出た~~~!!
これは、タイでは「カオマンガイ」といいます。
鶏肉をご飯と一緒に炊飯器で炊きこむもの。
私の大好きなメニューのひとつです。
それに唐辛子や生姜、ナンプラー、レモンなどのタレをかけ、パクチーをたっぷり散らしていただくのです。

しかし、前回も書いたように、うちの炊飯器は超小型、1.5合炊きとなってしまっているので、
これでちゃんと炊けるのか!?とちょっと不安だったけど、全然OK!
もう、昔からだいたいのレシピは頭に入ってるので、手が勝手に動く。

炊飯器小には、普通の水加減でお米は食べ切る量を入れて、鶏モモは軽く下味をつけて1枚の半分を入れればよいのです。
タレは、唐辛子、生姜、ナンプラー、レモン果汁、それに砂糖または蜂蜜。
甘味は、これまで思ってたより少し多めのほうが味がまとまることが判明。
「何食べ」では、砂糖が「えーそんなに?」っていうくらい多めに使われますが、
お汁粉やぜんざいに塩少々入れたり、スイカに塩少々かけて食べたりするのの逆で、砂糖少々が味を引き立てたり、まとめたりするんですねー。

冒頭の画像は、「何食べ」のメニューをちょっと真似て、副菜とスープも作ってみました。
スープには唐辛子は使わず、野菜の甘みを出して、唐辛子ひーひーになってしまったときの避難所にするのだ。


タレはお肉全体にかけても、器に浸けて食べても



さて、少し季節は少し戻しますが。
「夏鍋」

おひとり様鍋…というのを私しょっちゅうやります。
今は「牡蠣鍋」がマイブームですが、今年は長い間暑い日が続いたので、どれだけ「夏鍋」やったことか…
材料は、レタス、トマトなどの夏野菜をたっぷり。
生キクラゲ、生葛切り、豆腐などなど…
肉や魚介類は1種類でじゅうぶん。その日に使い切れる量が3割引き~半額になってたら迷わずソレ。


これは息子帰省中にやったのでトマトを拒否られて入ってないし、小鍋でもない


1人のときは小さな1~2人用の土鍋でやります。
そうすると、すぐに煮立つし、すぐに火を止めても暫くコトコトなってるし、カセットボンベ代の節約にもなります。
飲みつつ少しずつゆるゆるマイペースで食べるのにも最適。
でも、最近、カセットボンベもかなり値上がりしたし、そろそろIHクッキングヒーターのほうが節約にはよいのでは…と思う今日この頃。
そしたら、お鍋も買い替えねば。土鍋が好きなんだがなー。それに災害などで停電になってしまったときの必需品だし…

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おひとり様食生活4 intermission 炊飯器・唐辛子

2023-12-14 | 宅飲み&うちごはん

1,5合炊き炊飯器



長年私は5合炊きの炊飯器を使っておりました。
学生時代1人暮らしの頃からです。
当時は製氷機のみの冷蔵庫でしたので、ご飯を冷凍するということはなく、1合を炊いて、まあこんなものと…まあ満足しておりました。
炊きあがりは炊飯器の底にご飯が這っているような状態なのでしたが、まあよしとしておりました。

それからこれまでに、数回買い替えたかと思いますが、常に5合炊きでした。
私はお友達を招いてパーティーをやるのが好きで、学生時代からお寿司や炊き込みご飯はやはりたくさん作りたい…

さて。
いつも5合炊き炊飯器、炊いて余ったものは冷凍保存しておりましたが、
人生紆余曲折、波乱万丈…ついに一人暮らしに戻ったとき、、、
5合炊き炊飯器でご飯を炊いて、最初の1回以外はすべて冷凍保存。レンチンご飯生活…というのに「これ、どぉよ…」と感じるようになりました。




毎回炊きたてのご飯が食べられる1合炊きの炊飯器にそそられ、お弁当箱のような炊飯器を購入しました。
結構長い間満足していたのですが、あるとき蒸気口部分がぽろり…と取れてしまい、美味しい炊きたてが食べられなくなってしまいました。
カレー用には最適な固めのご飯が炊けるですが、せっかく私の理想の炊きたてを所望して買ったのにこれでは悲しいので、
ここは思い切って新しい炊飯器を買いました。
そうそう、1合や1.5合炊きは、お茶碗1杯も美味しく炊けるのです。

