アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

南鳥島沖のレアアース-資源化、より有望に (時事通信)

2013年03月21日 | 日本経済とイノベーション
超高濃度、海底下数メートルに
南鳥島沖のレアアース-資源化、より有望に
時事通信 2013/03/21-16:25)

 東京大と海洋研究開発機構は21日、2012年に南鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域(EEZ)内の海底で発見されたレアアース(希土類)が、海底面から数メートルの比較的浅い場所に超高濃度で分布していることが分かったと発表した。濃度は中国の陸上鉱床の10~30倍、推定埋蔵量は日本の消費量の数百年分に達するといい、研究チームの加藤泰浩東大教授は「想像を絶する濃度のものが海底面近くにあるのは日本にとって大きな福音だ」と述べた。

 東大と海洋機構は今年1月、南鳥島付近のレアアースの分布を調査。南鳥島の南方約200~250キロにある水深約5600メートルの海底から採取した泥を分析したところ、1地点では海底下約3メートルで約6600ppm、もう1地点でも同約8メートルで約5000ppmのレアアースが含まれていた。

 海底泥のレアアース含有量では、南太平洋のタヒチ島沖で約1500ppmという記録があるが、今回の濃度はこれを大幅に上回る。海底下10メートル以内の比較的浅い地点に分布していることも、採掘面では有利だという。


北朝鮮が在日米軍基地狙うと警告 (ロイター)

2013年03月21日 | 安全保障と東シナ海紛争
北朝鮮が在日米軍基地狙うと警告、米韓軍事演習への反発強める(抜粋記事)
ロイター 2013年 03月 21日 14:27 JST

 [ソウル 21日 ロイター] 北朝鮮は21日、挑発されれば日本とグアムの米軍事基地を攻撃すると警告した。同日には空襲を想定した訓練も実施、米国と韓国の合同軍事演習への反発を一段と強めている。
前日は金正恩第1書記が無人攻撃機による攻撃訓練を指揮している。

 北朝鮮は、国連安全保障理事会が同国に対する制裁決議を全会一致で採択したことを強く非難。さらに、今回の米韓合同軍事演習の一環で、米爆撃機が朝鮮半島上空を飛行したことに強い不快感を表明している。

 21日付の朝鮮中央通信(KCNA)の報道によると、北朝鮮軍司令部のスポークスマンは、挑発があれば攻撃する、と表明。「B52爆撃機が離陸するグアムのアンダーセン米空軍基地、日本国内で原子力潜水艦が配備されている場所や沖縄の米海軍基地が、われわれの精度の高い攻撃装置の射程にあることを忘れないよう米国に忠告する」と述べた。

KCNAは「無人攻撃機は韓国を標的として配備されている。敵のいかなる標的に対しても高度に精密な攻撃を行うことができる」とした。


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対北制裁 韓米、積極推進で一致 (朝鮮日報)

2013年03月21日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
対北制裁 韓米、積極推進で一致 (抜粋記事)
朝鮮日報 2013/03/21 08:30 パク・スチャン記者

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 コーエン財務次官一行は20日朝に企画財政部で崔鍾球(チェ・ジョング)国際経済管理官(次官補)に会い、午後には外交通商部の金奎顕(キム・ギュヒョン)次官、林聖男(イム・ソンナム)韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長らと面会した。

 韓国政府の当局者によると、コーエン財務次官一行は国連安全保障理事会決議第2094号を履行する方策について、韓国側と意見を交換したという。今月7日に採択された国連安保理決議第2094号は、北朝鮮の核兵器や大量破壊兵器(WMD)開発に使用される恐れのある資金の移動などを禁止している。一行はまた国連制裁とは別に、米国が独自に行っている北朝鮮への金融制裁についても説明した。この問題について、韓国政府の当局者は「国連決議に実効性を伴わせるため、韓米両国は朝鮮貿易銀行など北朝鮮の主要な金融機関に対して強い制裁を加え、北朝鮮の資金源をストップさせる必要があるとの点で一致した」と述べた。

