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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

南北関係は戦時状況に突入 北朝鮮が声明発表 (聨合ニュース)

2013年03月30日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
 南北関係は戦時状況に突入 北朝鮮が声明発表
聨合ニュース2013/03/30 10:44 KST


【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は30日、「政府・政党・団体特別声明」を発表し、「今から北南(南北)関係は戦時状況に入り、北南間で提起される全ての問題は戦時に準じて処理される」と明らかにした。朝鮮中央通信が伝えた。

 声明は、決戦の最終時刻が来たとした上で、「朝鮮半島で平和でもなく戦争でもない状態は終わった」と主張した。

また、「米国と傀儡(かいらい)ども(韓国)が軍事的挑発を起こすなら、それは局地戦に限定されず全面戦争、核戦争に広がることになる。われわれの初打撃に米国本土、ハワイ、グアムが溶け落ち、南朝鮮(韓国)駐屯米軍基地はもちろん青瓦台(韓国大統領府)、傀儡軍基地も同時に焦土化される」と威嚇した。
 さらに「われわれの祖国統一大戦は3日大戦でもなく、米国と傀儡好戦狂らが思いを直す間もないまま瞬時に南朝鮮全地域と済州島まで焼け崩れる稲妻のような速戦速決戦、天と地、海はもちろん前方と後方の区別がない立体戦となるだろう」と明らかにした。

 声明はまた、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が緊急作戦会議を招集し、戦略ミサイル打撃計画を最終的に検討し、承認したと明らかにした。その上で、「元首様(金正恩)の重大決心は米国と傀儡どもに対する最終警告であり、正義の最終決断だ」と強調した。

 また、「金正恩時代には全てが異なることを正しく知るべきだ。敵対勢力は朝鮮(北朝鮮)がない地球は存在できなという白頭霊将の意志と度胸、恐ろしさを身震いするほど味わうことなるだろう」と警告した。


米空母、中東から移動 対北朝鮮、軍事的圧力 (時事通信)

2013年03月30日 | 東アジアニュース
 北朝鮮が韓国と米国へ挑発すればする程アメリカ軍は圧倒的軍事圧力で北朝鮮を圧殺し消滅させようとしている動きがなんとも皮肉です。

米空母、中東から移動 対北朝鮮、軍事的圧力か 不測の事態警戒も
時事通信 2013/03/30-05:54)

 北朝鮮が韓国、米国への挑発の度合いを強める中、米海軍がアラビア海などで展開していた空母「ジョン・C・ステニス」を、インド洋や西太平洋を担当する米海軍第7艦隊の管轄エリアに移動させたことが30日、分かった。北朝鮮に軍事的圧力をかけ、挑発を抑止する狙いがあるとみられる。
 在日米軍によると、「ステニス」は米第5艦隊が管轄する中東周辺海域で約5カ月にわたり対イラン警戒活動やアフガニスタンでの対テロ戦の任務に就いていたが今月26日、第7艦隊の管轄海域に到着。戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットや早期警戒機E2Cの発着艦訓練を実施している。インド洋付近を航行中で、西太平洋での活動海域は国防総省と協議して決めるとみられる。
 第7艦隊はステニスが移動した理由について「同盟国や友好国との訓練を通じてアジア太平洋地域の安定を促進させるため」としている。


中国に対抗措置 サイバー攻撃警戒で調達制限 (時事通信)

2013年03月30日 | 米中紛争と東アジア
中国に対抗措置 サイバー攻撃警戒で調達制限 米 (抜粋記事)
時事通信 2013/03/29-16:08)

 オバマ大統領は26日、暫定予算の延長法に署名。同法には、航空宇宙局(NASA)や司法省などがIT機器を調達する際、中国の所有する事業者によって製造された装置に関して「サイバースパイ活動や破壊工作の危険」がないかどうか事前に調査しなければならないとの条項が盛り込まれた。
 米政府はまた、ソフトバンクによる米携帯通信サービス3位のスプリント・ネクステル買収について、中国メーカーの機器を使わないことを事実上の条件に承認する方針とされる。
 
 一連の動きの背後には、中国のサイバー攻撃を懸念する産業界や議会の声がある。米セキュリティー会社は2月、米企業などを標的にした攻撃に中国人民解放軍が関与している可能性が高いとする報告書を公表。下院情報特別委員会も2012年の報告書で、安全保障上の脅威を与える恐れがあるとして、中国の通信機器大手2社の製品を政府のシステムから排除するよう求めた。
 
 このためオバマ大統領は「中国に対し、国際規範や国際法に従うよう求めると明確に伝えてきた」と強調し、14日の電話会談で習近平中国国家主席に問題を提起した。直後に訪中したルー財務長官も、中国側に対応を求めている。
 これに対し、中国側は「インターネットの安全を口実に中国企業を排除するやり方だ」(外務省の洪磊・副報道局長)と米政府の調達制限を批判。立場の違いは解消されていない。