ネットで検索して、「味」にこだわって選びました。

私がご飯を食べるのは、昼食です。
夜は飲みモードなので、ご飯はなし。
お昼に、焼き魚や味噌汁やスープ、お漬物…それに炊きたての美味しいご飯でもう満足なのです。
外食ランチも殆どしなくなりました。
かなりの節約生活をしているつもりですが、食生活に関しては、かなり満ち足りています。
「たまには鰻がたべたいなー」と思う以外は。




次に。
私のこだわりは「唐辛子」
生唐辛子、パウダー系…よりどりみどりですわ~~~~

これに関しては、あまり共感して下さるかたはいらっしゃらないかと思いますので、簡単に。
これまでの投稿でも、私が唐辛子が好きなことはおわかりなのではと思います。
唐辛子とは、「辛さ」だけでなく「香り」も、そして「辛さ」の種類もいろいろあります。
パウダー状の唐辛子は、じんわぁ~~~っっっ…と、汗ばむ辛さ。
対して、生唐辛子は、噛んだとたんにピリッと「痛い」というようなダイレクトな辛さ。
どちらもランクとか等級のようなのがあって、自分の限界を把握しつつ、うまー-くお付き合いするのです。

パウダー状の唐辛子を投入した上に、生の唐辛子を刻んでぱらぱら…と散らします。
パウダーの量も、刻む大きさも散らす量も、「限度」をわきまえる。
少なすぎると物足りないし、多すぎると辛さがおさまるまで、大量のキャベツとか人参…などの生野菜を齧り続けなくてはならない。
(そうなのですよ、水や氷でなく、生野菜がよいのですよ。)

でも、本当にこの絶妙な辛さと香りは、えもいわれぬ幸福感をもたらしてくれるのでありんすよ。
何故なのかは自分でもよくわかりません。




息子の高校時代、彼はあるとき、毎日のお弁当はオムライス限定でよい…と言い出し、1年以上、ホントに毎日オムライスを作り続けました。
そして、彼は、オムライスには唐辛子が入っているのが当然…で、「今日は全然辛くなかった」と不平を言われたことも。


当時の唐辛子はこんな感じ


これらはすべて、拙ブログの過去記事に、リアルに記録されております。
彼の唐辛子人生は卒乳の頃から始まっており、ベビー椅子で頭に汗をかきまくって麻婆豆腐を食べていました。
夫婦で辛いメニューの時、息子には、別途辛くないものを特別にお作りしてお出ししたところ、スプーンを放り投げて泣き叫んで抗議したことも、、


それでは、次回はまた料理の記事の続篇を書きます。






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おひとり様食生活3 チキンカリー・火鍋

2023-12-13 | 宅飲み&うちごはん


私の作るカレーは殆どがチキンカリー。
玉葱を炒めクミンやコリアンダー、カルダモンなどを使って作るインド系なのです。
作るとなると、最低でも5人分は作らないと…ということで、いつしか美味しいレトルトカレーを求めるジプシーに…
しかし、好みの味に仕上げる自分で作るカリーのほうがやっぱり好きだ。
5人分作ったら1人で食べ切らなくてはいけない。
実家におすそ分けはできないのです。実家の人たちは、母の作る牛スジのカレーが大好きで、辛さも私のカリーは辛すぎて全然好みが違う。
お友達を招いての宅飲みの時にカリーは作りません。その場合は、チシティ(スリランカ・インド料理店)のテイクアウト。

パキスタン・インド料理 チシティ

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思えば本当に長い間インド系チキンカリーというものを作っていなかった。
SYOさんも息子も「フツーのカレー」が好き派。
私は、カレーのルゥを使って箱に書いてある「作り方」通りに作ったものは結構苦手なのです。
私には調味料のアミノ酸系が強すぎるのです。
でも、仕上げにルゥ2かけほどを入れて味を整えると、すごくいい感じ。
そういえば、「きのう何食べた?」でシロさんが作ってたシチューも赤ワインで牛肉を2時間煮込んだり、野菜も時間をみて順番に入れたり…など
「うんうん、わかるよー」と共感しつつ観て、最後にシチューのルゥを2かけほど投入して味を整えるあたり、
もう、私にとってはパーフェクトだったな。はやく作りたい。