 コーエン財務次官は韓国側に対し、イランに対する制裁にも積極的に協力するよう求めた。一行はこの日午後2時、イラン産原油の輸入代金決済口座を管理するウリ銀行を訪問。頭取や外国為替担当役員と会い、イラン制裁に向けた協力要請事項について説明した。




尖閣有事へ共同作戦計画 日米が本格検討開始へ (時事通信)

2013年03月21日 | 日米同盟と日本の安全保障
尖閣有事へ共同作戦計画=日米が本格検討開始へ
時事通信 2013/03/21-10:20)

 【ワシントン時事】日米両政府は沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国の武力行使を想定した共同作戦計画の策定に向けた協議を本格化させる。ハワイで21、22日に開かれる自衛隊トップの岩崎茂統合幕僚長とアジア太平洋地域を管轄するロックリア太平洋軍司令官による定例会合で検討を開始する。
 
冷戦期に旧ソ連の侵攻を念頭に置いた共同作戦計画がつくられたが、特定の地域に対象を絞った日本有事の際の計画を定めるのは初めて。周辺事態に関しては、朝鮮半島有事や台湾海峡有事のための相互協力計画がある。 
 
中国海軍艦艇が今年1月に海上自衛隊護衛艦に射撃管制用レーダーを照射していたことが発覚したのを受け、尖閣諸島周辺での武力衝突に対する懸念が日米双方で高まったのが背景にある。策定には数カ月かかる見通しで、必要があれば改定していく。
 
関係者によれば、陸海空の3自衛隊が中心となり、沖縄に駐留する海兵隊など米軍が支援する形で防御や奪還のための作戦を展開するのが基本的な考え方。中国側の兵力など諸条件に応じ、局面ごとの共同対処要領を定める。計画は最高機密として公表されない。
 
オバマ政権はこれまで、尖閣諸島は対日防衛義務を定めた日米安全保障条約の適用範囲内にあるとし、1月には当時のクリントン国務長官が「日本の施政権を害そうとするいかなる一方的な行為にも反対する」と表明している。尖閣有事に備えた具体的な計画策定に進むことで、防衛義務を履行する姿勢を一段と鮮明にする意図があるとみられる。


2月貿易収支は7775億円の赤字 (ロイター)

2013年03月21日 | 日本経済とイノベーション
2月貿易収支は7775億円の赤字、8カ月連続の赤字 (抜粋記事)
ロイター 2013年 03月 21日 09:21 JST

[東京 21日 ロイター] 財務省が21日に発表した2月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は7775億円の赤字となった。赤字は8カ月連続。輸出は世界経済の持ち直しや円安が押し上げ要因として働く一方、中国の春節休暇がマイナスに寄与した。輸入は円安による燃料価格の高止まりなどが響き高水準を維持したとみられ、貿易赤字基調が続いている。

 輸出は前年比2.9%減の5兆2841億円、2カ月ぶりに減少。有機化合物(32.0%増)が増加した。一方、自動車(5.3%減)、金属加工機械(23.9%減)などは減少した。
 輸入は同11.9%増の6兆0615億円、4カ月連続で増加した。輸入額の水準は2月としては第1位だった。増加品目は、原粗油(12.3%増)、液化天然ガス(19.1%増)、衣類・同付属品(47.4%増)などだった。

 中国向け輸出は同15.8%減だった。2カ月ぶりの減少。有機化合物(44.1%増)が増加する一方、自動車は54.1%の大幅な減少となった。半導体等電子部品も19.6%減少した。

 米国向け輸出は前年比5.7%増で2カ月連続の増加。

 一方、欧州連合(EU)向け輸出は前年比9.6%減となった。減少は17カ月連続。


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中日韓FTA交渉が今月末に始動 日本の姿勢が全局に影響 (人民日報)

2013年03月21日 | 東アジアニュース
中日韓FTA交渉が今月末に始動 日本の姿勢が全局に影響 (抜粋記事)