では、チキンカリーに戻ろう。さあ作ろう。
昔は、「玉葱を2時間、あめ色になるまで炒める」というのを忠実にやってたこともあったのだ。
でも、前出の「チシティ」のカウンターでキッチンの様子を眺めていたら、全然あめ色じゃなく、
ペースト化した玉葱は軽くキツネ色になる程度に炒めてる。それも次から次へ。
コレだ。アジア系のカリーはこれでいいのか! と。

スパイスは、「適当」。これも、以前はインド料理の本をお手本に忠実に作ってたこともあったけど、
今や好みの香りに整えつつ、ほんとにチョー適当。
でも、やっぱりカリーを作るのは楽しい。
5食は、全然飽きることなく美味しくいただきました。
ナスやインゲンを揚げて追加したりなどして。
画像のみどり色は生の唐辛子輪切り。これを齧るとぴりっ!という刺激が私はとっても好き。
どこまでも「私の専用」カリー

そうそう、「カルダモン」は、いつのまにかめちゃくちゃ値上がりしてて、気軽に使えなくなってしまったなあ…






そして火鍋。
これはさすがにおひとり様ではできません。
お友達をお招きしたとき。
…というか、お友達が「火鍋」のスープを持ってきてくれて、ラムの火鍋、やりました。
ニンニクや生姜、その他スパイスがふんだんに入っていて、ワイルドの極致!
こちらは、「ぴりっ」ではなく、じんわりと身体に浸みていく辛さです。
ラムは肉屋さん(肉のヒガシハラ)でしゃぶしゃぶ用にスライスしといていただくのです。
野菜は、普通の鍋とほとんど同じ。

焼肉のときも、各種ホルモンや、牛肉各部位を少しずつ、焼肉用スライスを予約しとくと、すぐに買えます。
こればかりはスーパーでは叶わないワガママです。お肉屋さんならでは。次回ベランダ焼肉、楽しみだなあ…

オリーブ牛の肉のヒガシハラ / TOPページ




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おひとり様食生活2 ベランダ焼肉・トマトシチュー

2023-12-10 | 宅飲み&うちごはん
   



あるとき、焼肉を家で食べたくなって、お友達をお招きすることにしてみました。

しかし、私は焼肉コンロというものを持っておらず、近日中に煙の少ない焼肉コンロを買おうとは思ってたところだったんだけど、
お友達が、家にある焼肉コンロを持ってきてくれることになり、部屋が煙で充満しないよう、ここはまずベランダでやろうということに…

うちは角部屋なのでベランダは2つあるのです。
しかし、やはり広いのは洗濯物を干すベランダ。
6畳分のブルーシートを縦半分に折って敷いた上に、コタツテーブルを置いて、座布団敷いて、床に座って焼肉やりました。

楽しかった~~よかった~~~

床に座って食べる…なんて、このところ全然やってなくて、くつろぎまくり、
途中で寝そべったりもしたし…
すると、なんかベランダが隣の和室から続く「一部屋」になるんだ。
あまりにも気持ちいいし、夜空が空気ごと専有空間になるし、、、
SYOさんのウッドデッキではやろうとも思いつかなかった寝そべり空間。


実はこれがきっかけでリフォームしようという流れになったのでした。
物干し用ベランダは、私のベッドルームを通ってしか行けないので、よほど気の置けない人しかお招きできない。
それでも、お招きするときには、自室を片付けまくらなくてはいけない、、、