「人民網日本語版」2013年3月21日
 08:31 Mar 21 2013

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経済的利益を阻む政治的障害

 中日韓FTA交渉の一刻も早い推進こそが、最も3カ国の利益になるというのが、現在東アジア地域共通の認識だ。交渉の本格的な始動は、少なくとも3カ国に十分な政治的意欲があることを物語っている。

 沈報道官は「中日韓は共に東アジアにおける重要な経済国であり、緊密な経済・貿易協力関係にある。FTAのできるだけ早い締結が、3カ国にとって共通の利益であり、地域の平和・発展の促進にもプラスだ」と指摘した。

だが3カ国交渉は非経済分野で多くの困難にも直面している。中日関係、韓日関係は最近良くなく、歴史問題や領土紛争などデリケートな問題がひっきりなしに起きている。これは東アジア自由貿易圏の構築にとって試練だ。

 対外経済貿易大学の趙忠秀副学長は「交渉自体の経済的問題を見ると、3カ国は7年の長きにおよび各国政府の下でフィージビリティスタディを行い、すでに様々な可能性について検討し、技術的問題をほぼ予測し終えている。互いに熟知した古くからの友人でもあり、鍵となるのは、いかにして各自の国内政治勢力のバランスを取り、各自の駆引きのバランスを取るかという問題だ」と指摘した。

 
日本の姿勢が全局に影響

中略

「北東アジア地域では中日韓FTA交渉は二国間交渉よりも困難だ。中韓が現在進めているFTA交渉は、中日韓交渉より早く妥結するかもしれない。中韓交渉は2012年5月に始まったので、2013年末には妥結したい」と申氏は指摘。「中韓FTA交渉が妥結すれば、中日韓交渉妥結の可能性も少し高まるかもしれない」と述べた。

 日本はかつて、日本が主導し、韓国がそれに続き、さらに中国が続くという雁行型の東アジア経済構造を提唱した。だが韓国は産業の発展に伴い、ハイテク、電子分野で徐々に日本に追いつき、追い越した。中国も徐々に大市場の強みを備えるにいたり、日本は脇へ追いやられている。このため日本は最も望んだ投資協定締結後、FTA交渉始動の意欲が事実上減退している。

 「FTA交渉が始動すると、相互利益を最大化できるのは中韓両国で、日本は米国主導のTPP参加という制約に直面する」と趙忠秀氏は指摘した。

中国首相、米財務長官と会談 経済協力強化で一致 (時事通信)

2013年03月21日 | 東アジアニュース
中国首相、米財務長官と会談 経済協力強化で一致
時事通信2013/03/20-22:48)

 【北京時事】中国中央テレビによると、中国の李克強首相は20日、北京訪問中のルー米財務長官と会談した。李首相は「両国関係は転換の重要時期にあり、小事にこだわらず、戦略的・長期的な観点で接し合うべきだ」と表明。「世界経済は依然脆弱(ぜいじゃく)で、国際社会は経済問題を最優先に解決していかなければならない」と述べ、両国協力の重要性を強調した。
 ルー長官は「国際ルール策定に際し、さまざまなメカニズムを通じて中国と協力していきたい」と表明。地球温暖化対策などでの協力強化に期待感を示した。


中国の太陽光パネル大手が破綻 サンテックパワー (共同通信)

2013年03月21日 | 中国バッタ屋経済の終焉
 ザマァ見ろ!中国の夢(バブル)崩壊が始まった!

中国の太陽光パネル大手が破綻 サンテックパワー
 【共同通信47news 2013/03/20 22:06】
【上海共同】20日の新華社電によると、太陽光発電パネルの世界的な大手、中国のサンテックパワーが経営破綻した。世界的に太陽光パネルの市況が悪化した影響で、経営難に陥っていた。

 サンテックは資金繰りが行き詰まり、15日に期限を迎えた5億4100万ドル(約520億円)の転換社債の償還ができなかった。中国紙によると、本社がある江蘇省無錫市の当局と再建策を協議しているという。

 サンテックは2010年に太陽光パネルの生産量で世界首位を達成。ただ主要市場である欧米での景気悪化や欧州諸国による購入支援策の縮小が響き販売が振るわず、利益が上げにくくなった。