もちろん、焼肉だけじゃなくて鍋も。
気取らず、床に座って気持ちよくなったら寝そべる…ってのがベランダ極上体験だったのだ。

その後煙の殆ど出ない焼肉コンロ買いました。冒頭の画像は煙の少ない「やきまるⅡ」
春になったらまたベランダで活躍です。


さて。
次は「きのう何食べた?」の「チキンのトマト煮」バリエーション。
一度レシピ通りに作ってみようとしたら、フライパンがもうダメダメで、IHではオリーブオイル少々で鶏モモが焼けない。
ついに数年使ったフライパンを買い替えることに…
このフライパン、結構高かったんだがなー。
でも、外側の焦げがこびりついて全然落ちない、よくここまで使い込んだもんだ。


手前が新しいフライパン 


買い替えたフライパンは、値段は以前のものの1/3以下だけど、滑る使い心地が気持ちいいよ~~
余談ですが、Guitarカッシーはフライパンで炒め物とかしょっちゅうやってるようで、フライパンの話では盛り上がりまくりました。
あと、家電(カデン…洗濯機や掃除機etc.)の話でも最近たいへん盛り上がる。
私にとってカッシーは知音アレンジャーのハズなのに、ナゼここで盛り上がる!? でも、音声終わるとナンカ充足感ありまくるなー。


チキンのトマトシチュー


このレシピは、最後にピザ用チーズを入れてコクを出すところがとってもお気に入り。
それに唐辛子も投入します。
どんどん、もとのレシピからは遠ざかってしまうなあ…

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おひとり様食生活1 油淋鶏・豆乳鍋

2023-12-07 | 宅飲み&うちごはん



料理好き(得意ではない)であった私ですが、おひとり様になってから、超絶節約生活をしており、
食生活もいろいろと変わりました。

まず「買いだめ」は全くしなくなりました。
毎日スーパーやコンビニに行って、その日に必要なものだけ買う。
ナスを3本、ピーマン5個パックを買っても、1日で使い切らず、毎日同じものを食べるのもイヤだし、
そのうちしなびて全然美味しくなくなるし…ということは避けたいと思って、おひとり様用カット野菜や、コンビニのパック総菜もまーまーイケるかな…などど。
そして、カレーも、いちど作ったら最低でも5食分。冷凍してるうちに忘れるし、、、
ですので、レトルトカレーの美味しいものを探すジプシーになったり、、、

しかし、やはり、どんなレトルトカレーより、自分で作ったほうが絶対美味しいのだ。
人の評価はおいといて、、、
スパイスを適当に調合しまくった私の作るカレーは、子供だった息子には評判よくない。俺はフツーのカレーが好きだと申すのです。


しかし最近「きのう何たべた?」https://www.tv-tokyo.co.jp/kinounanitabeta2/がとっっっても好きで、シロさんがケンジの健康に気を使いながら楽しく料理をするシーンがすっっごく良くて、
どでもこれも作りたくてたまらなくなるのです。
結構簡単で、レシピも、大さじ小さじは最低限しか登場しなくて、手順を見てるだけである程度インプットできる。
心の奥底に沈殿していた料理欲がもわぁ~~~っっっと浮かび上がってくる。




それで最近はいろいろ作っております。
お友達が来てくれるときの為の試作品…と思うと、お1人様ランチも意欲が湧くってもんだ。

でっ、これからランダムに、順不同で、最近作って美味しくて嬉しかったものなど、ご紹介したいと思います。

冒頭の画像は、「油淋鶏」


下ごしらえ中


これは、作ったことなかったので、「なに食べ」レシピどおりにやってみました。試作品だけど、大成功で嬉しかったなあ、、、
ただし、パクチー投入、唐辛子は生ハバネロも混入…となりました。





豆乳鍋


リフォームが完成して最初にご招待したお友達とは、彼女のリクエストで「豆乳鍋」やりました。
これは、東京時代、新宿オペラシティの高層階の豆腐料理店でとっても好きだったものを模したものです。
濃い豆乳の鍋の表面にできる湯葉を絡めながら食べるもの。
そして、最後には鍋ににがりを入れてゆるめの豆腐をつくり、ごはんにかけて「豆腐丼」にして食べるのです。



翌日の豆腐丼


一晩でここまで至らなかった。
豆腐丼は、翌日ひとりで美味しくいただきました~~~

ぜひいつか、名月や、詰田川の夜景を見ながらの「豆乳鍋」やりたいな。
オペラシティととは全然違った風情があるよ


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